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チャーリー・モートン (投手)

アメリカ合衆国のプロ野球選手 ウィキペディアから

チャーリー・モートン (投手)
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チャールズ・アルフレッド・モートン4世Charles Alfred Morton IV, 1983年11月12日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ハンタードン郡フレミントン英語版出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBデトロイト・タイガース所属。愛称はグラウンド・チャックGround Chuck[2]

概要 デトロイト・タイガース #50, 基本情報 ...
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経歴

要約
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プロ入りとブレーブス時代

2002年MLBドラフト3巡目(全体95位)でアトランタ・ブレーブスから指名され[3]、プロ入り。

2007年11月20日に初めて40人枠入りした[4]

2008年6月14日のロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム戦で先発してメジャーデビューし、6回3失点で初登板・初勝利を挙げた[5][6]

パイレーツ時代

2009年6月3日にネイト・マクラウスとのトレードで、ゴーキース・ヘルナンデスジェフ・ロックと共にピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[7]。6月10日の古巣・ブレーブス戦に先発し、移籍後初登板を果たす。7月3日のフロリダ・マーリンズ戦に先発し、6回1安打無失点と好投し、移籍後初勝利を挙げた。9月30日のシカゴ・カブス戦で9回を投げ4安打、8奪三振に抑え、メジャー初完封を挙げた。

2010年は開幕ローテーションに入った。シーズン初登板となる4月9日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で3.1回を投げ8失点と炎上するなど、4月は5試合に投げ、0勝5敗、防御率12.57だった。5月5日のカブス戦でシーズン初勝利を挙げた。しかし、その後も黒星を重ね、最終的に2勝12敗を大きく負け越した。

2011年ロイ・ハラデイを参考に投球フォームを修正し、初の2桁勝利となる10勝を記録した[8]。10月に腰の関節唇修復手術を受けた。完治まで4カ月から6カ月の見込みで、モートンは開幕戦までには復帰できるだろうと話した[9]

2012年のシーズンの開幕を故障者リストで迎えると、戦列復帰は開幕後の4月12日となった。さらに、6月14日にはトミー・ジョン手術を受けたため、残りシーズンを全休した[10]

2013年の開幕も前年の手術の影響で故障者リストで過ごすも、6月13日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でシーズン初登板を果たす。復帰2戦目となる6月18日のシンシナティ・レッズ戦でシーズン初勝利を挙げた。最終的に20試合に先発登板し7勝4敗と初めてシーズン勝ち越しを決めた。12月11日、パイレーツと3年契約を結んだ。2017年は球団側がオプションの権利を持つ[11]

フィリーズ時代

2015年12月12日にデビッド・ホワイトヘッドとのトレードで、フィラデルフィア・フィリーズへ移籍。

2016年4月23日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で、走塁中に左ハムストリングを負傷して手術を余儀なくされた。戦列復帰まで約8カ月で残りシーズン全休となった[12]。球団は2017年のオプションを行使せず、11月3日にFAとなった[13][14]

アストロズ時代

2016年11月16日に2年総額1400万ドルでヒューストン・アストロズと契約した[15]

2017年は開幕から先発ローテーションに定着。5月に故障離脱した[16]が、25試合の先発登板で14勝7敗、防御率3.62と6年ぶりに2桁勝利を記録した。また、規定投球回未達ながらWHIP(1.19)および奪三振率(10.0)は共に自己最高を記録した。また、ロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズでは優勝を決める最後のアウトを奪い、日本でいう「胴上げ投手」となった。

2018年5月12日のテキサス・レンジャーズ戦で、自己最高記録となる14奪三振を記録し、試合にも6-1で勝利した[17]。オールスター休暇に入るまでに、アメリカンリーグでは3位となる11勝を記録、防御率2.96も9位に入った。オールスターゲームにも選出されたが、肩の違和感で10日間の故障者リストに入ったあと、小旅行に行ったため、投球することはなかった[18]。レギュラーシーズンでは、2011年の171.2イニングの次となる167.0イニングを投げ、防御率3.13、15勝3敗、201奪三振と自己最高記録を残した[19]

レイズ時代

2018年12月21日にタンパベイ・レイズと2年総額3000万ドルの契約を結んだ[20]

2019年は33試合に先発登板し、16勝6敗、防御率3.05だった。オフに同年から新設されたオールMLBチームのセカンドチーム先発投手の1人に選出された。

2020年は9試合の先発登板で2勝2敗だった。オフの10月30日に球団が延長オプションの放棄し、FAとなった[21]

ブレーブス復帰

2020年11月24日に古巣のブレーブスと1500万ドルの1年契約を結んだ[22]

2021年4月3日のフィリーズ戦に2008年以来となるブレーブスでの先発登板を果たしたが、敗戦投手となった[23]。6月22日のニューヨーク・メッツ戦で通算100勝を達成した[24]。33試合のに先発登板し、14勝6敗、216奪三振、防御率3.34だった。

2022年4月14日のサンディエゴ・パドレス戦で史上19人目の1500奪三振を達成した[25]

2024年オフの10月31日にFAとなった。

オリオールズ時代

2025年1月3日にボルチモア・オリオールズと1500万ドルの1年契約を結んだ[26]

タイガース時代

2025年7月31日にデトロイト・タイガースへマイナー選手との交換トレードで移籍した [27]

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選手としての特徴

スリークォーターから、平均球速95mph(153km/h)のシンカーと、決め球である平均81mph(130km/h)のカーブボールの2球種で投球の約8割を占め、その他に平均96mph(154km/h)のフォーシーム、平均88mph(142km/h)のスライダー、平均87mph(140km/h)のスプリッターを使用する[28][29][30]。フォーシームの最速球速は98.9mph(159.2km/h)[31]

2010年までは速球はフォーシーム主体であったが、2011年以降はシンカー主体となっている。また、PITCHf/x上では2010年までチェンジアップが分類されていたが、2011年以降はスプリッターに切り替わっている[32][33]
GB%がMLB通算55%と高く、シンカーなどでゴロを打たせて取るグラウンドボールピッチャー。2011年にはMLB全体で1位のゴロ/フライ率を記録している[30]

トミー・ジョン手術後の2013年から2015年の速球の平均球速は91-93mph程度であったが、2017年は95-96mph程度となっている[30]

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人物

以前、ウィキペディアに家族がモートンズ・ザ・ステーキハウス英語版のオーナーであるとの記述があったが、この件はパイレーツ時代にウィキペディアの編集が好きなチームメイトによる悪戯だとして否定している[34]

詳細情報

年度別投手成績

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年度別投手成績所属リーグ内順位

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MLBポストシーズン投手成績

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年度別打撃成績

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MLBポストシーズン打撃成績

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表彰

記録

背番号

  • 50(2008年、2010年 - 2015年、2017年 - )
  • 37(2009年)
  • 47(2016年)
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脚注

関連項目

外部リンク

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