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榎本温子

日本の女性声優、歌手 (1979-) ウィキペディアから

榎本温子
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榎本 温子(えのもと あつこ、1979年11月1日[1][8] - )は、日本女性声優ナレーター[6]歌手ラジオパーソナリティフリー東京都足立区出身[3]

概要 榎本温子, YouTube ...

概要 えのもと あつこ榎本 温子, プロフィール ...
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来歴

要約
視点

子供の頃からアニメが好きであり、『ドラゴンボール』、『幽☆遊☆白書』、『らんま1/2』などを観ていた[9]。その頃、これといった夢はなく、小学生の頃に将来の夢を書いていた時には、「アニメ関係の仕事につきたい」という曖昧なことを書いていた[10]。姉が通っていた中学校を目指して小学1年生から塾に通い始めた[11]。その後、その中学校には合格して進学[11]。小学、中学時代の頃には、職業としての声優があることを知った[9]。当時は最初のアニラジブームであり、アニラジ番組『ラジメーションMOONWAVE・ぼくの地球を守って』、『ここはグリーンウッド放送局』などの番組を聴いていた[9]。その頃、声優がアニメの出演だけではなく、歌手としてCDをリリースしたり、ラジオのパーソナリティをしていることを見て、「そういうこともできる仕事なんだ」と中学生の時には漠然と声優を目指そうと思っていたという[9]

高校生になってからも、その気持ちは変わらず、一般公募の「特待生新人オーディション」を見つけて、「これに応募して受かったら声優を目指そう。受からなかったら目指すのはやめよう」、「これで受からないぐらいなら残っていけないだろうな」と思ったという[9]

最初に受けたのは高校1年生の時で、3000人くらい受けて最終まで残り、最終は20人ぐらいだったが、落選[9][10]。その時に「ああ、こういう感じの人が受かるんだ」と思い、その後、再び勉強し、翌年、受けて、最終までは残ったが、落選[9][10]

「その事務所が別の新しい事務所を作るので、そこに入りませんか?」というお便りをもらい[9][10]、高校生(吉祥女子中学校・高等学校[12]時代にオーディションを受け、アイムエンタープライズに所属。オーディションは親に内緒で受けていたため、事務所所属時に初めて親を説得していた[9][10]。その時のレッスン費が月に5000円くらい必要だったが、「それは自分でアルバイトをして払うので、通わせてください」と言っていた[9]。芸能関係の仕事だったことから「大丈夫なの? だまされていない?」と心配されていたという[9]。色々話して、高校卒業後、大学進学を条件に許してくれたという[9]

高校3年生の1月に文化放送のラジオ番組・ゲームの『ヴェクトライダーズ/いつか、重なりあう未来へ』のオーディションと、ゲーム『étude prologue 〜揺れ動く心のかたち〜』のオーディションを同時に合格して、そのゲームの制作発表の記者会見に出席し、デビュー[9][13]。当時は記者会見はうれしかったが、何をしていたら正解なのかもわからず、戸惑いの連続だった[9]。その翌週ぐらいにラジオ『超機動放送アニゲマスター』へゲスト出演、「オーディションに受かりました。4月から5分番組を始めます」のような報告をした[9]。その際同じくゲストに庵野秀明がおり、榎本はテレビアニメ新世紀エヴァンゲリオン』が好きだったことから「あ、庵野さんだー!」のような感じだった[9][13]。半年後に『彼氏彼女の事情』に関わり不思議な縁を感じた[9][13]

その4月から放送された『超機動放送アニゲマスター』の5分番組で初めてのレギュラー番組に出演[9]

1998年、『彼氏彼女の事情』の主人公・宮沢雪野役[注 1]でアニメデビュー[7]

大学に進学していたが、その後仕事が忙しくなり、2学期までしか行けずに休学したという[9]

2001年、主演を務めたアニメ『機動天使エンジェリックレイヤー』の主題歌『Be My Angel』でCDデビュー[13]

2005年9月、アイムエンタープライズから81プロデュースへと移籍。2006年2月『ふたりはプリキュア Splash Star』に出演、移籍後初主演となる[13]。また、サポーターズコミュニティーサイトBEWEにて、サポーターズクラブ「Rainy Lady Palace」を2006年2月10日に開設した。

2007年6月6日にミニアルバム『Rainbow』以来、約3年ぶりとなる個人名義のマキシシングル『ココロレーダー/Good Luck Good Day』を発売し、同年12月22日には声優デビュー10周年記念本として「ユメノユクエ」を発売した。

2005年9月から所属していた81プロデュースを2015年6月末をもって退所[15]

2016年3月7日石井マークとの結婚を発表した[16]が、2018年8月9日離婚したことを自身のTwitterにて発表した[17]

2023年 現在、アベプラのナレーターとして活動している[18]

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人物

要約
視点

1979年、3人姉妹の末っ子として生まれる[19]。父親が50歳の時に生まれ、17歳と14歳離れた姉がおり「母親が3人いる感じ」だった[19]。父親は経営コンサルタントをしていた[11]。母は、保母をしていたが、榎本の誕生後は、その仕事を辞めて、パートをしていた[11]。姉は、ピアノの先生で榎本も3歳から13歳まで、週に1回ピアノを習っていた[11]。家では教えてもらえたが、姉が先生だったことから、全然練習しなかった[11]。しかし、楽譜が読めるくらいにはなった[11]。もう1人の姉もピアノを習っていたことから、多少弾けるといい、姉の夫も音楽関係で、榎本の母はミュージカルが好きで、榎本の父は映画音楽が好きで、音楽にあふれていた一家だった[11]そろばんスケートスキー水泳体操クラブと常に習い事をし、榎本が公式プロフィールで趣味特技としている茶道は小学校1年生の頃から続けているという[19]オタク雨女としても有名[20][信頼性要検証]

中学2年生の時はバドミントン部に所属していたが、真面目にしていなかった[11]。短距離走は速かったため、中学時代はリレーの選手もしていた[11]。ただし、中学の部活はハードで皆で一緒のことをするのは少し恥ずかしい感じもあったため、あまりスポーツに興味はなかった[11]。高校1年生の時は演劇部に所属していた[11]。当時の部員は全部で6人ぐらいおり、先輩が2〜3人いたが、すごいギャルで少し怖かった[11]。ある日、文化祭に向けて朗読劇をやることになり、夏休み練習で学校に行っていたところ、先輩がドレッドヘアーになっていた[11]。夏休みが終わる頃にその先輩が「お父さんに怒られて坊主にされちゃったー」と坊主になりカツラで学校に来ていた[11]。演劇部では朗読劇するぐらいしか人数もいなかったことから、当時の思い出は、ドレッドだという[11]。高校3年生の5月末ぐらいから、初めてアルバイトを始めて、当時は近所のコンビニでアルバイトを週に3回、月に2万円稼げるくらいしていた[11]

声優以外で、なりたかった職業は英語が好きだったことから海外に行く仕事をしたかったという[2]

オリジナルの挨拶に「ぱっきゅんわ」がある。これはラジオ番組『ヴェクトライダーズRadio Someday』でパーソナリティをともに務めていた長沢美樹のオリジナル挨拶「がっつんわ」を元にしている。

本人から直筆サイン入りの返事が来る企画を、サポーターズクラブ「Rainy Lady Palace」主導で行っている(往復はがきフェア)。このサインは1枚1枚榎本の手書きである。返事の到着時期は2006年が2月、2007年が3月であった。そのためサイン以外のイラストが、それぞれバレンタイン雛祭りとなっていた。

交友関係

自身と同時期にデビューした山本麻里安とは親友であり、2004年には合同自主企画「聖マリオン学院」を行ったりコラボレーションアルバム『HONEY』をリリースするなどしている。また、桑谷夏子を加えて3人でバレンタインイベントを開催したこともある。

ふたりはプリキュア Splash Star』で共演した樹元オリエとも度々親交を深めており、サポーターズクラブ「Rainy Lady Palace」のブログに登場したり、また逆も少なくない。お揃いの服などもよく買っており、その親密ぶりは本人のツイッターなどにおいても再三語られており、樹元オリエとその夫の稲垣理一郎や子供たちと家族ぐるみの付き合いをしている。また同番組の主題歌歌手である五條真由美うちやえゆかとも交流を持ち、この付き合いは後に「よにんでSUPER☆TEUCHI☆LIVE」というライブイベントへと発展することとなった。

仕事に対する姿勢

アイムエンタープライズに8年間在籍していたが、2005年9月から81プロデュースに移籍。本人の公式サイト上(「〜Chelsea〜」)では「何年もかかって決めたこと」と明確には書かれていなかったが、著書『ユメノユクエ』によると「当初はアイドル事務所をやろうと思ってアイムを始めたわけではなかった。(当時はまだ出来たばかりの事務所だったので)新しい事務所を業界の中に浸透させるのが大変だった。アイドル的なことが雑誌などで取り上げられたおかげで、アイムという事務所を世間に覚えてもらえてアイム祭というイベントも出来た。この先活動を続けていく上でアイドルというのは寿命があるなともちろん思っているし、私は役者になりたくて声優の世界に入ってきたのでこの先のことを考えて移籍する」と語った[13]

上記の理由より、歌手として活動していることには長らくの葛藤があったようで、そのことに対してデビュー当初より「自分の知らない自分が独り歩きをしている」ように感じ、恐怖していたという。しかし、五條とうちやえとの出会いによって歌に対しての認識が改まり「私は、私に歌える歌を歌おう。声優として歌を歌おう」という心持ちを得た[21]とする。

声優の中でも演技者としての誇りを人一倍に抱いており、同時に関連専門職に対しても尊敬の念を欠かさない人物であるが、それ故に、それら職業の「専門性」にも一家言を抱いており、いまだに自らを「未熟」と称する厳しさを持つ。そのため、2013年6月16日に堀江貴文が行った声優の専門職性を疑問視するツイートに対して反論のツイートを放ち、緒方恵美にとりなされて軽い騒ぎとなった[22]

声優業界についてメディア取材を受けた際「声優はアニメ出演だけでは食べていけない」と証言した[23]

独立以後は声優の他にもTVやネットメディアのナレーション、YouTuberとして活動を広げている。

バーチャルYouTuberとして

2021年8月17日、自身のYouTube生配信にて、3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」での3Dアバター自作に挑戦。視聴者の協力を得ながら4時間で完成させ、「てんこえちゃん」と命名した(ナレーションの仕事で「天の声」を担当したことに由来)。その後は『榎本桃井のエモエモ90's』を中心にアバターでの配信を行うようになったが、生身の姿とのキャラクター分けは特に行っておらず、配信目的に応じて使い分けている(本人曰く「毎回1時間くらいかかるメイクの手間が要らなくて楽」)。自身がナレーションを務める「ABEMA Prime」でも、バーチャル関連の話題が扱われる際にアバター出演することがある。

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出演

要約
視点

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2021年
2022年
2023年

劇場アニメ

2002年
2006年
2008年
2009年
2010年
2011年
2014年
2015年
2018年

OVA

2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2007年
2008年
2017年
  • Landreaallイオン・ルッカフォート) - 単行本29巻限定版DVD

Webアニメ

ゲーム

1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2012年
2013年
  • カードファイト!! ヴァンガード ライド トゥ ビクトリー!!(先導エミ)
  • ロミオVSジュリエット(バルサザー=アクイラ[42]
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2023年

ドラマCD

  • カオシックルーン(クマリ)
  • アクエリアンエイジ ゲームブック企画会議〜メインヒロインの座を狙え!〜(二階堂優芽
  • てるてる×少年(2003年、御城紫信
  • りょー子先生の診療室〜悩める子羊には愛のムチよ〜(2004年)
  • アクエリアンエイジ7周年記念ドラマCD 後編(2006年、東海林光)
  • Landreaallシリーズ(2006年 - 2012年、イオン・ルッカフォート
    • 1 - 3
    • ミュージアム・バルへようこそ
    • 漫画19巻限定版特別付録ドラマCD、20巻記念ミニドラマCD
  • CLANNAD 光見守る坂道で 第3巻第1話(2007年、宮沢有紀寧)
  • アクエリアンエイジ10thアニバーサリードラマCD(2009年、東海林光
  • SKET DANCE(2009年、丹生美森)
  • 羊くんならキスしてあげる☆ ドラマCD(2009年、永原羊
  • 81プロデュースオリジナルドラマCD Prologue End〜どんなに離れてたって傍にいるから〜(2010年、海藤那月
  • アクエリアンエイジ 望刻の塔 スペシャルボックス同梱ドラマCD(2010年、二階堂優芽

コンテンツ

  • プレイングドラマ『羊くんならキスしてあげる☆』(2007年、永原羊
  • 声優 榎本温子のてんこえ堂 ASMR音声作品『のじゃロリ狐の恩返し耳かき』(2024年、狐々呂
  • 声優 榎本温子のてんこえ堂 ASMR音声作品『脳トロいちゃあま溺愛耳かき』(2024年、同棲彼女
  • UNICORN MAGIC ASMR作品『吸血鬼お嬢様と女執事』(2024年、リリア

吹き替え

映画

アニメ

ボイスオーバー

ナレーション

ラジオ

※はインターネット配信

1990年代
2000年代
2010年代

ラジオドラマ

Web番組

テレビドラマ

Vシネマ

  • 温泉タマゴ〜湯けむり奇談〜(2004年、由那

舞台

  • ファンタシースターオンライン2 -ON STAGE-(青山劇場、2014年12月4日 - 7日)- ニコ生PSO2放送局メンバー・榎本温子 役
  • 萬腹企画「恋愛疾患特殊医療機 a-Xブラスター」(シアターグリーン BOX in BOX THEATER、2018年1月11日 - 14日)- 白鷺・シャルルマーニュ 役
  • 萬腹企画「V-e ヴォイス・エレメント」(上野ストアハウス、2019年9月4日 - 9月8日)

その他

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ディスコグラフィ

シングル

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コラボレーション・シングル

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アルバム

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コラボレーション・アルバム

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映像作品

ライブ映像

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タイアップ曲

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キャラクターソング

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その他参加楽曲

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ライブ

合同ライブ

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その他

書籍

  • 榎本温子写真集「TO*SHIN*DAI」
  • 榎本温子photo book「22〜unreal〜」
  • ユメノユクエ(声優デビュー10周年記念本)(発行:メディエイション、発売:飛鳥新社

脚注

外部リンク

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