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キテレツ大百科 (アニメ)

日本のテレビアニメシリーズ (1988 - 1996) ウィキペディアから

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キテレツ大百科』(キテレツだいひゃっか)は、藤子不二雄藤本弘が執筆した漫画『キテレツ大百科』を原作としたテレビアニメ作品。

概要 キテレツ大百科, ジャンル ...
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概要

要約
視点

1987年11月2日に90分の単発のテレビスペシャル版として放送された。セルアニメによる藤子アニメ放送はフジテレビ系列では初。人形アニメを含めれば『シスコン王子』(安孫子単独作漫画のアニメ)以来23年ぶり。

1988年3月27日からほぼ同一のスタッフ、キャストで毎週日曜19:00からテレビシリーズが放送開始。系列局はスペシャル版と同じくフジテレビ系1996年6月9日の終了まで8年間(全331話)に亘る長期放送となった。

テレビアニメ化に合わせて新作漫画の『新キテレツ大百科』が、田中道明の執筆によって『月刊コロコロコミック』で1988年5月号から1994年2月号まで連載された。

最高視聴率は、1994年1月16日放送(第243話「5年1組熊田薫! 今年の抱負は良い豆腐」)の25.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。最終回の視聴率は17.6%(関東地区)。

原作漫画の連載期間は3年間(1974年 - 1977年)と短く、掲載誌も農協向け月刊誌『こどもの光』であったため浸透度も乏しく、アニメ版はほとんどがオリジナルストーリーである[注 2]。同じ藤子・F・不二雄の作品で、「毎回不思議な道具を使った物語が展開する」という点で『ドラえもん』(テレビ朝日版第1期)との差別化を図る試みが続けられた。時間設定も、原作通りに時間軸が止まっているのではなく、国際花と緑の博覧会1990年)などバブル景気に沸く日本社会や、クイズ番組の出演をテーマとしたエピソードなど、放送当時の世相を反映した内容が描かれている。大部分の脚本を執筆した雪室俊一の影響力も強く、オリジナルエピソードのほとんどはブタゴリラとその家族、トンガリを中心にした物が多い[1]

原作とアニメではキャラクターデザインが若干異なり[注 3]、アニメ化にあたり新たに藤本がアニメ用のデザインを描き下ろした。そのため、本作にはキャラクターデザインメカニカルデザインの担当者が存在せず、各話のゲストキャラクターデザインは総作画監督が担当した[要出典]。なお、藤本のデザインは『藤子・F・不二雄大全集』の2巻の巻末に収録されている。 『ドラえもん』とは異なり、リカーリング人物である妙子や五月、友紀などが遠方に移住する要素があるため、大百科で作った発明品や車、鉄道などでタイムスリップを伴わずに遠出するエピソードが複数存在。そのうち、上越新幹線北斗星山形新幹線などに乗り込むエピソードで写実的なのはその乗物と目的地である仙台や新潟、札幌などの大まかな風景のみであり(蒸気機関車などの番号が適当になっていたこともある)、キテレツが操るパソコンを初め、ゲームボーイミニ四駆といった放送当時に流行したアイテムも多く描かれている。

放送中期まではキテレツが作った発明品が中心となって巻き起こるエピソードと、ゲストキャラクターが中心人物となり陰で発明品を使ってストーリーが展開する人情ドラマ仕立てのエピソードが互いに作られていたが、末期(1994年)に入るとブタゴリラや熊八の天然ボケとトンガリのヒステリックな性格描写が強まるようになり、彼らが発端となって展開されるドタバタ・珍騒動的なエピソードも多かった。

1993年頃までは本放送のヒッチハイクとして、電気事業連合会が本作とタイアップしたテレビCM電気エネルギーの現況・家庭内の省エネを啓発する内容、最後のコロ助のナレーションとテロップを各地域の電力会社に差し替えたバージョンもある)を流し、放送休止の日にも流されていた[注 4]

改編期特番・7月の大型特別番組『FNSの日』・プロ野球中継(主に明治神宮野球場ヤクルト巨人戦)のため放送休止になることが度々あり、1995年11月のフジテレビに至っては『ロミオの青い空』と共に一度も放送されなかった[注 5]

また、当時は選挙の投票終了が午後6時で締め切りのため選挙特番がこの時間に行われていたが、1990年の第39回衆議院議員総選挙の日以外は休止の措置が取られている[注 6]

放送終了後、フジテレビにて1997年から2000年3月までローカル枠で断続的に再放送された。それ以降、番組購入ながら独立テレビ局を中心としたローカル局アニマックスでテレビシリーズの再放送が行われているが、予告映像は一部の回やアニマックスの話数順での放送のみに留まっている。2015年にはHD解像度でテレシネされたデジタルリマスター版として、6月18日よりアニマックスで改めて1話から放送開始した。

話数が全331話で長大であり、全話のビデオソフト化が実現したのは2003年で、それ以前は1990年頃に小学館から発売されたVHSパッケージが最新だった。2010年7月10日からWiiの間「シアターの間」で第1回は無料・以後は有料で配信されていた。

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放送時間

90分スペシャル『藤子不二雄のキテレツ大百科』
1987年11月2日:月曜 19:30 - 20:54[注 7]
1話15分、計6話が放送された。
なお関東地区では同年12月28日、フジテレビの『冬休みアニメ劇場』の一環として、10:00 - 11:25[注 8]で再放送された[2]
レギュラー放送
1988年3月27日 - 1996年6月9日
日曜 19:00 - 19:30
1988年4月3日は『'88プロ野球開幕直前!珍プレー好プレー大賞 5年間㊙VTR傑作選』(19:00 - 20:54)編成に伴い、18:00 - 18:30に繰り上げて放送された(同日の『のらくろクン』は放送休止)。
初期は1回15分×2話のエピソードと1回30分×1話のエピソードの両方が作られたが、第49話以降は後者に統一された。
1991年と1992年の末には30分の話を2本流した特番が放送されている。
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アニメ版と原作者

以下、制作者側のコメントを要約したもの。詳細については、それぞれのリンク先を参照。

藤子アニメの中ではキテレツが一番好きで、毎週かかさず観ています。藤子・F・不二雄、アニマックス公式サイト [3]
藤子さんからは制作についての注文はなく、またクレーム等も一切ありませんでした。短い原作をよく長く作ってくれた、と満足して頂いていました。雪室俊一(メイン・シナリオライター)、雪室俊一インタビュー [4]

番組の終了

アニメ版は放送開始から6年以上を経た1994年末に終了が一旦決まり、この時点で最終回である「愛のフィナーレ! さよならコロ助大百科」を制作・完成していた。しかし後番組候補がなかなか決まらず、「後番組の体制が整うまで適宜延長する」という対応が取られた。結局『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こち亀)の制作が決まったのは1996年初頭のことで、放送開始となる6月まで『キテレツ大百科』は2年以上もの間放送延長するという異例の事態となった。

その後、『こち亀』の放送開始が1996年初夏となったことから、本作は既に完成していた最終話を含めて全332話と調整、1996年6月16日終了の予定だった。しかし終了直前、5月26日放送分の枠にバレーボール女子アトランタオリンピック世界最終予選の中継(日本対ルーマニア戦)[5][注 9]が入ることが決まったため、6月2日放送予定だった実質的な最後の制作話「ルルル! 未知からのメッセージ」が途中で中止・お蔵入りになり、スタッフはそのまま『こち亀』の制作に完全移行した[注 10][注 11]。そして1週間繰り上げて6月9日に2年前に完成していた最終回が放送され、アニメ版は8年3か月で放送を終えた。脚本の雪室俊一は「もう半年は続けるつもりでいたので、消化不良だった」と語っている。旭通信社(現:ADKホールディングス)企画スタッフの片岡義朗は、終了に際して原作者の藤子・F・不二雄のもとヘ報告に行った際、後番組候補を聞かれた片岡が「『こち亀』です」と答えると、「それは良いですね」と答えたという[6]。そして、最終回から3か月後の9月23日に、藤子・F・不二雄は逝去した。

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登場人物

木手英一(キテレツ)
声 - 藤田淑子
本作の主人公。工作が得意で、発明好きの小学生。普段は「K」マークの入った赤いサンバイザーをかぶっている。学業成績は比較的良好だが、運動はまるで苦手。真面目な性格でお人好しだがややドジな面もあるため、発明品がトラブルを起こすことも度々ある。
コロ助
声 - 小山茉美杉山佳寿子
キテレツが作ったロボット。一人称は「我輩」で、語尾に「〜ナリ」を付ける癖がある。コロッケが好物。
野々花みよ子(みよちゃん)
声 - 山本百合子(特番)→荘真由美本多知恵子
キテレツの幼馴染でクラスメイト。誰に対しても寛容な女の子。キテレツにはひそかに恋心を抱いている。
熊田薫(ブタゴリラ)
声 - 大竹宏[注 12]龍田直樹
キテレツのクラスメイトでガキ大将。八百屋の一人息子で、父の跡を継ぐのが夢である。野菜に関する知識は豊富だが、その他の分野ではボケをかますこともある。しばしばキテレツやコロ助と対立する。
尖浩二(トンガリ)
声 - 真夏竜吾(特番)→三ツ矢雄二
キテレツのクラスメイトで、常にブタゴリラの突っ込み役を演じている。少々気弱なのがコンプレックス。マザコンでもある。
苅野勉三
声 - 肝付兼太
学生服と瓶底眼鏡の浪人生。キテレツたちからは「勉三さん」と呼ばれており、キテレツの相談相手でもある。様々なアルバイトを転々としている。
木手英太郎(パパ)
声 - 田中秀幸(特番)→屋良有作
キテレツの父。穏和な性格だが、怒ると怖い。エイト物産の課長。
木手美智子(ママ)
声 - 梨羽由記子(特番)→島本須美
キテレツの母。怒ると少々おっかない性格。
キテレツ斎
声 - 肝付兼太(特番)→屋良有作
キテレツが尊敬して止まない祖先で「奇天烈大百科」の製作者。コロ助を設計した生みの親でもある。
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スタッフ

特番

テレビシリーズ

  • 原作 - 藤子不二雄藤子・F・不二雄
  • 企画 -
  • 監督 - 葛岡博(第1話-第43話)→ 早川啓二(第44話-第331話)
  • 総作画監督 - 丹内司小林一幸渡辺はじめ時永宜幸山内昇寿郎
  • 美術監督 - 小林七郎 → 柴田聡
  • 撮影監督 - 杉村重郎(一時期は清水泰宏) → 枝光弘明
  • 音響監督 - 小松亘弘
  • 音楽 - 菊池俊輔
  • プロデューサー -
    • 清水賢治 → 不在 → 和田実 → 鈴木吉弘 → 鈴木専哉(フジテレビ)
    • 片岡義朗 → 石川一彦 → 山崎立士杉山豊 (ASATSU[注 13]
    • 菅野てつ勇(STAFF21)
    • 若菜章夫(スタジオぎゃろっぷ)
  • 美術設定 - 形山正、柴田聡、縫部文江、白石誠、小坂部直子
  • 編集 - 掛須秀一、和田至亮、関一彦、伊藤裕
  • 現像 - IMAGICA
  • 音響制作 - 青二企画(青二プロダクション)
  • 効果 - イー・アンド・エム・P→片岡陽三
  • 選曲 - 宮下滋
  • 録音 - 蔵本貞司(タバック)
  • 音響プロデューサー - 黒田洋
  • 制作担当 - 若菜三樹雄
  • 連絡デスク - 安達英男(STAFF21)
  • アシスタントプロデューサー - 小板橋司 → 越野武司、大塚義雄、早坂仁、加藤敏幸(STAFF21)
  • 制作デスク - 小板橋司 → 越野武司 → 加藤敏幸 → 重松征史
  • 制作進行 - 和崎伸之 → 岩崎輝久 → 大塚義雄 → 重松征史、荒川浩介、高山昌義 → 草間稔
  • 広報担当 - 重岡由美子 → 名須川京子 → 川崎悦子 → 高橋正秀 → 小中ももこ → 熊谷知子(フジテレビ)
  • 企画協力 - STAFF21
  • アニメーション制作 - スタジオぎゃろっぷ
  • 制作 - フジテレビ、ASATSU[注 13]
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主題歌

要約
視点

特番(1987年11月2日放映)

テレビシリーズ(1988年3月27日 - 1996年6月9日放映)

変遷

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各話リスト

特番

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テレビシリーズ

1988年
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1989年
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1990年
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1991年
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1992年
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1993年
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1994年
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1995年
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1996年
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タイトルバック

特番時代

奇天烈大百科のページをオレンジにした背景。

レギュラー放送時代

  • 第1回〜第10回 - 特番時代同様に奇天烈大百科のページをオレンジにした背景。
  • 第11回〜第86回 - 青、または緑バックにコロ助が何体も遠近法で並ぶイラスト。2本立て時代は尺も短かった。
  • 第87回〜最終回 - 季節に合わせたコロ助のイラスト。放送予定順の入れ替えや野球などによる押し出しで季節に合わない場合がある。
    • 春・秋 - コロ助が寝転んでいる姿(緑バック、1990年ごろは冬の話でも採用)
    • 春・秋 - コロ助が敷物を広げておにぎりを食べている姿(緑バック、1991年ごろは夏の話でも採用)
    • 夏 - コロ助と蚊やり豚のイラスト(青バック)
    • 春・夏 - コロ助がベンと飛んでいる帽子を眺める姿(青バック、最終回でも使用された)
    • 秋 - コロ助が銀杏の葉になっている姿(黄バック)
    • 冬 - コロ助が雪だるまの横にいる(桃バック)
    • 冬 - コロ助が雪だるまになっている(桃バック)

放送局

要約
視点

系列は放送終了時点(打ち切りの場合は打ち切り時点)のもの。

さらに見る 放送対象地域, 放送局 ...

日本国外での放送

台湾
衛視中文台東森幼幼台MOMO親子台
衛視中文台では『天烈大百科』、東森幼幼台およびMOMO親子台では『天烈大百科』のタイトルで放送。
香港
亞洲電視本港台
『奇天烈百科全書』のタイトルで放送。
韓国
カートゥーン ネットワークAnioneANIBOX
登場人物はコロ助を除いて全て韓国人名に変更されている。また、日本語で書かれている所の表示画面は全てハングルに書き換えられている。AnioneおよびANIBOXでは、主要人物を除きカートゥーンネットワーク放送版とは声優が異なる。
マレーシア
TV3(2007年3月から2014年5月まで放送)
タイ
Channel 5Modernine TV
インドネシア
SCTVTrans7
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関連商品

要約
視点

音楽CD

主題歌集
  1. キテレツ大百科 歌と音楽集』(1988年12月1日発売、30CC-2961(CD) / CAK-847〈CT〉)
    • 初代オープニングテーマ「お嫁さんになってあげないゾ」とエンディングテーマ「マジカルBoyマジカルHeart」から「コロ助ROCK」のほか、「コロちゃんパック」に収録された「キミと結婚したら!」と「ドキドキFRIENDLY」や新録のインストゥルメンタルが収録されている。
  2. キテレツ大百科 ソング・コレクション』(1989年12月21日発売、CC-4456〈CD〉)
    • 「お嫁さんになってあげないゾ」から「夢みる時間」までのオープニングテーマと「マジカルBoyマジカルHeart」から「フェルトのペンケース」までのエンディングテーマ、「コロちゃんパック」に収録された「キミと結婚したら!」と「ドキドキFRIENDLY」が収録されている。
  3. キテレツ大百科 ソング・コレクション'92』(1992年6月21日発売、COCC-10044〈CD〉)
    • オープニングテーマ「お嫁さんになってあげないゾ」から「お料理行進曲」までのオープニングテーマと「マジカルBoyマジカルHeart」から「HAPPY BIRTHDAY」までのエンディングテーマのほか、「コロちゃんパック」に収録された「キミと結婚したら!」、新録の「コロ助ROCK'92」が収録されている。
  4. キテレツ大百科 スーパー・ベスト』(2004年1月21日発売、COCX-32549〈CD〉)
    • 90分スペシャルとTVシリーズの主題歌や、「コロちゃんパック」に収録された楽曲などが全曲収録されているが、『キテレツ大百科 歌と音楽集』に収録されているインストゥルメンタルと『キテレツ大百科ソングコレクション'92』に収録されている「コロ助ROCK'92」は未収録。
コンピレーション
  1. 藤子・F・不二雄 生誕80周年 藤子・F・不二雄 大全集』(2014年11月26日発売、COCX-38881/5〈CD〉)

ビデオソフト

小学館発売
  • キテレツ大百科(小学館ビデオ、販売元:セル版ポニーキャニオン、レンタル版東宝
    • 1987年放映のスペシャル版と、1989年前半までに放送された本編作品の傑作選集がある。現在は既に廃盤となっている。
ファイブ・エース発売

キティフィルム子会社の「ファイブエース(5-Ace、現在はキティライツ&エンターテインメントへ統合)」がビデオ化権を獲得し、1988年から最終話までの全話が2003年5月から2004年にかけてビデオソフト化された。また、それに先駆けて2002年11月から「よりぬきキテレツ大百科」のタイトルでVHSソフトも発売されている。なお、いずれも映像の修繕は、ほぼ為されていない。現在は、全巻廃盤となっている。1987年のテレビスペシャルは現在未DVD化である。

TCエンタテインメント発売

2010年藤子・F・不二雄ミュージアム開業記念企画として発売された「藤子・F・不二雄TVアニメアーカイブス」シリーズ(発売元:TCエンタテインメントテレビ朝日 販売元:スーパービジョン)に選り抜き形式で収録されている。

2025年現在、Blu-ray版はリリースされていない。

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備考

  • フジテレビでは、1992年10月5日より早朝に『ウゴウゴルーガ』を放送したが、これに先立って10月1日、5日以降の同番組と同じ6:10-40の番組枠を設定し、これに伴って『FNN World Uplink』を1日より6:45からに短縮するなど、5日以降と同じフォーマットに移行している。しかしウゴウゴルーガはまだ放送開始ではないため、10月1日・2日のこの30分枠は本作の再放送で埋められた。したがって本作はある意味この枠の旗手的役割を果たしたともいえる。
  • 2012年にサンテレビジョンで放送されていた再放送分は番組改編期に打ち切りになる予定だったが、翌日以降にサンテレビジョンの視聴者センターに「なぜ途中で終わらせたのか?」といった視聴者からの問い合わせが殺到し、同局は仕方なく時間帯を変更し継続して放送する事態になった(事実として変更前の回で「次回から時間帯を変更して放送します。」というテロップはなかったうえ、放送までにある程度期間も空けられた)。
  • 前述の通り、2015年より高画質処理を施したHDリマスター版が制作された。地上波の一部U局は4:3ピラーボックスで放送されているが、2015年6月18日からアニマックスで放送中のリマスター版は、現行の画角に合わせるために16:9にサイドカットしていた。そのため、オープニングとエンディングの歌詞テロップなど映像の一部が見えなくなっている。
  • アタックNo.1』以後、フジテレビの日曜19時台前半に放送された番組[注 30]では、制作クレジットにてフジテレビの名前が長らく付されていない[注 31] 状態が続いていたが、本作で17年ぶりに復活している。
  • 提供クレジットは一貫してブルーバックだった。次番組の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の途中でブルーバックが廃止された。

脚注

参考文献

関連項目

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