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2016年のJリーグカップ

2016年に開催された第24回Jリーグカップ ウィキペディアから

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2016年のJリーグカップは、2016年3月23日より開催され、同年10月15日に決勝が行われた、第24回Jリーグカップである。浦和レッズが13年ぶり2回目の優勝を果たした。

概要 開催国, 開催期間 ...

大会名称

ヤマザキナビスコを冠スポンサーとして行われる。グループステージまでは「2016Jリーグヤマザキナビスコカップ」の名称で行う。ヤマザキナビスコが大会終了前の同年9月1日より会社名を「ヤマザキビスケット」に改称する[1] ことを踏まえ、ノックアウトステージ(正式にはリリース日の6月21日)より同社の略称と新商品名を冠した「2016JリーグYBCルヴァンカップ」の名称で行う[2]。なお、当初は決勝まで「Jリーグヤマザキナビスコカップ」の名称を用いるとしていた[3]

大会レギュレーション

要約
視点

大会の基本レギュレーションについては2015年12月15日[4]、グループ分けと日程の詳細については2016年1月28日にJリーグより発表された。基本的には2015年大会の大会方式を踏襲しているが、それまでの「予選リーグ」を「グループステージ」に、「決勝トーナメント」を「ノックアウトステージ」に呼称変更している[5]。これはJFAにおいて英語表記に則さない[注釈 1]「決勝トーナメント」の用語を使わないと決定したためである[6]

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大会日程

グループステージの日程については2015年12月15日に[4]、ノックアウトステージの日程については2016年1月13日に[12] 発表された。日程の発表時点でグループステージ参加が未定のFC東京については暫定的にAグループの日程に組み込まれ、その後FC東京がACLプレーオフに勝利したため、FC東京との対戦カードが組まれたクラブが試合なしとなった。なお、決勝の会場は前年大会と同様、埼玉スタジアム2002で開催される[13]

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グループステージ

要約
視点

Aグループ

さらに見る 順, チーム ...
出典: 順位表, 戦績表
順位の決定基準: 1.勝点 2.得失点差 3.総得点数 4.当該チーム間の対戦成績 5.反則ポイント 6.抽選







第7節 2016年6月5日 大宮アルディージャ 1 - 0 鹿島アントラーズ さいたま  
14:04 ネイツ・ペチュニク 87分にゴール 87分 公式記録 競技場: NACK5スタジアム大宮
観客数: 9,316人
主審: バルトシュ・フランコフスキ
第7節 2016年6月5日 ジュビロ磐田 1 - 3 名古屋グランパス 磐田  
14:04 ジェイ 64分にゴール 64分 公式記録 小屋松知哉 27分にゴール 27分
竹内彬 37分にゴール 37分
川又堅碁 39分にゴール 39分
競技場: ヤマハスタジアム
観客数: 8,792人
主審: 扇谷健司

Bグループ

さらに見る 順, チーム ...
出典: 順位表, 戦績表
順位の決定基準: 1.勝点 2.得失点差 3.総得点数 4.当該チーム間の対戦成績 5.反則ポイント 6.抽選

第1節 2016年3月23日 アビスパ福岡 2 - 2 柏レイソル 福岡  
19:04 城後寿 17分にゴール 17分
ウェリントン 30分にゴール 30分
公式記録 輪湖直樹 55分にゴール 55分
田中順也 77分にゴール 77分
競技場: レベルファイブスタジアム
観客数: 5,525人
主審: 飯田淳平

第2節 2016年3月27日 柏レイソル 0 - 1 ベガルタ仙台  
15:03 公式記録 富田晋伍 69分にゴール 69分 競技場: 日立柏サッカー場
観客数: 6,944人
主審: 廣瀬格
第2節 2016年3月27日 川崎フロンターレ 0 - 1 アビスパ福岡 川崎  
15:03 公式記録 田村友 79分にゴール 79分 競技場: 等々力陸上競技場
観客数: 11,510人
主審: 池内明彦

第3節 2016年4月6日 横浜F・マリノス 1 - 3 柏レイソル 横浜  
19:34 富樫敬真 5分にゴール 5分 公式記録 中川寛斗 42分にゴール 42分
増嶋竜也 50分にゴール 50分, 68分
競技場: ニッパツ三ツ沢球技場
観客数: 7,084人
主審: 西村雄一

第4節 2016年4月20日 横浜F・マリノス 1 - 0 サガン鳥栖 横浜  
19:34 伊藤翔 23分にゴール 23分 公式記録 競技場: ニッパツ三ツ沢球技場
観客数: 4,777人
主審: 飯田淳平

第5節 2016年5月18日 サガン鳥栖 1 - 1 川崎フロンターレ 鳥栖  
19:04 富山貴光 72分にゴール 72分 公式記録 16分にゴール 16分 (o.g.) 競技場: ベストアメニティスタジアム
観客数: 4,779人
主審: 岡宏道
第5節 2016年5月18日 横浜F・マリノス 2 - 1 アビスパ福岡 横浜  
19:34 兵藤慎剛 73分にゴール 73分
伊藤翔 90+4分にゴール 90+4分
公式記録 平井将生 31分にゴール 31分 競技場: ニッパツ三ツ沢球技場
観客数: 5,133人
主審: 三上正一郎

第6節 2016年5月25日 川崎フロンターレ 2 - 1 ベガルタ仙台 川崎  
19:04 大塚翔平 43分にゴール 43分, 48分 公式記録 ハモン・ロペス 85分にゴール 85分 競技場: 等々力陸上競技場
観客数: 8,801人
主審: バルトシュ・フランコフスキ
第6節 2016年5月25日 アビスパ福岡 1 - 1 サガン鳥栖 福岡  
19:00 平井将生 85分にゴール 85分 公式記録 豊田陽平 45分にゴール 45分 競技場: レベルファイブスタジアム
観客数: 14,465人
主審: 扇谷健司

第7節 2016年6月5日 サガン鳥栖 1 - 1 柏レイソル 鳥栖  
14:04 池田圭 31分にゴール 31分 公式記録 エデルソン 79分にゴール 79分 競技場: ベストアメニティスタジアム
観客数: 5,337人
主審: 西村雄一

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ノックアウトステージ

要約
視点

準々決勝と準決勝については、トーナメント表上段のチームが、第2戦をホームで行う。

  準々決勝
(8月31日・9月4日)
準決勝
(10月5日・10月9日)
決勝
(10月15日)
                             
 横浜F・マリノス (a) 1 1 2  
 大宮アルディージャ 2 0 2  
   横浜F・マリノス 0 1 1  
   ガンバ大阪 (a) 0 1 1  
 ガンバ大阪 1 6 7
   サンフレッチェ広島 1 3 4  
     ガンバ大阪 1 (4)
   浦和レッズ (PK) 1 (5)
   浦和レッズ 2 4 6  
 ヴィッセル神戸 1 0 1  
   浦和レッズ 2 3 5
   FC東京 1 1 2  
 アビスパ福岡 1 0 1
   FC東京 1 2 3  

準々決勝

さらに見る チーム #1, 合計 ...

第1戦




2016年8月31日
19:04
さらに見る 1 - 1 ...

2016年8月31日
19:05
さらに見る 1 - 2 ...

2016年8月31日
19:30
さらに見る 1 - 1 ...
味の素スタジアム, 調布
観客数: 6,882人
主審: 岡部拓人


第2戦



2016年9月4日
18:04
さらに見る 1 - 0 ...

二試合合計スコア 2 - 2(アウェーゴール1 - 0)で横浜F・マリノスが準決勝進出


2016年9月4日
19:02
さらに見る 6 - 3 ...

二試合合計スコア 7 - 4でガンバ大阪が準決勝進出


2016年9月4日
18:34
さらに見る 4 - 0 ...

二試合合計スコア 6 - 1で浦和レッズが準決勝進出


2016年9月4日
19:04
さらに見る 0 - 2 ...

二試合合計スコア 1 - 3でFC東京が準決勝進出



準決勝

さらに見る チーム #1, 合計 ...

第1戦



2016年10月5日
19:04
さらに見る 0 - 0 ...

2016年10月5日
19:34
さらに見る 1 - 2 ...
味の素スタジアム, 調布
観客数: 13,354人
主審: 家本政明


第2戦



2016年10月9日
14:00
さらに見る 1 - 1 ...
日産スタジアム, 横浜
観客数: 19,378人
主審: 扇谷健司

二試合合計スコア 1 - 1(アウェーゴール1 - 0)でガンバ大阪が決勝進出


2016年10月9日
14:04
さらに見る 3 - 1 ...

二試合合計スコア 5 - 2で浦和レッズが決勝進出



決勝

決勝に駒を進めたのは、2014年から3年連続で決勝進出を果たし、2年ぶり3回目の優勝を目指すG大阪と、2013年以来3年ぶりの決勝進出を決め、2003年以来13年ぶり2回目の優勝を目指す浦和の2チーム[14]。Jリーグカップ決勝では初対戦となる両チームの対戦は今季1勝1敗だが、決勝2週間前の10月1日に行われたリーグ戦では、浦和がホームでG大阪に4-0で大勝しており、G大阪にとってはその雪辱を期す試合となる。一方浦和にとっても、前年(2015年)にゼロックス杯チャンピオンシップ準決勝天皇杯決勝の全てでG大阪に敗れており、こちらも雪辱を期すまさに「因縁の対決」となった[15]

G大阪は対浦和戦6試合で4ゴールのFWパトリックが決勝直前に負傷離脱[16]、浦和もMF梅崎司が負傷離脱する[17] など、お互いに一部の主力を欠いての対戦となった。

序盤は一進一退の攻防が続く中、17分にG大阪MF遠藤保仁の敵陣からの縦パスをセンターライン付近で受けたFWアデミウソンが反転して一気にドリブルで攻め上がり、浦和DF陣を振り切って浦和GK西川周作との1対1を冷静に決めてG大阪が先制。その後は再び一進一退の攻防が続き、そのまま1-0で前半を折り返す[18]

追いかける展開となった浦和は後半にかけて圧力を強め、ゴール前に再三迫るシーンを作り出すがG大阪の守備ブロックの前に得点を挙げることが出来ない。迎えた76分、浦和はMF高木俊幸に替えてFW李忠成を投入。すると、交代直後の最初のプレーとなるMF柏木陽介の放ったコーナーキックをゴール前の相手DFの裏に回り込んだ李がヘディングでゴールにたたき込み、浦和が同点に追いつく。なお浦和はヤマザキナビスコカップ時代の2003年決勝で87分からノーゴールが13年越しに続いていた為、Jリーグカップ決勝の連続無得点時間を歴代最長の408分[19] で止めた事になる。その後はスコアは動かず、1-1で延長戦に突入する。

延長戦は101分、浦和はMF関根貴大のクロスからFW李がフリーで合わせるも枠外。後半終了間際には途中出場のG大阪FW呉屋大翔のシュートがポストにはじかれ、そのままゴールラインを割るかと思われたが、浦和DF森脇良太の必死のクリアで勝ち越しとはならず、そのまま延長戦も終了。2005年大会以来11年ぶりにPK戦での決着となった[18]

迎えたPK戦、両チームとも3人目までは全員決め、G大阪の4人目は自らキッカーを志願したFW呉屋[20]。ゴールほぼ正面に蹴り込むが、浦和GK西川は動かずこれを右足で止める。この後5人目までPKを決めた浦和が13年ぶり2回目の優勝を果たし、YBCルヴァンカップとしての初代王者となった。浦和が国内三大タイトルを獲得したのは、2006年の天皇杯で、奇しくも決勝で今回と同様にG大阪に勝利して以来10年ぶり[21]、国際タイトルを含めると2007年のACL以来実に9年ぶりのタイトル獲得となった。また、ミハイロ・ペトロヴィッチにとっては、6年間指揮していた広島時代を含め、来日11年目にして初の国内三大タイトル獲得となった[22]


ガンバ大阪
GK01日本の旗 東口順昭118分に警告 118分
DF14日本の旗 米倉恒貴
DF05日本の旗 丹羽大輝
DF06大韓民国の旗 金正也
DF04日本の旗 藤春廣輝30分に警告 30分
MF21日本の旗 井手口陽介
MF15日本の旗 今野泰幸
MF11日本の旗 倉田秋88分に交代退場 88分
MF19日本の旗 大森晃太郎72分に交代退場 72分
MF07日本の旗 遠藤保仁 キャプテン27分に警告 27分
FW09ブラジルの旗 アデミウソン66分に交代退場 66分
控え:
GK18日本の旗 藤ヶ谷陽介
DF08日本の旗 岩下敬輔
DF22大韓民国の旗 オ・ジェソク
MF25日本の旗 藤本淳吾72分に交代出場 72分
MF27日本の旗 内田達也
FW20日本の旗 長沢駿68分に警告 68分66分に交代出場 66分
FW23日本の旗 呉屋大翔88分に交代出場 88分
  
監督
日本の旗 長谷川健太
浦和レッズ
GK01日本の旗 西川周作
DF46日本の旗 森脇良太
DF06日本の旗 遠藤航
DF05日本の旗 槙野智章
MF24日本の旗 関根貴大
MF10日本の旗 柏木陽介
MF22日本の旗 阿部勇樹 キャプテン
MF03日本の旗 宇賀神友弥36分に交代退場 36分
MF09日本の旗 武藤雄樹70分に交代退場 70分
MF13日本の旗 高木俊幸26分に警告 26分76分に交代退場 76分
FW30日本の旗 興梠慎三
控え:
GK15日本の旗 大谷幸輝
DF04日本の旗 那須大亮
MF16日本の旗 青木拓矢
MF18日本の旗 駒井善成36分に交代出場 36分
FW11日本の旗 石原直樹
FW20日本の旗 李忠成76分に交代出場 76分
FW21スロベニアの旗 ズラタン70分に交代出場 70分
  
監督
オーストリアの旗 ミハイロ・ペトロヴィッチ
2016 Jリーグカップ 優勝
浦和レッズ
13年ぶり2回目
テレビ中継[23]
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表彰

さらに見る 表彰名, 選手名 ...

得点ランキング

最終更新は2016年10月15日の試合終了時
出典: J.League Data Site

脚注

関連項目

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