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THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL
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THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL(ザ・グレート・サツマニアン・ヘスティバル)は、鹿児島県鹿児島市の桜島で毎年10月に開催されているロック・フェスティバルである。
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概要



2018年(平成30年)、鹿児島県が大きな舞台の1つとなった明治維新から150周年を迎えることを記念して初回が開催された。SOIL&"PIMP"SESSIONSのメンバーで、発起人の1人であり、実行委員でもある鹿児島県出身のタブゾンビ[注釈 2]は、初回開催に際して「ただ単に音楽フェスで終わらせようとは思っていません。ゆくゆくはスポーツと絡め食と絡め地域と協力して鹿児島から全国に発信して鹿児島県民もそして全国の人々が鹿児島に集う様な大規模なフェスにしたいと思っています」と語っている[2]。発起人の1人であり実行委員である北文人は、公式番組『SEA SIDE ZOMBIE』にGMOペパボの社長であり鹿児島市出身の佐藤健太郎が、2016年(平成28年)7月25日放送回に出演したことがきっかけで後にGMOペパボへ入社しており、2019年(平成31年)2月1日にはTHE GREAT SATSUMANIAN HESTIVALがきっかけとなりGMOペパボ鹿児島オフィスが開設された[3]。
イベント名の「HESTIVAL」は、桜島の火山灰を指す鹿児島弁の「
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歴史
要約
視点
日置市で開催された2023年(令和5年)を除き、鹿児島市桜島横山町の南栄リース桜島広場と南栄リース桜島グラウンド[注釈 5]を会場として開催されている。2024年(令和6年)はMBC南日本放送、KKB鹿児島放送、KTS鹿児島テレビ、KYT鹿児島読売テレビも後援しNHK鹿児島放送局の番組でも紹介され、鹿児島県における全ての地上波デジタルテレビ局で紹介される。
2022年(令和4年)までは、KKB鹿児島放送とエフエム鹿児島が主催となり、九州におけるKKBと同じANN系列テレビ局、九州におけるJFN系列ラジオ局、スペースシャワーTVが後援。ソニー・ミュージックアーティスツ、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント、タワーレコード、MUSIC ON! TV、イープラスが協力。桜島での3つのステージは、鹿児島県内の地名にちなんでそれぞれ「薩摩」「大隅」「与論」と名付けられていた。
2018年
10月7日に行われた1日目には、TOKYO FMのラジオドラマ「NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE」がアーティストの生演奏とコラボレーションする企画「あ、安部礼司コラボツアー2018」の一環として、同番組の出演者と、シンガーソングライターのCaravanが共演した[5]。2日間で合計約50組のアーティストが出演し、鹿児島県内外から延べ約3万人が来場した[6]。
- 出演者
2019年
2019年(令和元年)10月5日、10月6日に開催。キャンプ券を持っていると入場できる「for CAMPER」が与論ステージに新設された。鹿児島県内外から前回を超える延べ約3万3千人が来場した。
- 出演者
- for CAMPER 出演者
2020年(中止)
鹿児島県での国民体育大会(国体)の開催が、水泳など一部の競技を除き当初は2020年(令和2年)10月3日から13日の予定だったため、それに伴い例年の10月上旬ではなく、下旬の10月17日と18日に開催予定だった[7]が、新型コロナウイルス感染症の流行により開催中止となった[8]。
- 出演予定だったアーティスト
2021年(中止)
この年は10月9日と10日に開催を予定していた。例年と異なる1ステージ制で、入場者数も制限して開催を模索していたが、全国の感染拡大状況及び鹿児島県のまん延防止等重点措置を受け、前回に続いて開催中止となった[9]。
2022年(中止)
10月7日から10日までの4日間開催を予定していた[10]。100組以上のアーティストが出演し、中でも初日の10月7日はKKB鹿児島放送の開局40周年とエフエム鹿児島の開局30周年を記念して、鹿児島県ゆかりのアーティストが出演する「SPECIAL DAY」と題して開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大と開催地域の現状、バスやフェリーの運休や減便を踏まえた結果、桜島での大規模コンサートの開催は困難な状況という判断となり、3年連続で開催中止となった[11]。
2023年
2023年(令和5年)10月21日と22日に開催。日置市において2018年(令和元年)10月14日から開催されている[12]、食を主としたイベントの
3年連続で開催中止した事により、GSH実行委員会が解散しヘスが消滅しかねない危機に瀕し、加えてこの年の10月は様々な催し物が鹿児島で行われ、桜島で開催できない事が判明し途方に暮れるが、日置市のOLIVER LANDが共催となった事もあり開催[14]。前回まで主催だったKKBが外れ、KYT鹿児島読売テレビや九州におけるKYTと同じNNN系列テレビ局が後援し、エフエム鹿児島、日置市、鹿児島市も後援。
会場は前回までの桜島から日置市東市来町になり、日置市東市来総合運動公園の有料エリア「フォレストエリア」、江口浜海浜公園で海に関する企画を行う無料エリア「ビーチエリア」で実施。例年行われている音楽、食、鹿児島特産の焼酎の他、スポーツ、アート、テクノロジーも加えた6種類を基本とした開催となる[15]。
フォレストエリアには、開催2日間で15組以上のミュージシャンの他、お笑いタレント、地元プロスポーツクラブ、アスリートなどが出演[16]。フォレストエリアには、メジャー歌手らが出演する音楽のメインステージ「サツマニアンステージ」、地元アーティストも含めた音楽やOLIVER LANDによる多様な企画を行うサブステージ「オリバーランドステージ」、鹿児島のオリーブオイルを使用した飲食店が50店舗以上出店するOLIVER LANDのスペースを配置[17]。東市来総合運動公園内の東市来ドームでは、地元プロスポーツクラブやアスリートとの子供らの触れ合い企画も行われ、21日には鹿児島ユナイテッドFC、遠藤彰弘、前園真聖、22日には鹿児島レブナイズ、川﨑宗則が来場[16]。
アートエリアには、エアブラシで描いた高さ3メートル、幅8メートルの壁面アートを設置[18]。壁面アートの、夕暮れの江口浜を少しポップなニュアンスで表現したデザインは、鹿児島県立松陽高等学校美術科1年生の今村直央による原画をもとに、美術科1年生37名全員で背景を仕上げ、人物は日置市在住のアップロック鹿児島認定講師・小牟田光四郎が描いた[18]。アートやテクノロジーの体感型企画なども行われ、オンラインではヘスと連動した拡張現実の「Hes AR」やメタバースの「メタバース・ヘスティバル」、十五代・沈壽官や9名のイラストレーターによる作品のオンライン展示を実施。21日限定で、写真家によるキャンピングカーを背景にした無料撮影会も実施[19]。小学生以下は保護者同伴で入場無料となる。
ビーチエリアでは、地元漁師による漁船クルージング体験、江口浜海浜公園近くのサーフショップによるサップのマリンアクティビティ体験、江口浜で水揚げされた魚介類を中心とした料理など十数店のフードコートに加え、クラブDJ、フラ、タヒチアンダンス(フランス語: ’Ori tahiti)を披露。
日置市東市来総合運動公園のフォレストエリア会場内には有料駐車場、江口浜海浜公園のビーチエリア近くにある江口漁港には無料駐車場が設けられた。
2日間で約1万人が来場[20]。三浦大知と満島ひかりの共演や[15]、三浦、満島、HYDE、きゃりーぱみゅぱみゅ[注釈 8]など親族が鹿児島県民の出演者も話題となった[20]。
- 出演者
- オリバニアンの看板 (2023年)
- オリバーランドステージ (2023年)
- スポーツエリア (2023年)
- ビーチエリア (2023年)
2024年
2024年(令和6年)10月26日、27日の2日間、5年ぶりに桜島で開催[21]。鹿児島県のインフルエンサー4名と組んだ発信も行う。
事前に関連イベントも実施され、5月3日にはよかど鹿児島でタブゾンビと城南海、タブゾンビと雨のパレードの福永浩平という組み合わせで無料ライブを開催[22]。9月22日には、無料で開催する小規模の野外ライブフェスイベント「浜辺と食と音楽と」が開催され[注釈 10]、大雨のため予定を変更しいちき串木野市にある吹上浜フィールドホテルの宴会場でチャラン・ポ・ランタン、氣志團の白鳥松竹梅と星グランマニエがタブゾンビと組んだ「そのまんま東高校軽音部(仮)」と城南海、麗奈、Little Hutteによるライブや、HINA[注釈 11]によるダンス、手品ショー、海洋ゴミを素材にした服を着た学生らの登場に加え、公式番組『SEA SIDE ZOMBIE』なども実施[26]。
10月26日と27日には、鹿児島の野外ロックフェス「WALK INN FES!」の協力により、地元アーティストが出演するWALK INN COLOR STAGEも設けられ、WALK INN COLOR STAGEでは両日、ゲストを招きサッポロビールの提供によりエフエム鹿児島が公式番組『SEA SIDE ZOMBIE』の公開収録も実施する。
- 出演者
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公式番組
SEA SIDE ZOMBIE
THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVALの公式番組として、『
元々は、鹿児島での大規模フェス開催を目指すラジオ番組として、2016年(平成28年)4月2日に開始。ゲストが登場する回もあった。当初は毎回ゲストを招聘する形式で放送され、初回のゲストは鹿児島県出身のちゃんMARI。鹿児島ではなく東京のスタジオで収録を行うことが多かったが、新型コロナウイルス感染症が流行してコロナ禍が始まってからの2020年(令和2年)以降は、Web会議サービスのZoomを使用して収録を行うことが多かった。番組の公式サイトでは、かつて過去放送分のアーカイブが一部公開されていた[29]。
HES TV
2019年(令和元年)4月29日からは、公式番組として「
公式BAR
THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL公式の芋焼酎バー
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脚注
外部リンク
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