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井浦新

日本の俳優、モデル、ファッションデザイナー (1974-) ウィキペディアから

井浦新
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井浦 新(いうら あらた、1974年〈昭和49年〉9月15日 - )は、日本俳優ファッションモデルファッションデザイナー東京都日野市出身。本名同じ[1]。旧芸名はARATA(あらた)。

概要 いうら あらた 井浦 新, 本名 ...
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ファッションブランド・ELNEST CREATIVE ACTIVITYディレクター、一般社団法人匠文化機構(たくみぶんかきこう)理事長[2]

ジャングルを経て[3]テンカラット所属。東京経済大学中退。

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略歴

要約
視点

一浪して入学した大学在学中の19歳時[4]、インディーズブランドのコレクションをきっかけに、モデル事務所にスカウトされて芸能界入り[5]。デビュー当初は本名で活動し、その後ARATAを芸名としていた。

「元々は役者志望で芸能界に入ったわけではなかったので、最初は演技の仕事は記念のつもりぐらいでやっていた」という。そのため、「俳優という立場に自分の気持ちが追いつけなかったという意味では、閉塞感に近いものはあった。それこそ、作品の撮影終了後に作品の宣伝活動をするということも想像もつかなかったほどである」としている[6]

ファッションモデルとして、『MEN'S NON-NO』『an・an』『smart』『CHECK MATE』『asayan』『cool』他、各ファッション誌の表紙を飾る。1990年代後半にはパリ・コレクションをはじめ、東京コレクションなどで常にシーズンのトップモデルとして出演を果たす。

1998年11月に独自ブランド"REVOLVER"をオープンする。REVOLVER内で、小リリースラインのFARRELLを展開。2007年から改名し、自身のブランド"ELNEST CREATIVE ACTIVITY"をもって独立し、本格的なデザイン活動を展開している。

俳優業では、1999年公開の『ワンダフルライフ』のオーディションを受け、映画初主演。その後、2002年公開の『ピンポン』にメインキャストとして出演。2004年に公開された『青い車』では、セルフスタイリングで自身のブランドであったREVOLVERを着用して出演している。

2010年に放送されたドラマ『チェイス〜国税査察官〜』に出演し、第65回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞を受賞。映画だけでなくテレビドラマ舞台にも出演し、活動の幅を広げている。

長らく「ARATA」名義で活動していたが、2012年の『平清盛』に本名で出演することが2011年11月に番組公式ホームページで明らかにされ[7][8]、2012年より所属事務所の公式ホームページに本名で活動することが告知された[9]。芸名を本名に戻す理由について、2012年6月に公開された映画『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』に三島役で出演した際に「三島さんを演じた役者の名前が、アルファベット表記でエンドロールに出ることは好ましくない」と考えたからと述べている[1][10]

2012年10月に映画監督の若松孝二が死去した際は、晩年の作品に多数出演していた縁で、告別式弔辞を読んだ[11]

同年、ベストジーニストベストフォーマリストの2賞を受賞した[12]。12月22日-2013年3月3日に、箱根 彫刻の森美術館で初の写真展を開催した。

2013年4月より京都国立博物館の「文化大使」に就任し、NHKの教養番組『日曜美術館』司会[13]文化財修復保護や日本の伝統工芸継承の支援などを目的とする一般社団法人匠文化機構の理事長に就任するなど、美術や伝統工芸に強い関心を持ち活動している[14]

2021年2月、コロナ禍で苦境にあえぐ小規模映画館を支援するため、斎藤工渡辺真起子らと共にミニシアター支援プラットフォーム『Mini Theater Park』を立ち上げた[15]

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人物

  • 2児の父。2017年のインタビューでは「子どもにもできるであろう趣味を一緒に共有して一緒に遊ぶことで、子どもの感性を知ったり、逆に自分も子どもにしかない感性を教わったりしています」と話している[6]
  • 瑛太を役者として愛してやまない」と語っており、演技の幅の広さや表現力の豊かさ、ストイックな姿勢を尊敬している。後に映画『』で共演が実現した際には「今回はお互いが本能のままに演じ、キャッチボールができたのもうれしかった。本能のままに演じるというのは、もろくて壊れやすい側面もあるので、危険な行為だと思うんです。でも、お互いが直感のままに感じたことをやり、作品として成立できたことは感動ですね」と語っており、その後は友人として深い関係が続いている[6]
  • プロレスラー小橋建太のコスチュームデザインを担当しており、2013年5月11日に行われた「小橋建太引退記念試合」では、引退セレモニーで花束贈呈をした。引退後に小橋が設立した会社のロゴデザインも手がける[16][17]
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出演

要約
視点

太字は主要キャスト

映画

ドラマ

テレビドラマ

配信ドラマ

劇場アニメ

ゲーム

吹き替え

ドキュメンタリー

  • TOP OF JAPAN(1996年、MTV JAPAN
  • 男前列伝〜オトコが惚れる表現者の物語〜(2010年10月2日、NHKBShi)‐ 曾我蕭白×ARATA
  • ETV特集「“小さな金融”が世界を変える 〜アメリカ発 元銀行マンの挑戦〜」(2010年10月10日、NHK教育 (現・Eテレ)) - ナレーション
  • ソロモン流(2010年10月17日、テレビ東京)
  • 美の巨人たち(2010年10月23日、テレビ東京)
  • 新美の巨人たち(2019年4月 - 、テレビ東京) - Art Traveler
  • 井浦新 暁時、黄昏(2012年12月23日、BSフジ)
  • 日曜美術館(2013年4月 - 2018年3月、NHK Eテレ)
    • 日曜美術館 特別編 井浦新のにっぽん美の旅(2014年12月28日、NHK Eテレ)
  • 京都別荘「はなやぎの春 すずやかに夏」(2014年7月19日、NHK BSプレミアム)
  • 井浦新 アジアハイウェイを行く(2015年4月11日 - 、NHK BSプレミアム)
  • 阿修羅 1300年の新事実(2017年3月23日、 NHK総合)
  • 世界に誇る夢の超特急〜新幹線開発物語(2017年3月26日、BS-TBS) - ナレーション
  • じゅん散歩(2021年2月23日・24日・25日、4月26日・29日・30日、テレビ朝日)[83][84]
  • 教育と愛国(2022年、映画版) - ナレーション

トーク番組

ラジオ

舞台

  • マレーヒルの幻影(2009年、岩松了演出)

CM

WEBムービー

PV

ナレーション

新聞

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受賞歴

1999年度
2002年度
  • 第17回高崎映画祭 最優秀助演男優賞(『ピンポン』)
2009年度
  • 第24回高崎映画祭 最優秀主演男優賞(『空気人形』)
2010年度
2012年度
2018年度
2019年度
2024年度
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モデル活動

概要 プロフィール, 生年月日 ...

ファッションショー

雑誌

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展覧会

書籍

  • 京のろおじ 暮らす旅 京都(2013年12月、阪急コミュニケーションズ) - 「旅の案内人」として登場[95]
  • 井浦新の美術探検 東京国立博物館の巻(2014年3月、東京美術)[96]

脚注

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外部リンク

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