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安芸区

広島県広島市の行政区 ウィキペディアから

安芸区map
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安芸区(あきく)は、広島市を構成する8つの行政区のひとつ。

概要 あきく 安芸区, 国 ...
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概要

1980年政令指定都市移行と同時に設置された。

広島市の東部に位置し、1973年から1975年にかけて広島市に編入された旧安芸郡4町村(瀬野川町熊野跡村矢野町船越町)の区域からなる。区役所は旧船越町にあり、その他の旧3町村には区役所の出張所(旧瀬野川町畑賀地区には連絡所)が置かれている。

区域は海田町によって分断され、旧矢野町の区域が飛び地となっている[注釈 1]ものの、海田町を含めた安芸郡4町(府中町海田町熊野町坂町)とは「安芸地区」として日常生活圏が一体となっている[2]

安芸郡4町の広島市編入合併が実現していれば、府中町は東区に、その他3町は安芸区に含まれる予定であった[3]

政令指定都市移行前の仮称でも「安芸区」[4]としており、市民への公募・市議会の議決を経て安芸区に正式決定した[5]

地理

要約
視点

矢野地区では都市部の様相を示しているが、瀬野川流域の中野地区や中野東地区では周囲を山々に囲まれ盆地状の地形を成しており、その周辺を阿戸地区、畑賀地区、瀬野地区といった小盆地集落が点在している。

  • 二級河川
  • その他の河川
    • 宮下川
    • 入川
    • 的場川
    • 椛坂川
    • 熊野川
    • 畑賀川
    • 大藤川
    • 呉娑々宇山(682.2m)
    • 蓮華寺山(374m)
    • 絵下山(568.1m)

町名

  • 上瀬野地区 - 旧瀬野川町
    • 上瀬野
    • 上瀬野南
  • 瀬野地区 - 旧瀬野川町
    • 瀬野
    • 瀬野西
    • 瀬野南
  • 中野地区 - 旧瀬野川町
    • 中野
    • 中野東
  • 畑賀地区 - 旧瀬野川町
    • 畑賀
  • 阿戸地区 - 旧熊野跡村
  • 船越地区 - 旧船越町
    • 船越
    • 船越南
  • 矢野地区 - 旧矢野町
    • 矢野西
    • 矢野東
    • 矢野南

ニュータウン・団地

  • スカイレールタウンみどり坂
  • みつぎ台団地
  • 瀬野川団地
  • 城平団地
  • 平原団地
  • 望ヶ丘団地
  • さくら台団地
  • 虹ヶ丘団地
  • 安芸ヶ丘団地
  • 鴨之巣団地
  • 幸崎団地:海田町に隣接、小学校のみ海田町立海田南小学校に通う
  • 矢野ニュータウン
  • 大磯団地
  • 星ヶ丘団地
  • 月ヶ丘団地
  • 天神日広団地
  • 神長日広団地
  • 梅河団地
  • 五月台団地:呉市に隣接、小学校・中学校は呉市立昭和北小学校・呉市立昭和北中学校に通う
  • 寺屋敷団地:呉市に隣接、小学校・中学校は呉市立昭和北小学校・呉市立昭和北中学校に通う

隣接する自治体・行政区

人口

広島市の8つの区の中で最少であり、かつ唯一10万人に満たない区である。

先述した通り、安芸郡海田町・熊野町・坂町も編入合併し安芸区に含まれる予定であったため、他の7つの区と比べ人口規模が小さい。なお、これら3町を含めると1.9倍の人口規模(2025年7月現在約137,000人)となり、佐伯区と同規模となる。

安芸区(に相当する地域)の人口の推移
1960年(昭和35年) 32,514人
1965年(昭和40年) 39,837人
1970年(昭和45年) 51,128人
1975年(昭和50年) 62,808人
1980年(昭和55年) 65,775人
1985年(昭和60年) 68,169人
1990年(平成2年) 70,039人
1995年(平成7年) 74,542人
2000年(平成12年) 75,435人
2005年(平成17年) 76,656人
2010年(平成22年) 78,789人
2015年(平成27年) 79,353人
2020年(令和2年) 77,103人
総務省統計局 国勢調査より[注釈 2]
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歴史

公共施設

文化施設

主要な公園

官公庁

  • 広島市安芸区役所
    • 阿戸出張所
    • 中野出張所
    • 矢野出張所
    • 畑賀連絡所

警察

  • 区内には警察署はない。区内には以下の交番があり、全て海田警察署管轄である。
    • 船越交番(船越南1丁目)
    • 矢野交番(矢野西4丁目)
    • 中野交番(中野2丁目)
    • 中野東駅前交番(中野5丁目)
    • 瀬野交番(瀬野1丁目)

阿戸地区は熊野交番(熊野町)が管轄。以前は駐在所があったが廃止され、熊野交番管轄になった。

消防

2007年3月31日までは、海田地区消防組合消防本部の管轄であり、広島市内でありながら安芸区のみ広島市消防局の管轄ではなかった。海田地区消防組合消防本部は同日付で解散し、広島市消防局に編入され広島市安芸消防署となった。従って、広島市消防局であるが、安芸郡海田町、熊野町、坂町も管轄下に置くこととなった。

メディア

  • 放送局
    • ちゅピCOM
      「安芸ケーブルテレビ」として開局した後合併を重ね、「ふれあいチャンネル」(安芸支局)、「ちゅぴCOMふれあい」(安芸支局)、「ちゅぴCOM」(安芸支局)を経て、現在「ちゅぴCOM」の本社直轄エリアとなる。

主要な医療機関

その他

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産業

かもじかつら)が、矢野地区で昭和初期まで盛んに生産。全国的に有名だったが、現在は衰退。マツダの工場が近いことより関連会社も多くある。前述のように、広島市中央卸売市場 東部市場もある。

安芸区に本社を置く企業

安芸区に拠点を置く企業

デパート・大規模商業施設

以下に記載する商業施設は大規模で広域集客力のある物に限定し、店舗の大まかな説明も記載している。百貨店はサテライト店舗でない物、ショッピングセンターは原則10,000m2以上(参照)としている。ただし、施設が集積しているなどしている場合は、例外的に掲載している場合も有る。

  • 区内に大規模な施設は存在しない。

教育

専門学校

高等学校

公立

中学校

公立

小学校

公立

幼稚園

保育園

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交通

要約
視点

鉄道

安芸区のうち、旧船越町の地域には海田市駅海田町新町)が最寄りである。

その他、山陽新幹線東広島駅 - 広島駅間で当区を2度通過しているが、すべてトンネル区間である。

かつて存在した鉄道路線

バス

芸陽バス[8] が以下の路線を運行している(安芸区内のほぼ全域)。

  • 40:(広島バスセンター広島駅方面) - 入川 - 船越町 - (海田市駅入口・海田小学校前・国信橋) - 貫道橋 - 中野東七丁目 - 瀬野駅 - 宮の前・阿戸・(熊野町 海上側)方面 / (八本松駅方面)
  • 41 東雲線:(広島バスセンター・市役所前) - 東部市場前 - 鴻治新田 - (海田小学校前・国信橋方面) - 貫道橋 - 中野東七丁目 - 瀬野駅 - 宮の前
  • 6-1,6-2 安芸南線:海田市駅 - 矢野大井(・済生会広島病院フジグラン安芸)方面
  • 6-3,6-5 畑賀線:(海田市駅 - 砂走橋) - 奥畑
  • 7-1 榎山線:瀬野駅 - 榎山 - みつぎ団地
  • 7-8:阿戸線:瀬野駅 - 宮の前 - 阿戸 - (海上側)
  • 7-10:瀬野駅 - 八本松駅方面
  • みどり坂タウンバス:瀬野駅北口 - みどり坂方面

広電バス[9] は以下の路線バスを運行している(旧船越町、旧矢野町)。

  • 40:(広島バスセンター・広島駅方面) - 入川 - 船越町 - (海田市駅入口) - 神崎 - 矢野出張所 - 鷹の巣 - (熊野町方面)
  • 41:(広島バスセンター・市役所前方面) - 矢野新町 - 矢野新町 - 矢野駅入口 - 矢野ニュータウン - (熊野町方面)
  • 3:(済生会広島病院前) / 矢野駅前方面 - 矢野ニュータウン - (熊野町方面)

坂町循環バス[10] は安芸区矢野西にある安芸南高校前バス停を経由する。

2003年3月31日までは、中国ジェイアールバスの路線も走っていた。

道路

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史跡・歴史的建造物

広島市の文化財(1) 有形文化財:建造物広島市の文化財(10) 記念物:史跡広島市の文化財(11) 記念物:名勝広島市の文化財(12) 記念物:天然記念物広島市の文化財(13) 登録文化財 より。

安芸区出身の有名人

市外局番・郵便番号

脚注

関連項目

外部リンク

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