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サクセスエナジー
日本の競走馬 ウィキペディアから
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サクセスエナジー(欧字名:Success Energy、2014年4月11日 - )は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍は2018年のかきつばた記念、さきたま杯、2019年の黒船賞、2020年のテレ玉杯オーバルスプリント、兵庫ゴールドトロフィー、2021年の東京盃。
馬名の意味は、冠名+「エネルギー」。
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戦績
要約
視点
3歳
デビューは遅く、2017年4月1日の3歳未勝利(阪神ダート1200m)を和田竜二鞍上でデビューし、6着。2戦目を好位から1馬身3/4抜け出し初勝利を飾る。5か月ぶりのレースとなった昇級初戦は8着、その後7着、2着と着順を上げ、12月の3歳以上500万下(中京ダート1400m)を4馬身突き放し勝利する。中1週で臨んだ昇級戦、春待月賞も勝ち上がり連勝する。
4歳
3か月ぶりとなった準オープンなにわステークスを接戦の中、ハナ差1着、3連勝でオープン入りを決める。次走、オープン初戦コーラルステークスは6着と連勝はストップ。しかし、初重賞、初地方競馬となったかきつばた記念を2番手から早めに先頭に立って押し切り勝利。重賞制覇を飾る。[3]重賞連勝を狙った次走、さきたま杯は1番人気に推され、中団からレースを進め、後方から追い込んだキタサンミカヅキとの接戦を制して勝利。[4]重賞2勝目を挙げる。続くプロキオンステークスは6着に敗れ、東京盃7着、霜月ステークスは5着、兵庫ゴールドトロフィーでは逃げるもウインムートにアタマ差差し切られ2着となる。
5歳
5歳初戦、すばるステークスを3馬身半差で逃げ切る。初GIとなったフェブラリーステークスは8着に敗れるも、次走、黒船賞は1.7倍の圧倒的人気に応え、直線先頭に立つとヤマニンアンプリメの追撃をアタマ差しのいで重賞3勝目を飾った。[5]連覇に挑んださきたま杯はウインムートに逃げ切られ2着に敗退。次走、プロキオンステークスは9着、58kgでの出走となったテレ玉杯オーバルスプリントは5着に敗れる。続く、東京盃は3着となるが、浦和で行われたJBCスプリントは11着とブービーに敗れる。
6歳
4か月ぶりの実戦となった黒船賞は3着。トップハンデでの出走となったコーラルステークスを2着とすると、別定59kgを背負った天王山ステークスはを好位から3馬身差をつけ1着。中1週でのレースとなった栗東ステークスはトップハンデ58kgを背負って逃げ切るなど重い斤量で連勝を飾る。しかし、プロキオンステークスは10着と惨敗。次走、テレ玉杯オーバルスプリントは58kg、さらに他馬とは3㎏以上重い条件となったが、向正面から仕掛け、ベストマッチョと並ぶようにノブワイルドをかわすと、4コーナーでは先頭に立ち、そのまま押し切って勝利。重賞4勝目を挙げる。[6]大井での施行となったJBCスプリントは10着。58.5㎏のトップハンデで臨んだ兵庫ゴールドトロフィーはスタートは遅れるも、中団待機から直線で内を突いて差し切り、ハナ差1着。重賞5勝目を挙げる。
7歳
7歳初戦、根岸ステークスは一旦は先頭に立つも12着と惨敗。続くフェブラリーステークスはブービーの15着に沈んだ。黒船賞は5着に入ったが勝ったテイエムサウスダンには2.8秒差をつけられる。5か月半の休み明けとなったサマーチャンピオンは丸山元気の新型コロナウイルス感染症罹患に伴うJRA騎手の遠征取り止めを受け松山弘平から地元の倉富隆一郎に乗り替わる。レースは中団から脚を伸ばしたが逃げ切ったラプタスに7馬身差をつけられた2着に敗れる。続くテレ玉杯オーバルスプリントはスタートが決まらず7着に敗れる。前年の天王山ステークス以来となる1200m戦に挑んだ東京盃は7番人気と伏兵扱いだったが、好位の外でレースを進め、直線で先頭に立ち、内から迫ったリュウノユキナを3/4馬身振り切って優勝。通算6度目の重賞制覇を果たした[7]。JBCスプリントでは好位の3番手でレースを進めるも最後の直線で伸びきれず7着に終わった。
8歳~9歳
8歳初戦として根岸ステークスに出走し、13着に敗れる。その後、黒船賞では道中3番手追走も直線で伸びを欠いて4着、東京スプリントは5着、さきたま杯は7着と不本意な成績が続いた。サマーチャンピオンでは好スタートから逃げ、最後の直線でシャマルにかわされるも3着と好走する[8]。暮れの兵庫ゴールドトロフィーでは道中中団追走から直線で懸命に追い上げて3着となった[9]。
9歳となった2023年3月14日の黒船賞4着が最後のレースとなり、同年6月1日付けでJRA競走馬登録を抹消された。引退後は宮崎県綾町の吉野ファームで種牡馬となる。
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競走成績
要約
視点
以下の内容は、JBISサーチ[10]およびnetkeiba.com[11]に基づく。
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血統表
サクセスエナジーの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サンデーサイレンス系 |
[§ 2] | ||
父 *キンシャサノキセキ 2003 鹿毛 |
父の父 フジキセキ1992 青鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | ||||
*ミルレーサー | Le Fabuleux | |||
Marston's Mill | ||||
父の母 *ケルトシャーンKeltshaan 1994 鹿毛 |
Pleasant Colony | His Majesty | ||
Sun Colony | ||||
Featherhill | Lyphard | |||
Lady Berry | ||||
母 サクセスアイニー 2007栗毛 |
ジャングルポケット 1998 鹿毛 |
*トニービン | *カンパラ | |
Severn Bridge | ||||
*ダンスチャーマー | Nureyev | |||
Skillflu Joy | ||||
母の母 *アワーミスレッグス1993 黒鹿毛 |
Deputy Minister | Vice Regent | ||
Mint Copy | ||||
Colonial Waters | Pleasant Colony | |||
Water Cress | ||||
母系(F-No.) | (FN:4-r) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Pleasant Colony 3×4、Northern Dancer 5×5・5、Hail to Reason 5×5 | [§ 4] | ||
出典 |
- 母の半姉サクセスビューティはフィリーズレビューの勝ち馬で、同馬の産駒にサクセスブロッケン(フェブラリーステークス、東京大賞典、ジャパンダートダービー)がいる。
- 母の半姉サクセスウィッチの産駒マカニビスティーは東京ダービーの勝ち馬。
同名馬
1996年産まれの同名馬が存在する。馬主は本馬と同じ高嶋哲。オープン特別の嵐山ステークスを勝ち、菊花賞に出走した[14]。
脚注
外部リンク
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