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クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
日本のラグビーチーム ウィキペディアから
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クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(英: KUBOTA Spears Funabashi Tokyo-Bay)は、東京都江戸川区・中央区、千葉県市川市・船橋市・千葉市・市原市・成田市をホストエリアとしてジャパンラグビーリーグワンに所属するラグビーチーム。公式略称は「S東京ベイ」。ファンは、試合会場でオレンジ色の服を着て応援することから「オレンジアーミー」という[1]。練習グラウンドは、クボタ船橋グラウンド(千葉県船橋市)。
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概要
スピアーズ(槍)という名称は、敵のディフェンスを槍のように突き破り、敵の攻撃を突き刺さるようなタックルで止めてほしいなどからきている。チームのマスコットはユニコーンのスッピー[2]。
練習グラウンドは千葉県船橋市のクボタ京葉工場敷地内にあり、クボタスピアーズラグビー祭(2006年)や、県内の高校生の大会などでも使用されることがある。
ホストゲームのスタジアムは、東京都江戸川区にあるスピアーズえどりくフィールド。2023年4月1日から3年間、江戸川区陸上競技場のネーミングライツを獲得し、この名称となった[3]。
2021年7月16日、新リーグジャパンラグビーリーグワンの1部リーグに振り分けされることになった[4]。リーグ発足当初「東京ベイ」を関するチームは他にもNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安 (現・浦安D-Rocks)も存在していたが、「東京ベイ」という略称はこちらを指し(「船橋」や「船橋・東京ベイ」ではない)、一方のチームは「SA浦安」と略されていた。
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えどりく不敗記録
2025年4月26日のリーグワン2024-25シーズン第16節三重ホンダヒート戦[5]において、「スピアーズえどりくフィールド(江戸川区陸上競技場)での試合」が、24戦24勝の不敗記録となった[6]。次にこの会場で対戦するのは、2025-26シーズンとなる。
この記録は、トップリーグ時代の2019年6月22日コカ・コーラレッドスパークス戦で江戸川区陸上競技場を初めて使用し勝利して以来[7]、続くものである(2019年1勝、2021年3勝[8]、2022年5勝、2023年8勝、2024年1勝、2025年6勝)。
歴史

- 1978年 - クボタ東京本社のラグビー同好会として結成。
- 1984年 - 関東社会人4部リ-グで優勝。入替戦に勝利し、3部リ-グへの昇格を果たす。
- 1990年 - クボタ創業100周年を機に、「カンパニースポーツ」として本格的な強化を開始。同年、関東社会人3部リ-グで優勝。入替戦に勝利し、2部リ-グへの昇格を果たす。
- 1994年 - 関東社会人2部リ-グで全勝優勝。プレ-オフ戦でも優勝し、関東社会人リーグ1部への昇格を果たす。
- 1996年 - 関東社会人リーグ1部初優勝を果たす。同年、上位リ-グである「東日本社会人リ-グ」への昇格を決める入替戦(対リコー:駒沢競技場)で、終了間際に逆転され、19対22で惜敗。関東社会人リーグ1部残留となる。
- 1997年 - 関東社会人1部リ-グで連続優勝。さらに、全国社会人大会出場決定戦で新日鐵釜石(現:釜石シーウェイブス)を破り、全国社会人ラグビーフットボール大会に初出場する。
- 1998年 - 東日本社会人リ-グへの入替戦に勝利し、関東社会人の最高峰である「東日本社会人リ-グ(全8チ-ム)」に昇格を果たす。さらに、全国社会人大会への連続出場を決める。
- 2000年 - 東日本社会人リ-グ3位、全国社会人ラグビーフットボール大会決勝ト-ナメントに進出。1回戦で豊田自動織機を下し、創部以来の快挙となる全国社会人ベスト8入りを果たすも、準々決勝で神戸製鋼に敗れる。
- 2001年 - 東日本社会人リ-グ3位、全国社会人大会準々決勝においてヤマハ発動機に勝利。全国社会人ベスト4入りを果たし、創部23年目にして初の日本選手権出場を決める。第39回日本選手権1回戦で関東学院大学に勝利。日本ラグビ-界4強となり、創部以来の最高成績を更新。
- 2003年 - 東日本社会人リ-グ4位、全国社会人大会決勝ト-ナメント出場をかけた予選プ-ル(クボタ・近鉄・ヤマハ・九州電力)で、三つ巴の成績(クボタ・近鉄・ヤマハとも2勝1敗)となり、当該チ-ムの獲得トライ数の差により、決勝ト-ナメント出場の夢が絶たれる。
- 2003年9月 - 新たに開幕した「ジャパンラグビートップリーグ」に参加。
- 2005年7月13日 - マスコットキャラクター「スッピー」を発表[2][9]。当時の名称は「スッピー君」[9]。
- 2011年 - トップイーストに降格。
- 2013年 - 3年ぶりにトップリーグに復帰。
- 2016年 - フラン・ルディケをヘッドコーチに、立川理道を主将に置く。この体制が2023年に日本一として結実するが[10][11]、当時、トップリーグの成績は2016年度に12位、2017年度には11位と低迷していた[12]。
- 2020年3月23日 - トップリーグ2020シーズンは、新型コロナウィルス感染症の流行のため途中で中止になり、全チームの順位がつかず終了[13]。
- 2020年9月 - 千葉県成田市及び東京都江戸川区と連携協定を締結[14]。
- 2021年 - 千葉県市原市と連携協定を締結[15]。
- 2021年 - トップリーグ最後の2021シーズンで、 チームは「#オレンジでいこう作戦」 というプロモーションを行い、試合会場で7回にわたりオレンジ色のベースボールシャツを配った。これをきっかけに、ファンを「オレンジアーミー」と呼ぶようになった[1]。
- 2022年 - 新たに開幕したジャパンラグビーリーグワンのDIVISION1(1部リーグ)に参加。リーグ戦12チーム中3位で通過し、上位4チームによるプレーオフの結果、3位となる。
- 2023年4月1日 - ホームグラウンドである江戸川区陸上競技場(略称「えどりく」)のネーミングライツを取得し、「スピアーズえどりくフィールド」となる[16]。
- 2023年5月20日 - リーグワン2022-23優勝。DIVISION1リーグ戦は12チーム中、2位で通過[17] し、この日、プレーオフ決勝戦で、リーグ戦1位通過の埼玉パナソニックワイルドナイツを17-15で下し[18]、部の歴史で初めて社会人優勝(日本一)となった[11][19]。2003年トップリーグ創立以来の優勝チームが、埼玉WK、東京SG、BL東京、神戸Sの4チームに限られていたところに、5チーム目として加わった[20]。
- 2024年(令和6年)1月5日から(計画当初は2023年12月18日から)4月5日まで、ホームグラウンドのスピアーズえどりくフィールドが陸上競技場トラック第三種公認への改修工事のため、2023-24シーズン第1節から同施設を使用せず[21]、第15節(2024年4月27日の試合)から使用する[22]。
タイトル
最上位リーグ
- JAPAN RUGBY LEAGUE ONE DIVISION1 優勝: 1回(2022-23[23])
下位リーグ
- トップイーストリーグDiv.1 優勝: 1回 (2012)
7人制大会
- YC&AC JAPAN SEVENS 優勝: 1回 (1998)
えどりく不敗記録
スピアーズえどりくフィールド(江戸川区陸上競技場)をホームゲームのメイン会場として使用している。
江戸川区陸上競技場を最初に使用したのは、トップリーグ時代の2019年6月22日コカ・コーラレッドスパークス戦である[24]。以後、2021年3勝[25]、2022年5戦5勝、2023年8戦8勝、2024年1戦1勝(この年は工事のため長期にわたり使用できなかった)、2025年も5戦5勝と不敗記録が続き[26]、通算23戦23勝となっている(2025年3月29日現在)。
成績
全国社会人大会戦績
トップリーグ戦績
JAPAN RUGBY LEAGUE ONE
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2024-25シーズンの順位
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2025-26シーズンのスコッド
要約
視点
開幕前、2025-26シーズンでの選手登録までは、「チームに所属している選手」の一覧に過ぎないことに留意。
カテゴリA(日本代表の実績または資格あり)は、試合登録枠17名以上、同時出場可能枠11名以上。カテゴリB(日本代表の資格獲得見込み)は、試合登録枠・同時出場可能枠ともに任意。カテゴリC(他国代表歴あり等、カテゴリ A, B以外)は、試合登録枠3名以下。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイの2025-26シーズンのスコッドは下記のとおり[48]。2025年6月4日現在。
ヘッドコーチ: フラン・ルディケ
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過去の所属選手
- アイブスジャスティン
- 赤塚隆
- 阿部博典
- アンダーソン・ネーサン
- イサイア・トエアヴァ
- 伊藤宏明
- 伊藤有司
- 伊藤邦行
- 稲橋良太
- 井上大介
- 井上卓哉
- 岩上篤史
- 岩佐賢人
- 岩爪航
- 内田啓太
- エロネ・タキタキ
- 太田祐介
- 大塚健太郎
- 荻原要
- オツコロカトニ
- カート・モラス
- 株木貴幸
- 川向瑛
- 金昊範
- グラント・ハッティング
- 桑江健一郎
- 合谷和弘
- 古賀太貴
- 後藤満久
- 小堀弘朝
- 今野達朗
- 四至本侑城
- 鹿田翔平
- 新関世志輝
- 白井竜馬
- 杉本博昭
- 鈴木康太
- 鈴木貴士
- 清野輝俊
- 柴原英孝
- シェーン・ドゥラーム
- ジャバ・ブレグヴァゼ
- ジャン・ドロースト
- セイララ・マプスア
- 積賢佑
- 孫昇己
- タウモハパイホネティ
- 高野彬夫
- 高橋銀太郎
- 高橋拓朗
- 高森一輝
- 立川直道
- 田中健太
- ダミアン・マクイナリ
- 田村玲一
- ダンリアム
- 手塚洋成
- 天坂裕也
- ドウェイン・フェルミューレン
- トゥキリ・ロテ・ダウラアコ
- トウタイ・ケフ
- 友永恭平
- 中田翔太
- ニック・ロス
- 二ノ丸友幸
- 渡海谷保
- 西田英樹
- バーガー・オーデンダール
- 萩澤正太
- バツベイシオネ
- パトリック・オズボーン
- ファレヌイ・ハウェラ
- フィナウ・フィリペサーリ
- フリッツ・タバナ
- ホラニ龍シオアペラトゥー
- 前川泰慶
- マット・サンダース
- マナコ朗仁
- 宮田拓哉
- 望月諒
- 茂木隼人
- 森功至
- 森脇秀幸
- ヤコ・クリエル
- 山神孝志
- 山口貴豊
- 吉田真吾
- 吉田英之
- ライアン・クロッティ
- ライオネル・マプー
- 羅官榮
- ルイ・シュラウダー
- ルイ・フーシェ
【2024年5月退団↓】
【2025年5月退団↓】
【2025年6月退団↓】
脚注
関連項目
外部リンク
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