トップQs
タイムライン
チャット
視点
エンリケ・ヘルナンデス
プエルトリコの野球選手 (1991 - ) ウィキペディアから
Remove ads
エンリケ・ハビアー・ヘルナンデス・ゴンサレス(Enrique Javier Hernández González, 1991年8月24日 - )は、プエルトリコ・サンフアン出身のプロ野球選手(外野手、内野手)。右投右打。MLBのロサンゼルス・ドジャース所属。
![]() |
愛称はキケ(Kike〈[ˈkiː.keɪ] KEE-kay〉)で[2][3]、キケ・ヘルナンデスと表記されることも多い。
Remove ads
経歴
要約
視点
プロ入りとアストロズ時代

(2014年7月2日)
2009年のMLBドラフトでヒューストン・アストロズから6巡目(全体191位)指名され、6月16日に契約。この年は傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・アストロズで53試合に出場し、打率.295、1本塁打、27打点、8盗塁を記録した。
2010年はA-級トリシティ・バレーキャッツで60試合に出場し、打率.280、3本塁打、33打点、3盗塁を記録した。
2011年はA級レキシントン・レジェンズで62試合に出場し、打率.247、2本塁打、17打点を記録した。
2012年はA+級ランカスター・ジェットホークスで100試合に出場後、8月10日にAA級コーパスクリスティ・フックスへ昇格。AA級では23試合に出場し、打率.247、1本塁打、3打点、2盗塁を記録した。
2013年はAA級コーパスクリスティで116試合に出場し、打率.236、13本塁打、46打点、5盗塁を記録した。
2014年はAA級コーパスクリスティで開幕を迎え、4月にAAA級オクラホマシティ・レッドホークスへ昇格。AAA級オクラホマシティでは67試合に出場し、打率.337、8本塁打、31打点、6盗塁と活躍。7月1日にアストロズとメジャー契約を結び[4]、同日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビュー。7回表から二塁の守備に就き、直後の7回裏のメジャー初打席では、ドミニク・レオンからメジャー初安打初打点となる適時二塁打を放った。この日は2打数2安打、1打点を記録した[5]。その後は外野手として先発起用され、アストロズでは24試合に出場し、打率.284、1本塁打、8打点を記録した。
マーリンズ時代
2014年7月31日にジャレッド・コザート、オースティン・ウェイツと共にジェイク・マリスニック、コリン・モラン、フランシス・マルテスとのトレードで、マイアミ・マーリンズへ移籍した[6]。移籍後は4試合に出場したが、7打数無安打と結果を残せず、8月8日に傘下のAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズへ降格。9月2日に再昇格した。9月26日のワシントン・ナショナルズ戦では、クレイグ・スタメンからキャリア初となる満塁本塁打を記録している。マーリンズでは18試合に出場し、打率.175、2本塁打、6打点を記録した。
ドジャース時代
2014年12月10日にアンドリュー・ヒーニー、クリス・ハッチャー、オースティン・バーンズと共にディー・ゴードン、ダン・ヘイレン、ミゲル・ロハスとのトレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[7]。
2015年は76試合の出場で、打率.307、7本塁打、22打点、OPS.836という成績であった。
2016年は109試合の出場で、打率.190、7本塁打、18打点、OPS.607という成績であった。
2017年は開幕前の2月8日に第4回WBCのプエルトリコ代表に選出された[8]。3月22日の決勝アメリカ合衆国戦に敗戦し、2大会連続で準優勝となった[9]。このシーズンは140試合の出場で、打率.215、11本塁打、37打点、OPS.729という成績であった。ドジャースが29年ぶりのリーグ優勝を決めたシカゴ・カブスとのリーグチャンピオンシップシリーズの第5戦では満塁弾を含む3本塁打、7打点の大活躍を見せた。ポストシーズンでの1試合3本塁打は史上10人目であった[10]。
2018年は145試合に出場し、打率.256、21本塁打、52打点、OPS.806という成績であった。
2019年は8月22日のトロント・ブルージェイズ戦の9回裏にデレク・ローから自身初のサヨナラ安打を記録した[11]。このシーズンは130試合の出場に出場し、打率.237、17本塁打、64打点、OPS.715という成績であった。
2020年はCOVID-19の影響で60試合の短縮シーズンとなったが、48試合に出場して打率.230、5本塁打、20打点、OPS.680という成績を記録し、2020年のワールドシリーズ優勝に貢献した。オフの11月にFAとなった[12]。また自身初のフィールディング・バイブル・アワードを受賞した。
レッドソックス時代
2021年2月2日にボストン・レッドソックスと2年総額1400万ドルの契約を結んだ[13]。この年は主に外野手で起用され134試合に出場し、打率.250、20本塁打、60打点、OPS.786を記録した。
2022年は93試合に出場し、打率.222、6本塁打、45打点、OPS.629という成績であった。
2023年はシーズン開幕前の3月に開催された第5回WBCのプエルトリコ代表に選出され、2大会連続2度目の選出を果たした。
ドジャース復帰
2023年7月25日にニック・ロバートソンとジャスティン・ハーゲンマンとの2対1の交換トレードでドジャースに復帰した[14]。シーズン通算で140試合に出場し、打率.237、11本塁打、61打点、OPS.646を記録した。オフの11月3日にFAとなった[15]。2024年2月27日にドジャースと1年総額400万ドルで再契約を結んだ[16]。
2024年3月20日に韓国・ソウルで行われた開幕戦のロースターに選ばれ[17]、同日の開幕戦では同点打を記録した[18]。ドジャースにおいても内外野を守る能力の高さを発揮したほか、この年、投手の離脱が続いたチーム事情の中で[19]大量得点もしくは大量失点をした試合では投手として登板することもあった[20][21]。シーズンでは打率.229、12本塁打、42打点を記録した。10月のパドレスとのNLDSでは、第5戦にダルビッシュ有から先制本塁打を放つなど、ポストシーズンでの活躍は健在だった。
Remove ads
選手としての特徴・人物
父親はピッツバーグ・パイレーツのスカウトであるエンリケ・エルナンデス・シニアで[23]、母親はキューバ出身[24]。
内・外野の全ポジションを守れるユーティリティー性が最大の武器で[25]、2018年以降は大差が付いた試合で度々投手としても起用されている。打撃では勝負強さが武器の巧打者[26]。
試合前日は対戦相手とのイメージトレーニングを頻繁に行っている[26]。その事について「試合中に考えられるあらゆるポジション、あらゆる状況に自分を置く。相手投手陣の全員に何度も勝利する自分をイメージする」「(結果が伴うことで)それが自信につながっている。プレーを次のレベルに引き上げたと確信できる」と語っている[26]。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
ポストシーズン打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
WBCでの打撃成績
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 投手守備
- 内野守備
- 外野守備
- 2024年度シーズン終了時
表彰
- フィールディング・バイブル・アワード(マルチポジション部門):2回(2020年、2021年)
記録
背番号
- 6(2014年 - 同年途中)
- 12(2014年途中 - 同年終了)
- 14(2015年 - 2020年)
- 5(2021年 - 2023年7月23日)
- 8(2023年7月26日 - )
代表歴
Remove ads
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads