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福岡J・アンクラス
福岡県福岡市をホームタウンとする女子サッカーチーム ウィキペディアから
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福岡J・アンクラス(ふくおかジェイ・アンクラス、FUKUOKA J ANCLAS)は、福岡県福岡市をホームタウンとする九州女子サッカーリーグに所属する女子サッカークラブ。その源流は福岡女学院中学校・高等学校のサッカー部から発し、サッカースクールを運営して福岡の女子を中心とした子どもにスポーツをする機会を増進している[1]。
概要
要約
視点
前史
1986年、福岡女学院中学校・高等学校のサッカー部として創設された[4]。「アンクラス」とはスペイン語で錨を意味する「アンクラ」の複数形で、福岡女学院中高の制服の胸のマークに由来する[4]。
1999年に九州女子サッカーリーグへ参加し、2005年まで7連覇を達成。また皇后杯全日本女子サッカー選手権大会では第21回大会、第23回大会、第24回大会に九州地域代表として参加している。
なでしこリーグ参戦以降
その実力により以前からL・リーグ入りと見られていたが、その当時は高校の部活動を前提としたため、トップチームを完全なクラブチームとして独立。その運営母体としてNPOを設立し、地元企業からの支援を受け、2006年に日本女子サッカーリーグに参加した。
2007年、クラブ運営団体は正式にNPO法人の認証を受け「特定非営利活動法人ANCLAS」となった。
2009年、スペランツァFC高槻との入れ替え戦を制して翌年からの1部昇格を果たす[4][5]。
→詳細は「2009 日本女子サッカーリーグ § なでしこリーグ入れ替え戦」を参照
2012年10月28日、アルビレックス新潟レディース戦で引き分けたことにより、なでしこリーグから降格が決定した。
2015年はなでしこリーグ2部に参加するも、リーグ戦で10チーム中9位。入れ替え戦で横浜FCシーガルズに敗北。2016年からチャレンジリーグに降格となった。
2017年はチャレンジリーグWESTで最下位となるものの、順位決定戦は1勝2分で残留圏内の総合10位でリーグ戦を終える。しかし同年10月、日本女子サッカーリーグ理事会において自主退会を勧告され、同シーズン限りでチャレンジリーグを退会した[6][7]。同年末に新たな運営会社を立ち上げ、NPO法人から運営を引き継いだ[8]。
2018年はセカンドチームの「ANCLASノーヴァ」が九州女子リーグ1部(Div.1)へ昇格したため、トップチームが2部(Div.2)、セカンドチームが1部に参戦することになった[9]。同年のリーグ戦でトップチームは2部優勝と1部昇格を果たしたが、ANCLASノーヴァは1部最下位で2部降格となった[10]。
2019年、常盤木学園高校との入替戦に勝利し翌シーズンのチャレンジリーグ昇格を果たした[11][12]。
2024年、地域リーグ優勝のVONDS市原レディースに敗れ九州リーグ降格が決まった。
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クラブ組織
なでしこリーグに昇格したことや運営のリストラなどもあり、プロフェッショナルとアマチュアのけじめをつける必要に迫られたことから、2011年に組織再編を実施し、以下の体制に移行した。2016年、下部組織が再編された[13]。
- 福岡J・アンクラス
- トップチーム。主に社会人により構成されるが、一部ユースとの掛け持ち選手もいる。
- ANCLASノーヴァ
- 九州女子リーグ所属。2016年より再編によりANCLASユースから名称を変更した。「ノーヴァ(NOVA)」はスペイン語で「新星」を意味する。3つあった下部チームを再編し、中学・高校生が主な対象である。また18歳以上の選手もおり、本来ならトップチームに所属するところ、能力不足等により降格している。日本サッカー界における「重複登録禁止」適用拡大により学校部活チームとの掛け持ちはできない[注 1]。
- ANCLASアルバ
- 再編後は初心者を含む小学5年生〜高校生以下(従来は一般も対象)。「アルバ(ALBA)」はスペイン語で「夜明け」を意味する。小学生は原則、参加条件として#アンクラスジュニアスクール生に限定。
- アンクラスサッカースクール[注 2]
- 対象は小学生。
- アンクラスジュニア:対象は5歳から小学6年生の女の子[14]。交流試合のアンクラスカップ、ぽかぽかカップ(春)、さんさんカップ(夏)、わくわくカップ(秋)を行う。
- アンクラスガールズ:年中~小学4年生
再編により以下のクラブを廃止した。ユース春日は新生ユースの母体となった。
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年度別成績・歴代監督
スタジアム
ホームゲームを開催するスタジアムは、ベスト電器スタジアム、福岡県営春日公園球技場、小郡市陸上競技場、北九州市立本城陸上競技場、鳥栖市陸上競技場、佐賀県総合運動場陸上競技場などである。但し、北九州にはギラヴァンツ北九州の関連団体として「ニューウェーブ北九州レディース」が存在するため、女子リーグ改革後は福岡・筑後圏での開催が主となっている。
- ベスト電器スタジアム
- 小郡市陸上競技場
- 北九州市立本城陸上競技場
ユニフォーム
チームカラー
- オレンジ
ユニホームスポンサー
ユニフォームサプライヤー
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所属選手・スタッフ
要約
視点
2023年[18]
スタッフ
選手
Pos | No. | 選手名 | 生年月日 (年齢) | 前所属 | 備考 |
GK | 1 | 朝山美帆 | 2000年10月6日(24歳) | ![]() | |
21 | 進藤真奈花 | 2007年8月28日(17歳) | ![]() | 下部組織登録選手 | |
DF | 2 | 和田莉愛 | 2001年9月30日(23歳) | ![]() | |
4 | 成合瞳 | 1989年11月1日(35歳) | ![]() | ||
5 | 庄司美優 | 2006年11月1日(18歳) | ![]() | 下部組織登録選手 | |
10 | 岡未沙子 | 1995年2月21日(30歳) | ![]() | ||
15 | 奥田真歩 | 1997年1月3日(28歳) | ![]() | ||
16 | 上村美月 | 2003年4月8日(22歳) | ![]() | ||
MF | 3 | 藤山眞子 | 1999年12月10日(25歳) | ![]() | |
6 | 浮田琴音 | 1991年1月23日(34歳) | ![]() | ||
7 | 須田綾香 | 1994年5月24日(31歳) | ![]() | ||
8 | 藤亜由美 | 1999年8月4日(26歳) | ![]() | ||
18 | 平坂咲希 | 2002年1月27日(23歳) | ![]() | ||
20 | 原日樺 | 2000年8月3日(25歳) | ![]() | 新加入 | |
22 | 髙橋萌々香 | 1999年4月30日(26歳) | ![]() | 新加入 | |
23 | 野田夏未 | 1999年7月6日(26歳) | ![]() | 新加入 | |
24 | 平良文果 | 2002年11月30日(22歳) | ![]() | 新加入 | |
25 | 相浦幸桜 | 2004年9月18日(20歳) | ![]() | 新加入 | |
FW | 9 | 宮本樹奈 | 1997年8月26日(27歳) | ![]() | |
11 | 小山莉奈 | 1999年8月20日(25歳) | ![]() | ||
13 | 藤崎愛乃 | 1997年9月21日(27歳) | ![]() | ||
14 | 柳田詩織 | 1992年1月8日(33歳) | ![]() | ||
19 | 長部汐莉 | 2000年3月22日(25歳) | ![]() |
在籍歴のある選手
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脚注
関連項目
外部リンク
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