トップQs
タイムライン
チャット
視点

医療漫画

ウィキペディアから

Remove ads

医療漫画(いりょうまんが)は、日本における漫画作品のジャンルの1つ。医師看護師をはじめとした医療従事者を主人公としていたり、病院診療所などの医療現場を舞台とするなど、主に医療をテーマにした漫画作品を指す[1]

定義

落合隆志は医療漫画の定義として

  • 医師および医療従事者が登場するもの
  • 医療の専門職種や医療機関を舞台に設定しているもの
  • 「障・病・老・異[* 1]」のテーマにおいて「生命」という普遍的な主題を取り扱うもの

以上の3つを挙げた[2]

動物医療を題材とした漫画について中垣恒太郎は医療漫画とするべきなのかとしてから、グラフィック・メディスン生存学が基本的に人間を対象とし、方や動物医療を題材とした漫画も1つのサブジャンルとなっているため、医療漫画の研究が発展していくと動物医療ものは別のジャンルとして形成する可能性を挙げている[3]

歴史

要約
視点

前史

1962年にアメリカの医療ドラマベン・ケーシー』が日本で放送され大ヒット、翌1963年に複数の漫画雑誌で医者ものの作品が登場、そのうち、ちばてつや週刊少年マガジンで連載した『ハチのす大将』は医療漫画黎明期の一作である[4]。ただ同作は先輩漫画家のつのだじろうから作中の医療描写が正しくないことを指摘する手紙が毛筆の巻紙で送られてきたことをちばが恥じて短期終了となった[4]表智之はこのエピソードに脚色が含まれる可能性に言及しながらも、外科医である主人公がコレラの論文を書くのは不正確だと同意、主人公が地元の支援のためにお金を得ようとバイクレースに参戦するなど方向性を模索したとみられるシーンを指摘した[5]

『ハチのす大将』は『ベン・ケーシー』、山本周五郎の『赤ひげ診療譚』から影響もみられるが、貧困のせいで医療から遠ざかってしまっている者たちにきちんと焦点が当てられ、それは1950年代から1960年代にかけて漫画でよくみられたことであった[6]白土三平の『消え行く少女』(日本漫画社、1959年)においては広島で被爆して原爆症になった少女が主人公でその頃の貸本少女漫画では「難病少女もの」といえる作品が人気ジャンルであり、異色作ながらその流れで描かれた一作だったとみられる[6]。また、貸本少女漫画では「母子もの」という悲劇も人気で、主人公の少女の母は亡くなっているか行方不明、特に結核を患って闘病していることが多く、それは現実社会を反映したものだった[7]。現実で結核患者が減少すると原爆症がよく登場するようになり、『愛と死を見つめて』が大ヒットしたことで行き届いた医療の受けて若く美しく清らかな死のイメージが広まり、貧困は遠景となり、1961年成立の国民皆保険制度により医療は全国民が平等に受けられるものとして医療と切り離されていた貧困者は建前上いなくなった[7]。バラエティ番組『シャボン玉ホリデー』(1961年-1971年)では『消え行く少女』で描かれたようなボロ屋に住んで病に臥せっている貧しい人がコントに登場、テレビでそういったことは笑いのネタにできる過去のものとなった[8]

手塚治虫による形成

手塚治虫が1970年にビッグコミックで連載した『きりひと讃歌』は本格的な医療漫画の始まりに挙げられ[9]、同作は医療に情熱をかける医師による難病を解明、業界での権力争い、病気を理由とした差別など後の医療漫画で扱われることのほとんどが登場[10]、そして手塚が1973年から週刊少年チャンピオン連載の『ブラック・ジャック』は医療漫画がまだ確立されていない中で単行本レーベル「恐怖コミックス」として刊行された同作は累計億超えの医療漫画最大のヒット作で、天才医師というパターンを誕生させ、図書館への蔵書も多く、同作をきっかけとして医師を目指した人も多くいたほど影響を与え、『きりひと讃歌』とともに医療漫画のストーリーの枠組みをほぼ完成させた古典であり、今日に至るまで読み継がれている[11]

ジャンルとして確立以降

1988年から真船一雄が週刊少年マガジンで連載の『スーパードクターK』は医療漫画でよくある現実味、万能感とは逆に最大限活かした長編、本ジャンルの極北とも評される[12]。同作は医師を原案協力としてクレジットすることで主人公の技量に現実味と説得力を持たせ、そういった専門家監修は1980年以降の医療漫画でよくみられるようになり『ブラック・ジャック』で描かれた医師としての超人性は『スーパードクターK』では身体的なものとなり、現実と虚構のバランスをとった[13]

動物医療を題材とした漫画としたサブジャンルを決定付けたのは佐々木倫子花とゆめで連載の『動物のお医者さん』で、21世紀の医療漫画はそれまであまり注目されることのなかった専門分野を題材にしていることも多いが、それの先駆けにも挙げられ[14]、同作は医療漫画でよくある涙を誘うような話は全くなく[15]、専門的な診療もないが、連載に当たって募集したエピソードを元に描かれた大学獣医学部で学ぶ学生にリアリティを感じさせた[16]。また佐々木はビッグコミックスピリッツで1995年連載開始の『おたんこナース』で原案、取材として看護師をクレジットし、医療漫画でリアルな舞台設定の傾向が見られ始め[17]、基本はコメディだが人間模様や心情の変化、病気や死との向き合いなどから看護師ものの標準作である[18]

1995年に連載開始した森本梢子の『研修医なな子』は女性向け医療漫画としてはおそらく最初の作品である[19]

2000年に始まった山本航暉の『ゴッドハンド輝』は医療漫画として少年向け及び週刊少年マガジン史上最多の全62巻のヒット作で[20]、同作は世間ではあまり知られていない領域、スポットが当たり辛い業界人に注目、内科診断の重要性、麻酔科医の必要性、理学療法士、臨床薬剤師、栄養士、臨床工学技士、製薬会社の営業といったことが描かれ、また、日常に役立つ家庭の医学を取り扱った情報漫画の要素もあり[21]、現実とフィクションをうまく織り交ぜ、ドラマチックな治療や凄い技、医療従事者の苦悩や患者のドラマ、医療情報に主人公の成長が詰まった同作は医療漫画の理想とも評される[22]

2000年代は村上もとかの『JIN-仁-』、山田貴敏の『Dr.コトー診療所』のようなヒューマンドラマ作品、佐藤秀峰の『ブラックジャックによろしく』、乃木坂太郎の『医龍-Team Medical Dragon-』、くさか里樹の『ヘルプマン!』といった医療監修、綿密な取材をして描かれた作品が発表された[23]。また『ヘルプマン!』は介護現場の問題を取り上げた先駆であった[24]

2006年出版された細川貂々の『ツレがうつになりまして。』は当事者による医療エッセイ漫画がまだ少ない中でその先駆けとして登場した[25]

2010年代になると現実のチーム医療が反映されたものや医療関係の職種、登場する病気などが多様化した[23]

病気をめぐる主観的で複雑な個々の経験を表現したコミックがふえており、それを「グラフィック・メディスン」と呼び、日本でも2018年に一般社団法人日本グラフィック・メディスン協会が設立されている[26]

2020年から新型コロナウイルスが流行するとそれを取り入れた、しりあがり寿コミックビーム連載の『NEW NORMAL DAYS[27]いがらしみきおの『ふつうのきもち』、複数の漫画家によるコロナ禍の日々を描く『MANGA Day to Day』などが発表された[28]

Remove ads

特徴

ブラック・ジャックに始まる数多くの病気や怪我に対応できるスーパードクターという類型が存在[29]、同作では現実味よりフィクションとしての超人さを優先させた[13]。『JIN-仁-』では主人公は名脳外科医だが超人というわけではなく医療が現代より発達していない幕末にタイムスリップしたことで相対的に超人になっており、スーパードクターのあり得なさを避けている[30]。ただ特定の分野のスーパードクターは実在しても数多くの医療分野に対応できる人は実際には存在し得ず[13]、2010年代以降の作品によくみられる高度に専門化された領域を扱うほど、リアリティを追い求めるほどスーパードクターを否定せざるを得なくなる[30]

作者やその家族の闘病、体験を描いたエッセイ漫画も多く、漫画をよく読む人だけではなく一般層にも開かれており、漫画文化の受容層の点からして特別な位置にある[31]

動物医療を題材とした漫画は人を対象の医療漫画と比べると少なく、現実社会では1970年代以降でもペットの関心は強いが、それぞれの動物の命を守る動物医療は重視されてこなかったからだとされる[32]

作品

1960年代

1970年代

1980年代

1990年代

2000年代

2010年代

2020年代

疾患を扱った作品

  • 聖 -天才・羽生が恐れた男-山本おさむビッグコミック、1999年) ネフローゼ症候群、小児病棟の子供たち
  • I's(庄司陽子、講談社漫画文庫、2000年) 性同一性障害
  • G.I.D庄司陽子モーニング、2001年) 性同一性障害
  • 光とともに…戸部けいこ秋田書店、2001年 - 2010年)自閉症とその家族
  • IS?男でも女でもない性?六花チヨOne more Kiss、2003年 - 2009年)インターセックス
  • 15の夜週刊少年マガジン、2005年 - 2008年、不定期連載)ネグレクトや薬物依存症、アスペルガー症候群、AIDSなど
  • ツレがうつになりまして。細川貂々幻冬舎、2006年)躁鬱病とその家族
  • 大原さんちのダンナさんーこのごろ少し神経症大原由軌子文藝春秋、2006年)神経症、パニック障害など。他にもシリーズあり
  • 目の玉日記小林よしのり小学館、2006年)白内障闘病?手術まで、軽い緑内障
  • 壊れた脳 生存する知(原案:山田規畝子、作画:成瀬涼子BE・LOVE、2007年)脳出血後の高次脳機能障害
  • わが家の母はビョーキです中村ユキサンマーク出版、2008年)精神分裂病
  • まんがで学ぶはじめての認知症ケア高瀬直子小学館、2008年)認知症。家族に認知症発症が疑われる時の基礎的な知識や心の持ち方、公的な支援制度の活用法など[60]
  • だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調ほしばあやこ&待鳥むう、監修:善方裕美、主婦の友社、2009年) 更年期障害
  • わたしは働くうつウーマン(作:安部 結貴、漫画:大葉リビ小学館、2009年)鬱 自立支援医療費支給認定 パニック障害
  • 漫画家ママの うちの子はADHD (こころライブラリー)かなしろにゃんこ講談社、2009年)ADHD育児日記
  • 日々コウジ中柴本礼主婦の友社、2010年)高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミック
  • 西原理恵子X月乃光司のおサケについてのまじめな話 アルコール依存症という病気西原理恵子月乃光司小学館、2010年 )(漫画は冒頭だけあとは対談)アルコール依存症 家族や当事者、巻末に専門医療機関&サポート団体リスト
  • 続・日々コウジ中柴本礼主婦の友社、2011年)高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミック
  • Final Phase朱戸アオPHP研究所、2011年)ハンタウイルス感染症 都心湾岸エリア
  • 旦那さんはアスペルガー(著:野波ツナ、監修:宮尾益知コスミック出版、2011年 - )
  • のほほん亭主がんになる?ステージIVから大逆転日野あかねぶんか社、2012年)悪性リンパ腫患者記録
  • マンガ 認知症のある人って、なぜ、よく怒られるんだろう?北川なつぺこなつ堂、2012年)認知症のある人とその介護 短編集
  • 入院しちゃったうつウーマン(作:安部 結貴、漫画:大葉リビ小学館、2012年)閉鎖病棟 双極性障害
  • もう大丈夫 パニック障害でもがんばれる!(監修:貝谷久宣、著:ほりみき講談社、2012年 )
  • 娘が学校に行きません 親子で迷った198日間(著:野原広子KADOKAWAメディアファクトリー、2013年)カウンセリング 保健室登校
  • せんせい、誤診です! ~ホラー漫画家の本当にあった怖い闘病山本まゆり、ぶんか社、2013年) 脳下垂体腺腫(無月経、視野欠損、むくみ)手術、その後まで
  • なんびょうにっきさとうみゆき大洋図書、2013年)成人スティル病
  • 思ってたウツとちがう! 「新型ウツ」うちの夫場合池田暁子秋田書店、2013年) 新型うつ
  • 今夜もホットフラッシュ青沼貴子メディアファクトリー、2013年) 更年期障害
  • イタリアでがんになった泉ももPHP研究所、2013年)子宮体癌
  • さよならタマちゃん武田一義イブニングKC講談社、2013年)精巣腫瘍患者記録(手術と化学療法)
  • ニトロちゃん: みんなと違う、発達障害の私沖田×華光文社、2013年)アスペルガーなどの〈発達障害〉幼少時代の体験
  • ボクの彼女は発達障害: 障害者カップルのドタバタ日記(著者:くらげ、漫画:寺島ヒロ、監修:梅永雄二、学研マーケティング、2013年) 広汎性発達障害 自閉症スペクトラム障害(ASD) 視覚・聴覚過敏等、周囲の人の接し方
  • 失踪日記2 アル中病棟吾妻 ひでおイースト・プレス、2013年)アルコール依存症 入院 断酒会
  • おひとりさまの遠距離介護けもの道たけしまさよメディカ出版、2014年)膝人工関節手術・仮面鬱病・介護サービス等の説明
  • 死んで生き返りましたれぽ村上竹尾株式会社双葉社、2014年)(糖尿病性ケトアシドーシス・腎不全・脳浮腫etc.)意識不明状態の人の視覚聴覚と回復の過程
  • ずっと健康だと思ってた。34歳脳こうそく克服記(作:有田奈央、絵: 麻生夕貴、イースト・プレス、2014年) 脳梗塞(左半身麻痺)と支える家族の話
  • 乳がんでもなんとかなるさ?独女マンガ家闘病記?佐々木彩乃ぶんか社、2014年)手術 同時再建 ホルモン治療
  • 夫が骨肉腫になりましたまきりえこ扶桑社、2015年)膝蓋骨の骨肉腫の手術と化学療法
  • となりのお尻が気になります加藤のりこ実業之日本社、2015年)痔核 手術
  • はざまのコドモ 息子は知的ボーダーで発達障害児(原作:君影草、漫画:沖田×華ぶんか社、2015年)
  • はっちゃん、またね 多発性骨髄腫とともに生きた夫婦の1094日池沢理美講談社、2015年)多発性骨髄腫
  • 入院ノート火村正紀スクウェア・エニックス、2016年)(本は完結していない)子宮癌、卵巣癌、腹水、胸水
  • ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!たむらあやこ講談社、2016年)痛みの強いタイプのギラン・バレー症候群
  • ふいにたてなくなりました。おひとりさま漫画家、皮膚筋炎になる山田雨月ぶんか社、2016年) 皮膚筋炎(発症、治療、退院まで)
  • 元気になるシカ! アラフォーひとり暮らし、告知されました藤河るりKADOKAWA、2016年) 卵巣癌 抗癌剤治療対策
  • 漫画家、パーキンソン病になる。島津郷子、ぶんか社、2016年)パーキンソン病
  • コミュ障は治らなくても大丈夫 コミックエッセイでわかるマイナスからの会話力(著:水谷緑 原著:吉田尚紀KADOKAWA、2016年)
  • 淋しいのはアンタだけじゃない吉本浩二小学館、2016年 - 2017年)聴覚障害
  • どうせ死ぬなら描いて死ぬ(著:あやめゴン太KADOKAWA、2017年)33歳漫画家志望が脳梗塞
  • 33歳漫画家志望が脳梗塞になった話あやめゴン太、集英社、2017年) 脳梗塞体験記 理学・作業・言語療法
  • ぢ 私、痔主になりましたてらいまき、河出書房新社、2017年) 内痔核 外痔核 痔瘻 肛門科体験記と役立ちグッズ
  • 酔うと化け物になる父がつらい菊池真理子秋田書店、2017年)アルコール依存症の父と家族の苦悩
  • 「子供を殺してください」という親たち(原作:押川 剛、画:鈴木マサカズ新潮社、2017年 - )引きこもりなどの子供のトラブルと家族 医療への連携など
  • 難病患者になりましたっ! 漫画家夫婦のタハツセーコーカショーの日々岡田がる朝日新聞出版、2017年)多発性硬化症、難病申請
  • うちの子は字が書けない (発達性読み書き障害の息子がいます)(監修:宇野彰、著:千葉リョウコポプラ者、2017年)発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア) 合理的配慮
  • うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち田中圭一KADOKAWA、2017年)
  • さよならしきゅう岡田 有希講談社、2017年)33歳で子宮頸がん
  • 乳がんでもなんとかなるさ〜いのちのエリー編〜佐々木彩乃ぶんか社、2018年)ステージ3 再建者と乳がん患者の会
  • 32歳で初期乳がん 全然受け入れてません水谷緑竹書房、2018年)手術 放射線治療
  • 元気になるシカ!2 ひとり暮らし闘病中、仕事復帰しました藤河るりKADOKAWA、2018年)卵巣癌
  • わたし、39歳で「閉経」っていわれましたたかはしみき主婦と生活社、2018年)早発卵巣不全(早発閉経)
  • 生理ちゃん小山健KADOKAWA、2018年)
  • 強迫性障害です!みやざき 明日香星和書店、2018年)
  • パニくる!? パニック障害、「焦らない!」が効くクスリ櫻日和鮎実KADOKAWA、2018年)
  • わたし中学生から統合失調症やってます。: 水色ともちゃんのつれづれ日記(解説:成重 竜一郎、著:ともよ合同出版、2018年)
  • 実録 解離性障害のちぐはぐな日々: 私の中のたくさんのワタシ(解説:岡野 憲一郎、著:Tokin合同出版、2018年)
  • うつを甘くみてました#拡散希望#双極性障害#受け入れる#人生ブリ猫ぶんか社、2018年)
  • お別れホスピタル沖田×華小学館、2018年 - )終末期病棟
  • ありがとうって言えたなら瀧波ユカリ文藝春秋、2018年)膵臓癌 家族の対応
  • 統合失調症日記木村きこりぶんか社、2018年)
  • 脱 産後うつ 私はこうして克服したミィ講談社、2018年)
  • 認知姫~暴れる義母との戦いの日々(著:野原とり子、著:GSSTアムコミ、2018年)認知症家族の介護
  • ALSになりましたぷよこeBookJapan Plus、2018年)筋萎縮性側索硬化症
  • がんまんが 私たちは大病している内田春菊ぶんか社、2018年)直腸癌、人工肛門
  • こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(著:西造、著:映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」、comico、2018年)原作の映画をコミック化、筋ジストロフィー
  • コータリンは要介護5 車椅子の上から見た631日(朝日新聞出版、2018年3月)クモ膜下出血後遺症による半身麻痺及び高次脳機能障害
  • 発達障害 僕にはイラつく理由がある!(監修:前川あさ美、著:かなしろにゃんこ講談社、2019年)ADHD
  • 内臓いっこ取っちゃった内村かなめナンバーナイン、2019年)胆石
  • 現実逃避してたらボロボロになった話永田カビイースト・プレス、2019年)アルコールによる急性膵炎、ADHD
  • 霊能者ですがガンになりました(著:小林薫、原作:斎、ぶんか社、2019年)乳がん、手術、抗がん剤治療
  • 腸よ鼻よ島袋全優KADOKAWA、2019年 -2023年)潰瘍性大腸炎
  • 僕の妻は発達障害(ナナトエリ・亀山聡、新潮社、2019年 - )発達障害
  • ある日突然、慢性疲労症候群になりました(監修:倉恒弘彦、著:ゆらり合同出版、2019年)
  • 強迫性障害治療日記みやざき明日香星和書店、2019年)
  • 交通事故で頭を強打したらどうなるか?大和ハジメKADOKAWA、2019年)脳挫傷 高次脳機能障害 リハビリ 大学復帰 就職
  • うつ病九段(著:先崎学、漫画:河井克夫文藝春秋Kindle版、2020年)うつ病
  • 消えていく家族の顔、現役ヘルパーが描く認知症患者の生活吉田美紀子竹書房Kindle版、2020年)認知症
  • 骨髄ドナーやりました!水谷さるころ少年画報社Kindle版、2020年)骨髄ドナー提供者
  • ケーキの切れない非行少年たち(イラスト:鈴木マサカズ、原著:宮口幸治新潮社、2020年)「境界知能」から非行に行ってしまった子供
  • 子どもにキレちゃう夫をなんとかしたい!(著:水谷 さるころ、監修:山脇 由貴子幻冬舎、2022年)心理テスト カウンセリング
  • 私、なんで別れられないんだろう~脳が壊れた彼との日々~(著:いのうえさきこ秋田書店、2020年) 高次脳機能障害者とその家族
  • 末期ガンでも元気です 38歳エロ漫画家、大腸ガンになるひるなまフレックスコミックス、2021年)
  • がんの記事を書いてきた私が乳がんに!? 育児があるのにがんもきた(著:内野こめこ その他:藍原育子KADOKAWA、2021年)
  • 高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまでもつおKADOKAWA、2021年 - )強迫性障害、摂食障害
  • くる日もくる日もコロナのマンガしりあがり寿KADOKAWA2021年)新型コロナによる世界の変化
  • MANGA Day to Day(上) (下)( 講談社 、2021年)新型コロナによる世界の変化
  • 漫画家、死を覚悟しました ~難病との闘い(著:たかの宗美ぶんか社 、2022年) 多発性硬化症
  • 大原さんちの不登校(著:大原由軌子文藝春秋、2023年)不登校 スクールカウンセリング 臨床心理士 子ども医療センター たんぽぽ教室

細菌、細胞を擬人化した作品

Remove ads

脚注

参考文献

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads