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ソニン (タレント)

韓国の女優、歌手 (1983-) ウィキペディアから

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ソニン(Sonim、1983年3月10日 - )は、日本韓国女優歌手[2]。本名、ソン・ソニムハングル 성선임漢字 成膳任[1]韓国式ローマ字 Seong Seonim)。

概要 ソニン, 本名 ...
概要 ソニン, 別名 ...
概要 ソニン, 各種表記 ...

高知県出身。アミューズ所属。元EE JUMPメンバー。デビューからしばらくは歌手として活動していたが、2003年以降は女優として舞台を中心に活動している[3]

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略歴

生い立ち

四国朝鮮初中級学校初級部、東神戸朝鮮初中級学校(現・神戸朝鮮初中級学校)中級部を卒業後、神戸朝鮮高級学校に進学。芸能活動に伴い東京都立新宿山吹高等学校に編入。2003年に卒業。 愛媛の小学校時代は寮生活で、神戸の中学・高校時代は祖母の家から通っていた。

1999年
大阪城ホールで観たSPEEDのコンサートの迫力に感銘を受け、友人の勧めもありオーディション(モーニング娘。の第2回追加メンバーオーディション[4])に本名で応募する。テレビ出演を果たすも落選するが、当時、モーニング娘。のマネージャーだった和田薫にスカウトされる。
事実上の自叙伝漫画の『ソニン物語』においては、自身も人々を喜ばせたいと和田に手紙を送りスカウトされた流れとなっている。

EE JUMPとして

2000年
1月頃、後藤真希の実弟であるユウキケンと共にEE JUMP(イー・イー・ジャンプ)を結成。CDデビューに向けて、和田薫のラジオ番組やフジテレビの『笑う犬の冒険』オープニングの大喜利にダンスパフォーマーとしてのレギュラー出演をこなす。
10月18日EE JUMPのメインボーカルとして「LOVE IS ENERGY!」でCDデビュー。CDデビュー前にケンが脱退し2人組(デュオ)となった。
2001年
EE JUMP 3枚目のシングル「おっととっと夏だぜ!」がオリコンチャートで最高5位を記録するなど次の展開が期待されていたが、次のシングル「イキナリズム」発売直前の8月中旬にユウキが失踪事件を起こし、プロモーション活動はソニン単独で巡業する形となった。
この事件を契機に、11月に「EE JUMP featuring ソニン」名義のソロでシングル「WINTER 〜寒い季節の物語〜」をリリースする。
2002年
2月、ユウキが復帰してEE JUMPとしての活動を再開。シングル「青春のSUNRISE」のリリースに続き、ファーストアルバムのリリースが予告されていた4月、ユウキが不祥事のため脱退。EE JUMPは事実上解散となり、ジャケットポスターの撮影なども完了していたアルバムが発売中止となる。

ソロ歌手・女優として

2002年
8月、「カレーライスの女」のリリースで本格的にソロ活動を開始。裸エプロン姿のジャケット写真およびプロモーションビデオが話題になる。
同月、TBS『うたばん』で「6万個の1人ドミノ倒し」という企画が行われ、「(出身地の)高知 - (先祖の故郷である)韓国」間の単独長距離マラソンに挑戦する。
2003年
1月、TBSのドラマ『高校教師』に出演[5]、ホストにのめり込む女子高生を演じるなど、女優としても活動を開始。
2月、第40回ゴールデン・アロー賞音楽新人賞を受賞。
4月、『高校教師』での演技により第36回ザテレビジョンドラマアカデミー賞新人俳優賞を受賞[6]
6月6日〜7月13日 ソニンファーストコンサートツアー「華」(全国6ヶ所)
2004年
1月6、10、18日 ソニンコンサートツアー2004(東京、愛知、大阪)
11月、『8人の女たち』(天王洲銀河劇場)で舞台デビュー。
2006年
韓国SBSのテレビドラマ『天国の樹』に出演[1]
9月、hiro平山あやサエコと主演を務めた松竹系映画『バックダンサーズ!』が公開。グループではセクシー担当で、実は子持ちというダンサー役を演じた。
9月、ソロデビュー曲「カレーライスの女」を改詞して制作したデジタルシングル「後愛」を韓国CJミュージックよりリリースして、韓国で歌手デビュー[7][8]
2007年
1月、『スウィーニー・トッド』でオーディションを経てミュージカルに初出演[9][10]
11月、大沢あかねと「tomboy」を結成。「Superstar」でCDデビュー。
2008年
7月、『ミス・サイゴン』で本田美奈子.の後を継ぎ、ヒロインのキム役を演じる[10][11][12]
2009年
3月31日、所属先のHARMONY PROMOTIONアップフロント系列)のWebサイト上からソニンの名前が消え、SONIM公式サイトも閉鎖。4月1日付けでNASAエンターテインメントに移籍。正式な新公式サイト開設まではurism.jpというサイトが仮設されていた。準備中の仮設サイトは「Coming Soon...」の文字と公式ブログ・スケジュール情報(スタッフブログ)へのリンクが記されているだけであった。
2010年
7月3日、NASAエンターテインメントによる正式なソニン Official Websiteが開設。同時にオフィシャルメールマガジンもスタート。準備中だったurism.jpは一足先に終了している。7月14日にはSonim Official Tubeもスタートした。
2012年
4月、所属事務所を「No.9(ナンバーナイン)」に移籍。7月27日、公式ブログ上にて移籍していたことを発表した[13]
12月、文化庁新進芸術家海外研修制度にて1年間アメリカニューヨークに留学[14]。芸能活動休止。
2014年
1月、芸能活動再開。
7月、1年半の演劇留学を終えて帰国、9月上演の『三文オペラ』で帰国後初の舞台出演[15][16]
2016年
4月、『RENT』『トロイラスとクレシダ』『ダンス・オブ・ヴァンパイア』での演技により、初の演劇賞となる第41回(2015年度)菊田一夫演劇賞演劇賞を受賞[17][18]
2017年
3月13日放映のテレビ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に「知らぬ間に指示待ち人間になって人生見失っちゃった ソニン先生」として出演し、過去の芸能活動で事務所からの過剰な要望に応えすぎて計3回倒れた経験があることや、1ヶ月で10キロ痩せたり、シングル「カレーライスの女」で裸エプロンを披露した経緯などの苦労話を明かして大きな反響を呼ぶ[19][20]
11月~12月、『ロッキー・ホラー・ショー』(ジャネット・ワイズ役)出演[21]
2018年
1月、グローバルな活動を視野に、海外に人脈を持つ大手事務所アミューズへ移籍[22][23][24]
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人物

在日コリアン3世で[1]、本名はソン・ソニムハングル 성선임漢字 成膳任[1]韓国式ローマ字 Seong Seonim)。国籍韓国[25]。昌寧成氏の人であるが、先祖の地は慶尚南道居昌郡であるとされる[26]。「月刊ソニン」で「私は日本人でも韓国人でもない。『在日』だ」とコメントしている。なお、多くの在日コリアンが持つ通名は持っていない[27]

日本語の他に英語朝鮮語が話せる。英語は幼少時代にECC(本人も2003年以降にCMに出演)に通っていた時に習得し、朝鮮語は朝鮮学校などで習得したものと思われ、本人も民族学校に通っていたことを公言している。韓国人K-1ファイター・チェ・ホンマンとも流暢に会話しており、『チョナン・カン』出演時も草彅剛とは朝鮮語で会話していた。

タイプの男性は、自分より背が小さく、筋肉質の男性[28]

グラビアアイドル顔負けのプロポーションの持ち主でグラビア活動も行うが、筋肉がつきやすい体質らしく事務所から「ジム禁止令・筋トレ禁止令」を出された[29]

ヴィーガン

2009年、舞台『ヘンリー六世』の役作りのためマクロビオティックダイエットに挑戦したのをきっかけにベジタリアンになり[30]、2012年からは、全ての生き物を尊重するために「ヴィーガン[注釈 1]になっている[31][32]。これまで結婚を考えた男性はいたものの、「“食”が合わなかった」ことから長続きしなかったという[31]

ハロプロとの関係

ソニンはハロプロには属したことはないが、デビュー当時つんく♂プロデュースだったこと、マネージャーが和田薫だったこと、後藤真希の弟ユウキとユニットを組んでいたこと、ソロ開始後度々なされた「私のライバルは松浦亜弥ちゃん」という本人発言など、複数の理由からハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)のメンバーと混同されることがある。

ファンクラブ

EE JUMPの2ndシングル発売のころに「EE JUMPファンクラブ準備室」が発足、その後「ソニンファンクラブ準備室」と名前を変え継続していたが、遂には正式なファンクラブは発足しないまま「〜準備室」は2005年11月末をもって閉鎖された。

ハーモニープロモーション時代は携帯用公式有料サイト「アーティストステージ」が実質的なファンクラブのような役割を果たしており、PV撮影・番組収録観覧の参加権が抽選で得られたりコンサートチケットの優先予約や会員限定通信販売なども行っていた。

現在はオフィシャルメールマガジン登録者限定で、最新情報・本人からのメッセージなどの伝達サービス、各種チケットの先行受付を実施している。

2017年3月末日をもって閉会した。

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出演

  • *印はDVD化済み

舞台

テレビドラマ

連続ドラマ

単発ドラマ

ウェブドラマ

バラエティ番組

ドキュメンタリー

情報番組

  • ハートをつなごう2006年4月〜2012年3月、NHK教育) - レギュラー。(この関係から、NHKのバリアフリー関連の特別番組や各種イベントにも参加している。)

その他のテレビ番組

映画 

吹き替え

CM

ラジオ

その他(出演)

  • アーティストステージ (アップフロント系の携帯サービス。ハーモニープロモーション時代には携帯公式サイトがあった。)
  • 宅ふぁいる便のメルマガコラム
  • 2009年度コニカミノルタランニングプロジェクト ナビゲーター
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ディスコグラフィ

シングル

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配信限定シングル

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アルバム

オリジナル・アルバム

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映像作品

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参加楽曲

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タイアップ

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書籍など

書籍

  • 『日韓交流スクランブル』大修館書店2008 ISBN 4469232513 インタビューと写真が収録されている。
  • 『?(Question)こそが人生の答え』ソフトバンククリエイティブ 2008 ISBN 4797345578
  • 『元リバウンドの女王』宝島社 2012
  • 『ソニンの美・ヴィーガン』東京ニュース通信社 2021

雑誌(主なもの)

  • Myojo - EE JUMP当時からレギュラーをもっており、公式にソニンの写真が初めて公開されたのもこの雑誌である。
  • WHAT's IN? music net - かつて連載をしていたが、連載中に雑誌自体が休刊(のちに復活)。
  • GiRL POP - 上記の休刊を受けるかたちで、こちらへ連載が移動。2006年の廃刊を以って終了。
  • COOL TRANS - かつて連載をもっていた。
  • Quick Japan Vol.50 - 「天然最強少女ソニン」と題し、約60ページの特集。
  • FLASH - 表紙・袋とじを含めグラビアを多数掲載。このグラビアに未公開写真やインタビューを加えて出版したのが下記の『ソニンまにあ』。
  • ザッピィ - ソニンの軌跡を描いた漫画『ソニン物語』が掲載されていたほか、付属CD(ザッピングCD)内にレギュラーコーナーをもっていたこともあるほか、すでに音源が完成していた『EE JUMP COLLECTION 1』の断片が付属CDに収録されたこともあった。
  • DVD Club 2004.12月号 - 付属DVDに約10分間の撮りおろしムービーと「あゝ!一軒家プロレス」の予告編を収録。本誌では表紙・グラビア・応募者全員プレゼント企画など。
  • シアターガイド - 2007年5月号から2007年10月号まで連載をしていた。

写真集

その他(書籍)

  • 漫画
    • 『ソニン物語』(2003年10月、メディアファクトリー)ISBN 4840108757
      雑誌『ザッピィ』に掲載されていたソニンのデビューからソロ活動までの軌跡を描いた同名漫画に1話加えての出版。漫画:姫野かげまる
  • トレーディングカード
  • カレンダー
  • 2006年11月24日付けの朝日新聞の一面の「いじめている君へ」という特集で、自らが小学校から高校まで先輩や級友からいじめを受けていたことを明かし、いじめられる側の気持ちを訴えた。
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受賞

脚注

外部リンク

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