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日本の札幌テレビ放送の情報番組 ウィキペディアから
『どさんこワイド』は、1991年10月7日から札幌テレビ放送で放送されているローカルワイド番組のシリーズ。2009年以降は『どさんこワイド179』(-イチナナキュウ)として放送されている。
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笹原嘉弘が初代プロデューサーとして「生放送・双方向・得する情報」のコンセプトを考案し「地方局が信頼されるにはニュースが大切」の考えとともにニュースを基本に生活情報を加えた構成を基本として、夕方のローカル情報ワイド番組の先駆けとして開始[1]。その後中継機材の小型化やスマートフォンによるクイズ解答など放送技術の進展により番組のライブ感や双方向性を高めて現在に至っている[1]。番組内では数字部分を省略しSTVどさんこワイドとアナウンスされることが多い。タイトルロゴは番組開始当初から2016年9月30日まで基本的なデザインを変更することなく使用していたが、2016年10月3日の放送から2代目となる現行のタイトルロゴとなっている。
北海道の最新ニュースや天気予報に加え、生活に役立つ情報や料理コーナーで構成されている。
番組内で使われる全国ニュースの映像は、かつて、news every.以外は「日テレNEWS24」のCS向けの映像を使用していた。また、番組中にニュース速報・交通情報・気象警報・地震情報が入った場合は基本的には速報テロップを画面下(通常放送時では画面上)に表示し、スタジオから伝える形をとっていた。現在では通常放送時と同様の方法をとっている。
以前は18時16分からの北海道内のニュースについては、深夜に日テレNEWS24の「ウォッチ・ザ・にっぽん列島」でも全国放送していた(BS日テレでは当初4:3標準画質のアップコンバートで放送していたが、中継回線の変更に伴い2006年9月26日からは16:9のハイビジョン画質で放送されている。現在はBSでの放送は行われていないが、日テレNEWS24のチャンネル自体そのものがハイビジョン制作となっている)。「ヤン坊マー坊天気予報」は北海道ではこの番組内で放送されている。また、ニュースコーナーでは月1回同時手話通訳放送を実施している(夕方のニュースで手話通訳放送を行っているのは青森放送の「RABニュースレーダー」〈毎月最終金曜のみ〉と当番組のみ)。
放送時間は15時48分から19時までの3時間12分で、それまで最長だった「ほくほくテレビ」(NHK札幌放送局)が2005年10月3日から原則として17時10分 - 19時の放送となったため、本番組が夕方の情報番組・報道番組としては全道一の時間番組に返り咲いた。ただし、2005年10月の改編で放送時間を1時間拡大した北海道テレビ(HTB)の「イチオシ!」(現・イチオシ!!)は3時間10分となり、さらに2006年7月3日からは15時45分放送開始となったため、全道一の放送時間は同番組に明け渡されることになった。その後、北海道放送の「今日ドキッ!」の放送時間が15時44分開始となり、最長となったが、2020年10月に「今日ドキッ!」が15時49分開始となったため、2022年12月、現在「イチオシ!!」が最長の放送時間となっている。
2007年9月28日で前時間帯番組「THE ワイド」(日本テレビ・読売テレビ制作)が終了し、ローカルセールス枠になる事から開始時間を繰り上げる可能性が出たが、翌10月1日からは14時台が「情報ライブ ミヤネ屋」、15時台(14:55 - 15:48)がドラマの再放送枠(「ゴゴドラ!」)になった(ただし、ドラマ再放送枠と本番組の間をステブレレスとして放送開始時間を15:48に繰り上げている。また、2007年12月25日 - 27日の「ミヤネ屋」の15:48までの放送時間延長の際もステブレレスでそのまま本番組に切り替わっている。ちなみに終了時には「どさんこワイドはこのあとすぐ。」の予告テロップが表示された)。なお、2008年2月8日で「ゴゴドラ!」は終了、同月11日からは「ミヤネ屋」が正式に放送時間を拡大して15:48までネットされるようになったため、同番組終了後ステブレレスでそのまま本番組に入る(15:30頃に「情報ライブミヤネ屋」放送時にL字画面でテレビ欄と同じ予告のテロップを表示している)。
クイズコーナーとして17時台に「奥さん お絵かきですよ」(当初は「奥さん かけたら万」)というのがあり、共に高額賞金となると100人を超える挑戦希望者が集まることがあり、また、会場の札幌駅前には度々修学旅行生が詰め掛ける。そのために、学校名を書き込むことができるボードが用意されている。なお、2011年7月8日の函館駅前からの放送ではスペシャル版として「奥様旬感当てたら万」は1問正解で1万円、2問正解で2万円、3問正解で3万円がプレゼントされ、「お絵かきですよ」は正解すれば3万円がプレゼントされたほか、通常放送と異なり、正解が出なくても積み立てなしとなっていた。また、「お絵かきですよ」は2014年からスマートフォンアプリ(2014年から「奥さんお絵かきですよ!」アプリ、その後2016年に「どさんこアプリ」に移管)による視聴者参加企画が行われており、挑戦中に視聴者が解答を送信して正解するとポイントが付与され、一定のポイント数を貯めるとプレゼント応募権が与えられる。
かつて祝日は不定期で日本テレビ系の特別番組を挟んで放送(15:55で一旦終了し、16:50から再び放送)するため、一部コーナーを休止していた。2019年からは16:50開始に変更された。この場合、どさんこワイドのオープニング映像は17時台にSTVのスタジオに切り替わる際に流れる。16:50には「news every.」のオープニング映像が流れる。
年末年始は原則、本番組が全編休止となるため、休止期間中の北海道のローカルニュース・天気予報は、『news every.(年末年始版)』・『NNNニュース』・『NNNニュース&スポーツ』内のローカル枠で放送する[9]。
時々、芸能人やアーティスト、スポーツ選手がコンサートなどのイベントで北海道に来た時に本番組にゲストとして出演することもある(その時には「奥様ここでもう一品」のコーナーに星澤幸子と同じエプロンを付けて一緒に料理することもある)。
不定期で、「どさんこドキュメント」としてニュース特番を放送している。
18:15より自社制作のナイター番組を放送する場合、news every.第3部のNNN枠の後に一切のエンディング無しにステブレレスで番組が切り替わる(この場合「きょうコレ」はネット休止)。
かつて毎週月曜は11時52分、火 - 金曜は11時46分(正しくは47分)から「どさんこワイド」のキャスターがその日の15時48分から放送される内容を紹介するミニ番組を放送していた。
また2010年5月11日から火 - 金曜日は「どさんこワイド」の初代サブキャスターだった谷口祐子アナウンサーが「情熱ハンター」として北海道各地をまわり、「北海道(産地のほか、加工技術など)」にこだわった逸品を紹介する「ぞっこん!ほっかいどう情熱市場」(テレビショッピング)を放送。2013年4月からは、2代目ハンターとして千秋幸雄、宮田愛子の両アナウンサーが担当している。
また、「きょうのどさんこ」で内容を紹介するキャスターも生放送で同じスタジオで行っているため、引き続き出演している。但し祝祭日は休止。なお、2011年3月28日から2016年9月30日までは11時29分から「どさんこワイドひる」として、ニュースときょうの「どさんこワイド」の予告を放送していた。
現在は15秒のCMを番組のローカル枠などで放送し、「どさんこワイド179」の放送内容を予告している。
2008年にSTVが開局50周年を迎えた事を記念し、「ぞっこん!ほっかいどう」プロジェクトを展開した。
2008年、洞爺湖町・奥尻町・清水町・鶴居村へメインキャスター陣が移動しての生中継。旬なご当地情報を全道に届けた。
2011年、2008年同様スタジオを飛び出し道内の各市町村へメインキャスター陣が移動し生中継を行っている。また通常の「どさんこワイド179」のキャスター陣に加え、「どさんこワイド!!朝!」のキャスターも1名加わり出演している。
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