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古今亭圓菊 (3代目)
落語協会所属の日本の落語家 ウィキペディアから
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三代目 古今亭 圓菊(ここんてい えんぎく、1970年7月19日 - )は、落語家、俳優である。本名∶藤原 浩司。落語協会所属。出囃子は『武蔵名物』。紋は『鬼ツタ』または『裏梅』。父は同じく落語家二代目古今亭圓菊。名跡「古今亭圓菊」の当代で、前名は「古今亭菊生」。
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経歴
安田学園高等学校在学中、二代目古今亭圓菊に入門、九番弟子となる。1988年3月31日、池袋演芸場で「道具屋」で初高座を踏み、翌年4月1日に金原亭桂太と同時に楽屋入り。前座名は菊司。兄弟子にあたる古今亭志ん彌門下で修行した。
1992年11月1日に金原亭桂太と共に二ツ目昇進。菊翔に改名。
2002年3月21日に林家彦いち、入船亭扇辰、三遊亭金八、鈴々舎鈴之助と共に真打昇進。二代目圓菊の『菊』と大師匠五代目古今亭志ん生の『生』で菊生に改名。
2019年2月上席池袋演芸場夜席で主任を務めた。古今亭志ん彌、古今亭菊千代、古今亭文菊、ぺぺ桜井の一門の他五街道雲助、古今亭志ん輔、柳家小菊らも出演した。
2021年10月31日「三代目古今亭圓菊」を襲名[1][2][3][4]。10月4日に上野精養軒で「菊生改め3代目古今亭円菊襲名披露祝賀会」を開催した後[5]、五十日間の披露興行は行わず、鈴本演芸場十月余一会「菊生改メ三代目古今亭圓菊襲名披露」、浅草演芸ホール十一月上席恒例の「二代目古今亭圓菊追善興行」で「二代目古今亭圓菊追善・三代目古今亭圓菊襲名記念興行」としてトリを取った。
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芸歴
人物
安田学園高等学校の先輩には立川龍志、後輩には九代目春風亭柳枝がいる。
六代目古今亭志ん橋、鈴々舎馬桜、入船亭扇遊、十一代目金原亭馬生、三遊亭圓丈、九代目林家正蔵らと親交が深い。
前座仲間には林家たい平、三遊亭丈二らがおり、現在でも仲が良い。昭和45年生まれの四人・林家きく姫、三遊亭金八、二代目林家三平と共に「笑いの45口径」という落語会をやっていた。
古今亭志ん輔、古今亭菊太楼と共に、シイタケ栽培にハマっている。
うねうね系の虫が嫌い。好物は肉。カリフラワーとブロッコリーとカニが苦手。広島東洋カープのファン。
趣味
逸話
前座時代にバイクで事故を起こし寄席を休んだが、仲間内では「日サロに行ったんだ」と噂された。
三遊亭圓丈とはヘラブナ釣り仲間、「ヘラ友」。圓丈とともに長野県中綱湖で釣りをした際、泳ぎながらヘラブナ釣りをした。絶対無理だと思われていたが、泳ぎながら釣れた。
圓丈が、釣れた時に記念写真を撮ろうと、カメラを構えたら、圓菊(当時∶菊生)の竿にアタリが来た。しかも魚は、ハリを加えてその竿をどんどん沖へ運んで行く。
他の釣り人は「いやあ、大丈夫、一度、竿を持って行かれた時は、戻って来たから…」と言っていたが、逆にドンドン沖に流されていく。しばらくしていたが、ほぼ中央に留まってしまった。すると菊生はパンツ一枚になって、「じゃ、竿をとりに行ってきます」と湖に入って泳ぎだした。しかし菊生が、竿に近づくと掛ったヘラが慌てて泳ぎだす。また近づく、逃げるの竿と菊生のおいかけっこになる。しかし何度かやってるうちに菊生が疲れてきた。岸に引き返した時は、菊生は疲れ果てたが、無事生還したという。
見習い時代は平成の米騒動の最中で米がなく、師匠や兄弟子古今亭志ん彌に言いつけられ米を買いに行っていた。それでも米がなかったので志ん彌のためにホットケーキを焼いていたが、志ん彌の注文に答えるうちにホットケーキを焼くのがうまくなった。なお、パンの上に納豆とピーナッツバターをのせて食べると美味しいらしい。
三代目襲名披露パーティーの時は、コロナ禍による緊急事態宣言明けということで、パーティーはノンアルコールで食事が供される形での開催となった。また、会場入口には、初代圓菊(→五代目志ん生)・二代圓菊と自身が並んだ合成写真が飾られた[5]。
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活動
要約
視点
浅草演芸ホール8月中席で毎年行われる住吉踊り連に所属している。
落語会
- 「3711R」 - 毎年3月、7月、11月に新宿二丁目の道楽亭で行われている
- 「ザ・噺人」
- 菊生落語大全
ザ・噺人
お江戸両国亭にて行われている。
菊生時代
圓菊時代
演目はひとつ必ずネタおろしをしている。ネタおろしの演目は◎印を付す。
菊生落語大全
池袋演芸場の落語協会特選会で行われている。「菊生落語大全」としては全5回。
主任公演
定席での主任公演。
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出囃子
出演
テレビ
映画
- 落語物語 - カメラマン役
CD・DVD
- キクショー大全集
演目
主に古典落語を演じるが、三遊亭圓丈作のものを中心として新作落語を演じることもある。「ラーメン屋」は、落語協会では圓菊のみが演じている。(圓菊に教えたのは古今亭寿輔)
古典
廓噺
政談
新作
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脚注
外部リンク
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