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2017年の福岡ソフトバンクホークス

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2017年の福岡ソフトバンクホークス
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2017年の福岡ソフトバンクホークスでは、2017年シーズンについての福岡ソフトバンクホークスの動向をまとめる。

概要 成績, 日本S ...

この年の福岡ソフトバンクホークスは工藤公康監督の3年目のシーズンであり、2年ぶり20度目のリーグ優勝と2年ぶり8度目の日本一に輝いたシーズンである。チームスローガンは「1ワンダホー!」。

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開幕前

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2016年は首位を独走していたが、主力に故障者が相次ぎ失速すると、北海道日本ハムファイターズに11.5ゲーム差をひっくり返され、レギュラーシーズンは2位に終わった。

ドラフト会議では、創価大学田中正義を1位で獲得[1]。田中含め10人(投手3人、捕手1人、内野手3人、外野手3人)を獲得した。

前年は野手総合巡回コーチというポストがあり、関川浩一が務めていたが、全く機能してなかったこともあり廃止され、関川も一年でコーチを解任された。

2月11日に前千葉ロッテマリーンズアルフレド・デスパイネを獲得し、3年契約を結んだ[2]

オープン戦では10勝5敗3分で2位だった[3]

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開幕後

要約
視点

4月1日、シーズン前に MLBシカゴ・カブスとマイナー契約し、キャンプ参加していたもののシーズン開幕前に放出されていた川﨑宗則と1年契約を結ぶ。川崎にとっては6シーズンぶりのNPBおよびホークス復帰となった。

5日に一度は首位タイとなったものの、武田翔太和田毅と先発投手に故障が相次いだことや、松田宣浩が打撃不振に陥った影響で同月中旬には5連敗を喫し、首位を独走する楽天に最大5ゲーム差をつけられ、同月終了時には13勝12敗で4位だった。5月は18勝7敗と大きく勝ち越して2位に浮上し、以降は楽天と首位争いを繰り広げるようになる。

5月末から始まったセ・パ交流戦では、広島と並ぶ12勝6敗で交流戦史上初の3年連続最高勝率を記録、直接対決で広島に勝ち越したためソフトバンクが優勝となった。首位争いをしていた楽天が交流戦10勝8敗だったため、僅かながら首位との差を縮めた。また5月31日の中日戦で、育成選手から1軍に定着した石川柊太が1軍初先発初勝利を挙げ、その後先発に定着した。

6月に入り、打率.363、本塁打12、打点31と絶好調だった柳田悠岐が1年9か月ぶりの月間MVPを獲得。

リーグ戦再開後、5カード連続で勝ち越し、7月7日対日本ハム戦の勝利でシーズン初の単独首位となるも、2日後にはゲーム差-0.5ながら勝率で楽天に首位を明け渡し、直後の楽天との直接対決2連戦で連敗、再び差を広げられ、オールスターゲーム前は首位楽天に1.5ゲーム差の2位となる。7月の月間通算成績は15勝5敗と好調だったものの、楽天も好調かつ直接対決で負け越したことが響き、首位奪還はならなかった。

7月は東浜巨が3勝、防御率1.33で月間MVPを獲得、また育成選手として入団し、6月末に初めて1軍登録されたキューバ出身のリバン・モイネロが中継ぎとして活躍した。

8月に入り、1日の試合でサヨナラ本塁打を打たれシーズン2敗目を喫したデニス・サファテが、「先発投手がこれだけ連続で早いイニングで降りていたらそのツケはこっちに回ってくる。先発投手はそのツケを感じとってほしい」と異例の苦言を呈する[4]。そのサファテは、7月8月と2か月連続で月間11セーブを記録、8月には月間MVPを獲得した。

8月前半は楽天と首位交替を繰り返すが、8月15日に再度首位浮上して以降は首位を堅持、9月1日にマジックが点灯した後は一度も消滅することがないまま、9月16日の埼玉西武ライオンズ戦(メットライフドーム)で2年ぶり20回目(ソフトバンクとしては4回目)のリーグ優勝を達成した。

サファテが日本記録となる54セーブを達成し、シーズンMVPに選出された。

クライマックスシリーズでは、シーズン3位からファーストステージで2位西武を破った楽天と対戦、初戦に東浜、2戦目に千賀滉大を先発させながらいずれも1点差で落とし、アドバンテージを含めて1勝2敗、かつ過去のパシフィックリーグ・クライマックスシリーズの統計からすれば日本シリーズ進出確率0%という状況に追い込まれたものの[5]、第3、4戦でいずれも中村晃の本塁打が決勝点となり逆転勝利、第5戦は7-0で快勝し、2年ぶりの日本シリーズ出場を決めた。また内川聖一はクライマックスシリーズにおける4試合連続本塁打、5試合連続打点の記録を樹立、クライマックスシリーズMVPを獲得した。

日本シリーズでは、シリーズ初対戦となるセントラル・リーグ3位の横浜DeNAベイスターズと対戦、3連勝の後2連敗を喫し、第6戦でも9回表までリードを許す展開ながら、内川が山﨑康晃から同点本塁打を放ち延長戦となり、9回から登板したサファテが来日後最長となる3イニングを投げ抑えた後、延長11回、川島慶三の右前適時打でサヨナラ勝ち、2015年以来2年ぶり8回目(ソフトバンクとしては4回目)の日本一となった。また第6戦に勝利し、2011年の日本シリーズ第7戦から続く福岡ヤフオク!ドームにおける日本シリーズ主催試合での連勝が9となり、パシフィックリーグ最多記録(日本プロ野球では巨人の10連勝に次ぐ2位)となった。

サファテがシーズンに続き日本シリーズでもMVPを獲得、救援登板のみでの獲得は1982年の東尾修(西武)以来2人目、外国籍投手としてのMVP獲得も1964年のジョー・スタンカ(南海)以来53年ぶり2人目であった。

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チーム成績

レギュラーシーズン

さらに見る 開幕, 5/2 ...
さらに見る 順位, 4月終了時 ...

[注 1]

2017年パシフィック・リーグ成績
順位球団勝率
優勝福岡ソフトバンクホークス94490.657--
2位埼玉西武ライオンズ79613.56413.5
3位東北楽天ゴールデンイーグルス77633.55015.5
4位オリックス・バファローズ63791.44430.5
5位北海道日本ハムファイターズ60830.42034.0
6位千葉ロッテマリーンズ54872.38339.0

セ・パ交流戦

日本生命セ・パ交流戦2017 最終成績
順位球団勝率
1位福岡ソフトバンクホークス1260 .667優勝
2位広島東洋カープ1260 .6670.0
3位埼玉西武ライオンズ1071 .5881.5
4位阪神タイガース1080 .5562.0
5位東北楽天ゴールデンイーグルス1080 .5562.0
6位オリックス・バファローズ1080 .5562.0
7位横浜DeNAベイスターズ990 .5003.0
8位中日ドラゴンズ990 .5003.0
9位北海道日本ハムファイターズ8100 .4444.0
10位読売ジャイアンツ6120 .3336.0
11位千葉ロッテマリーンズ6120 .3336.0
12位東京ヤクルトスワローズ5121 .2946.5

[注 2]

クライマックスシリーズ

さらに見る 勝者:福岡ソフトバンクホークス ...

日本シリーズ

さらに見る 日付, 試合 ...
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入団・退団

シーズン開幕前

本節では、前レギュラーシーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関係又は芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。

さらに見る 支配下選手, 登録 ...
さらに見る 育成選手, 登録 ...
さらに見る 育成再契約, No. ...

[6]


シーズン開幕後

本節では、本シーズン開幕から終了までの入退団について記述する。

さらに見る 支配下選手, 登録 ...
さらに見る 育成選手→支配下, 月 ...
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2017 WBC選出選手

さらに見る 日本代表, キューバ代表 ...

マイナビオールスターゲーム2017

さらに見る コーチ, ファン投票 ...

ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ 2017 選出選手

さらに見る 日本代表 ...

選手・スタッフ

[7][8][9][10][11][12][13][14]

  • 背番号変更
明石健志 36→8
牧原大成 69→36
松田宣浩 5→3
モイネロ 143→35(6月支配下登録)
  • 登録名変更
拓也→甲斐拓也

試合結果

レギュラーシーズン

さらに見る 凡例, 勝利試合 ...
さらに見る 3・4月(14勝12敗0分 .538), # ...
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個人成績

投手成績

  • 色付きは規定投球回数(143イニング)以上の選手
さらに見る 選 手, 登 板 ...
  • 太字はリーグ最高。

野手成績

  • 色付きは規定打席(443打席)以上の選手
さらに見る 選 手, 試 合 ...
  • 太字はリーグ最高。

タイトル・表彰

  • 今宮健太
    • ベストナイン(遊撃手)
    • ゴールデングラブ賞(遊撃手)
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脚注

関連項目

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