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七人の女弁護士
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『七人の女弁護士』(しちにんのおんなべんごし)は、1991年から1997年までテレビ朝日系「木曜ドラマ」枠(21時 - 21時54分(JST))で放送された日本のテレビドラマシリーズ。主演は賀来千香子。
ミステリチャンネルで再放映中。
2006年と2008年にはタイトル表記を『7人の女弁護士(読み方は同じ)』に改め、釈由美子主演でリメイクされ、新シリーズとして放送されている。
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概要・あらすじ
弁護士の保坂夏子は父・正国の引退を機に、父の法律事務所を引き継ぐことになった。法的に弱者となっている女性たちを救うために、夏子は所属する弁護士が全員女性の「七人の女弁護士事務所」を立ち上げた。
現代社会における女性特有の問題により、様々な理由で不利な状況に立たされた女性たちを救うべく、7人の女性弁護士たちが立ち上がり、同じ女性の立場から法廷で闘うヒューマン・ドラマ。 自主規制の強い昨今と男女平等が叫ばれている現代では再放送は困難な作品といえる
登場人物
七人の女弁護士事務所
- 保坂夏子
- 演 - 賀来千香子
- 「新東京弁護士会」所属の弁護士。「七人の女弁護士事務所」所長。父・正国も優秀な弁護士だが、今は現役を退いている。母は小さい頃に亡くしている。
- 血の気が多く、責任感の強い女性。事務所を設立したばかりの駆け出しの頃は甘さをよく指摘されていたが、父親譲りの洞察力や粘り強さを持ち業界内でも一目置かれる弁護士として成長していく。
- 氷村玲子
- 演 - 岡江久美子
- ヤメ検(検事出身)の弁護士。修習生時代と検事時代の2年間を金沢で過ごす。過去にセクハラの被害に遭ったことがあり、男尊女卑の考えを特に嫌っている。男運があまり良くない様子。最初の頃は夏子とは対立することが多かった。
- 養女に出された過去を持ち、育ての母は17歳の時に、育ての父は28歳の時に亡くす。その父は罠による誤認逮捕により、取調べ中に自殺したことにより検事を辞めている。
- 乾美樹
- 演 - 鳥越マリ(第1シリーズ)
- 大学医学部出身(元・医者?)。「全東京弁護士会」所属の弁護士、31期。旧姓は「ぜにや」。
- 父は世田谷署の刑事。新聞記者であった夫と大学2年の時に学生結婚するも、死別。父や夫の正義感を受け継ぎ、弁護士へ。事務所への採用は、父と古い友人である正国の一存である。伊津とは過去に面識あり。
- 清水真琴
- 演 - 五十嵐いづみ(第1シリーズ)
- 弁護士になったばかりの駆け出しの新人。夏子と同じく血の気が多い性格。
- 平林アヤ子
- 演 - 和泉ちぬ (第1シリーズ)
- 「東京若葉弁護士会」所属の弁護士、35期。家族は、夫と子供2人がいる家庭の都合によりパート勤務。そのため法廷に立たず、デスクワーク中心(書面作成1件に付き、歩合なしの契約)。そろばんと速記が1級、簿記2級である。
- 佐野圭子
- 演 - 松金よね子(第2シリーズ - )
- 第2シリーズから「七人の女弁護士事務所」に入った弁護士。夫の年収は800万との事。
- 吉野美晴
- 演 - 星遙子(第2シリーズ・第3シリーズ)
- 第2シリーズから「七人の女弁護士事務所」に入った弁護士。夫は医者である。
- 香取由紀
- 演 - 立原麻衣(第2シリーズ・第3シリーズ)
- 第2シリーズから「七人の女弁護士事務所」に入った弁護士。たまにめがねをかける事がある。
- 水木香織
- 演 - 松本友里(1997年スペシャル)
- 西田千春
- 演 - 浅倉涼子(1997年スペシャル)
- 綾小路桜子
- 演 - 菅井きん
- 弁護士歴29年の弁護士(第1シリーズ時)。正国を大恩人と慕う。夏子を「お嬢ちゃま」と呼び、亡くなった夏子の母に代わって夏子を育ててきた。
- 谷口伊津
- 演 - 佐藤友美
- 女性の人権問題では有名な弁護士。「第二共同法律事務所」より移籍。趣味は絵を描くこと。夏子には良き先輩として冷静な観点からアドバイスを送る。金沢に別れた夫(地元の県警)と娘がいる。離婚の原因は夫の浮気で、その相手が夫の再婚相手である。
その他
ゲスト
第1シリーズ(1991年)
- 第1話「女子大生レイプ殺人の華麗な推理 有罪率99%の逆転法廷!」
- 第2話「美人スチュワーデス殺人! 覗かれた危険な密会」
- 第3話「古都金沢・加賀友禅殺人事件 罠に落ちた人妻」
- 第4話「新婚初夜殺人事件 疑われた密会の花嫁!」
- 第5話「ママハハvs実母! 娘はどちらの手に? 涙の決断」
- 第6話「美人外科医の完全犯罪! 暴かれたスキャンダル」
- 第7話「疑惑のトリカブト殺人! 密会写真トリックの罠」
- 第8話「極道の妻 真夜中の殺人ダイヤル!」
- 第9話「美人OLレイプ裁判! 妻の知らない夫の秘密」
- 最終話「非行主婦殺人事件!」
第2シリーズ(1991年)
- 第1話「成田離婚殺人事件! 新妻レイプの秘密…」
- 第2話「レイプ魔殺人! 美人OLの復讐」
- 第3話「婚約破棄殺人事件! プロポーズを二度した男…」
- 第4話「不倫殺人! ラブホテルで覗かれた人妻の秘密…」
- 第5話「過去からの殺人者! 離婚妻へ恐怖の匿名電話が…」
- 第6話「アリバイは痴漢!? 姑が覗いた別居妻の夫殺し…」
- 第7話「魔性の女の完全犯罪!? 離婚殺人の怪しい罠…」
- 最終話「結婚占い殺人事件! 挙式前にレイプされた娘!!」
第3シリーズ(1993年)
- 第1話「みちのく同窓会殺人旅行! 東北新幹線“あおば”途中下車の謎?! 女検事の対決」
- 第2話「産婦人科女医殺し! 家政婦が見た診察室の秘密…」
- 第3話「浴室で殺された女! ビデオが暴いた完全犯罪!!」
- 第4話「デートレイプ!? 密室で襲われた人妻の秘密…」
- 第5話「セクハラ魔殺人! 美人秘書の復讐」
- 第6話「不倫の果ての殺意 美人OLの完全犯罪!?」
- 第7話「豪邸で襲われた若妻! 離婚殺人の罠…」
- 第8話「女占い師の犯罪!? 殺人を予告した女」
- 第9話「盗み撮りされた女! 殺意の女子社員寮…」
- 第10話「レイプ!! 狙われた美人キャスター」
- 最終話「襲われた新妻! セクハラ殺人の罠」
2時間スペシャル(1997年)
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スタッフ
- 作 - 長坂秀佳(第1シリーズのみ、第2シリーズ以降は原案)、橋本以蔵(第1、3シリーズ)、ちゃき克彰(第1 - 3シリーズ)、中村勝行(第2、3シリーズ、2時間スペシャル)、小林竜雄(第2シリーズのみ)、金子裕(第2シリーズのみ)、清水喜美子(第2、3シリーズ)、高橋正康(第3シリーズのみ)、沢村一幸(第3シリーズのみ)
- 音楽 - 渡辺俊幸(第1シリーズ)、渡辺博也(第2、3シリーズ、2時間スペシャル)
- 主題歌
- 法律監修 - 新井宏明
- 技術協力 - 東通(第1、2シリーズ)、Swit(第3シリーズ)
- 美術/スタジオ協力 - にっかつ撮影所(第1、第2シリーズ)、アート・ワン(第3シリーズ)
- 選曲 - 合田豊
- 助監督 - 今井和久
- プロデューサー - 五十嵐文郎(テレビ朝日)・東城祐司(PDS)・小川良尚(PDS)(第2、3シリーズ)
- プロデューサー補 - 遠田孝一、江森浩子
- 制作協力 - テイクシステムズ(第3シリーズ)
- 監督 - 吉田啓一郎、中村金太、新村良二、今井和久
- 製作 - テレビ朝日、PDS(2時間スペシャルのみMMJ)
放送日程
第1シリーズ
- 初回のみ108分(20:00 - 21:48)。
第2シリーズ
第3シリーズ
- 初回のみ108分(20:00 - 21:48)。
2時間スペシャル
- 108分(20:00 - 21:48)。
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ネット局
- 東京都・関東広域圏 ANB〔現EX〕 テレビ朝日
- 北海道 HTB 北海道テレビ放送
- 青森県 RAB 青森放送(第1シリーズ)→ABA 青森朝日放送(第2シリーズ以降)
- 岩手県 ?
- 宮城県 KHB 東日本放送
- 秋田県 ABS 秋田放送→AAB 秋田朝日放送(第3シリーズ以降)
- 山形県 YBC 山形放送→YTS 山形テレビ(2時間スペシャル)
- 福島県 KFB 福島放送
- 新潟県 NT21〔現UX〕 新潟テレビ21
- 山梨県 YBS 山梨放送
- 長野県 SBC 信越放送(第1シリーズ)→ABN 長野朝日放送(第2シリーズ以降)
- 静岡県 SKT 静岡けんみんテレビ〔現SATV 静岡朝日テレビ〕
- 富山県 KNB 北日本放送
- 石川県 ITC 石川テレビ放送(第1シリーズ)→HAB 北陸朝日放送(第2シリーズ以降)
- 福井県 FBC 福井放送
- 愛知県・中京圏 NBN 名古屋テレビ放送
- 近畿広域圏 ABC 朝日放送
- 鳥取県・島根県 BSS 山陰放送
- 岡山県・香川県 KSB 瀬戸内海放送
- 広島県 HOME 広島ホームテレビ
- 山口県 KRY山口放送→YAB 山口朝日放送(1993年開局後、午後のローカル枠で放送)
- 徳島県 JRT 四国放送
- 愛媛県 ?
- 高知県 RKC 高知放送
- 福岡県 KBC 九州朝日放送
- 長崎県 NCC 長崎文化放送
- 熊本県 KAB 熊本朝日放送
- 大分県 ?
- 宮崎県 ?
- 鹿児島県 KKB 鹿児島放送
- 沖縄県 ?
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その他
- ゲストとして出演した野際陽子と川島なお美は、『7人の女弁護士』にメインキャストで出演している。
- これまでにも何度か再放送されており、『7人の女弁護士』の宣伝を意識しているかは不明であるが、1997年のスペシャルは、2006年4月8日に朝日放送の「おひるのワイド120」枠で、同年4月12日には名古屋テレビ放送の「メ〜テレ劇場」で再放送された。さらに同年4月19日から5月30日までは、兵庫県の独立UHF放送局であるサンテレビの「連続テレビ映画」枠で、賀来千香子版の第1シリーズから第3シリーズまでの全話が再放送された(但し、サンテレビでの放送では再放送扱いにはなっておらず、2時間スペシャルは、1時間の尺に合わせて前編・後編に分けて放送された)。また、衛星放送のCS放送局であるテレ朝チャンネルやミステリチャンネルでも再放映されている。
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