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ダッシュ勝平
六田登の漫画 ウィキペディアから
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『ダッシュ勝平』(ダッシュかっぺい)は、六田登による日本の漫画。タツノコプロ製作によりアニメ化されている。
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概要
『週刊少年サンデー』(小学館)において、1979年48号から1982年48号まで連載された[1]。単行本は少年サンデーコミックス全17巻、ワイド版全9巻[2]。また、外伝としての読み切りが1981年11月増刊号から1982年5月増刊号にかけて掲載され、単行本第17巻(ワイド版では第9巻[3])に収録された。
主人公の坂本勝平が、バスケットボール部のコーチを務める女性教師のパンティーが純白なのを見て部に入り、その場の機転で続々と秘技を編み出しては難関を突破していく作品[4]。お調子者で純白のパンティーが大好きな勝平を中心にした人間模様や、人間離れした必殺技が数多く登場するなど、コミカルな内容となっている[4]。さらにバスケ部で優勝を成し遂げた中盤以降は、勝平がさまざまな競技に挑戦し、作品終盤ではデスマッチが展開されるなど路線変更をしている[4]。
外伝では、クールでダンディな外人ジョー・コッカーがメインを張っている。その内容は何がしらの映画のパロディとなっており、本編とは異なる作風となっている。
本作はそれまで暗い作風を好んでいた作者の六田が担当編集から「これからはラブコメブームがくるし、明るいものが描けなければ生き残れない。持っているものを全部捨てろ」と方針転換を迫られた時期に手掛けたもので、バスケットボールを扱ったのは担当編集による提案からだった[5]。六田自身は「"バスケットボールやんないか?"って言われてピンとこなかったんですけど。「ダッシュ勝平」は編集者の注文で描いたんです」と発言している[5]。
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ストーリー
チビでお調子者の青林高校の1年生、坂本勝平は女の子と純白パンティーが大好きな天才問題児。ある日、生活指導の岡崎先生に追われ、バスケット部に紛れ込んだ彼は、その類稀なる運動神経を立花キャプテンに買われ、入部を勧められる。女の子(の純白パンティ)にしか興味のない彼は断るが、そこへ現れた美人の夏コーチのスカートをめくり、純白だったという理由だけでバスケ部に入部希望する。だが、勝平はバスケのルールすら知らないド素人だった。
登場人物
坂本家
秋家
青林高校教師
- 夏かおり(夏コーチ)
- 声 - 小宮和枝
- 青林高校バスケット部の顧問で、勝平のクラスの担任でもある。あかねと同じく、純白パンティを愛用。美人コーチとして手腕を振るうが、立花同様、ペースを乱されることが多い。最終的に勝平を主力選手として期待するようになる。
- 岡崎
- 声 - 増岡弘
- 青林高校の教諭で、フェンシング部の顧問。夏コーチに好意を持っていた。勝平を問題児扱いしていたが、後に認める様になる。
- 嵐
- 声 - 屋良有作
- 馬河
- 声 - 玄田哲章
- 青林高校卓球部の顧問。卓球以外にも中国拳法を体得している。
- 校長
- 声 - 加藤治
- 青林高校の校長及び理事長。多額の負債を抱え、青林高校の売却を余議なくされたが…。
青林高校生徒
- 立花 かおる
- 声 - 井上和彦
- 青林高校バスケット部の主将。良きキャプテンとしてリーダーシップを発揮するが、勝平の奇想天外なプレーにペースを乱される事が多い。一度、勝平に催眠術をかけられ、犬にされた時もあった。
- 牛山 大木
- 声 - 長堀芳夫(郷里大輔)
- 青林高校バスケット部員。愛称は「リトルジョン」。タラコ唇が特徴。
- 狂四郎
- 声 - 曽我部和行
- 青林高校バスケット部員。チーム一の二枚目であるが、さほど活躍しない。最終決戦前に夏コーチに求婚した。
- 石山 本願寺
- 声 - 福士秀樹
- 青林高校バスケツト部員。寺の息子で、口癖が「ナンマイダ、ナンマイダ」。
- 島田 正午
- 声 - 千葉繁
- 青林高校バスケット部員。ロン毛でバンダナを巻いているが、チーム一存在感が薄い。
- 近藤 俊彦
- 声 - 水島裕
- 藤堂
- 声 - 松岡洋子
- 山下
- 声 - 大滝進矢
- 沖田
- 声 - 古谷徹
- 本田
- 声 - 鈴置洋孝、頓宮恭子(少年時代)
- 青林高校卓球部主将。あかねに好意を持ち、卓球部に引き入れた。
- 瀬里香
- 声 - 倉川きよみ(第32話)→山田栄子(第33話 - )
- 青林高校卓球部の女子部員。筋肉養成ギブスを身に纏う怪力美少女。
- 柴田
- 声 - 千葉繁
- 奥山(スブリ)
- 声 - 東美江
- 卓球部の万年補欠であったが、勝平に才能を見抜かれ、対卓球部戦では勝平側に付く。その後もフェンシング部にも同行。最終戦まで残って活躍した、後半での勝平のパートナー的存在であった。
- 豪原
- 声 - 屋良有作
- 田所
- 声 - 田中亮一
- 川田
- 声 - 小林通孝
- 黒木カズヤ
- 声 - 塩沢兼人
その他
- 大場 博
- 声 - 村山明
- あかねの元彼氏で、勝平のバスケットのライバルとしても度々登場した。2メートルを超える長身であるが、あっちの方が小さい。
- 天王山高校バスケ部コーチ
- 声 - 村越伊知郎
- 五光
- 声 - 青野武
- 兵田
- 声 - 加藤精三
- 渦巻
- 声 - 広瀬正志
- 内藤 メグ
- 声 - 小山茉美(第14話)→潘恵子(第28話)
- 風満
- 声 - 肝付兼太
- キキ・プラン
- 声 - 川島千代子
- サチ
- 声 - 勝生真沙子
- 青沢
- 声 - 阪脩
- スカイナー
- 声 - 寺島幹夫
- 岡野
- 声 - 東美江
- 菊池
- 声 - 井上瑤
- 長嶋
- 声 - 阪脩
- はじめ
- 声 - 山下啓介
- 大熊
- 声 - 玄田哲章
- 進三
- 声 - 大宮悌二
- 涙川
- 声 - 松岡洋子
- 岡崎 あつ子
- 声 - 高島雅羅
- ジョー・コッカー
- 声 - 内海賢二
- 謎の人物。初登場はアメリカ編であるが、アニメではその後勝平たち青林高校バスケット部員と共に映画に出演。名前は同名のロックシンガー、ジョー・コッカーから付けられている。
- マリリン
- 声 - 小原乃梨子
- オオカミ五郎
- 声 - 稲葉実
- 幻鬼
- 声 - 石丸謙二郎
- のりかず
- 声 - 二又一成
- 勝平打倒用に造られた戦闘ロボット。
- ベンジー
- 声 - 永井一郎
- キング
- 声 - 飯塚昭三
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テレビアニメ
要約
視点
1981年10月4日から1982年12月26日まで、フジテレビ系にて日曜 18:00 - 18:30枠にて放送された[6]。全65話[7]。本枠で放送されたタツノコアニメの中では、1974年の『てんとう虫の歌』以来となる原作付き作品となった[6]。
当初のストーリーは原作に準じていたが、連載中の原作の状況に追いつくと、主人公の勝平が相撲・トライアスロン・ゴルフ・アイスホッケーなどバスケットボール以外の競技にチャレンジするエピソードを始め、SFや冒険活劇的なエピソードなどのオリジナル編が描かれた[6]。
スタッフ
主題歌
放送リスト
放送局
※放送系列・放送日時は個別に出典が提示されているものを除き1982年12月終了時点のものとする[8]。
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出典・脚注
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