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むちゃぶり!

TBS系で放送されていた深夜番組 ウィキペディアから

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むちゃぶり!』はTBS系で2007年4月15日から2009年3月18日まで放送していた深夜番組。

概要 むちゃぶり!, ジャンル ...

番組開始当初は毎週日曜25:20〜25:50(第3日曜日は『報道の魂』が放送されるため30分繰り下げの25:50 - 26:20)に放送していた。2007年10月から水曜24:55 - 25:25に移動になり、2008年10月からは水曜24:59 - 25:29になった。

MCマネキンの無茶鰤男(むちゃぶりお)・無茶鰤子(むちゃぶりこ)で、レギュラーゲストはくりぃむしちゅー有田哲平

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出演者

  • ゲスト(3名)
    • 有田哲平 レギュラーゲスト
      他の2名は、男性芸人1名と、女性タレント1名の場合が多い。
  • MC(マネキン)
    • 無茶鰤男(むちゃぶりお)声:設楽統バナナマン
    • 無茶鰤子(-ぶりこ)声:山田みほ(当初は山田美穂であったが3rdシーズンが始まった頃、現在の芸名に改名)

番組内容

毎回、有田に加え、芸人1名・女性タレント1名(回によってはコンビ2人や俳優・女優・歌手などの場合もある)をゲストに招いて、マネキンコンビ進行の下、“むちゃぶり”にアドリブで対応しつつ番組を成立させていくトークバラエティ番組。

ゲストの3人にはむちゃな設定(テーマ)が与えられ、それに沿ってトークが進行する。但し、MCの質問には全て応じなければならず、否定することは許されていない

トーク内容は観客50人(シーズン1は30人)が評価し、番組収録後にその結果が、観客の“満足度”として発表される。また、シーズン3からは満足度によって賞品が出ることになった、48人だと韓国旅行、49人だとマカオ旅行、満点の50人だとラスベガス旅行が貰える。

番組冒頭と収録後に舞台裏トークがあり、冒頭では有田が番組に関するの自虐ネタを言うことが恒例となっている。「「むちゃぶり!」に出たいという芸能人がいなくなった」や「放送時間が繰り下がることを知らずに番組の予約録画をしたら報道番組が入っていた」など。 自虐ネタが特に無かった時は、番組と全く関係無い薀蓄時事ネタを言うことが多い。

シーズン4から内容が大きく変わった。変更点は以下の通り。

  • 有田、ゲストの芸人(ピン1人、コンビ1組)、女性タレント1名の計5名で挑戦(例外あり)。5人は一旦舞台裏セットに待機し、スタジオにいる鰤男・鰤女に設定(演目)とそれを受け持つ人の名前を発表されてから、その人がスタジオに入って設定の人物になりきり、鰤男・鰤女とトークや実演を繰り広げる。
  • 2008年10月22日~2009年1月14日放送分は、珍しい技を持つ人間など、設定(テーマ)をランキング形式で5位から発表。2009年1月21日~2月18日放送分は、「○○SP」とその回全体のテーマが予め用意されており、それに関連した3演目程度を実演する。
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番組進行・特徴

  • 基本的に1回で2週放送分の番組収録を行う。有田がたまに「先週のお客さんと同じ」と発言することがある。
  • ゲストは黒い3人掛けソファに座る。ソファの両端にはキラキラしたクッションが2つ置いてある。第30回のみ座布団。第42回のみ黒いイス。
  • 鰤男と鰤子はマネキンだが、ネクタイやドレスなど回によって衣装が変えられている。
  • 3人の設定は、鰤男の「改めて紹介しましょう。(早速紹介しましょう。)今日の3人は、○○の3人です!」などという発言がされるまで明かされない。それまでは「○○なんですよね?」などと司会の2人に問われるものの、憶測で3人が答えを返す。設定の発表時、予想外の展開にゲストの態度が急変する場合もある。
  • 小道具などを持ってくるアシスタントは皆、白い仮面を付けている。
  • ゲストの3人の設定によっては番組の最中に着替えることがあり、その際は移動式のカーテンの中で着替える。たいてい1分以内に時間が制限される。
  • 早押しクイズが行われる際には、ランプと早押しボタンの付いた板が3人に配られ、「ちゃんと点くか確かめてみて下さい」と言われ押すものの点灯はせず、「大丈夫です、本番は点くそうです」などと言われる。しかしクイズが始まるとゲストの意志とは関係なしに点灯してしまう。
  • 何か名称を問う質問をされる時には、「せーの!」の一声で3人一斉に言わされることが多い。当然揃うことは無く、その後たいていゲスト1人が答える。
  • あいうえお作文の要領で3人が個々に質問に答える時、1文字×3ではなく3人目だけ異常に長いことがある(「さ・つ・まあげ」・「ネ・プ・チューン」など)。
  • 私的な事物に触れられることもあり、第42回のヒデに至っては、私物の携帯電話を水に浸けられ壊されてしまった。
  • 深夜ということもあり、卑猥なことを口にすることもよくある。第39回で井戸田は「(前回の出演時にやった)面白いことは倫理委員会に引っかかった」と有田に言われてしまった。
  • 芸人のボケがあまりにひどいと、鰤男に「ひどいですよ」と言われてしまう。
  • 終了後の反省会(1stシーズン)で、ゲストに1位について触れられると、有田は「(1回目ということもあり)ご祝儀ですから」と言っていた。
  • 満足度ランキングを半年ごとに新しくしているため日本のバラエティ番組では珍しく半年ごとにシーズンを区切っている。観客の人数が増えたり、満足度によって商品が貰えるようになるなどシーズン更新ごとに若干の変化はあるものの番組内容に特に変化はなく有田が3rdシーズン最初の収録でスタッフに「今日から3rdシーズンですね」と話しかけたところ「シーズンが変わったからって別に何も変わらないよ」と一蹴されたという。
  • DVDで詳細がよりはっきりするが、反省会では、スタッフが番組収録中に3人の発言をホワイトボードにメモしており、それを見て番組の収録を振り返る。
  • 他のトークバラエティ番組の中で多用されがちな、発言テロップを使用していない。

エピソード

  • 有田は相方・上田晋也が『おしゃれイズム』に一人で出演していることを、「こそピン」(こそこそやるピン仕事)として妬んでおり、『むちゃぶり!』こそが自分のこそピン仕事だとしている。また、番組の最終的な目標は、『おしゃれイズム』の真裏で放送することだとしている(くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン内での冗談設定)。
  • おもてなし音楽バラエティ むちゃ∞ブリ!」(テレビ東京)とは無関係。有田が番組内で「アレ?有田がやってる『むちゃぶり』ってテレ東の?って思う人がいるかも知れない。」とネタにしたことがある。
  • 2007年9月9日の放送で小島よしおがギャグを披露した際、30万円のピンマイクを壊してしまう。これに対し小島は「そんなの関係ねえ!」とその場を取繕おうとするが、鰤男に「関係ありますよ」とばっさり言われてしまう。また、番組1回の制作費が仕送りレベルのため有田が「番組の予算的にきついことだ」と冗談ながらも苦言を呈していた。
  • シーズン1のオープニングで「一回の制作費は親の仕送り程度(有田本人談)」と発言しており、シーズン1の舞台裏セットは何にもないスタジオに畳とちゃぶ台だけだった。しかし、時間移動したシーズン2では舞台裏のスタジオが楽屋風セットになったり、セットが豪華になっている。
  • 最終回ではゲストに上田晋也が出演する事が決まっている。『オールナイトニッポン』では、有田が上田にむちゃぶりをすることが恒例化していた。
  • 番組全体の放送時間こそ同じだが、CMを除くと1stシーズンはおよそ23分、2ndシーズンはおよそ21分40秒と2ndシーズンの方が若干短くなっている。
  • 能世あんなはこの番組がバラエティ番組初出演となった。オープニングで「できることなら出演したくなかった」「打ち合わせでスタッフさんに「DVDで見てます」と言ったら「じゃあ大丈夫ですね」と言われた」と苦笑いしていた。能世は同局のドラマ「ROOKIES」の宣伝の為に出演した為、その時出演していた庄司とともに3人で鰤男に「ROOKIES、見よう」といわされた。それまで番組最中に宣伝が入ることなどなかったため、有田は戸惑っていた。
  • 第59回・第60回は初のスタジオ以外での番組収録というのはもちろん、初の海外での収録となった。これは、第49回・第50回でゲストの2人が上述の通り規定数の満足度を達成し、ご褒美の韓国旅行を行ったため。しかし、その旅行はドッキリであり、現地でも鰤男・鰤子が待ち構えており「むちゃぶり」は行われた。
  • 2009年3月18日放送分を以って終了した。
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ネット局

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放送データ

1stシーズン(2007年4月15日〜2007年9月30日)

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2ndシーズン(2007年10月10日〜2008年3月26日)

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3rdシーズン(2008年4月9日〜10月15日)

さらに見る 各回, 放送日 ...
  • 第59回・第60回は、最初に司会によって有田はマイケル・ジャクソンのモノマネで有名、能世は和製マリリン・モンロー、庄司は超おもしろい人と紹介された。しかし、トークが主にその設定に沿って進んだ訳ではなく、日韓交流という名目で話は進められた。会場にお客さんは居たものの、お客さんによる満足度の評価はされなかった。
  • 第63回は、本来23日深夜(24日未明)に放送予定だったものの、直前に岩手県を震源とする震度6の地震が発生したため、「むちゃぶり!」の前の番組「オビラジR」の時点で番組が中断され、そのまま「むちゃぶり!」を含む以降の番組が放送休止となり、緊急報道番組が24日明け方まで続いた。そのため、この回は1週遅れで放送される。
  • 2008年9月24日放送回は総集編。

4thシーズン(2008年10月22日〜2009年3月18日)

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オープニング

2008年7月30日放送回から9月17日まで放送されていたオープニングコーナー。アイドルが様々なシチュエーションでタイトルコールや番組DVDの告知を行う。有田は「オープニングについては僕はノータッチですから」と語っている。また、スタッフが「(オープニングの)水着ギャルの撮影は楽しいですね」と発言していたという。

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リリース作品

DVD

2007年10月26日に「むちゃぶり!」のDVDが2枚同時に発売された。本編の他に未公開部分(あまりにもスベり過ぎて、バッサリ切った部分)や毎週行われている無茶鰤男と無茶鰤子のオープニングトークなどが収録されている。2007年12月12日の放送では売り上げ枚数が1万枚を突破したと報告したが、有田は「スタッフによると、ドン・キホーテへ行ったらかなり余っていたらしい。本当に売れているのか?」と心配していた。

「3rd.シーズン Vol.1・2」の発売を記念して、2009年2月8日HMV渋谷店にてインストアイベント(有田と設楽のトーク・握手会)が行われた。

4thシーズンのみ未発売である。

リリース一覧

いずれもハピネットピクチャーズより発売。

  • むちゃぶり! 1st.シーズン Vol.1 完全版(2007年10月26日)
    第1回〜第6回を収録。
  • むちゃぶり! 1st.シーズン Vol.2 完全版(2007年10月26日)
    第7回〜第12回を収録。
    • 第8回で、第3夫人と第4夫人という設定で客席から2名を選んでくる「2人同時にしたプロポーズを教えて!」というシーンはDVDではカットされている。
  • むちゃぶり! 1st.シーズン Vol.3 完全版(2008年2月22日)
    第13回〜第18回を収録。
  • むちゃぶり! 1st.シーズン Vol.4 完全版(2008年2月22日)
    第19回〜第24回を収録。
  • むちゃぶり! 2nd.シーズン Vol.1 完全版(2008年6月27日)
  • むちゃぶり! 2nd.シーズン Vol.2 完全版(2008年6月27日)
  • むちゃぶり! 2nd.シーズン Vol.3 完全版(2008年9月26日)
  • むちゃぶり! 2nd.シーズン Vol.4 完全版(2008年9月26日)
  • むちゃぶり! 3rd.シーズン Vol.1 完全版(2009年1月30日)
  • むちゃぶり! 3rd.シーズン Vol.2 完全版(2009年1月30日)
  • むちゃぶり! 3rd.シーズン Vol.3 完全版(2009年5月22日)
  • むちゃぶり! 3rd.シーズン Vol.4 完全版(2009年5月22日)

グッズ

  • むちゃぶり!トランプゲーム(2008年4月26日)
    • エポック社より発売。TBSストアやヴィレッジヴァンガード(一部店舗を除く)で販売されている。有田曰く「合コン用」だと云う。「むちゃカード」(実行者決定カード)と「ぶりカード」(行動決定カード)から成っており、王様ゲームの要領で行うゲームである。もちろん通常のトランプとしても使える。
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スタッフ

  • 企画:有田哲平
  • 構成:藤谷弥生、成瀬正人
  • TM:鳥井隆
  • TD:山下直
  • VE:島貫洋
  • CAM:中島文章
  • 音声:高岡崇靖
  • 照明:柳内啓司
  • 美術プロデューサー:相野道生
  • 美術デザイナー:三須明子
  • 美術制作:鈴木康裕
  • 装置:高野勝之、三谷剛大
  • アクリル装飾:渡邊卓也
  • 電飾:佐々木勉
  • 装飾:川原栄一
  • 衣裳:八木麻紀子
  • 持道具:貞中照美
  • ヘアメイク:鈴木未紀子
  • 編集:田中敦子
  • MA:天谷馬直男
  • 音響効果:太田光則(ZACK
  • TK:野村佳乃子
  • デスク:大澤麻子
  • AD:金澤賢史
  • AP:高橋利一郎
  • ディレクター:北山孝、井手比佐士、大島圭司
  • 総合演出:坂田栄治
  • プロデューサー:中川通成、山地孝英
  • チーフプロデューサー:近藤誠、落合芳行、荒井昌也
  • 技術協力:ANSアンサーズ
  • 制作協力:G-yama
  • 製作著作:TBS
    有田がくりぃむしちゅーとしてレギュラー出演していた「大御所ジャパン!」のスタッフとほぼ同じメンバーである。

歴代テーマソング

オープニングテーマ
  1. 2008年10月29日〜「むちゃぶり21世紀」有田哲平
2008年10月22日放送回の「第1位 ヒット歌手」で有田が即興で作った曲。最初のタイトルは「むちゃぶり2008」だったが、鰤男に「それだと、短い期間しか使えない」と言われたため、現在のタイトルに変えた。『むちゃぶりのO.A.は見ない。改編期に早く(番組が)終わらないかと思う』という本音を綴っている。
エンディングテーマ
  1. 2007年4月〜6月「バブル」BAZRA
  2. 2007年7月〜9月「SAMBA NIGHT北原愛子
  3. 2007年10月〜12月「Feel Funk More」コダマセントラルステーション
  4. 2008年1月〜3月「Do you remember?moumoon
  5. 2008年4月〜6月「Love Dreamers」I THE TENDERNESS
  6. 2008年7月〜9月「花」!wagero!(改称後第1弾シングル)
  7. 2008年10月〜12月「繋いだ手と手」Bahashishi
  8. 2009年1月〜番組終了「Northern Blood Funk Special」ミトカツユキ
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外部リンク

さらに見る TBS 日曜25:20-25:50(月曜未明1:20-1:50)枠※毎月第3週のみ25:50-26:20枠, 前番組 ...
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