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ニューメディア (ケーブルテレビ局)
山形県米沢市にあるケーブルテレビ局 ウィキペディアから
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株式会社ニューメディアは、山形県米沢市に本社をおく第三セクターのケーブルテレビ局である。
また超短波放送(FM放送)の特定地上基幹放送事業者でもある。
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概要
1986年6月、山形県や置賜地方の自治体の他、民間企業も出資する第三セクター方式で設立される[3]。当初は米沢市のみをサービスエリアにしていたが、順次、南陽市、川西町、高畠町にも対象エリアを広げた。
2000年10月1日、加入者の伸び悩みから経営難に陥っていた函館ケーブルテレビ放送から営業譲渡され[3]、翌年4月、NCVは函館センターを開局した。
2008年9月にメディアッティ・コミュニケーションズからケーブルネット新潟の経営権を取得。翌2009年1月にNCVは同社を合併した。
2017年7月、NCVが福島センターを開局。福島市においてケーブルテレビが初めて進出した[4]。
NCVの略称は「ニコニコケーブルテレビジョン」(Nikoniko Cable teleVision)と「ニューセンチュリービジョン」(New Century Vision)の二つの意味を持つ。本社(米沢地区)・福島センターでは主に前者が、函館センター・新潟センターでは主に後者が用いられる。
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沿革
- 1986年(昭和61年)6月5日 - 株式会社ニューメディア米沢(ニューメディアよねざわ)設立。
- 1987年(昭和62年)4月 - 開局。
- 1996年(平成8年)7月 - 郵政大臣より第1種電気通信事業許可。
- 1997年(平成9年)4月 - デジタルデータ伝送(エリア内イントラネット)事業開始。
- 1998年(平成10年)4月 - インターネットを含むデジタルデータ伝送事業開始。
- 2000年(平成12年)
- 7月 - 株式会社ニューメディアに社名変更。
- 10月1日 - 函館ケーブルテレビ放送株式会社を譲受。
- 2001年(平成13年)4月 - 函館センターが開局。
- 2008年(平成20年)9月 - 株式会社メディアッティ・コミュニケーションズから株式会社ケーブルネット新潟の経営権を取得。
- 2009年(平成21年)1月 - 「株式会社ケーブルネット新潟」と合併。
- 2016年(平成28年)3月 - 開局に先立て「福島センター」のホームページを開設。
- 2017年(平成29年)7月 - 福島センターが開局。
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サービスエリア
主な放送チャンネル
地上波系列別再送信局
テレビ局
ホームターミナル
セットトップボックス
- デジタルTV(セットトップボックス)はI-HITSを使用している。
- 地上デジタル放送は本社(米沢地区)、函館センター共にパススルー方式である。
- 本社(米沢地区)の地上デジタル放送の再送信は米沢中継局の開局に先行して、2005年12月1日から開始。
- 函館センターの地上デジタル放送の再送信は函館山送信所からの放送に先駆けて、2006年7月10日から開始(北海道内の放送局の配信の為、区域外再放送では無い)。当初は札幌送信所からの放送を再送信していたが、2007年(平成19年)9月までに函館山送信所からの直接受信に切り替わった。
- 2007年4月より、本社(米沢地区)における新規契約はデジタル(セットトップボックス)のみとなった。なお、同年3月までに契約したアナログ(ホームターミナル)は、そのまま使用できる。
- 2011年3月31日より、AT-X、テレ朝チャンネル、ミッドナイトブルーの再送信を開始。放送大学も080ch(本社)から274chに変更。
- 2012年10月より、GAORA、ムービープラス、ディスカバリーチャンネルのHD化が決定。それに伴い、旧チャンネル・212chのGAORA、220chのムービープラス、256chのディスカバリーチャンネルの再送信が終了。
STBのタイプ
ラジオ局
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インターネット
ケーブルを使ったOMN(Open Multimedia Network)のインターネットサービスも行っている。他にも受信地域ではパソコン入門からワード・エクセル講座、インターネット等の無料パソコン教室も各地で行っている。最近ではIPフォン(NCVフォン)も取り入れている。
なお、函館センターと新潟センターではインターネットのみの契約が可能だが、本社(米沢地区)でインターネットを利用する場合はテレビとのセット契約が必要となる。
2012年12月より本社(米沢地区)でNCVヒカリギガがスタートした。2012年11月11日より先行受付開始。速度は国内最速の1Gbps。最初は松が岬、林泉寺のみだが、エリアは順次拡大した。
本社(米沢地区)
レギュラーコース(一般向け)
- 通信速度(下り)(上り速度は共に1Mbps)
- 4Mbps
- 6Mbps
- 20Mbps
エクセレントコース(サーバー接続向け)
サーバー接続の場合、別途にオプションのサーバー接続が必要。
- 通信速度(上り/下り)
- 1.5Mbps/5.0Mbps
NCVヒカリギガ(1Gbps)
- トリプル2年割(インターネット、テレビ、電話)
- ペア2年割(インターネット、テレビ)
- 2年割(インターネット、電話)
- 2年割(インターネット)
函館センター
一般向け
- 通信速度(下り/上り)
- 5Mbps/512kbps
- 5Mbps/1Mbps
- 10Mbps/1.5Mbps
- 15Mbps/1Mbps
- 1Gbps/1Gbps
サーバ接続向け
サーバ接続料が別途必要。
- 通信速度(下り)
- 128kbps
- 192kbps
- 256kbps
- 512kbps
- 1Mbps
- 1.5Mbps
新潟センター
- 通信速度(下り/上り)
- 2Mbps/512kbps
- 8Mbps/1Mbps
- 20Mbps/2Mbps
- 160Mbps/10Mbps
オプション
- 本社(米沢地区)
- メール・アカウント追加
- IPアドレス追加
- ホームページ容量追加(10MB)
- サーバー接続
- グローバルDHCPサービス
- グローバル固定IPオプションサービス
- メール・アカウント変更
- NCVフォン
- ダイヤルアップサービス
- 函館センター
- メールアカウント追加
- アカウント変更
- IPアドレス追加
- グローバルIPアドレス追加
- ホームページ容量追加(5MB毎)
- NCVフォン
- 速度変更
- 新潟センター(ケーブルネット新潟・チューリップNET)
- IPアドレスの追加(2Mサービスを除く)
- メールウィルス・ホームページウィルススキャン
- マイシールド(ファイアウォールサービス)
- ホームページ容量追加(最大+100MB、2Mサービスを除く)
- メール転送
- モバイルアクセス
- ペアレント・アイ(コンテンツフィルタリングサービス)
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固定電話サービス
ソフトバンクテレコム株式会社と共にニューメディア米沢センターが米沢市、南陽市、高畠町、川西町で提供しているCATVサービス利用者に対してケーブルラインの提供を2009年10月1日より営業開始、10月中旬よりサービスを開始した。またKDDI提供のケーブルプラスの提供も行っている。
コミュニティ放送
要約
視点
エフエムNCV おきたまGO!(エフエムエヌシーブイ おきたまご!)の愛称で、米沢市、南陽市、東置賜郡高畠町、川西町の各一部地域を放送区域とするコミュニティ放送をしている。2012年(平成24年)12月24日に開局。
概要
山形県で4局目、置賜地方では初のコミュニティ放送局である。金子建設工業とHKYが開局時からマスメディア集中排除原則にいう支配関係[6]にある。
保有する特定地上基幹放送局の呼出名称は「よねざわNCVエフエム」。演奏所は米沢市春日の本社に、送信所は米沢市大字李山字矢沢(天元台)にあり、周波数83.4MHz、空中線電力20Wで送信している。放送対象地域を東南置賜2市2町(上記の4市町)と称している [7]。一時期、中継局を南陽市役所に置いていた。
自社制作番組とミュージックバードの番組をあわせて24時間放送をしている。
インターネット配信はJCBAインターネットサイマルラジオによる。コミュニティチャンネルのライブカメラ映像のバックの音声としてサイマル放送もしている。
沿革
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
- 4月1日 - JCBAインターネットサイマルラジオによる配信開始[10]。
- 4月18日 - 日本コミュニティ放送協会に加盟[11]。
- 9月26日 - 中継局の免許取得[12]
- 後に廃止[13]
- 2022年(令和4年)4月1日 - インターネットサイマルラジオサーバ変更に伴い、JCBAインターネットサイマルラジオサイトまたはラジオアプリ「Radimo」での聴取対応となった。また、3月末以降アプリ「TuneIn Radio」での聴取が不可となる。
- 2023年(令和5年)4月3日 - 月~金曜日の朝・昼・夕方の生ワイド番組が、丸々ケーブルテレビNCVとの同時生放送(番組内やタイムテーブル上では『MIX LIVE』と称している)となり、テレビではラジオスタジオ内の模様を見ることが出来る。
主な番組
平日
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その他
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区域外再放送について(米沢地区)
米沢地区における区域外再放送は1989年(平成元年)4月の開局時から行われて、受信点は天元台高原に設置されていた。当時はテレビユー山形(TBS系列)は開局しておらず、山形放送(当時は日本テレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット)と山形テレビ(当時はフジテレビ系列)も他系列がかなり混在した番組編成だった為、民放テレビ主要4系列が揃っている在仙民放テレビ局と県外の民放FM局が視聴出来た。1997年(平成9年)4月にさくらんぼテレビが開局し、山形県も民放テレビ主要4系列が揃った為、在仙民放テレビ局はVHF再送信からホームターミナルでの再送信に変更された。
2006年(平成18年)、県外波の受信鉄塔近傍に地上デジタル放送米沢中継局の送信鉄塔が建設された。また、UHF帯32chで東日本放送(仙台本局・アナログ)と山形放送(米沢中継局・デジタル)、34chでミヤギテレビ(仙台本局・アナログ)と山形テレビ(米沢中継局・デジタル)のチャンネルが重複した[14]。その混信対策として、同年11月1日 3:35頃に(各局の放送終了を見計らって)開局時から続いていた在仙民放テレビ4局の区域外再放送が中止された。東北放送・仙台放送はVHF帯の為にデジタル中継局の影響を受けないが、再送信再開は無かった。
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その他の情報
米沢地区では、普及率が高いため毎月1日に新聞折込で1ヶ月の番組表が配布されている。アパートなどで集団契約をしている場合は家主が直接配布することもある。新聞折込での番組表配布は全国的にも数少ない形態である。なお、新聞購読をしていない世帯が番組表を希望する場合は、郵送などによる対応も行っている。
米沢地区・函館センターのコミュニティチャンネル(9チャンネル)では、他CATV局と番組を相互供給することがある。米沢地区のコミュニティチャンネルは2007年9月より地上デジタル規格でのデジタルテレビ放送を始めた。(リモコンキーIDは9)常時、標準画質で2chを使用しており、独自データ放送は行っていない。EPG(電子番組表)にはコミュニティチャンネルの分も掲載されている。
米沢地区・函館センターにおいて、2008年6月にWiMAX予備免許取得。「デジアナ変換」は函館センターにおいては、2015年4月30日終了し[15]、米沢センターでは、同年3月31日 12:00で終了。
脚注
関連項目
外部リンク
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