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佐藤慎一 (棋士)

日本の将棋棋士 ウィキペディアから

佐藤慎一 (棋士)
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佐藤 慎一(さとう しんいち、1982年8月16日 - )は、将棋棋士東京都練馬区出身。剱持松二門下。棋士番号は271。

概要 佐藤 慎一 六段, 名前 ...

人物

1994年9月、当時12歳で 奨励会入会。三段リーグへは2001年4月からの第29回に初参加となったが、いきなり降段点(4勝以下で降段点、2期連続4勝以下の場合は二段に陥落する)を付ける苦しい展開だった[1]

2008年、年齢制限を目前にした26歳の第43回三段リーグを15勝3敗の好成績で優勝[2]。15期目で四段プロ入りを果たした。その期の三段リーグでたとえ勝ち越しても退会するという覚悟をしていたと四段昇段時にコメントした。この三段リーグの最終日を前に、佐藤は奨励会同期入会で長年の友人であった阿久津主税に「四段になれてもなれなくても奨励会生活を終えるので、けじめをつける意味で」練習将棋を申し込んでいる。阿久津はこの申し込みを快諾し、練習将棋を指した数日後に最後の三段リーグに臨んだと週刊将棋の昇段インタビューに答えている。

2009年6月3日の棋聖戦一次予選1回戦で、金井恒太四段を相手に二歩の反則負け。

2013年には最初の弟子をとった。

第28期竜王戦(2015年度)では6組ランキング戦準決勝で増田康宏四段に敗れ、続く昇級者決定戦決勝でも渡辺大夢四段に敗れたため、本来であれば6組残留であるが、翌第29期では5組在籍扱いとなった[注 1]。第28期の5組昇級者一覧にも名前はなく[注 1]、その理由は明らかにされていないが[注 2]、第28期を最後に引退した淡路仁茂九段(5組残留)の分の5組欠員を補充する形になった。

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昇段履歴

主な成績

在籍クラス

さらに見る 開始 年度, (出典)順位戦出典 ...

年度別成績

さらに見る 年度, 対局数 ...
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コンピューター将棋

  • 2013年3月30日、第2回将棋電王戦第2戦でコンピュータソフトponanzaと対局し、将棋連盟公認の対局では現役棋士として初めてコンピュータに敗れた。中盤まで優勢だったが、持ち時間の消費が徐々に多くなり、終盤にミスが出て競り負けた[29]
  • 2013年8月31日、そのponanzaとタッグを組み電王戦タッグマッチに出場。3戦全て先手番の枠に入り、1回戦で阿部光瑠四段、準決勝で塚田泰明九段、決勝で三浦弘行九段を破り優勝。電王戦での二つ名は「将棋界の逆境アーティスト」であった。

出演

ウェブテレビ

脚注

関連項目

外部リンク

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