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全国高等学校野球選手権神奈川大会
夏の甲子園 神奈川県地方大会 ウィキペディアから
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全国高等学校野球選手権神奈川大会(ぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんかながわたいかい)は、神奈川県で開催されている全国高等学校野球選手権大会の地方大会。
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沿革
神奈川県勢は1916年の第2回大会から地方大会に参加。1948年の第30回大会から神奈川県単独代表が認められた。
1947年の第29回大会までは複数の府県を対象とした地方大会を制する必要があり、苦戦を強いられた神奈川県勢の全国大会出場回数はわずか6回にとどまっていた(後述)。
2020年は開催予定の第102回全国高等学校野球選手権大会が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により本大会と地方大会が中止となった事に伴う神奈川県独自の代替大会として「令和2年度神奈川県高等学校野球大会」が開催された[1]。
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概要
1982年(第64回)から2009年(第91回)まで[2]参加校数が全国最多を誇っていたこの大会は横浜スタジアム、保土ヶ谷球場を主会場に、県内12球場で行われる。過去の最多参加校数は2000年の207校。その後は少子化による公立校の統廃合が相次いだために2010年、愛知大会の188校に対して神奈川大会の参加校数が2校下回り、全国最激戦区の座を29年ぶりに明け渡した。一方で私立校の共学化や連合チームの出場により2012年 - 2014年は再び全国最多となったが、2015年 - 現在は愛知大会の189校を1校下回った(参加校数はいずれも日本高野連の発表に基づき連合チームを1校としてカウント)。
参加校数に加えて、全国的な強豪校や古豪が多いために激戦区といわれ、首都圏では突出して高校野球人気が高い。ベスト16以降はもちろん、序盤でも好カードになると満員になることがある。
神奈川大会の優勝校には表彰状・朝日新聞優勝旗・優勝盾が、準優勝校には表彰状・神奈川県高野連準優勝旗・準優勝盾が、第3位の2校に敢闘賞旗が授与される。
なお、神奈川県の高校野球公式戦では、照明灯が点灯されナイトゲームとなった時のほか、外野スタンドを開放した際にも外審を配置し審判6人制で試合を行うことになっている。なお第105回大会以降、雨天時続行不可能の場合のみ継続試合が適用されている。
試合終了後の校歌演奏は勝利校が演奏する。
記念大会における地区割り
第80回大会より10年単位の記念大会については代表枠が2校となった[注 1]。当初は単純に東西で分けたが、横浜・川崎地区に強豪校が集中する東西格差が問題視され、戦力均衡上、複雑な南北分割に変更された経緯がある[3]。
- 第80回大会(1998年)
- 第90回大会(2008年)・第100回大会(2018年)
- 北神奈川 - 横浜市(鶴見区、神奈川区、港北区、都筑区、青葉区、緑区、旭区)、川崎市、相模原市、厚木市、愛甲郡(愛川町・清川村)、座間市、海老名市、大和市、綾瀬市、伊勢原市、秦野市
- 南神奈川 - 横浜市(西区、中区、保土ケ谷区、磯子区、金沢区、南区、港南区、戸塚区、栄区、泉区)、横須賀市、三浦市、鎌倉市、逗子市、三浦郡(葉山町)、藤沢市、茅ヶ崎市、高座郡(寒川町)、平塚市、中郡(大磯町・二宮町)、小田原市、南足柄市、足柄上郡(中井町・大井町・松田町・山北町・開成町)、足柄下郡(箱根町・真鶴町・湯河原町)
横浜市瀬谷区は第90回大会は北神奈川、第100回大会は南神奈川に地区割りされている。
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使用球場
原則として、1つの球場で一日に2試合ずつ開催される(2021年以降の第1試合は10時開始)。雨天中止となった場合は、一部の球場で翌日の試合を3試合開催(第1試合は9時開始)として順延となった試合を翌日に消化し、極力日程の延期を避けるための工夫がなされる。第1試合と第2試合のインターバルが他都道府県大会と比べて非常に長く、大会序盤では45分程度、準々決勝以降は1時間以上のインターバルがある。
※使用球場に命名権が付いている場合は、正式名称と併記する。
現在
- 横浜スタジアム(主会場・横浜DeNAベイスターズ本拠地、2021年は東京オリンピック野球・ソフトボール会場のため使用せず)
- 神奈川県立保土ケ谷公園硬式野球場(サーティーフォー保土ヶ谷球場、横浜スタジアムが出来るまでは主会場、1回戦2日目 - 5回戦最終日まで球場内に大会本部を設置、2021年は決勝まで使用)
- 平塚球場(バッティングパレス相石スタジアムひらつか、横浜DeNAベイスターズ2軍準本拠地・大洋ホエールズ時代2軍本拠地、以前は準々決勝も実施したことがある)
- 相模原市立相模原球場(サーティーフォー相模原球場)
- 横須賀スタジアム(横浜DeNAベイスターズ2軍本拠地、第80回東神奈川大会では主会場、関東大会では準会場として使用)
- 大和スタジアム(関東大会でも使用実績あり)
- 川崎市等々力球場(2016~2020年まで改修のため未使用)
- 伊勢原球場(いせはらサンシャイン・スタジアム)
- 藤沢市八部野球場
- 秦野市カルチャーパーク野球場(中栄信金スタジアム秦野)
- 上府中公園小田原球場
- 俣野公園野球場(俣野公園・横浜薬大スタジアム)(2008年より使用)
過去
歴代代表校
- 1925 - 1930年は3回戦制
- 1941年は南関東大会ではなく県大会
- 参加校数は日本高野連の発表に基づき連合チームを1校としてカウント
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選手権大会成績
→神奈川県勢の選手権大会成績については「全国高等学校野球選手権大会 (神奈川県勢)」を参照
最多得点記録
大会の中継放送
要約
視点
- "1/〇(出場校数) PRIDE OF KANAGAWA"をキャッチフレーズに開会式・開幕試合(横浜スタジアム)、保土ヶ谷球場開催分および準々決勝以降の全試合が生中継される。
- 大会通算の個人成績は、準々決勝以降の試合で表示される。
- 試合終了後に、球場内に設けられた特設スタジオで勝利チームの選手(主に主将と勝利投手)にインタビューを行う。(2000年代以降、保土ヶ谷球場の場合)
- 試合開始まで時間に余裕がある時や、雨天等により試合が長時間中断された時は、放送時間の穴埋めとして、過去に行われた決勝のダイジェストを流す場合がある。決勝戦ダイジェストは、1983年以降のものが5年分ずつセットで(Vol.1が1983~1987年、Vol.2が1988~1992年・・・といった具合)まとめられており、5年分が続けて放送される。空き時間が長い時には、数セット分続けて放送されることもある。また、前年の決勝戦は、他の年の決勝戦と同じセットにはまとめられておらず、単年分のみで放送される。
- 1994年と1995年、保土ヶ谷球場の改築工事中は、平塚球場開催分を中継した。
- 2006年からは横浜スタジアムで、準々決勝を2試合ずつ2日に分けて行うようにした。2005年まで、準々決勝は通常2球場(横浜スタジアムと保土ヶ谷球場)で2試合ずつ開催され、二元中継を行っていた。
- 1997年から2003年頃まで、5回戦での試合のうち、横浜、保土ヶ谷、相模原の三元中継と平塚球場の電光掲示板での試合経過を放送していた。
- 2010年からハイビジョン制作での中継となった。
- 2015年からはメインチャンネル(031チャンネル)の放送枠終了後もサブチャンネル(032チャンネル)で中継を継続する。またワンセグ放送でも同様に「ワンセグ2」チャンネルで行う(最大延長、2試合日:19:00、3試合日:19:55)[5][6]、(2018年時点での最大延長、平日:20:00、土日:18:00)[7][注 6]。
- 決勝戦においては、横浜スタジアムのスコアボード(映像表示装置)で、tvkの素材を使った中継映像およびリプレイが随時映される。
- 2012年まで、決勝戦(tvk制作分)が後日録画放送されていた。
- 総合テレビの関東ブロックで決勝戦を中継する[8]。(番組編成の事情により、録画や関東ローカルのEテレに変更して中継する場合もあり[9])
- 2021年は東京オリンピック中継と日程が重なり、決勝をサブチャンネルで中継する。
かながわCATV情熱プロジェクト(県内CATV共同制作、2013年から)
- 平塚球場で行われる1回戦から5回戦の全試合を生中継。(2015年から、2013・2014年は3回戦から5回戦の全試合を生中継)当日夜にはダイジェスト放送を行う(2013年、3回戦から決勝まで。2014年以降、1回戦からに拡大)。2014年は湘南ケーブルネットワークのみ1・2回戦も生中継。2023年は相模原球場で行われる1回戦から5回戦の全試合も生中継する[10]。一方で当日夜のダイジェストは行わない。
ラジオ中継
アール・エフ・ラジオ日本で決勝戦(2008年南神奈川大会を除く)の模様を生中継している[11]。2023年までNHK横浜放送局(FM)でも決勝戦[12]を中継していた。
配信
2021年はTV中継のある保土ケ谷・平塚の他、相模原・等々力の試合もtvk公式サイト及び、「バーチャル高校野球」内で配信する[13]。2022年からは全球場からの配信に対応する。
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脚注
関連項目
外部リンク
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