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2011年のメジャーリーグベースボール
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2011年のメジャーリーグベースボールでは、2011年のメジャーリーグベースボール(MLB)におけ動向をまとめる。
2010年のメジャーリーグベースボール - 2011年のメジャーリーグベースボール - 2012年のメジャーリーグベースボール
→日本プロ野球(NPB)の動向については2011年の日本プロ野球、MLB、NPB以外の野球動向については2011年の野球参照
レギュラーシーズン開幕は2011年3月31日に始まり、10月28日に閉幕した。2011年のワールドシリーズはセントルイス・カージナルスがテキサス・レンジャーズを4対3で破り、制した。
できごと
1月
- 5日
- 2011年の野球殿堂入りが発表され、ロベルト・アロマーとバート・ブライレブンを選出[1]
- ミルウォーキー・ブルワーズは、アトランタ・ブレーブスからFAとなった斎藤隆との1年契約を発表[2]
- 7日
- シンシナティ・レッズは前サンフランシスコ・ジャイアンツの前年のワールドシリーズのMVPを獲得したエドガー・レンテリアと1年契約で合意した事を発表[3]
- シカゴ・カブスとシンシナティ・レッズの間で5対3による交換トレードが成立、カブスは前年7月にノーヒット・ノーランを達成したマット・ガーザとマイナー2選手を獲得し、若手の5選手を放出[4]
- 10日
- ボストン・レッドソックスは、FAとなっていた岡島秀樹について、1年契約で残留することを正式発表した。年俸は1,750,000ドル[5]
- 18日
- ニューヨーク・ヤンキースはタンパベイ・レイズからFAになっていた、ラファエル・ソリアーノと3年契約で合意[6]
- 21日
- タンパベイ・レイズはシカゴ・ホワイトソックスからFAのマニー・ラミレスと、デトロイト・タイガースからFAのジョニー・デーモンを獲得[7]
- 23日
- ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムのマイク・ナポリとフアン・リベラと、トロント・ブルージェイズのバーノン・ウェルズによる2対1の交換トレードが成立[8]
- デトロイト・タイガースが前年11月に死去した、元監督のスパーキー・アンダーソンの背番号11を永久欠番にすることを発表[9]
- 24日
- 元巨人のマーク・クルーンがサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を交わしたと発表[10]
- 25日
- トロント・ブルージェイズのマイク・ナポリと、テキサス・レンジャースのフランク・フランシスコと金銭でのトレードが成立[11]
- 26日
2月
3月
4月
- 2日 - テキサス・レンジャース対ボストン・レッドソックス戦でレンジャースのイアン・キンズラーがメジャーリーグ史上初の開幕戦からの2試合連続先頭打者本塁打[22]、レッドソックスのデビッド・オルティーズが2ラン本塁打を含む3打点を挙げ、DH史上最多の1004打点[23]
- シアトル・マリナースのイチローが対オークランド・アスレチックス戦で5打数2安打で、エドガー・マルティネスの球団記録を更新するメジャーリーグ通算2248本[24]
- 13日
- 20日
- MLBは球団経営の悪化が懸念されるロサンゼルス・ドジャースを監視下に置くと、コミッショナーのバド・セリグの声明を発表[26]
- 29日
- MLBはシカゴ・ホワイトソックスのオジー・ギーエンに2試合の出場停止処分を科したことを発表、同月27日の対ニューヨーク・ヤンキース戦で球審に抗議し退場となり、その後試合中には禁じられているツイッターに球審への批判を投稿していたため [27]
- 今月19日に百貨店で万引きしたとして逮捕された、シンシナティ・レッズのマイク・リークが裁判所から万引きではなかったとして減刑となり、カウンセリングと30時間の社会奉仕活動を行えば犯罪記録から抹消されることとなった。同選手はTシャツを購入した際にサイズが小さかったとして、店員に断らずに交換したため警察に通報されていた[28]
- アトランタ・ブレーブスのデレク・ロウがアトランタ市内で飲酒運転で逮捕された[29]
5月
- 1日
- MLBはアトランタ・ブレーブスの投手コーチのロジャー・マクダウェルを4月29日から遡って2週間の謹慎処分としたことを発表、29日の対サンフランシスコ・ジャイアンツ戦で観客に対し同性愛者を忌み嫌う発言をしたため[30]
- 3日
- ミネソタ・ツインズのフランシスコ・リリアーノが対シカゴ・ホワイトソックス戦でノーヒット・ノーランを達成[31]
- クリーブランド・インディアンスの秋信守が2日の未明に、クリーブランド近郊で飲酒運転で逮捕されたことがメジャーリーグ公式サイトが報じた[32]
- 7日
- デトロイト・タイガースのジャスティン・バーランダーが対トロント・ブルージェイズ戦で自身は4年ぶり2度目となるノーヒット・ノーランを達成、1与四球後に併殺にして打者27人の準完全試合[33]。
- 9日
- 11日
- ボストン・レッドソックスのティム・ウェイクフィールドが対トロント・ブルージェイズ戦に7回2死から登板、44歳282日での登板はディーコン・マグワイアの44歳280日を更新する球団最年長記録[35]
- 16日
- ヒューストン・アストロズの球団オーナーのドレイトン・マクレーンは、球団をヒューストンの実業家を中心とする投資家グループに約6億8000万ドルで売却することで合意[36]
- 18日
- ボルチモア・オリオールズの上原浩治が対ニューヨーク・ヤンキース戦の10回に5番手で登板し、デレク・ジーターから日米通算1500奪三振[37]
- 19日
- ボストン・レッドソックスは岡島秀樹に戦力外通告[38]
- コロラド・ロッキーズのジェイソン・ジアンビが対フィラデルフィア・フィリーズ戦で40歳代ではメジャーリーグ史上4人目の1試合3本塁打、40歳132日での達成は史上2番目の年長記録[39]
- 25日
6月
- 6日
- ドラフト会議がニュージャージー州セコーカスで始まる。全体1位はピッグバーグ・パイレーツがカリフォルニア大学ロサンゼルス校のゲリット・コール[41]
- 9日
- 15日
- 19日
- フロリダ・マーリンズの監督のエドウィン・ロドリゲスが成績不振を理由に辞任。ベンチコーチのブランドン・ハイドが監督代行を務める[45]
- 20日
- MLBコミッショナーのバド・セリグはロサンゼルス・ドジャースとFOXスポーツと交渉中のテレビ放送権について、契約を認めないとの声明を発表した[46]
- 24日
- シアトル・マリナーズは本拠地セーフコ・フィールドでの対フロリダ・マーリンズ戦をビジターゲームとして行った。ア・リーグの本拠地球場で、ナ・リーグのチームが主催試合をおこなったのはDH制導入の1973年以降では初。試合は5対1でマリナーズが勝利[47]
- 26日
- デトロイト・タイガースは2010年11月に76歳で死去した元監のスパーキー・アンダーソンの背番号11を永久欠番にすることを決定。この日の対アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦の試合前に記念式典が行われた[48]
- ワシントン・ナショナルズは元読売ジャイアンツなどのデーブ・ジョンソンの監督就任を発表[49]
- 27日
7月
- 3日
- 9日
- 12日
- オールスターゲームが開催され、5対1でナ・リーグが勝利。MVPはミルウォーキー・ブルワーズのプリンス・フィルダー[56]
- ミルウォーキー・ブルワーズはニューヨーク・メッツのフランシスコ・ロドリゲスをトレードで獲得したことを発表[57]
- 19日
- 23日
- ボストン・レッドソックス対シアトル・マリナーズ戦(フェンウェイ・パーク)はレッドソックスが3対1で勝利し、テリー・フランコーナがメジャーリーグ史上57人目の監督で1000勝[59]。敗れたマリナーズは球団ワーストタイ記録の14連敗[60]
- 24日
- シアトル・マリナーズは対ボストン・レッドソックス戦(フェンウェイ・パーク)に8対12で敗れ、球団ワースト記録を更新する15連敗[61]
- 27日
- タンパベイ・レイズが対オークランド・アスレチックス戦で29歳のジェームズ・シールズが先発し、メジャーリーグ新記録の705試合連続で30歳未満の投手が先発登板。試合は13対4でアスレチックスが勝利[62]
- 28日
- 30日
- ボルチモア・オリオールズは上原浩治とテキサス・レンジャーズのクリス・デービスとトミー・ハンターの1対2の交換トレードを発表[65]
- コロラド・ロッキーズのウバルド・ヒメネスがクリーブランド・インディアンスへ4選手とのトレードで移籍[66]
- ボルチモア・オリオールズのデレク・リーがピッグバーグ・パイレーツへ移籍[66]
- クリーブランド・インディアンスのオーランド・カブレラがサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍[66]
- ワシントン・ナショナルズのジェイソン・マーキーがアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍[66]
- ロサンゼルス・ドジャースのラファエル・ファーカルがセントルイス・カージナルスへ移籍[67]
- 31日
8月
9月
- 2日
- ボストン・レッドソックスは対テキサス・レンジャース戦で本拠地球場での完売の連続試合記録をメジャーリーグ史上初の700試合とした[77]
- 3日
- ミルウォーキー・ブルワーズのジョージ・コッタラスが対ヒューストン・アストロズ戦(ヒューストン)でサイクル安打を達成[78]
- ワシントン・ナショナルズのトム・ミローンがメジャーリーグ初登板の対ニューヨーク・メッツ戦(ワシントン)での初打席で初球を本塁打、投手の初打席初球本塁打は史上8人目。なお試合は8対7でナショナルズが勝利するものの、ミローンは5回途中で降板で勝利投手とならず[79]
- 8日
- 12日
- 今季途中に現役引退のマニー・ラミレスが妻への暴行の容疑で逮捕、ラミレスは容疑を否認[81]
- 13日
- ニューヨーク・ヤンキースのマリアノ・リベラが対シアトル・マリナーズ戦(セーフコ・フィールド)でメジャーリーグ史上2人目の通算600セーブ[82]。
- ボストン・レッドソックスのティム・ウェイクフィールドが対トロント・ブルージェイズ戦(ボストン)でメジャーリーグ通算200勝[83]
- 14日
- MLBは来季の公式戦日程を発表、本拠地をフロリダからマイアミに移し、本拠地と名称をフロリダから「マイアミ・マーリンズ」と変更するマーリンズと対セントルイス・カージナルス戦の4月4日のマイアミの新球場での1試合が開幕戦となる[84]
- フィラデルフィア・フィリーズが対ヒューストン・アストロズ戦に1対0で勝利し、今季初のプレーオフ進出チームとなった。残り試合に全敗でもワイルドカードに進出できるため[85]
- 16日
- デトロイト・タイガースが対オークランド・アスレチックス戦(オークランド)に3対1で勝利し、ア・リーグ中地区優勝達成。タイガースの地区優勝は東西制の1987年以来24年ぶりで、4度目。今季両リーグ1番乗りの地区優勝[86]
- 17日
- ニューヨーク・ヤンキースのマリアノ・リベラが対トロント・ブルージェイズ戦(ロジャース・センター)でメジャーリーグタイ記録の通算601セーブ[87]
- フィラデルフィア・フィリーズが対セントルイス・カージナルス戦に9対2で勝利し、5年連続ナ・リーグ東地区優勝達成[88]
- 19日
- ニューヨーク・ヤンキースのマリアノ・リベラが対ミネスト・ツインズ戦(ヤンキー・スタジアム)で9回から登板し三者凡退でセーブを記録し、メジャーリーグ新記録の通算602セーブ[89]
- 20日
- 4月に現役引退を表明していた、マニー・ラミレスがドミニカのウィンターリーグで現役復帰の意向を示した[90]
- 21日
- 23日
- テキサス・レンジャーズが対シアトル・マリナーズ戦(アーリントン)に勝利し、2位のロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムが敗れたため、レンジャースが2年連続ア・リーグ西地区優勝達成[93]
- アリゾナ・ダイヤモンドバックスが対サンフランシスコ・ジャイアンツ戦に3対1で勝利し、4年ぶりにナ・リーグ西地区優勝達成[94]
- ミルウォーキー・ブルワーズが対フロリダ・マーリンズ戦に4対1で勝利し、2位のセントルイス・カージナルスが敗れたため、ナ・リーグ中地区優勝達成。ブルワーズの地区優勝は29年ぶり4度目[95]
- マイアミ・マーリンズのドミニカ出身の抑え投手で、今季36セーブを挙げているレオ・ヌネスが偽名を使った別人だったことがアメリカの複数のメディアが報じた。本名は「ホアンカルロス・オビエド」で年齢も実際より1歳上、「レオ・ヌネス」はオビエドの幼馴染で身分証明を借用し使ったとされる。ヌネスは22日にドミニカに帰国している[96]
- 24日
- ヒューストン・アストロズ対コロラド・ロッキーズ戦が1876年4月22日の初試合以来、メジャーリーグ史上20万試合目となった(ポストシーズン除く)[97]
- 26日
- 27日
- 28日
- メジャーリーグのワイルドカード争いはア・リーグはタンパベイ・レイズが、ナ・リーグはセントルイス・カージナルスがそれぞれ決定しプレーオフ進出決定[100]
- メジャーリーグの2011年レギュラーシーズン全日程が終了。投手部門で、ア・リーグはデトロイト・タイガースのジャスティン・バーランダーが、ナ・リーグはロサンゼルス・ドジャースのクレイトン・カーショウがそれぞれ三冠(最優秀防御率、最多勝、奪三振)を獲得[101]
- MLB機構はシアトル・マリナーズとオークランド・アスレチックスの来季開幕戦を3月28日と29日に日本の東京ドームで行うことを正式発表。日本でのメジャーリーグ公式戦開催は4度目[102]
- 来季より本拠地をマイアミに移すマーリンズの新監督に、今月26日までシカゴ・ホワイトソックスの監督をつとめたオジー・ギーエンの就任を発表[103]
- 30日
- オークランド・アスレチックスは監督のテリー・フランコーナの退任を発表[104]
- ア・リーグの地区シリーズ、ニューヨーク・ヤンキースとロサンゼルス・ドジャースの第1戦は1対1で迎えた2回表終了時に降雨サスペンデッドとなり、10月1日に2回裏から再開することになった[105]
10月
- 1日
- 前日、降雨サスペンデッドとなったア・リーグ地区シリーズのニューヨーク・ヤンキースとロサンゼルス・ドジャースの第1戦の続きが行われ、9対3でヤンキースが先勝した[106]
- 4日
- ア・リーグの地区シリーズで西地区1位のテキサス・レンジャースがワイルドカードのタンパベイ・レイズに4対3で勝利し、3勝1敗で2年連続でリーグ優勝決定シリーズ進出が決定[107]
- 6日
- 7日
- 10日
- 13日
- カムバック賞が発表され、ナ・リーグはセントルイス・カージナルスのランス・バークマン、ア・リーグはボストン・レッドソックスのジャコビー・エルズベリーがそれぞれ選出[114]
- 15日
- 16日
- ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズは、ワイルドカードのセントルイス・カージナルスが中地区優勝のミルウォーキー・ブルワーズに12対6で勝利し、5年ぶり18度の優勝でワールドシリーズ進出決定[117]
- 20日
- 2011年のロベルト・クレメンテ賞にボストン・レッドソックスのデービッド・オルティスが選出[118]
- 22日
- ワールドシリーズ第3戦(レンジャーズ・ボールパーク)はセントルイス・カージナルスのアルバート・プホルスの3打席連続による、ワールドシリーズ史上3人目の1試合3本塁打などでテキサス・レンジャースに16対7で勝利し、2勝1敗とした。ナ・リーグ選手による1試合3本塁打は史上初。1試合14塁打はワールドシリーズ新記録。1試合5安打と6打点は同タイ記録。同一ポストシーズンでの4安打以上を3試合は史上初[119][120]
- 24日
- 28日
- 31日
11月
- 1日
- 2日
- 両リーグのシルバースラッガー賞が発表[127]
- シカゴ・カブスは監督のマイク・クワーディの解任を発表[128]
- 4日
- 今季8月にミネソタ・ツインズからクリーブランド・インディアンスに移籍し、FAのジム・トーミがフィラデルフィア・フィリーズと1年契約125万ドルで合意[129]
- 6日
- MLB選抜が台湾で親善試合の最終戦を行い、台湾代表に6対4で勝利し5連勝とした[130]
- 7日
- カンザスシティ・ロイヤルズのメルキー・カブレラと、サンフランシスコ・ジャイアンツのジョナサン・サンチェスとマイナー投手の交換トレードが成立がジャイアンツから発表[131]
- 8日
- 9日
- 11日
- ロサンゼルス・ドジャースからFAのジェイミー・キャロルがミネソタ・ツインズと2年総額700万ドルで契約合意[134]
- ワシントン・ナショナルズのウィルソン・ラモスのベネズエラでの誘拐事件は、この日警察によってラモスが救出され、犯人は逮捕された[135]
- 14日
- ボストン・レッドソックスからFAのジョナサン・パペルボンがフィラデルフィア・フィリーズと4年総額5000万ドルで契約合意[136]
- 15日
- ア・リーグのサイ・ヤング賞はデトロイト・タイガースのジャスティン・バーランダーが初受賞。満票での選出はア・リーグでは5年ぶり3度目[137]
- 16日
- 17日
- 20日
- 21日
- 22日
- 26日
- 30日
- ボストン・レッドソックスは新監督にボビー・バレンタインが就任したことを発表[149]
12月
- 12月1日
- ボストン・レッドソックスの新監督に就任したボビー・バレンタインが、就任会見を行った[150]
- 2日
- 4日
- 5日
- 6日
- ニューヨーク・メッツは、トロント・ブルージェイズからFAのフランク・フランシスコとジョン・ラウシュ、サンフランシスコ・ジャイアンツから交換トレードでラモン・ラミレスをそれぞれ獲得。ブルージェイズはシカゴ・ホワイトソックスのセルジオ・サントスを交換トレードで獲得[155]
- 7日
- NPB埼玉西武ライオンズからポスティングシステムでのMLB移籍を目指していた、中島裕之の独占交渉権をニューヨーク・ヤンキースが獲得したことをMLB機構が発表[156]
- 最優秀指名打者賞にデビッド・オルティーズが史上最多の通算6度目の選出[157]
- シカゴ・ホワイトソックスからFAのマーク・バーリーがフロリダ(来季からマイアミ)・マーリンズと4年総額5800万ドルで契約合意。ピッグバーグ・パイレーツはボストン・レッドソックスのエリック・ベダードを獲得[158]
- 横浜DeNAベイスターズからポスティングシステムでのMLB移籍を目指していた真田裕貴の入札申請が締め切られ、入札球団がなかったことが判明。日本人選手で入札がなかったのは史上4人目(5度目)[159]
- 8日
- セントルイス・カージナルスからFAのアルバート・プホルスがロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムと10年契約で合意したことをAP通信が伝えた[160]
- 12日
- 14日
- NPB福岡ソフトバンクホークスからFAの和田毅がMLBボルチモア・オリオールズと2年契約を結んだことをオリオールズが発表[162]
- ピッグバーグ・パイレーツは今季ニューヨーク・メッツに所属した五十嵐亮太とマイナー契約[163]
- 16日
- ミネソタ・ツインズからFAのマイケル・カダイアーが3年3150万ドルで契約合意したことをアメリカの複数のメディアが伝えた[164]
- 17日
- サンディエゴ・パドレスのマット・レイトスと、シンシナティ・レッズのエディンソン・ボルケスら4選手との交換トレードが成立[165]
- 12月18日(日本時間)
- NPB東京ヤクルトスワローズからポスティングシステムでのMLB移籍を目指していた青木宣親の入札球団が、ミルウォーキー・ブルワーズであることが、ヤクルトの球団公式サイトで明らかになった[166]
- 19日
- MLB機構はNPB北海道日本ハムファイターズからポスティングシステムでのMLB移籍を目指していたダルビッシュ有の独占交渉権をテキサス・レンジャースが獲得したことを発表[167]
- 22日
- サンフランシスコ・ジャイアンツからFAのカルロス・ベルトランがセントルイス・カージナルスと2年総額2600万ドルで契約合意したことを複数のアメリカメディアが報じた[168]
- オークランド・アスレチックスのジオ・ゴンザレスとワシントン・ナショナルズのブラッド・ピーコックら4選手との交換トレードが成立したことを複数のアメリカメディアが報じた[169]
- MLBの今季の年俸総額が発表され、合計は29億9955万7280ドル、1位はニューヨーク・ヤンキースの2億1604万4956ドル。課徴金(ぜいたく税)をおさめるのはヤンキースとボストン・レッドソックスの2球団で、ヤンキースは制度が始まってから9年連続[170]
- 28日
監督人事
シーズン開幕までの変更
シーズン中の変更
主な打者の記録
- 4月2日、ボストン・レッドソックスのデビッド・オルティーズがテキサス・レンジャーズ戦で指名打者での通算1004打点目を挙げ、エドガー・マルチネスの保持していたMLB指名打者打点記録(1003打点)を更新[172]。
- 4月3日、テキサス・レンジャーズのイアン・キンズラーがボストン・レッドソックス戦で前日に続いて連続の先頭打者本塁打を放ち、MLB史上初の開幕から2戦連続での先頭打者本塁打となった[173]。
- 4月3日、オークランド・アスレチックスの松井秀喜が対シアトル・マリナーズ戦でNPB/MLB通算2500安打(NPB1390、MLB1110)[174]。
- 4月4日、テキサス・レンジャーズのネルソン・クルーズがシアトル・マリナーズ戦において、史上3人目となる開幕からの4戦連続本塁打を達成[175]。
- 4月14日、タンパベイ・レイズのジョニー・デイモンがミネソタ・ツインズ戦においてサヨナラ本塁打を放ち、5つのチームでサヨナラ本塁打を放った史上初の選手となった[176]。
- 5月1日、オークランド・アスレチックスの松井秀喜が対テキサス・レンジャース戦で3回に二塁打を放った後に本塁に生還し、日米通算1500得点(NPB901、MLB599)[177]。
- 5月14日、ヒューストン・アストロズのカルロス・リーがニューヨーク・メッツ戦において史上261人目となる2000本安打を達成[178]。
- 5月25日、フィラデルフィア・フィリーズのウィルソン・バルデスがシンシナティ・レッズ戦の延長19回に登板、勝利投手となり、2000年のブレント・メイン以来の野手登録選手の勝利投手となった[179]。
- 6月12日、サンフランシスコ・ジャイアンツのオーランド・カブレラがニューヨーク・ヤンキース戦で通算2000安打、史上262人目[180]。
- 7月4日、シンシナティ・レッズのスコット・ローレンがセントルイス・カージナルス戦にで史上263人目となる通算2000安打、史上263人目。
- 7月9日、ニューヨーク・ヤンキースのデレク・ジーターがタンパベイ・レイズ戦で通算3000安打、史上28人目[181]。
- 7月20日、オークランド・アスレチックスの松井秀喜が対デトロイト・タイガース戦(コメリカ・パーク)でNPB/MLB通算500号本塁打(NPB332、MLB168)[182]
- 7月27日、フロリダ・マーリンズのマイク・キャメロンがワシントン・ナショナルズ戦において2本塁打を放ち、史上初の8つのチームで1試合2本塁打を放った選手となった[183]。
- 7月29日、セントルイス・カージナルスのアルバート・プホルスがシカゴ・カブス戦で通算2000安打、史上264人目[184]。
- 8月2日、ニューヨーク・ヤンキースのマーク・テシェイラがシカゴ・ホワイトソックス戦で通算12度目となる左右両打席本塁打を記録し、エディー・マレー及びチリ・デービスと共に保持していたMLB記録の11度を更新した[185]。
- 8月7日、テキサス・レンジャーズのマイケル・ヤングがクリーブランド・インディアンス戦で通算2000安打、史上265人目[186]。
- 8月23日、シカゴ・ホワイトソックスのポール・コネルコがロサンゼルス・エンゼルス戦で通算2000安打、史上266人目[187]。
- 8月26日、ロサンゼルス・ドジャースのマット・ケンプがコロラド・ロッキーズ戦で本塁打を記録し30-30達成、史上55人目[188]。
- 8月29日、オークランド・アスレチックスの松井秀喜が対クリーブランド・インディアンス戦の6回に二塁打を放ち、日米通算488二塁打として、立浪和義の日本プロ野球記録を上回った[189]
- 9月4日、テキサス・レンジャーズのエイドリアン・ベルトレがボストン・レッドソックス戦で通算2000安打、通算267人目[190]。
- 9月8日、シカゴ・ホワイトソックスのフアン・ピエールがクリーブランド・インディアンス戦で通算2000安打、史上268人目[191]。
- 9月16日、ミルウォーキー・ブルワーズのライアン・ブラウンがシンシナティ・レッズ戦で本塁打を記録し、30-30達成、史上56人目[192]。
- 9月20日、シンシナティ・レッズのドリュー・スタッブスがヒューストン・アストロズ戦で史上2人目のシーズン200三振を記録[193]。
- 9月23日、シカゴ・カブスのスターリン・カストロがセントルイス・カージナルス戦で史上6番目の若さでシーズン200本安打を達成[194]。
- 9月25日、ボストン・レッドソックスのジャコビー・エルズベリーがニューヨーク・ヤンキース戦で本塁打を記録し、30-30達成、史上57人目[195]。
- 9月27日、テキサス・レンジャーズのイアン・キンズラーがロサンゼルス・エンゼルス戦でシーズン30盗塁目を記録したことで自身2009年以来の30-30達成、史上12人目の通算2度の30-30達成者となった[196]。
- 9月28日、タンパベイ・レイズのエバン・ロンゴリアがシーズン最終戦であるニューヨーク・ヤンキース戦で史上6人目のポストシーズン出場決定サヨナラ本塁打を放った[197]。最終戦に限ればボビー・トムソン以来史上2人目。
- 9月28日、ロサンゼルス・ドジャースのエウヘニオ・ベレスがアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で代打出場、凡退し、前年から46打数連続無安打となり、ビル・バーゲンら3選手の保持していた野手としての連続無安打打数MLB記録の45打数を更新[198]。同時に、シーズン成績が37打数無安打となり、ハル・フィネイの記録したシーズン35打数無安打のMLB記録も更新された。
- 10月10日、テキサス・レンジャーズのネルソン・クルーズ(TEX)がリーグチャンピオンシップシリーズのデトロイト・タイガース戦においてポストシーズン史上初の満塁サヨナラ本塁打を放った[199]。また、ALCSにおける6本塁打と13打点はALCS新記録であった。
主な投手の記録
- 5月3日、ミネソタ・ツインズのフランシスコ・リリアーノがシカゴ・ホワイトソックス戦でノーヒット・ノーラン達成、史上270度目[200]。
- 5月7日、デトロイト・タイガースのジャスティン・バーランダーがトロント・ブルージェイズ戦でノーヒット・ノーラン、史上271度目[201]。バーランダーは自身2度目の達成で、複数回の達成は史上30人目。
- 5月25日、トロント・ブルージェイズのジョジョ・レイエスがニューヨーク・ヤンキース戦に先発、負け投手となり、クリフ・カーティス、マット・キーオの保持する勝利のつかない連続先発MLB記録、28に並んだ[202]。レイエスは5月30日に先発登板、勝利し、記録の更新はされなかった。
- 5月25日、ニューヨーク・ヤンキースのマリアノ・リベラがトロント・ブルージェイズ戦に登板し、史上初の同一球団での1000登板を達成[203]。
- 6月1日、シンシナティ・レッズのフランシスコ・コルデロがMIL戦で史上22人目となる通算300セーブを達成。
- 7月27日、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムのアービン・サンタナがクリーブランド・インディアンス戦でノーヒットノーラン、史上272度目[204]。この試合では失点1を記録した。
- 8月11日、ニューヨーク・ヤンキースのマリアノ・リベラがロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム戦で通算14度目のシーズン30セーブを達成し、トレバー・ホフマンの保持するMLB記録に並んだ[205]。
- 8月15日、ニューヨーク・メッツのジェイソン・イズリングハウゼンがサンディエゴ・パドレス戦で通算300セーブ、史上23人目[206]。
- 8月31日、アトランタ・ブレーブスのクレイグ・キンブレルがワシントン・ナショナルズ戦でMLB新人セーブ記録となるシーズン41セーブを達成[207]。最終的に46セーブを挙げた。
- 9月10日、テキサス・レンジャーズの建山義紀がオークランド・アスレチックス戦に登板、同3日ボストン・レッドソックス戦での登板に続いて2者連続満塁本塁打を浴び、これを許した史上2人目の投手となった[208]。
- 9月13日、ニューヨーク・ヤンキースのマリアノ・リベラがシアトル・マリナーズ戦で通算600セーブ、史上2人目[209]。
- 9月19日、ニューヨーク・ヤンキースのマリアノ・リベラがミネソタ・ツインズ戦でMLB新記録となる通算602セーブを達成[210]。
その他の記録
- 5月8日、ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・ソーシア監督がクリーブランド・インディアンス戦で史上56人目の監督通算1000勝、エンゼルスでは史上23人目でを1857試合目での達成だった[211]。
- 6月10日、セントルイス・カージナルスのトニー・ラルーサ監督がミルウォーキー・ブルワーズ戦において、コニー・マック(7755試合)に次ぐ史上2人目の監督通算5000試合での采配を達成[212]。
- 6月24日、タンパベイ・レイズ対ヒューストン・アストロズ戦において、HOUからワンディ・ロドリゲス、フェルナンド・ロドリゲス、アニュリー・ロドリゲスら3投手が登板。1試合で同姓の3投手を登板させた史上初めての球団となった[213]。
- 7月15日、アトランタ・ブレーブスがワシントン・ナショナルズ戦に勝利し、史上5球団目の通算10,000勝(前身球団含む)を達成[214]。球団初勝利は1876年4月22日、フィラデルフィア・アスレチックス戦。また、7月30日のFLA戦では史上2球団目の通算10,000敗も達成した[215]。
- 7月23日、ボストン・レッドソックスのテリー・フランコーナ監督がシアトル・マリナーズ戦に勝利し、監督通算1000勝、史上57人目[216]。
- 7月27日、タンパベイ・レイズのジェームズ・シールズが、オークランド・アスレチックス戦に先発登板。TBはこれで705試合連続で30歳未満の投手が先発し、1913年から1917年にかけてワシントン・セネタースが達成したMLB記録の704試合を更新した。この日までにおいて、最後にTBから30歳以上の投手が先発したのは、2007年5月24日の徐在応であり、この日は徐の30歳の誕生日であった[217]。
- 8月13日、ニューヨーク・ヤンキースのCC・サバシアがタンパベイ・レイズ戦において5被本塁打を記録した一方、シカゴ・カブスのカルロス・ザンブラーノもアトランタ・ブレーブス戦において5被本塁打を記録。同日に2投手が5被本塁打を記録したのは、1996年9月21日のジェフ・ダミーコ(MIL)とデーブ・テルグヘッダー(オークランド・アスレチックス)以来、史上2度目のことであった[218]。また、5被本塁打を記録したのは、各々の球団史上、サバシアが6人目、ザンブラーノが4人目だった。
- 8月25日、オークランド・アスレチックス対ニューヨーク・ヤンキース戦において、NYYのロビンソン・カノ、ラッセル・マーティン、カーティス・グランダーソンの3選手がそれぞれ満塁本塁打を放ち、NYYは1試合に3満塁本塁打を放った史上初の球団となった[219]。
- 9月14日、PITがSTLに敗れシーズン負け越しが決定、PITは19シーズン連続負け越しとなり、MLBの連続負け越しシーズン記録を更新した[220]。
- 9月21日、カンザスシティ・ロイヤルズのビリー・バトラーがデトロイト・タイガース戦で二塁打を放ち、シーズン40二塁打を達成。これにより、球団内で40二塁打を達成した選手がアレックス・ゴードン、ジェフ・フランコーア、メルキー・カブレラに次いで4人目となり、KCは2006年のテキサス・レンジャーズ、1932年のフィラデルフィア・フィリーズ、1929年のデトロイト・タイガースに続いて史上4球団目の4選手40二塁打を達成した[221]。また、バトラーを除く3選手は外野手であり、3外野手が40二塁打を達成したのは史上初であった。
- 9月24日、コロラド・ロッキーズ対ヒューストン・アストロズ戦がMLB史上通算200,000試合目の試合となった。結果は延長戦の末COLが勝利した[222]。
その他のできごと
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試合結果
要約
視点
レギュラーシーズン
- ワイルドカードはタンパベイ・レイズとセントルイス・カージナルスが獲得
オールスターゲーム
→詳細は「2011年のMLBオールスターゲーム」を参照
- 右側がホームチーム
- アメリカンリーグ 1 - 5 ナショナルリーグ
- MVP:プリンス・フィルダー
ポストシーズン
- 太字が勝利チーム
ディビジョンシリーズ | リーグチャンピオンシップシリーズ | ワールドシリーズ | ||||||||
ニューヨーク・ヤンキース | 2 | |||||||||
デトロイト・タイガース | 3 | |||||||||
デトロイト・タイガース | 2 | |||||||||
アメリカンリーグ | ||||||||||
テキサス・レンジャーズ | 4 | |||||||||
テキサス・レンジャーズ | 3 | |||||||||
タンパベイ・レイズ | 1 | |||||||||
テキサス・レンジャーズ | 3 | |||||||||
セントルイス・カージナルス | 4 | |||||||||
フィラデルフィア・フィリーズ | 2 | |||||||||
セントルイス・カージナルス | 3 | |||||||||
セントルイス・カージナルス | 4 | |||||||||
ナショナルリーグ | ||||||||||
ミルウォーキー・ブルワーズ | 2 | |||||||||
ミルウォーキー・ブルワーズ | 3 | |||||||||
アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 2 | |||||||||
ディビジョンシリーズ
リーグチャンピオンシップシリーズ
ワールドシリーズ
→詳細は2011年のワールドシリーズ参照
- カージナルス 4 - 3 レンジャーズ
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個人タイトル
アメリカンリーグ
ナショナルリーグ
表彰
全米野球記者協会(BBWAA)表彰
ゴールドグラブ賞
シルバースラッガー賞
その他表彰
アメリカ野球殿堂入り表彰者
BBWAA投票
ベテランズ委員会選出
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引退
- 1月11日 - トレバー・ホフマン[224]
- 1月19日 - ギル・メッシュ[225]
- 1月26日 - ロッコ・バルデッリ[226]
- 2月3日 - アンディ・ペティット[227]
- 2月16日 - ゲイリー・シェフィールド[228]。
- 2月18日 - ジム・エドモンズ[229]
- 3月1日 - ギャレット・アンダーソン[230]
- 4月8日 - マニー・ラミレス[231]
- 12月3日 - ペドロ・マルティネス[232]
参照元
外部リンク
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