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緑黄色社会
日本のポップロックバンド (2012-) ウィキペディアから
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緑黄色社会(りょくおうしょくしゃかい)は、日本の男女混合4人組ポップ・ロック・バンド[3]。愛知県出身。所属レーベルはソニー・ミュージックレーベルズ内のエピックレコードジャパン。略称は「リョクシャカ」[8]。2012年に5人組バンドとして結成され、2015年にドラマーの脱退を経て現行の4人組編成となった。
2018年11月にミニアルバム『溢れた水の行方』でメジャーデビュー。2020年に発売されたフルアルバム『SINGALONG』は、オリコン週間デジタルアルバムランキングで最高位2位、オリコン週間アルバムランキングでは最高位7位を記録した[9]。同作のリード曲である「Mela!」が2024年9月時点で4億回を超えるストリーミング再生数を記録しているほか[10]、2023年に発売した「サマータイムシンデレラ」や「花になって」もストリーミング再生1億回を超えるヒットを記録した[11]。
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経歴
要約
視点
5人組としての結成 - ドラマー・杉江泰周の脱退
2011年に名古屋市の中京大学附属中京高等学校の軽音楽部で編成[12][13]。入学前より長屋晴子と小林壱誓はSNSで繋がっていて、お互いがボーカル志望であることを知った中で、バンドが組まれた[14]。「ボーカルをどっちにする?」という会話はなかったが、部室で楽器を準備していた時に長屋の鼻歌を聴いた小林が「このバンドでは歌えないんだ」と悟ったことから現在の編成となった[14]。peppeは高校の入学式で長屋に誘われたことから加入[15]。
オリジナルの楽曲を制作し始めた段階でベースが脱退したことを受け、小林が幼馴染みである穴見真吾を誘った[15]。穴見は長屋の歌を聴いて即答で加入を決めた[16]。当初は結成記念日が定められていなかったが、後にバンドに穴見が加入し、最初にライブを行なった2012年7月4日がバンドの結成記念日となった[17]。バンド名は、長屋が飲んでいた野菜ジュースを見た小林が「緑黄色野菜」と言ったところ、他のメンバーが「緑黄色社会?」と聞き間違えたことに由来している[18]。
2013年、10代限定の音楽フェス「閃光ライオット」に出場し、準グランプリを獲得[19]。同年4月4日に『ノンカテゴリ』、2014年1月4日に『ラストプレゼント』、2015年8月6日に『リアリズム』と3作の会場限定音源を発売。2015年12月10日をもって、ドラムスの杉江泰周が脱退[20]。以降、4人編成で活動している[21]。
全国流通盤の発売、メジャーデビュー以降
2017年1月11日、初の全国流通盤となるミニアルバム『Nice To Meet You??』をタワーレコード限定で発売、併せてタワーレコードのアパレルブランド「WEARTHEMUSIC」のモデルとして長屋とpeppeが起用された[22]。4月7日には初のワンマンライブを名古屋・ell.FITSALLにて開催[23]。
2018年3月14日、初のフルアルバム『緑黄色社会』を発売[24]。6月、前年に発売された沖田円の小説『きみに届け、始まりの歌』の作中に登場する歌詞として書き下ろした「リトルシンガー」を楽曲として完成させ[25]、8月4日に配信限定シングルとして発売[26]。8月5日、ロック・フェスティバル『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』に初出演[27]。11月7日にエピックレコードジャパンより発売された3枚目のミニアルバム『溢れた水の行方』でメジャー・デビュー[28][29]。
2019年5月29日に初のEP『幸せ -EP-』を発売[30]。11月5日にオフィシャルファンクラブ「milestone」がオープン[31]。11月6日に緑黄色社会にとって初となるCDシングル『sabotage』を発売[32]。
2020年4月22日にメジャーレーベルからは初となるフルアルバム『SINGALONG』のダウンロード・ストリーミング配信が開始された[33]。同日にはCD形態でも発売される予定となっていたが、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されたことにより9月30日に発売延期となった[34]。同作に収録の「Mela!」は、2024年9月時点で4億回を超えるストリーミング再生数を記録し[10]、日本レコード協会からはストリーミングでトリプル・プラチナ認定を受けた[35]。7月24日に無観客配信ライブ『SINGALONG tour 2020 -夏を生きる-』を開催し、新曲「夏を生きる」を初披露[34][36]。
2021年5月23日より約1年半ぶりとなるツアー『リョクシャ化計画2021』を開催[37]。バンド初のホールツアーとなった[38]。8月25日に4枚目のシングル『LITMUS』を発売[39]。表題曲のミュージック・ビデオで「MTV VMAJ 2021」の最優秀ロックビデオ賞を受賞した[40]。
2022年1月26日に3枚目のフルアルバム『Actor』を発売し、3月20日から全国ホールツアー『Actor tour 2022』を開催。全国19会場・20公演に及ぶ自身最大規模のツアーとなった[41][42]。7月4日、結成10周年記念日となる同日に「ブレス」を配信限定シングルとして発売[43]。9月16日と17日に初の日本武道館ワンマンライブを開催し、2日間で16,000人を動員[44]。12月31日、初出場となった『第73回NHK紅白歌合戦』で「Mela!」を披露[45]。
2023年1月4日、前年9月17日の日本武道館公演の模様を収録したライブ映像作品『緑黄色社会 × 日本武道館“20122022”』を発売[46]。オリコン週間ミュージックBlu-rayランキングとオリコン週間ミュージックDVD・Blu-rayランキングで第1位を獲得した[47][48]。2月26日、東京都内で『MTV Unplugged』の番組収録が行なわれ[49]、この日の模様は4月1日に放送された[50]。5月17日に4枚目のアルバム『pink blue』を発売し、20日から『pink blue tour 2023』を開催[51]。ツアーは7月16日の香川・レクザムホール公演で最終日を迎え、ツアー全体で4万2000人を動員した[52]。7月22日に台北・南港展覧館で開催されたB'in Music主催の音楽フェスティバル『2023 SUPER SLIPPA 12』に出演[53]。自身初の海外公演となった[54]。8月7日に配信、9月6日にCDで7枚目のシングル『サマータイムシンデレラ』を発売[55]。同作で第65回日本レコード大賞の優秀作品賞を受賞した[56]。12月15日、横浜アリーナ公演を皮切りにアリーナ規模では自身初となる単独ツアー『リョクシャ化計画2023-2024』を開催[57]。
2024年3月14日、バンド名が野菜ジュースに由来することや、出身地がカゴメ本社がある愛知県であることなどから、カゴメの野菜ジュース「野菜生活100」のアンバサダーに就任[58]。また4月1日に神奈川・Kアリーナ横浜で開催されたソニーグループの入社式にて、2024年度の新入社員やコロナ禍中(2020年度から2023年度)に入社した社員合計4100名に向けてライブを行った[59]。7月7日にバンテリンドーム ナゴヤで開催された中日ドラゴンズ「ブルーサマーフェスティバル 2024」の3戦目でセレモニアルピッチと試合後のミニライブを行なった[60][61]。
2025年2月19日に5枚目のフルアルバム『Channel U』を発売。発売1週目で1.3万枚を売り上げてオリコン週間アルバムランキングで初登場7位を記録[62]。3月8日から6月22日にかけて同作を引っ提げた全国28か所を回るホールツアー『Channel U tour 2025』を開催[63]。結成記念日となる7月4日には「illusion」が配信限定シングルとして発売され[64]、同日および翌5日には東京体育館で『Channel Us 2025 at 東京体育館』が開催された[65]。
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メンバー
要約
視点
在籍中のメンバー
※担当楽器の記載は公式プロフィールに準拠[66]。
- 長屋 晴子(ながや はるこ、1995年5月28日[67] - )(30歳) – ボーカル&ギター
- 小林 壱誓(こばやし いっせい、1996年2月11日[67] - )(29歳) – ギター
- 中京大学附属中京高等学校卒業生[68]。
- 好きなアーティストとしてMr.ChildrenとBUMP OF CHICKENを挙げている[76]。
- 実家はダンススタジオで[77]、小さい頃にダンスをやっていた[78]。「Bitter」のミュージック・ビデオの振り付けを手がけている[79]。
- ボウリング場で流れていたYUIのミュージック・ビデオを見たのをきっかけに楽器を始める[80]。一度三日坊主で終わり、緑黄色社会の活動を始めたのを機に本格的に始めた[80]。
- 楽曲の一部パートでボーカルを担当することもあり、その一例に「始まりの歌」[81]や「S.T.U.D」[82]などがある。
- 2024年2月3日、一般女性との入籍を発表[83]。
- peppe(ペッぺ、1995年12月6日[67] - )(29歳) – キーボード
- 穴見 真吾(あなみ しんご、1998年1月27日[67] - )(27歳) – ベース
- 名古屋国際中学校・高等学校卒業生[88]。
- 幼い頃にクラシックバレエをしていた[89]。
- ベースは「とりあえず始めた」とのことで、中学2年生の時にRed Hot Chili Peppersと出会ったことを「ベースをずっとやっていきたいなと考えるようになったきっかけ」としている[84]。
- ベースを始めてから約1年の間はBUMP OF CHICKENやTHE BLUE HEARTSの楽曲をコピーしていた[80]。
- 中学2年生の頃に親に日本製のフェンダーのベースを買ってもらって以来、同社のベースを使用している[80]。使用ベースはフェンダー・ジャズベースとフェンダー・プレシジョンベース[80]。
- 『MTV Unplugged』では初めてコントラバスを演奏した[90]。また、「Starry Drama」や「うそつき」など一部の楽曲ではベースに加えてアコースティック・ギターも演奏している[91]。
- 2024年2月3日、the peggiesの石渡マキコとの結婚を発表[83]。
旧メンバー
サポートメンバー
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作品
要約
視点
シングル
CDシングル
配信シングル
アルバム
フルアルバム
ミニアルバム
EP
映像作品
会場限定音源
※現在はすべて廃盤となっている。
収録作品
参加作品
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楽曲提供
タイアップ
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ライブ
- ワンマンライブ
- 緑黄色社会ワンマンライブ 〜Nice To Meet You??〜(2017年)[235]
- 東名阪さん Nice To Meet You??(2017年)[236]
- リョクシャ化計画2018(2018年)[237]
- 緑黄色社会ワンマンツアー「溢れた音の行方」(2018年)[238]
- リョクシャ化計画2019(2019年)[239]
- 緑黄色社会 ホールツアー「リョクシャ化計画 2021」(2021年)[240]
- Actor tour 2022(2022年)[41][42]
- 緑黄色社会×日本武道館“20122022”(2022年)[44]
- pink blue tour 2023(2023年)[51][52]
- リョクシャ化計画2023-2024(2023年 - 2024年)[57][241]
- 緑黄色社会 Live House Tour “Laugh”(2024年)[242][243]
- Channel U tour 2025(2025年)[244]
- Channel Us 2025 at 東京体育館(2025年)[245]
- 自主企画ライブ
- 緑黄色社会レコ発主催『緑黄色夜祭 vol.1』(2013年)[124]
- 主人公のいない緑黄色夜祭(2014年)[246]
- 緑黄色夜祭レコ発企画『緑黄色夜祭』(2015年)[247][248]
- 緑黄色社会pre「緑黄色夜祭」(2016年)[249]
- 名古屋大須ell.size×緑黄色社会共同企画 緑黄色夜祭(2016年)[250][251]
- 緑黄色社会 presents 緑黄色夜祭(2016年)[252]
- 緑黄色夜祭 vol.7(2018年)[253][254]
- 緑黄色夜祭 vol.8(2018年)[237]
- 緑黄色夜祭 vol.9(2019年)[255]
- 緑黄色夜祭 vol.10(2021年)[256]
- 緑黄色夜祭 vol.11(2022年 - 2023年)[257][258]
- 緑黄色夜祭 vol.12(2024年)[259]
- 緑黄色大夜祭2024(2024年)[260]
- 配信
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出演
テレビドラマ
舞台
特別番組
ラジオ
- BUMP MUSIC(2017年1月12日・26日、2月6日・23日、3月6日・23日、ZIP-FM) ‐ 隔週レギュラー[270]
- Ryoku Talk! Shaka Talk!(2018年12月3日 - 2019年6月24日 、ZIP-FM)
- 802 BINTANG GARDEN「緑黄色社会の社会実験」(2020年7月12日、FM802)[271][注 10]
- アーティスト・プロデュース・スーパー・エディション(2021年7月、JFNC)[273]
- オールナイトニッポン シリーズ(ニッポン放送)
- 緑黄色社会・長屋晴子のオールナイトニッポン0(ZERO)(2022年1月23日)※長屋のみ[274]
- 緑黄色社会・長屋晴子のオールナイトニッポンX(2022年4月6日 - 2024年3月27日)※長屋のみ[275]
- 緑黄色社会のオールナイトニッポンX(2022年9月7日、14日)※9月7日は長屋以外[276]、14日はメンバー全員[277]
- 誰だってNeed music[注 11](2022年4月3日 - 2023年3月26日、J-WAVE)※小林のみ[278][279]
- 802 BINTANG GARDEN「緑黄色社会の社会見学」(2022年11月6日、FM802)[280]
CM
プロモーション動画
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連載
- Skream!
- 「緑黄色社会の社会見学」(2018年12月 - 2020年4月、激ロックエンタテインメント)[286]
- 「緑黄色社会 穴見真吾の“部屋とけん玉と穴見”」(2020年6月 - 2022年4月、激ロックエンタテインメント)※穴見のみ
受賞歴
脚注
外部リンク
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