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日本の化粧品メーカー ウィキペディアから
株式会社マンダム(英: Mandom Corporation)は、大阪府大阪市中央区十二軒町に本社を置く、日本の化粧品メーカーである。主に男性用整髪料やフェイシャルペーパーを中心とした男性用化粧品においてシェアは国内トップに位置する。主力ブランドはギャツビー。
本社ビル(大阪府) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒540-8530 大阪市中央区十二軒町5番12号 |
設立 |
1927年(昭和2年)12月23日 (金鶴香水株式会社) |
業種 | 化学 |
法人番号 | 1120001090234 |
事業内容 | 化粧品の製造販売 |
代表者 | 代表取締役社長執行役員 西村 健 |
資本金 | 113億9,481万7,459円 |
売上高 |
連結:789億97百万円 単独:527億9百万円 (2019年3月期) |
総資産 |
連結:934億2百万円 単独:714億1百万円 (2019年3月期) |
従業員数 |
連結:2,914人、単独:646人 (2021年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
(公財)西村奨学財団:8.02% 日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口):7.17% THE BANK OF NEW YORK 134105:4.64% (2021年3月31日現在) |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
詳しい時期は不明だが、明治時代に大阪で創業され、輸入雑貨品を販売していた大崎組を前身とする。岡山出身の西村新八郎は、この大崎組に1908年(明治41年)に入社、フランスから輸入された香水に、自社ブランド名の「鶴香水」「金鶴香水」等の名を冠し販売していた。
その後、大崎組は1923年(大正12年)に倒産。1927年(昭和2年)、大阪市内で化粧品を扱う業者が合同で金鶴香水株式会社を設立する。西村は既に1915年(大正4年)時点で大崎組から独立して株式会社巴屋化粧品製造所の共同経営者になっていたが、ここで新たに金鶴香水の社長に就任、巴屋化粧品は1949年に吸収合併された。
1933年(昭和8年)、スティック状で使う分だけ、押し出して塗って髪を整える「丹頂チック」を発売。爆発的なヒットを記録し、これが同社を長年に渡って支え続けるロングセラー商品となり現在まで販売される。戦後を経て、その後も「丹頂ヘアトニック」「丹頂コールドクリーム」など、自社ブランド「丹頂」名の製品が多くなったことから、1959年(昭和34年)には丹頂株式会社に社名を変更。 しかし1963年(昭和38年)に資生堂からシリーズ型男性用化粧品の先駆けとなる「MG5」が発売されると、一転してシェアは低下。一時倒産の危機に直面するが、1970年(昭和45年)にチャールズ・ブロンソンをイメージ・キャラクターに起用した「マンダム」シリーズを発売。当時テレビ放映されたCMの影響も手伝って、大ヒットを記録[1][2]。倒産寸前の窮地から復活を遂げる[1] と、1971年(昭和46年)にマンダムへと社名変更する[3]。
1978年(昭和53年)には、男性用化粧品「GATSBY」(ギャツビー)シリーズを発売、リニューアルを繰り返しながら主力ブランドになっている。また、1989年(平成元年)には、業界初の男性用無香料化粧品「LUCIDO」(ルシード)シリーズ、1993年には女性用頭髪製品「LUCIDO-L」(ルシード エル)を発売した。
「mandom」とは、現在は“Human & Freedom”の略である。元々は“Man Domain”(男の領域)という意味だったが、1984年に女性化粧品事業へ参入するのに伴い、Mandom の意味付けの変更をした。
2013年11月18日、主に50代以降にみられる加齢臭ではなく、30代 - 40代の『おやじ臭(おばさん臭)』の原因物質がジアセチルであることを特定した[4]。
2021年9月、VI(ビジュアル・アイデンティティ)を刷新し、コーポレートスローガンも「BE ANYTHING, BE EVERYTHING.」とした。
など
(進出または設立順)
無し、スポットCM中心。
など
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