トップQs
タイムライン
チャット
視点

美保飛行場

鳥取県境港市にある軍民共用飛行場 ウィキペディアから

美保飛行場map
Remove ads

美保飛行場(みほひこうじょう)は、鳥取県境港市(敷地の一部は米子市)にある飛行場空港)である。

概要 美保飛行場(米子空港) Miho Airbase (Yonago Airport), 概要 ...
Thumb
上空俯瞰(2007年9月19日) 日本海上空から中海方向
Thumb
空中写真(1976年9月25日) 滑走路延長前
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
Thumb
空中写真(2009年6月26日) 滑走路2000mへ延長後(2500m延長工事中)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

防衛省が管理しており、航空自衛隊美保基地(みほきち、JASDF Miho Airbase[1]滑走路を民間航空機が利用する共用飛行場である。通称米子空港(よなごくうこう Yonago Airport)、愛称米子鬼太郎空港(よなごきたろうくうこう Yonago Kitaro Airport)としている[2][3]

Remove ads

概要

美保飛行場(米子空港)は米子市中心部から約11km(バスで30分)の弓ヶ浜半島中心部に位置する。風光明媚な観光地に恵まれた環境にあり、鳥取県西部・島根県東部の空運を担うのみならず、山陰観光の空の玄関口としての役割も果たしてきた。

滑走路長は2,500mで、一部は中海に突き出すような形で配置されている。着陸帯の幅は300mであり、計器着陸に対応している。 滑走路に面して北側に航空自衛隊の専用エプロンハンガーなどの施設が立ち並び、滑走路の管理や航空管制などは航空自衛隊が行なっている。そのため、山陰の飛行場において唯一航空管制が行われている。 また、航空自衛隊エプロンの一角や東側の空港エプロン周辺に国土交通省関連の複数の施設が置かれ、2011年には第八管区海上保安本部美保航空基地と称される海上保安庁の航空機を格納する施設や事務所が東側エプロンに増設された。

空港ターミナルビルは航空自衛隊美保基地の東側にあり、国内線・国際線で区画を分けて使用している。ボーディングブリッジは3基を有する。ターミナルビルに接するエプロンには大型ジェット機用2バース、中型ジェット機用1バース、小型ジェット機用1バース、プロペラ機用1バースがある。

2001年度からの再延長事業[4]は、滑走路東側の県道47号線、JR境線、市道を500m迂回させる大規模なもので、境線には最寄り駅として米子空港駅が設けられた。 供用開始は2008年度目標だったが、境線の付け替え方法が地下化から迂回へ紆余曲折した関係で、1年ほど延びた。

Remove ads

統計

利用者数

元のウィキデータクエリを参照してください. 年間利用客数は、国内572,122人、国際52,142人(2016年度)[5]

利用状況

旅客数

以下に定期便とチャーター便を合計した乗降客数を示す[6]。マウスポインタを棒グラフに合わせると、該当年度の数値がポップアップする。

100,000
200,000
300,000
400,000
500,000
600,000
700,000
800,000
900,000
2010年度
2015年度
  •   国内線
  •   国際線

沿革

Remove ads

施設

概要 種類, 市場情報 ...
Thumb
空港ターミナル、エプロン

空港ターミナルビルは米子空港ビル株式会社が運営している。

  • 1階
    • 案内所
    • 航空会社カウンター
    • 到着ロビー
    • 手荷物受取所
    • ATM
    • コンビニエンスストア(セブン-イレブン
    • バス・タクシーターミナル
    • レンタカーカウンター
  • 2階
  • 3階
    • 見学・送迎デッキ(無料)
Remove ads

税関・出入国管理・検疫体制

CIQ:税関・出入国管理・検疫(Customs Immigration and Quarantine)について[24]

※出入国管理のみ常設。他は出張。

就航路線

航空会社が2社以上の場合、最前の航空会社の機材・乗務員で運航する共同運航便(コードシェア便)

国内線

さらに見る 航空会社, 就航地 ...
かつての定期就航路線

国際線

さらに見る 航空会社, 就航地 ...

過去に就航していた航空会社

さらに見る 航空会社, 就航地 ...
Remove ads

防衛省

航空自衛隊美保基地

美保基地の基地司令は第3輸送航空隊司令が兼務。

航空支援集団隷下部隊

防衛大臣直轄部隊

陸上自衛隊美保分屯地

美保分屯地(みほぶんとんち)は、鳥取県境港市に所在し、中部方面ヘリコプター隊第3飛行隊等が駐屯する陸上自衛隊米子駐屯地の分屯地である。分屯地管理業務は米子駐屯地業務隊から一部が分派され担任する。第3飛行隊長が分屯地司令を兼任する。

沿革

中部方面隊隷下部隊

  • 中部方面航空隊
    • 中部方面ヘリコプター隊
      • 第3飛行隊(隊長が分屯地司令を兼任)
    • 中部方面管制気象隊
      • 第4派遣隊
  • 中部方面システム通信群
    • 第104基地システム通信大隊
      • 第312基地通信中隊
        • 美保派遣隊
  • 米子駐屯地業務隊
    • 美保派遣隊
Remove ads

国土交通省

事故

2025年5月15日、高所作業車の点検中に車体と梯子の間に身体を挟まれ男性隊員1名が死亡する事故が発生した[31]。10日後に航空祭が予定されていたが、5月14日に愛知でT-4 中等練習機の墜落事故が発生したばかりであることも考慮し、同年の航空祭は中止することが5月20日に発表された[32]

美保基地航空祭

航空自衛隊美保基地の航空祭。近年は5月中旬〜6月初旬の日曜日に開催されている。一番の見所は美保基地に配備されているC-2輸送機やKC-46空中給油機の展示飛行で、その他にも陸上自衛隊美保分屯地所属のCH-47輸送ヘリコプターや海上保安庁美保航空基地所属のAW139ヘリコプターの展示飛行も行われる。なかでも航空祭等のイベントにおいてC-2の物料投下を見ることができるのは美保基地のみである。ブルーインパルスが美保基地に展開し曲技飛行を実施する年がある他、戦闘機による展示飛行も築城や新田原などの基地からリモート形式で実施される。また陸海空自衛隊及び海上保安庁の固定翼機と回転翼機が中心の地上展示も行われる。

交通

運行本数・所要時間・料金等の詳細は、該当項目や公式サイトにて最新情報を確認されたい。

鉄道

バス

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads