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シンメイフジ
日本の競走馬 ウィキペディアから
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シンメイフジ(欧字名:Shimmei Fuji、2007年1月30日 - 2024年2月2日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍に2009年の新潟2歳ステークス、2010年の関東オークス。
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経歴
2歳(2009年)
2009年7月5日、阪神の芝1200メートルの2歳新馬戦で武豊とのコンビでデビューし、1.6倍の1番人気に応えてデビュー戦初勝利を挙げた。続く8月8日のダリア賞でも1番人気の支持を得たが、先に抜け出したプリンセスメモリーに先着を許した。3戦目の9月6日の新潟2歳ステークスが重賞初挑戦となり、最後方追走から上がり3F32秒9の末脚を見せて岩田康誠との新たなコンビで重賞初勝利を飾った。これで岩田康誠は騎手として同レース史上3人目の連覇となった。12月13日、阪神の第61回阪神ジュベナイルフィリーズでは3.9倍の単勝1番人気と支持されたが、道中後方待機から伸びきれず5着となった。
3歳(2010年)
2010年の始動戦は3月20日のフラワーカップ。好スタートを決めハナに立ち、道中も先頭でレースを進めた。直線に入って一旦突き放すも3番人気のオウケンサクラに並ばれると後退し5着。4月11日、阪神の第70回桜花賞では再び後方追走になり6着。5月23日、東京の第71回優駿牝馬では11着となり初の二桁着順に敗れた。6月16日、川崎で行われた第46回関東オークスでは内田博幸が手綱を取り初ダートとなったが、1番人気に支持され、課題のスタートも五分に出て好位追走から抜け出し2着に0.3秒差突き離して快勝した。しかし6月30日、右第1指骨剥離骨折を発症していることが判明した[1]。
4歳(2011年)
7ヵ月半ぶりの実戦復帰となった2011年2月2日の第14回TCK女王盃では内枠を利してハナに立ち先頭でレースを進めたが直線で後退し5着に敗れた。続く3月20日の第59回中京記念では先団から追走して4着。続く4月23日の第8回福島牝馬ステークスでは後方待機から伸びきれず9着となった。休養を挟み、JBCレディスクラシックに登録するも除外され11月13日の第36回エリザベス女王杯に出走、強気に先手を奪うと、2番手追走のホエールキャプチャ以下を引き離して大逃げを打ったが直線で一杯になり7着。12月18日の第49回愛知杯では前半1000m60秒4のスローペースで逃げたが直線で失速し12着に沈んだ。
5歳(2012年)
2012年の始動戦は2月11日のアルデバランステークス。淀みない流れでレースを引っ張ったが直線で後退し9着。続く3月4日の第48回中日新聞杯では先団追走も直線で一杯になり10着に敗れた。3月9日付けで競走馬登録を抹消された。
引退後
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競走成績
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繁殖成績
2012年3月28日に初仔の牝馬が誕生した。
- 2025年4月18日現在。
血統表
シンメイフジの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サンデーサイレンス系 |
[§ 2] | ||
父 フジキセキ 1992 青鹿毛 北海道千歳市 |
父の父 *サンデーサイレンスSunday Silence 1986 青鹿毛 アメリカ |
Halo | Hail to Reason | |
Cosmah | ||||
Wishing Well | Understanding | |||
Mountain Flower | ||||
父の母 *ミルレーサーMillracer 1983 鹿毛 アメリカ |
Le Fabuleux | Wild Risk | ||
Anguar | ||||
Marston's Mill | In Reality | |||
Millicent | ||||
母 レディミューズ 1997 栗毛 |
*ティンバーカントリー Timber Country 1992 栗毛 |
Woodman | Mr. Prospector | |
*プレイメイト | ||||
Fall Aspen | Pretense | |||
Change Water | ||||
母の母 *シンコウラブリイ 1989鹿毛 |
Caerleon | Nijinsky | ||
Foreseer | ||||
*ハッピートレイルズ | *ポツセ | |||
*ロイコン | ||||
母系(F-No.) | (FN:4-d) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | アウトブリード | [§ 4] | ||
出典 |
- 母のレディミューズはチューリップ賞2着馬である。
- 祖母のシンコウラブリイはマイルチャンピオンシップなど重賞6勝している。母の半兄であるロードクロノス(父トニービン)は中京記念勝馬。半弟のトレジャー(父ブライアンズタイム)は重賞2着3回。
- 曾祖母の直仔にエプソムカップ勝ち馬のタイキマーシャル、京都牝馬ステークス勝ち馬のハッピーパスがいる。孫にセントライト記念や京成杯オータムハンデキャップ勝ちのキングストレイル。アルゼンチン共和国杯勝ちのタイキエルドラド、函館スプリントステークス勝ちのタイキトレジャーがいるなどオープンまでいっている馬が多い。
- 近親にアルゼンチン共和国杯を勝ったムイトオブリガード、チャレンジカップを勝ったロードマイウェイ、ホッカイドウ競馬で重賞4勝を挙げたクインズサターンがいる。
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脚注
外部リンク
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