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戸谷公次

日本の俳優,男性声優、ナレーター (1948−2006) ウィキペディアから

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戸谷 公次(とたに こうじ、1948年7月12日[5] - 2006年2月6日[3][4])は、日本声優俳優ナレーター。最終所属は青二プロダクション[7]愛知県名古屋市出身[4]。俳優・声優の戸谷公人は実子[11]

概要 とたに こうじ戸谷 公次, プロフィール ...
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来歴

東海大学政治経済学部政治学科卒業[12][13]。東映オーディオタレントスクール卒業[4]

多くの文献においては、東映オーディオタレントスクール卒業後の『サイボーグ009(1979年版)』(008 / ピュンマ役)がデビューとされる[6]。しかし、実際はそれ以前に『ゲッターロボ』(1974年)、『無敵超人ザンボット3』(1977年)、『009』の前番組である『宇宙海賊キャプテンハーロック』や『無敵鋼人ダイターン3』(ともに1978年)などにも端役で出演している。

2006年2月6日急性心不全で倒れ57歳で急逝したが、遺族の意向で正式な発表はされていなかった[3]。その後同年8月、同じ事務所に所属する古谷徹ウェブサイト上の掲示板で戸谷に関する質問を受け、遺族の了承を得た古谷が質問の回答として逝去を明らかにした[3]

人物

趣味は読書、スポーツ[6]。特技は野球[14]

特色

端正な声が魅力[15]でダンディーな声が持ち味[5]

東映アニメーションおよびサンライズ制作のアニメーションで主に活躍[5]。特に富野由悠季監督作品では『ガンダムシリーズ』を中心に、1980年代に制作された大半の作品に出演していた。同じ作品内で複数のキャラクターを兼任している例が非常に多く[5]、時には1話で2役を任される場合も少なくなかった。2枚目、3枚目でもこなしていた[13]。主に渋い中年男性を担当し[5]、善人から悪人、シリアスからギャグキャラクターやコミカルな役など、幅の広い演技ができた。ワイドショー『おはよう!ナイスデイ』など、番組ナレーションも数多く担当していた[15][16]

エピソード

『ガンダムシリーズ』に多く出演していたが[16]、戸谷自身はシャアを演じたかったと語っていた[17]

聖闘士星矢』で演じた山羊座のシュラは、美形のキャラクターという役柄もあって、戸谷にファンレターまで来る人気となった。戸谷はこれに対し「演じる前から役を自分がやっていいのか不安だった」「シュラが死んでからもファンレターが来る等、とにかく信じられないことの連続だった」と回想していた。また「役を頂いたことを誇りに思っている」ともコメントしていた。

堀川りょうは若手時代、積極的な態度を誤解され周囲から孤立してしまった時、戸谷と佐藤正治に「これから皆で飲みに行くから、来るか?」と声をかけられ、それをきっかけに皆と仲良くなれたことを感謝していると語る[18]

佐藤によると、デビュー当時の佐藤とは「声質が似ている」と言われたのが気がかりだったと語る[19]

2021年時点の堀川によると戸谷が死去した時は、ショックで「えー!」のような「飲めないじゃーん」、「遊べないじゃーん」、「戸谷さん、ちょっといい加減にしてよ」という気持ちになっていたという[20]。そういった事を思えるくらい胸襟を開けていたことがあったことからだという[20]。他人行儀が一切なく、全然ズカズカ土足に入っていけるような関係を作れたことは宝だったと語る[20]

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後任

戸谷の死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。

さらに見る 後任, 役名 ...

出演

要約
視点

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1974年
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1991年
1993年
1994年
1995年
1996年
1998年
1999年
2000年
2003年
2004年
2005年
  • AIR(美凪の父)
2006年

劇場アニメ

1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
2005年

OVA

年数不明
  • キン肉マン 世紀の大決戦 アイドル超人VS悪魔超人(アナウンサー)
1985年
  • 幻夢戦記レダ(兵士A)
  • NORA(パーサー)
  • バビ・ストック I 果てしなき標的(警官)
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1993年
1994年
1998年
1999年
  • 旭日の艦隊(1999年 - 2001年、西岡昌也、マッキントッシュ)
2002年

ゲーム

2007年以降の作品は生前の収録音声を使用したライブラリ出演。

1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2011年
2013年
2019年
2021年

ドラマCD

吹き替え

海外映画

海外ドラマ

海外アニメ

特撮

CD

ラジオ

  • Today&Tomorrow – TOKYO FM(パーソナリティ)

ラジオドラマ

テレビドラマ

ナレーション

CMナレーション

ボイスオーバー

その他コンテンツ

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脚注

外部リンク

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