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ウタヒメドリーム
日本のメディア・フランチャイズ ウィキペディアから
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ウタヒメドリーム(UTAHIME DREAM)は、アース・スター エンターテイメントが展開するメディアミックス作品。
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概要
プロジェクトは2022年10月に発表[2]。2023年6月より「本格始動」となり、メインキャストの発表や楽曲の公開が行われた[3]。
アース・スター エンターテイメントの社長である幕内和博が総合プロデューサーを務める[1]。昭和ポップスに思い入れのある幕内が、自身の好きな曲に再度光を当てたいと考えたことから始まった企画[4]。今までの人生の中で聞いてきた隠れた名曲を「神曲」と定義し「もう一度ウタヒメの力を借りて世に出したい」という思い出立ち上げた[5]。原曲の持つ世界観を再現しつつ、若いキャストの歌声と合わせることで、「懐かしさ」と「新しさ」の融合を目指している[4]。
メディアミックス音楽プロジェクトとして、カバー曲やオリジナル曲の楽曲制作を行い、その配信やライブコンサートなどの音楽プロジェクトからスタートした。キャラクターの背景やストーリーは予め作り込まれており、アニメ1期の1話から12話までを想定したメインストーリーも準備されており、2025年2月にテレビアニメの製作が正式発表された[6]。同時期にはコミック アース・スターでコミカライズの連載を開始しており、その他にゲーム化や舞台化など、さまざまな形でのメディアミックスを進めている[5]。
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登場人物
ウタヒメ20期生
- 夢咲 いぶき(ゆめさき いぶき)
- 声 - 山﨑玲奈
- キャラクターデザイン - Mika Pikazo
- 17歳、7月28日生。幼い頃よりTOKYO歌劇団に入りたいという夢を持っており、TOKYO歌劇学園の受験勉強を続けていたが不合格となる[7][8]。失意の中、桜木舞華の歌声を聞き、ウタヒメドリームという新しい夢を見つけた。オーディションによってウタヒメになるが、最初は不合格だった。羽暮コーチの指導により合格する。
- 得意な歌のジャンルは「心がフワフワってなるような、明るい歌」[9]。色々なジャンルを歌いこなすことができ、聞く人に力を与えられる「応援ソング」をよく歌う[5]。音楽の基礎をしっかりと身につけており、初見の楽譜でもあっという間に歌うことができる[10][11]。
- 萩原 ひまわり(はぎわら ひまわり)
- 声 - 倉知玲鳳
- キャラクターデザイン - 藤真拓哉
- 17歳、8月8日生。女子プロレスラーとウタヒメの二刀流で、姉は『世界でいちばん強くなりたい!』の主人公で世界的レスラー&アイドルの萩原さくら[12]。オーディションではなく、逆指名によってウタヒメドリームに参戦した。
- 得意な歌のジャンルについては、「激しいビート! 心が燃えるような、パワフルな歌」だと語っている。[13]。
- 水月ひかりによれば「礼儀正しくて、真面目な子」とのことである[14]。
- イロハ
- キャラクターデザイン - 問七
- 17歳、5月3日生。セルフプロデュースの天才で、どうすれば自分が輝けるか、観客が喜んでくれるかを常に意識して研究している[15]。オーディションを経てウタヒメになる。同期の夢咲いぶきとは一緒にオーディションを受けており、その後はウタヒメカフェでも一緒にアルバイトをしている[9]。
- 誰よりも早くレッスンに来て、夜も一番遅くまで頑張っているとのことで、並大抵の努力家ではないと水月ひかりに評されている[14]。
ウタヒメ19期生
- 真白 清美(ましろ きよみ)
- 声 - 其原有沙
- キャラクターデザイン - gomzi
- 18歳[注 1]、4月1日生。桜が丘学園高等学校『昭和ポップス同好会』部長。自らが主催した『昭和ポップス甲子園』にてウタヒメドリーム関係者にスカウトされてウタヒメとなる[18]。
- 得意な歌のジャンルは昭和ポップス。
- HiREN
- 声 - 花耶
- キャラクターデザイン - Tiv
- 17歳、2月23日生。ひとりで過ごしている時間が多くプライベートは謎に包まれている。
- 得意な歌のジャンルは「寂しい人と、悲しい人の歌」で、その人達の心を知ってもらいたくて歌っている。
- 普段は存在感がなく、歌っているときでなければウタヒメということにも気づいてもらえない[5]。夢咲いぶきは、一度HiRENだと気付かずに一般人と間違えたことがある[9]。女子プロレスラーでもある萩原ひまわりは、ときどき背後を取られることがあり、その気配の消し方はただ者ではないと評している[13]。
- 高木 凛(たかぎ りん)
- 声 - 鷲見友美ジェナ
- キャラクターデザイン - U35
- 17歳、7月21日生。日本人。桜が丘学園高等学校の入学式の日に真白清美に誘われて『昭和ポップス同好会』へ入部する。静岡県熱海市に生まれ、両親の仕事の都合でジュニアハイスクールまではハワイで暮らしていた[19]。真白清美に勧められてウタヒメとなる[20]。
- 得意な歌のジャンルはダンスにぴったりなロックで、特にサマーソングが好き[20]。熱海出身であることやハワイからの帰国子女であることなど早見優との共通点が多く、早見の楽曲を歌うことが多い。
- SAKURAKO
- 声 - 竹内夢
- キャラクターデザイン - 望月けい
- 21歳[注 2]、3月25日生。西園寺財閥の令嬢で本名は西園寺櫻子。大病院の院長を務める父の跡取りとして英才教育を受けながら育てられてきたが、ストリートミュージシャンへの道を選ぶ[23]。
- ウタヒメカフェの常連で好きな食べ物はウタヒメランチ。
ウタヒメ17期生
- 水月 ひかり(みずつき ひかり)
- 声 - 礒部花凜
- キャラクターデザイン - 藤ちょこ
- 19歳、6月6日生。浅草の小劇場が実家で看板スターを務める。自分の劇場とその観客たちを大切にしており、大劇場からのスカウトされているが頑なに断り続けている。実家の劇場をたくさんの人達に知ってもらいたいという思いからオーディションを経てウタヒメになった。ウタヒメドリームでの自信の活躍をきっかけに、観客が劇場に足を運ぶことを嬉しく感じている[24]。
- 得意な歌のジャンルは、レビューショーやミュージカル楽曲[14]。
- 扇 紬(おうぎ つむぎ)
- キャラクターデザイン - はねこと
- 18歳、1月1日生。人間国宝の歌舞伎役者の孫で父親も歌舞伎役者で、母親は日本舞踊の家元出身。自身も幼い頃より日本舞踊と長唄を習っている。演歌をたくさんの人達に知ってもらうことを自身の夢としている [25]。
ウタヒメ15期生
- 桜木 舞華(さくらぎ まいか)
- 声 - 鈴木杏奈
- キャラクターデザイン - 美和野らぐ
- 20歳、12月28日生。ウタヒメクイーン。ウタヒメドリームグランプリ史上初の六連覇に挑む。先輩のウタヒメから推薦されたこともありオーディションはなく、コーチから個別に出された課題に合格し、ウタヒメとなった。
- 得意な歌のジャンルはアニメソング。表現が豊かで自分に向いていると考えている[10]。
- AYUNA
- キャラクターデザイン - よむ
- 20歳、2月14日生。桜木舞華とは同期であり彼女の一番の理解者で、桜木のことをさり気なくフォローしている[26]。後輩のウタヒメからも慕われており、夢咲いぶきは彼女のことを「気取ることがない、優しくて温かい人」[9]、水月ひかりは「誰にでも気さくで優しい方」と評している[14]。
ウタヒメ10期生
アース・スター プロダクション関係者
- 羽暮 晃司 (はぐれ こうじ)
- アース・スター プロダクションに長年勤めているベテランのウタヒメコーチ。ウタヒメ20期オーディションの最終審査で不合格となったいぶきを預かるが、彼女の指導育成には原則的に携わらずに新人の新田に一任した。オーディションの最中に居眠りをするなど勤務態度に難があり、社内の同僚からも問題社員と評されている。また、いぶきからも働いているところを見たことがないと言われており、ひまわりは給料泥棒ではないかと疑念を抱いている。
- 新田 翔 (にった しょう)
- 新人のウタヒメコーチ。いぶきを担当する。
- 幕外 ひとみ(まくがい ひとみ)
- アース・スター プロダクション社長。
- HIMIKO
- いぶきとイロハのアルバイト先であるウタヒメカフェのマスターで、元ウタヒメアスリートのレジェンド。
ウタヒメの友人など
- 桐生 悠 (きりゅう ゆう)
- いぶきの幼馴染。いぶきとは同じ高校および養成所に通い、一緒にTOKYO歌劇学園の入学試験を受験した。いぶきと一緒にトップスターになることを夢見ていたが、合格したのは自身のみで、不合格となったいぶきに背中を押される形でTOKYO歌劇学園へと編入した。
- 森川 奈緒 (もりかわ なお)
- いぶきと悠の幼馴染で、TOKYO歌劇学園の入学を目指す二人のことを応援していた。不合格となり歌うことを諦めかけていたいぶきを奮い立たせ、いぶきがウタヒメドリームを目指すきっかけを作った。
その他
- 夢咲 藍 (ゆめさき あい)
- いぶきの母親。いぶきが幼い頃に夫を亡くし、ピアノ教室を一人で運営しながらいぶきを育てた。かなり無理のある生活を続けてきたため、いぶきのTOKYO歌劇学園入学一次試験の発表日に自宅で倒れた。現在は長期入院中である。
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用語
- ウタヒメ
- 昭和・平成・令和の神曲を歌い継ぐ歌唱力とパフォーマンス力に優れた女性シンガー。神曲を歌い継ぐこと、オリジナルの神曲をリリースすること、ライブ活動、テレビ出演、CMやドラマ出演などを行っている[8]。
- ウタヒメドリーム
- ウタヒメアスリート達が最高のエンターテイメントを目指して競い合う年間サーキットで、優勝者がその年の「ウタヒメクイーン」に選ばれる[8][28]。
- グランプリ
- グランプリファイナルへの出場権が懸けられた大会。「ウタヒメドリーム スプリンググランプリ」「ウタヒメドリーム ゴールデンウィークグランプリ」「ウタヒメドリーム サマーグランプリ」「ウタヒメドリーム オータムグランプリ」「ウタヒメドリーム グランプリファイナル最終予選」「ウタヒメドリーム 神曲カバーグランプリ」が設けられている。神曲カバーグランプリを除く[注 3]5つの大会優勝者は「ウタヒメドリーム グランプリファイナル」へ出場することができる[8][28]。
- グランプリファイナル
- 各種グランプリ大会優勝者5名、年間ランキング上位3名、前年の優勝者と準優勝者の10名による最終決戦。優勝者には、その年の「ウタヒメクイーン」の称号と、年末に行われる「ウタヒメスーパーライブ」のグランドフィナーレを飾る権利が与えられる[28]。
- ウタヒメカフェ
- 夢咲いぶきとイロハのアルバイト先[9]。ウタヒメドリームを運営するアース・スタープロダクションのビル内にあるオフィスカフェテリアで、従業員やウタヒメ関係者が利用できる[29]。
- 神曲(かみきょく)
- 一般には、特に秀でた楽曲や、人々に深い感銘を与える楽曲のこと。この語における「神」とは、優れた事物や人物を賞賛する際に接頭語として用いられるインターネットスラングに由来する。
- 総合プロデューサーの幕内は「今までの人生のなかで聴いてきた隠れた名曲」と定義した[5]。
- コーチ
- ウタヒメアスリートの指導・育成の担当スタッフ。ウタヒメアスリートとコーチは二人三脚でウタヒメクイーンを目指し、コーチはウタヒメアスリートの発掘・育成・指導のほかに、キャラクターや楽曲の方向性を決めたりプロモーションを担当するプロデューサーの役割や、仕事を獲得したりマネジメントを行うマネージャーの役割も担う。
ディスコグラフィ
要約
視点
認定神曲
太字はオリジナル楽曲。
ウタヒメ×アニソン神曲 〜ウタアニっ!〜
コラボレーション企画
Blu-ray
タイアップ
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ライブ
出演
テレビ番組
漫画
ウェブコミック配信サイト『コミック アース・スター』で2025年2月13日から連載開始[41]。原作はアース・スター エンターテイメント、漫画はひよりり。既刊1巻(2025年10月10日現在)
- 2025年10月10日発売[42]、ISBN 978-4-8030-2188-2
スピンオフとなる4コマ漫画『ウタヒメカフェへようこそ!』は同サイトにて2025年6月19日より連載。原作はアース・スター エンターテイメント、漫画はたかよみ。
テレビアニメ
![]() | この節には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 |
2025年2月24日の「『ウタヒメドリーム』史上最大の3rdライブ ~超重大発表を現地で皆様と~」ステージ上でテレビアニメ化が発表された[6]。
脚注
外部リンク
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