トップQs
タイムライン
チャット
視点
2021年のアトランタ・ブレーブス
ウィキペディアから
Remove ads
2021年のアトランタ・ブレーブス(2021 Atlanta Braves season)は、球団創設以来151年目のシーズン。アトランタのトゥルーイスト・パークでは5年目のシーズン。監督は6年目のブライアン・スニッカー。所属はナショナルリーグ東地区。
オフシーズン
2020年は3年連続の地区優勝を達成したが、ナショナルリーグチャンピオンシップシリーズでロサンゼルス・ドジャースに敗れた。
11月11日にはFAとなっていたジョシュ・トムリンと再契約[1]。サンフランシスコ・ジャイアンツからFAのドリュー・スマイリー[2]、タンパベイ・レイズからFAのチャーリー・モートン[3]を獲得した。2021年1月22日にはフィラデルフィア・フィリーズからFAのカイル・ガーリック、ビクター・アラノを獲得[4]。2月5日にはチームからFAとなっていたマーセル・オズナと4年6500万ドルで再契約を結んだ[5]。
3月13日にはチームからFAとなっていたニック・マーケイキスが現役引退を表明した[6]。
シーズン開幕後
シーズン開幕から4連敗を喫し、勝率.500前後を行き来し、前半戦は44勝45敗と負け越した。その間の5月には、捕手トラビス・ダーノーが左手親指靭帯損傷で故障者リスト入りし、左翼手マーセル・オズナはドメスティックバイオレンスで逮捕され休職となる[7]。さらに前半戦終了前日にも、右翼手ロナルド・アクーニャ・ジュニアが右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負ってシーズンを終えた。打線の主軸が相次いで戦列を離れながらも、東地区の勝ち星が他地区より伸びなかったため、地区首位ニューヨーク・メッツとのゲーム差は4.0と挽回可能な程度にとどまっていた[8]。
7月30日のトレード期限までには外野手の補強を重点的に行い、ジョク・ピーダーソン、ホルヘ・ソレア、アダム・デュバル、エディ・ロザリオを立て続けに獲得する。翌7月31日から6戦で5勝して8月5日に初めて勝率.500を超えると、8月15日には地区首位に浮上した[9]。後半戦はメッツが29勝45敗と失速したこともあり[10]、9月30日にブレーブスの地区4連覇が決まった[9]。
10月3日に88勝73敗でレギュラーシーズン全日程を終了。デュバルが最多打点のタイトルを獲得した。
ディビジョンシリーズではミルウォーキー・ブルワーズと対決し、10月12日に2年連続となるチャンピオンシップシリーズに進出[11]。リーグチャンピオンシップシリーズではロサンゼルス・ドジャースと対戦し、10月22日の第6戦で勝利し、22年ぶり18回目のリーグ優勝を達成した[12]。MVPには1シリーズ14安打のMLB最多タイ記録を達成したエディ・ロザリオが選出された(プエルトリコ出身選手史上9人目)[13]。
ワールドシリーズではヒューストン・アストロズと対戦するが、11月2日にはエイーレ・アドリアンサが出産に立ち会うためロースターから外れ、ヨハン・カマルゴがロースターに登録された[14]。11月2日の第6戦で勝利したことで26年ぶり4度目の世界一を成し遂げた[15]。MVPにはホルヘ・ソレアが選ばれた[16]。
11月3日にはエイーレ・アドリアンサ、ジェシー・チャベス、フレディ・フリーマン、クリス・マーティン、エディ・ロザリオ、ドリュー・スマイリー、ホルヘ・ソレアがFAとなった[17]。
Remove ads
できごと
- 4月2日
- MLBから黒人有権者の権利を奪うとされているジョージア州の新投票法に配慮して、予定していた本拠地ジョージア州アトランタでのenとMLBオールスターゲームの開催地変更が発表した[18]。
- 4月17日
- アトランタ・ブレーブスのショーン・カズマー・ジュニアが史上9番目に長いブランクとなる12年206日ぶりにMLBの試合に出場[19]。
- 5月4日
- ロナルド・アクーニャ・ジュニアがMLB全体でも最速となるシーズン10号本塁打を記録[20]。
- 5月9日
- 5月14日
- マイナー契約を結んでいたタイラー・フラワーズが現役引退を表明した[22]。
- 9月4日
- オジー・アルビーズがコロラド・ロッキーズ戦でシーズン25本塁打を記録、フレディ・フリーマン、オースティン・ライリー、ダンズビー・スワンソンとあわせて、史上2組目となる内野手全員が同記録を達成[23]。
- 11月5日
- ワールドシリーズ優勝パレードを行った[24]。
- 11月10日
入団・再契約
オフシーズン・開幕前
開幕後
オールスターゲーム選出選手
→詳細は「2021年のMLBオールスターゲーム」を参照
チーム成績
シーズン成績
ポストシーズン
5 | カージナルス | 1 | 4 | ドジャース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | ドジャース | 3 | 0 | 9 | 0 | 7 | 2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
NLWC | 4 | 2 | 1 | 2 | 1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | ジャイアンツ | 4 | ドジャース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 4 | 6 | 2 | 11 | 2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | 5 | 5 | 9 | 2 | 4 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | ブレーブス | 3 | ブレーブス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 3 | 3 | 5 | NLCS | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 0 | 0 | 4 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | ブルワーズ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
NLDS | N3 | ブレーブス | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6 | 2 | 2 | 3 | 5 | 7 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 7 | 0 | 2 | 9 | 0 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
A2 | アストロズ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5 | ヤンキース | 2 | 4 | レッドソックス | ワールドシリーズ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | レッドソックス | 6 | 0 | 14 | 6 | 6 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ALWC | 5 | 6 | 4 | 5 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | レイズ | 4 | レッドソックス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | 9 | 12 | 2 | 1 | 0 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
5 | 5 | 3 | 9 | 9 | 5 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | ホワイトソックス | 2 | アストロズ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 4 | 12 | 1 | ALCS | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
6 | 9 | 6 | 10 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | アストロズ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ALDS | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
- ディビジョンシリーズ
→詳細は「2021年のNLDS」を参照
- リーグチャンピオンシップシリーズ
→詳細は「2021年のNLCS」を参照
ワールドシリーズ
→詳細は「2021年のワールドシリーズ」を参照
先発変遷
Remove ads
首脳陣
個人成績
要約
視点
投手成績
※色付きは規定投球回数(162イニング)以上の選手
野手成績
※色付きは規定打数(400打数)以上の選手
タイトル
表彰
- マックス・フリード
- ピッチャー・オブ・ザ・マンス(9月)
- ゴールドグラブ賞(投手部門)
- シルバースラッガー賞(投手部門)
- オールMLBチーム(セカンドチーム先発投手)[29]
- アダム・デュバル
- ゴールドグラブ賞(右翼手部門)[30]
- シルバースラッガー賞
- フレディ・フリーマン
- シルバースラッガー賞(一塁手部門)
- ベーブ・ルース賞
- オールMLBチーム(セカンドチーム一塁手)
- オースティン・ライリー
- プレイヤー・ザ・ウィーク[32]
- シルバースラッガー賞(三塁手部門)
- オールMLBチーム(ファーストチーム三塁手)
達成記録
- 5月15日 - フレディ・フリーマンがミルウォーキー・ブルワーズ戦で通算250本塁打、史上235人目(球団史上6人目)[33]。
- 6月20日 - ロナルド・アクーニャ・ジュニアがセントルイス・カージナルス戦で通算100本塁打[34]。
- 6月22日 - チャーリー・モートンがニューヨーク・メッツ戦で通算100勝[35]。
- 8月19日 - フレディ・フリーマンがマーリンズ戦でサイクル安打、自身2度目[36]。
- 8月28日 - ジェシー・チャベスがサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で通算500試合登板、史上424人目[37]。
- 9月19日 - エディ・ロザリオがサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でサイクル安打[38]。
Remove ads
ワールドシリーズ優勝ロースター
試合結果
Remove ads
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads