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三菱重工相模原ダイナボアーズ

神奈川県相模原市に本拠地を置くラグビーチーム ウィキペディアから

三菱重工相模原ダイナボアーズ
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三菱重工相模原ダイナボアーズ(みつびしじゅうこうさがみはらダイナボアーズ、: Mitsubishi Heavy Industries Sagamihara DYNABOARS)は、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEに所属の神奈川県および相模原市をホストエリアとするラグビーユニオンチーム。略称は「相模原DB」。プロ契約選手、三菱重工社員選手で構成されている。練習グラウンドは、三菱重工相模原ダイナボアーズグラウンド(神奈川県相模原市中央区)。

概要 クラブカラー, 愛称 ...
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相模原ギオンスタジアム(2021年2月21日撮影)
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相模原ギオンスタジアムで行われたサントリーサンゴリアス戦(2021年2月21日撮影)
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概要

  • チーム愛称「ダイナボアーズ」は、ダイナミック(DYNAMIC、活動的な)とボアー(BOAR、猪)の造語。相模原市民を中心に寄せられた187案を元に、亥年2007年のトップリーグ昇格を機に命名された[1]
  • ミッション[1]
    • 「ラグビーを通じて、すべての人々と、夢と感動をともにわかちあい、ともに成長していく」
  • バリュー[1]
    • あくなき挑戦 - 常に最高のプレーを追求し、より高い目標に向かって挑戦し続ける
    • ラグビーへの貢献 - チーム一人ひとりがラグビーの普及・振興に貢献する
    • 地域への貢献 - 地域から親しまれ、人々から愛されるチームを目指す

チームスローガン

  • 2023-24シーズン:心燃える瞬間を [2]
  • 2024-25シーズン:心燃える瞬間を -DYNA IMPACT- [3]

マスコットキャラクター

  • ダイボ君 - モチーフはイノシシ。亥年の2007年6月29日発表[4]。初代グリーティングバージョン(着ぐるみ版)は、2019年10月まで全身丸い卵型だった[5][6]
  • 2019年12月には[7] ダンスパフォーマンスも可能な成人ラガーマン体型[8][9] になった。
  • 2023年11月に、イラストおよびグリーティングバージョンが3代目として再リニューアルされ、少年体型に変わった[10][11][12]。背番号がそれまでの24[13] から0になり、2007年誕生を受けて年齢設定が追加され16歳となった[11]。みんなを楽しませるのが大好きな、相模原の野山を駆け回る男の子[11]

歴史

要約
視点

前身の三菱日本重工ラグビー部は、1960年の第1回関東社会人リーグ(2部)から参加。その後、三菱重工東京製作所を経て、1971年の三菱重工相模原製作所の発足に伴いラグビー部も相模原に移転。同年を創部年としている[1]

1977年関東社会人リーグ3部ブロック初優勝、1986年に同2部ブロック初優勝。1989年関東社会人リーグ1部(当時の関東社会人リーグは東日本社会人リーグの下位リーグ)に昇格した。2000年の関東社会人リーグ1部・Aブロックで2位に入ると、続くチャレンジリーグ[14]秩父宮)で新日鉄釜石を1点差で破り、悲願の東日本社会人リーグ昇格を果たした。前身時代も含め初めてのトップカテゴリーでの戦いとなった2001年は7戦全敗に終わり、1年で関東社会人リーグ1部に降格した[1]

2003年トップリーグ開幕に伴い、トップイースト10に所属となる。2006年度のトップイースト11で優勝を果たし、トップチャレンジでは九州電力に敗れたものの、近鉄に32-31の僅差で勝利。神奈川県のチームとしては初となるトップリーグ昇格を果たした[15]

しかし2007年度トップリーグにおいては「ディフェンス力、取れる状況でスコアに結び付けられない精度の低さ」(相良南海夫監督)などにより、東日本社会人リーグに続いてまたも全敗(勝ち点3)最下位となり、トップイースト11に自動降格した[1]

2012年に新設された相模原市ホームタウンチーム認定制度の第一号に選ばれ、地域での普及活動や社会貢献活動を行う[16]

2016年度シーズンまでは主に三菱重工相模原グラウンド[17] で公式戦が行われていたが、現在は練習場となっている。以降、相模原麻溝公園競技場(相模原ギオンスタジアム)にホームグランドを移した。

トップイーストでは強豪として君臨し、2017-18シーズンからはトップチャレンジリーグに参戦し、2018-19のトップリーグ入替戦で豊田自動織機に31-7で勝利し、2019-20シーズンのトップリーグに12年ぶりに復帰した[1]

2020年2月15日には、NECグリーンロケッツと対戦し、トップリーグ初勝利を果たした[1]

2021年7月16日、新リーグJAPAN RUGBY LEAGUE ONE DIVISION2(2部リーグ)に振り分けされることになった[18]

2022年5月21日・28日に行われたリーグワンの1部・2部入れ替え戦で、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安を2戦合計勝ち点8-0(第1戦33-25で勝利、第2戦33-19で勝利)で下し、次期2022-23シーズン DIVISION1(1部リーグ)への昇格を決めた[19]

2024年4月13日、三菱重工業の発祥の地である長崎(長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場)で、リーグワン2023-24DIVISION1第13節の試合を開催した[20]。リーグワンとしても長崎県での開催は初[21][22][23]

2025年3月16日(リーグワン2024-25DIVISION1第11節)、リーグワンとして初めて京都府で試合を行った[24]たけびしスタジアム京都(京都市左京区)を会場に、東京サントリーサンゴリアスをビジターにして対戦し、34-22で勝利。サンゴリアスに勝利するのは、2001-02シーズンの東日本社会人リーグ時代、2007-08シーズンのトップリーグ時代を含め、初めて[25]

2025年4月12日、リンディー真ダニエルが、ジャパンラグビーリーグワン2024-25シーズン第15節横浜キヤノンイーグルス戦で、三菱重工相模原ダイナボアーズでチーム最多となる121試合出場を果たす[26][27]。4月26日、第16節コベルコ神戸スティーラーズ戦で、最多出場記録を122試合に更新した[28]

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タイトル

最上位リーグ

なし

下位リーグ

7人制大会

成績

リーグ戦戦績

  • 1993-1994シーズン 関東社会人リーグ1部 優勝[注 1]
  • 1994-1995シーズン 関東社会人リーグ1部 優勝[注 2]
  • 1996-1997シーズン 関東社会人リーグ1部 2位(6勝1敗)
  • 1997-1998シーズン 関東社会人リーグ1部 6位(3勝4敗)
  • 1998-1999シーズン 関東社会人リーグ1部Aグループ 3位(5勝2敗)
  • 1999-2000シーズン 関東社会人リーグ1部Aグループ 4位(4勝3敗)
  • 2000-2001シーズン 関東社会人リーグ1部Aグループ 2位(6勝1敗)、東日本社会人リーグ昇格
  • 2001-2002シーズン 東日本社会人リーグ 8位(7敗)、関東社会人リーグ1部降格
  • 2002-2003シーズン 関東社会人リーグ1部Aグループ 4位(5勝2敗)、トップイースト10へ参入
  • 2003-2004シーズン トップイースト10 2位[注 3](7勝2敗)
  • 2004-2005シーズン トップイースト10 2位(8勝1敗)、トップチャレンジ2:3位、トップイースト10残留
  • 2005-2006シーズン トップイースト10 2位[注 4] (8勝1敗)
  • 2006-2007シーズン トップイースト11 優勝(10勝)、トップチャレンジ1:2位、トップリーグへ自動昇格
  • 2007-2008シーズン トップリーグ 14位(13敗)、トップイースト11へ自動降格
  • 2008-2009シーズン トップイースト11 3位(7勝3敗)
  • 2009-2010シーズン トップイーストリーグ 3位(8勝3敗)
  • 2010-2011シーズン トップイーストリーグ 3位(9勝2敗)
  • 2011-2012シーズン トップイーストリーグDiv.1 3位(7勝1敗1分)
  • 2012-2013シーズン トップイーストリーグDiv.1 2位(8勝1敗)、トップチャレンジ2:1位、トップチャレンジ1:4位、トップリーグ入替戦:敗戦、トップイーストリーグDiv.1残留
  • 2013-2014シーズン トップイーストリーグDiv.1 優勝(9勝)、トップチャレンジ1:3位、トップリーグ入替戦:敗戦、トップイーストリーグDiv.1残留
  • 2014-2015シーズン トップイーストリーグDiv.1 優勝(9勝)、トップチャレンジ1:2位、トップリーグ入替戦:敗戦、トップイーストリーグDiv.1残留
  • 2015-2016シーズン トップイーストリーグDiv.1 優勝(9勝)、トップチャレンジ1:2位、トップリーグ入替戦:敗戦、トップイーストリーグDiv.1残留
  • 2016-2017シーズン トップイーストリーグDiv.1 優勝(9勝)、トップチャレンジ1:2位、トップリーグ入替戦:敗戦、ジャパンラグビートップチャレンジリーグへ参入
  • 2017-2018シーズン トップチャレンジリーグ 3位(1stステージ:3位 5勝2敗、2ndステージ:1勝2敗)、トップリーグ入替戦:引き分け、規定によりトップチャレンジリーグ残留
  • 2018-2019シーズン トップチャレンジリーグ 2位(1stステージ:3位 5勝2敗、2ndステージ:2勝1敗)、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ昇格
  • 2019-2020シーズン (トップリーグカップ プール戦敗退(プール戦:5位 1勝4敗)、リーグ戦中止(中止時点での成績:1勝5敗)
  • 2021シーズン レッドカンファレンス7位、プレーオフトーナメント9位[29]

JAPAN RUGBY LEAGUE ONE

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2024-25シーズンの順位

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2025-26シーズンのスコッド

要約
視点

開幕前、2025-26シーズンでの選手登録までは、「チームに所属している選手」の一覧に過ぎないことに留意。

カテゴリA(日本代表の実績または資格あり)は、試合登録枠17名以上、同時出場可能枠11名以上。カテゴリB(日本代表の資格獲得見込み)は、試合登録枠・同時出場可能枠ともに任意。カテゴリC(他国代表歴あり等、カテゴリ A, B以外)は、試合登録枠3名以下。

三菱重工相模原ダイナボアーズ2025-26シーズンのスコッドは下記のとおり[47]。2025年7月24日現在。

ヘッドコーチ: グレン・ディレーニー

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過去の所属選手

【2024年5月退団↓】

【2025年5月退団↓】

脚注

三菱重工業のスポーツチーム

関連項目

外部リンク

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