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根岸ステークス
日本の中央競馬の重賞競走 ウィキペディアから
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根岸ステークス(ねぎしステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。
競走名の「根岸」は横浜市中区の地名で、江戸時代末期に日本初の近代競馬場である「根岸競馬場(横浜競馬場)」が設置され、「エンペラーズカップ(のちの帝室御賞典、現・天皇賞)」や「横浜農林省賞典四歳呼馬(現・皐月賞)」などの大レースを含め、1942年まで競馬が行われた[5][6]。跡地は根岸森林公園・根岸競馬記念公苑として整備されている[6]。
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概要

2024年現在、JRAが施行するダート重賞では3番目に長い歴史をもつ競走で、1987年に4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走として創設された[6]。
創設当初は11月に東京競馬場・ダート1400mで行われていたが、1990年にはダート1200mに短縮[6]。1994年から2000年は「東京中日スポーツ杯」の名称が付けられていた[7]。その後2001年にダート重賞路線の整備が行われた際、施行時期を1月下旬 - 2月上旬に変更のうえ距離も再びダート1400mへ変更[6]。これにより「フェブラリーステークス」の前哨戦として位置付けられ[6]、2014年からは本競走の1着馬にフェブラリーステークスの優先出走権が付与されるようになった[6]。
外国産馬は1990年から、地方競馬所属馬は1996年からそれぞれ出走可能になった[7]ほか、2005年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[8][9]。
競走条件
以下の内容は、2025年現在[2]のもの。
出走資格:サラ系4歳以上
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(4頭まで)
- 外国調教馬(優先出走)
負担重量:別定
賞金
2025年の1着賞金は4000万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着600万円、5着400万円[2][3]。
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歴史
要約
視点
- 1987年 - 4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走(GIII[注 2])として創設、東京競馬場のダート1400mで施行[6]。
- 1990年 - 混合競走に指定され、外国産馬が出走可能になる[7]。
- 1994年 - 名称を「東京中日スポーツ杯 根岸ステークス」に変更(2000年まで)。
- 1996年 - 指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬が5頭まで出走可能となる[7]。
- 1998年 - ダートグレード格付け委員会によりGIII(統一GIII)に格付け。
- 2001年 - 地方競馬所属馬の出走枠を4頭に変更[7]。
- 2005年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる[8][9]。
- 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が8頭に拡大[11]。
- 2012年 -「近代競馬150周年記念」の副称を付けて施行[6]。
- 2014年 - この年から本競走の1着馬にフェブラリーステークスへの優先出走権を付与[6]。
- 2016年 - 「根岸競馬場開設150周年記念」の副称を付けて施行[12]。
- 2021年 - 新型コロナウイルス感染拡大防止のため「無観客競馬」として実施[13]。
歴代優勝馬
距離はすべてダートコース。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
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同名の競走
重賞競走が創設される以前に、同名の特別競走が行われている。
優勝馬
脚注
外部リンク
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