松尾和子

この項目では、主に昭和中期に活躍した歌手の松尾和子について記述しています。その他の同名の人物については「松尾和子 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

松尾和子（まつおかずこ、1935年 5月17日 - 1992年 9月25日）は、日本の歌手。

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概要松尾和子, 生誕 ...

松尾和子
生誕	(1935-05-17) 1935年 5月17日
死没	(1992-09-25) 1992年 9月25日（57歳没）
ジャンル	ジャズ、ムード歌謡、歌謡曲
職業	歌手
レーベル	ビクター
著名な家族	大橋喬（元夫）

略歴

要約

視点

東京市蒲田区（現東京都大田区蒲田）生まれ、箱根育ち。

戦後、ジャズに惹かれたことと自身および家族の生活のために歌手となり、レイモンド・コンデのバンド、ゲイ・セプテットの専属歌手のひとりとなる。進駐軍のキャンプやナイトクラブなどで歌ううち、徐々に人気が上がっていき、やがて赤坂のクラブ・リキ（力道山が経営していた。）の専属歌手となり歌っていたときに、フランク永井に認められスカウト。吉田正に紹介されて、ビクターに入社。

1959年には「グッド・ナイト/東京ナイト・クラブ」でレコードデビュー。「グッド・ナイト」は和田弘とマヒナスターズ、「東京ナイト・クラブ」はフランク永井との共唱。当時の日本ではベテラン/人気歌手でも片面はほかの歌手というスプリット盤の形態をとる場合が多く、ビクターおよび吉田正の期待のほどがうかがえる。1960年には「グッド・ナイト」が1959年度のビクターの年間ヒット賞を受賞^[1]。そして第2弾として発売した「誰よりも君を愛す」(マヒナとの共唱)が大ヒットし、それとともに「グッド・ナイト/東京ナイト・クラブ」もつられるかたちで大ヒット。「誰よりも君を愛す」は第2回日本レコード大賞を受賞、「東京ナイト・クラブ」はその後長らくデュエットソングの定番として根強い人気を博し、松尾の名は一躍スターダムへとのし上がり、のちにムード歌謡の女王と称されるようになった。

1960年にはソロで吹き込んだ「再会」がヒット。その後も「夜がわるい」「お座敷小唄」「再会の朝」「銀座ブルース」とコンスタントにヒット曲を出していった。

私生活では歌手デビュー前の1958年にドラマーの大橋喬と結婚、1963年には長男・政和が生まれるが、1966年に大橋と離婚したあたりから人気が下降していく。

1971年ごろには大学生を中心に熟女ブームのようなものが巻き起こり、五月みどりらとともに人気が再燃、「オナペット歌手」の称号を得ていた。この時期以降タレントとしての活動が活発化し、1980年代には「ライオンのいただきます」（フジテレビ）、「午後は○○おもいッきりテレビ」（日本テレビ）のバラエティー/情報番組のコメンテーターとして大活躍し、人気を博していた。また女優としても「池中玄太80キロ」（日本テレビ）などに出演した。

1991年には長男・政和が覚醒剤取締法違反で逮捕され、懲役2年の実刑判決を受ける。このことから松尾はマスメディアから厳しく批判され、芸能活動の大幅自粛を余儀なくされた。おりからブティック経営にも失敗し、負債は8億円ともいわれた。このことに思い悩み、松尾は睡眠薬を多量服用し自殺未遂を起こすまでに追い込まれていた。

政和がまだ服役中だった1992年9月25日、自宅の階段から転落して頭部を強打してしまう。それでも、転落直後に松尾は家族に「何でもない、大丈夫です」と無事であることを主張していたが、数時間後に容態が急変しまもなくして死去した。57歳没。

松尾の死因は脳圧迫死であった。あまりにも突然の事故であり、前述の自殺未遂騒動などから松尾のその急死は大きな波紋を呼んだ。松尾はこのとき、階段に滑り止めが付いておらず滑り止めがあれば転落事故は防げたとも話されていた。

なお松尾の没後、「（松尾に）歌って欲しい曲がいっぱいあったし、書けと言われれば今も書ける。でも肝心の歌う人がいない。せめてフランク（永井）が健在なら…」というのが晩年の吉田の口癖だった。

没後20年以上経った現在でも過去の作品が多数CD化されている。

出所した政和も2011年に48歳で病死している。

「夜がわるい」は1994年、“ポスト松尾和子”と目された真奈尚子がカバーし、翌年ビクターのヒット賞を受賞した^[2]。真奈の「夜がわるい」は約7万枚を売り上げた^[2]。

墓所は杉並区高円寺南の西照寺。

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ディスコグラフィ

シングル

一部を除きビクターからリリース^{[注釈 1]}。

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#	発売日	曲順	タイトル	作詞	作曲	編曲	規格品番
1	1959年 7月	A面	グッド・ナイト^{[注釈 2]}	佐伯孝夫	吉田正	佐野雅美	VS-232
1	1959年 7月	B面	東京ナイト・クラブ^{[注釈 3]}	佐伯孝夫		小沢直与志	VS-232
2	1959年 10月	B面 ^{[注釈 4]}	情熱	清水みのる		寺岡真三	VS-251
3	1959年 12月	A面	誰よりも君を愛す^{[注釈 2]}	川内康範		和田弘	VS-282
3	1959年 12月	B面	そんな女になりました			寺岡真三	VS-282
4	1960年 1月	A面 ^{[注釈 5]}	夜がわるい			寺岡真三	VS-289
5	1960年 2月	A面	別離（わかれ）	佐伯孝夫		佐野雅美	VS-307
5	1960年 2月	B面	夜はあなたのもの	佐伯孝夫		佐野雅美	VS-307
6	1960年 4月	A面 ^{[注釈 6]}	ピンクの灯りを消さないで	宮川哲夫		寺岡真三	VS-319
7	1960年 4月	A面 ^{[注釈 7]}	嫌い嫌い嫌い	佐伯孝夫			VS-321
8	1960年 5月	A面 ^{[注釈 8]}	天使も恋をするかしら	宮川哲夫			VS-328
9	1960年 6月	A面 ^{[注釈 9]}	恋情	東哲子		小沢直与志	VS-343
10	1960年 7月	A面 ^{[注釈 10]}	小さな酒場	宮川哲夫		寺岡真三	VS-357
11	1960年 8月	A面	再会	佐伯孝夫		小沢直与志	VS-373
11	1960年 8月	B面	恋		吉田正		VS-373
12	1960年 9月	A面 ^{[注釈 11]}	恋の旅路の果てなのか		渡久地政信		VS-379
13		A面	炎	山上路夫	吉田正		VS-393
13		B面	ごめんなさいネ	佐伯孝夫	吉田正	寺岡真三	VS-393
14	1960年 10月	B面 ^{[注釈 12]}	宝石	梶正也	吉田正		VS-395
15		A面	もの想い	宮川哲夫	渡久地政信		VS-399
15		B面	悶え	朝倉健	渡久地政信		VS-399
16		A面	ドンドン節	佐伯孝夫	徳之島民謡	鈴木庸一	VS-406
16		B面	五ツ木の子守唄	佐伯孝夫	熊本県民謡	寺岡真三	VS-406
17	1960年 11月	A面 ^{[注釈 13]}	並木通りの喫茶店	吉川静夫	清水保雄		VS-410
18	1960年 11月	A面 ^{[注釈 14]}	恋にいのちを^{[注釈 2]}	川内康範	吉田正		VS-419
19	1960年 12月	A面 ^{[注釈 15]}	とってもたのしくしてあげましょう^{[注釈 2]}	佐伯孝夫	吉田正	佐野雅美	VS-427
20		A面	女ひとり	石浜恒夫	大野正雄		VS-436
20		B面	泣きぬれて	井田誠一	大野正雄		VS-436
21	1961年 1月	B面 ^{[注釈 16]}	恋占い	宮川哲夫	渡久地政信		VS-460
22	1961年 3月	A面	こいさん流し	喜志邦三	大野正雄	寺岡真三	VS-476
22	1961年 3月	B面	ねんねこ峠^{[注釈 2]}	吉川静夫	和田弘		VS-476
22	1961年 4月	A面 ^{[注釈 17]}	本当に行ってしまうのネ	宮川哲夫	豊田一雄	佐野雅美	VS-488
23	1961年 5月	A面 ^{[注釈 18]}	かわいた太陽	柴田忠夫	吉田正		VS-499
24		A面	東京の夜は泣いている	川内康範			VS-500
24		B面	男は知らない	川内康範			VS-500
25	1961年 7月	A面	愛の渦潮	梶山季之	大野正雄		VS-541
25	1961年 7月	B面	女の勲章	柴田忠夫	利根一郎		VS-541
26	1961年 11月	B面 ^{[注釈 19]}	君待てども	東辰三		寺岡真三	VS-593
27		A面	湖畔の人	木賊大次郎	鈴木庸一		VS-600
27		B面	花も夢見る	木賊大次郎	鈴木庸一		VS-600
28	1961年 12月	A面	哀愁の一夜	井田誠一	松井八郎		VS-608
28	1961年 12月	B面	その人の名は言えない	井手俊郎	松井八郎		VS-608
29	1962年 1月	A面	愛すればこそ	佐伯孝夫	吉田正		VS-619
29	1962年 1月	B面	女の園	佐伯孝夫	吉田正		VS-619
30	1962年 2月	A面 ^{[注釈 20]}	白い夜霧のブルース	川内康範	C.Kisco	寺岡真三	VS-639
31		A面	島の娘	長田幹彦	佐々木俊一		VS-644
31		B面	あなたなしでは	佐伯孝夫	佐々木俊一		VS-644
32	1962年 3月	A面 ^{[注釈 21]}	昔の人	佐伯孝夫	吉田正		VS-647
33		A面	山麓	植野晃弘	利根一郎		VS-650
33		B面	こころの炎	植野晃弘	利根一郎		VS-650
34	1962年 4月	B面 ^{[注釈 22]}	お伝地獄の唄	藤田まさと	大村能章	寺岡真三	VS-661
35	1962年 4月	B面 ^{[注釈 23]}	恋のムード	川内康範	山下毅雄		VS-662
36	1962年 5月	A面 ^{[注釈 24]}	この地果つるまで	川内康範	吉田正		VS-684
37	1962年 6月	B面 ^{[注釈 25]}	恋に泣く	相馬詩彦	寺岡真三		VS-703
38	1962年 8月	A面 ^{[注釈 26]}	悲しき街に君ありて	時雨音羽	吉田正		VS-749
39		B面 ^{[注釈 27]}	たそがれのワルツ	吉川静夫	進藤猛		VS-792
40		B面 ^{[注釈 28]}	黒い愛	黒岩重吾	山下毅雄		VS-798
41		A面 ^{[注釈 29]}	ひとりでねむる夜はいや	成沢昌茂	牧野昭一		VS-799
42	1962年 10月	A面 ^{[注釈 30]}	こころ	川内康範	吉田正	大野喬	VS-812
43	1962年 11月	A面 ^{[注釈 31]}	愛しても愛しても	清水みのる	島田逸平		VS-844
44	1962年 11月	A面 ^{[注釈 32]}	揺れる耳飾り	宮川哲夫	大野正雄		VS-865
45	1962年 12月	A面 ^{[注釈 33]}	ドライ・ジン	山上路夫	平川浪竜	大野喬	VS-869
46	1962年 12月	B面 ^{[注釈 34]}	愛人	大林清	吉田正		VS-882
47	1963年 1月	A面 ^{[注釈 35]}	恋の詩集	伊吹とおる	島田逸平		VS-884
48	1963年 2月	A面 ^{[注釈 36]}	ミサよタンゴを踊ろうよ	佐伯孝夫	吉田信	寺岡真三	VS-930
49	1963年 2月	B面 ^{[注釈 37]}	わが愛を君に	木賊大次郎	八洲秀章		VS-932
50	1963年 5月	A面	銀座はマロン	川内康範	吉田正	寺岡真三	VS-986
50	1963年 5月	B面	さよならのあとに	木賊大次郎	加藤三雄		VS-986
51	1963年 6月	A面	紫のタンゴ	佐伯孝夫	飯田信夫	寺岡真三	VS-1008
51		B面	ママの星	木賊大次郎	八洲秀章		VS-1008
52		A面 ^{[注釈 38]}	海へでる蝶	宮川哲夫	大野正雄		VS-1027
53	1963年 8月	A面 ^{[注釈 39]}	涙にしてみれば	永六輔	中村八大		VS-1087
54	1963年 9月	A面 ^{[注釈 40]}	熱海ブルース	佐伯孝夫	塙六郎	竹村次郎	VS-1098
55	1963年 9月	A面 ^{[注釈 41]}	巷の雨	川内康範	吉田正		VS-1107
56	1963年 11月	B面 ^{[注釈 42]}	わんわん子守唄	佐伯孝夫	渡辺浦人		VS-1139
57	1964年 2月	A面 ^{[注釈 43]}	黒いドレス	宮川哲夫	平川浪竜	寺岡真三	VS-1191
58	1964年 5月	A面 ^{[注釈 44]}	崖	山上路夫	大野正雄	小沢直与志	SV-26
59	1964年 6月	B面 ^{[注釈 45]}	港にジョーはいつ帰る	沖永良一	吉田正		SV-54
60	1964年 7月	B面 ^{[注釈 46]}	さいはての香り	木賊大次郎	利根一郎		SV-65
61	1964年 7月	B面 ^{[注釈 47]}	しのぶという女	小田切成明	田中正史		SV-70
62	1964年 8月	A面 ^{[注釈 48]}	お座敷小唄^{[注釈 2]}	不詳	和田弘	寺岡真三	SV-77
63		A面	ソレンツァラ	水野汀子	P.Olivieri D.Marfisi	寺岡真三	SPV-20
63		B面	シャレード	成沢昌茂	H.Mancini	大野喬	SPV-20
64	1964年 10月	B面 ^{[注釈 49]}	博多柳町	清水みのる	渡久地政信		SV-115
65	1964年 12月	A面	シェルブールの雨傘	あらかわひろし	M.Legrand	筒井広志	SPV-30
65	1964年 12月	B面	ひみつ	岡田教和	J.Prieto	寺岡真三	SPV-30
66	1965年 2月	A面 ^{[注釈 50]}	アモーレ・ミオ	あらかわひろし	C.Donida	服部克久	SPV-39
67	1965年 3月	A面 ^{[注釈 51]}	続お座敷小唄^{[注釈 2]}	不詳	和田弘	寺岡真三	SV-205
68	1965年 7月	A面 ^{[注釈 52]}	駅前小唄^{[注釈 2]}	井田誠一	鈴木庸一	寺岡真三	SV-264
69		A面	風のワルツ	木村嘉長	宍戸睦郎		SV-271
69		B面	街の灯が赤い	木村嘉長	宍戸睦郎		SV-271
70	1965年 8月	A面 ^{[注釈 53]}	泪のこぼれ花	木賊大次郎	三島秀記	寺岡真三	SV-282
71	1965年 10月	B面 ^{[注釈 54]}	愛の悲鳴	時枝文雄	渡辺浦人		SV-306
72	1965年 11月	A面	白い夜霧の街角	岡城伸幸		岩代浩一	SV-327
72	1965年 11月	B面	愛を知るとき	岡城伸幸		岩代浩一	SV-327
73	1966年 4月	A面 ^{[注釈 55]}	銀座ブルース^{[注釈 2]}	相良武	鈴木道明	寺岡真三	SV-386
74	1966年 5月	A面 ^{[注釈 56]}	ポロロン子守唄^{[注釈 2]}	三枝伸		藤家虹二	SV-403
75	1966年 6月	B面 ^{[注釈 57]}	くちづけ	鈴木道明		寺岡真三	SV-424
76	1966年 12月	A面	愛の吐息	梶山季之	山下毅雄		SV-499
76	1966年 12月	B面	グラス	三枝伸		寺岡真三	SV-499
77	1967年 1月	B面 ^{[注釈 58]}	雨の東京	紫かずま	佐々木俊一	寺岡真三	SV-519
78	1967年 8月	A面	おそかった	川内康範	吉田正		SV-598
78	1967年 8月	B面	いのちの恋	川内康範	吉田正		SV-598
79	1967年 9月	A面	雨がいつしか降っていた	佐伯孝夫	利根一郎	寺岡真三	SV-613
79	1967年 9月	B面	花のゆくえ	佐伯孝夫	利根一郎	寺岡真三	SV-613
80	1967年 11月	A面	傷あと	平岡精二			SV-637
80	1967年 11月	B面	あたしのあなた	平岡精二			SV-637
81	1968年 2月	A面	銀座しぐれ	山口洋子	猪俣公章		SV-663
81	1968年 2月	B面	涙にあまえて	原由記	鈴木庸一	近藤進	SV-663
82	1968年 8月	A面	恋慕小唄^{[注釈 59]}	井田誠一	松本浩		SV-734
82	1968年 8月	B面	この恋を返して	井田誠一	松本浩		SV-734
83	1969年 2月	A面	久し振りね	岩谷時子	吉田正		SV-800
83	1969年 2月	B面	東京ノクターン	岩谷時子	吉田正		SV-800
84	1969年 10月	A面	おじゃましたいの	橋本淳	筒美京平		SV-894
84	1969年 10月	B面	銀座銀座でお別れね	橋本淳	筒美京平	川口真	SV-894
85	1970年 5月	A面	ひとつの命	川内康範	池野成秋		SV-2031
85	1970年 5月	B面	リビエラの夜	池野成秋			SV-2031
86	1970年 10月	A面	女心のブルース	芳枝あき子	灰田勝彦	近藤進	SV-2084
86	1970年 10月	B面	青い旅愁	芳枝あき子	灰田勝彦	近藤進	SV-2084
87	1971年 5月	A面	再会	佐伯孝夫	吉田正	寺岡真三	SV-2153
87	1971年 5月	B面	羽田の空も泣いている		吉田正	寺岡真三	SV-2153
88	1971年 11月	A面	再会の朝		吉田正		SV-2206
88	1971年 11月	B面	リスボンの酒場		吉田正		SV-2206
89	1972年 1月	A面	女の慕情	川内康範	筒美京平	高田弘	SV-2224
89	1972年 1月	B面	恋のいのち花	川内康範	筒美京平	高田弘	SV-2224
90	1972年 5月	A面	待ちくたびれて	なかにし礼	吉田正		SV-2269
90	1972年 5月	B面	悪魔が出て来て笛を吹く	なかにし礼	吉田正		SV-2269
91	1973年 3月	A面	午前零時に逢いましょう	志摩美之	五十嵐悟	小杉仁三	SV-2327
91	1973年 3月	B面	女の祈り	志摩美之	五十嵐悟	小杉仁三	SV-2327
92	1973年 8月	A面	霧笛の酒場	佐伯孝夫	曽根幸明	小谷充	SV-2364
92	1973年 8月	B面	酒場の女	佐伯孝夫	五十嵐悟	小杉仁三	SV-2364
93	1973年 12月	A面	なみだの子守唄	秋月ともみ	好田忠夫	池多孝春	SV-2391
93	1973年 12月	B面	愛して別れて	有馬三恵子	馬飼野康二		SV-2391
94	1974年 5月	A面	煙草のくせ	山口洋子	平尾昌晃	河野土洋	SV-2415
94	1974年 5月	B面	恋と云うもの	山口洋子	平尾昌晃	河野土洋	SV-2415
95	1975年 1月	A面	ひとりぼっちのあなた	松本隆	川口真		SV-2458
95	1975年 1月	B面	つよがり	松本隆	川口真		SV-2458
96	1975年 10月	A面	坊や	松尾和子	中川博之	小杉仁三	SV-2501
96		B面	わんぱく天使	高畠じゅん子	中川博之	小杉仁三	SV-2501
97		A面	人情夜曲	泉谷しげる			SV-2506
97		B面	夜明けのラプソディー	泉谷しげる			SV-2506
98	1976年 10月25日	A面	夜がわるい	川内康範	吉田正		SV-6117
98	1976年 10月25日	B面	いのちの恋	川内康範	吉田正		SV-6117
99	1978年 11月5日	A面	枯葉のような女	大沢ルリ子		青木望	SV-6503
99	1978年 11月5日	B面	ジョーカー	山川啓介	いずみたく	いしだかつのり	SV-6503
100	1979年 5月25日	A面	枯れる花	荒川利夫	吉田正	寺岡真三	SV-6587
100	1979年 5月25日	B面	対話（はなし）	岩谷時子	吉田正	寺岡真三	SV-6587
101	1980年 4月21日	A面	さよなら	山上路夫	H.toos	竜崎孝路	SV-6710
101	1980年 4月21日	B面	私はジョーカー	山川啓介	いずみたく	前田憲男	SV-6710
102	1980年 9月21日	A面	いつまでも待つの	岩谷時子	N.Perito		SV-7032
102	1980年 9月21日	B面	KISS ME	橋本淳	N.Perito		SV-7032
103	1984年 11月21日	A面	私どうしたらいいの－ナヌンオトカラグ－	吉屋潤松尾和子	尹恒起	薗広昭	7A-0448
103	1984年 11月21日	B面	恋模様	福沢恵介		薗広昭	7A-0448
104	1986年 3月21日	A面	酒よお前は	松尾和子	三島大輔	斉藤恒夫	7A-0568
104	1986年 3月21日	B面	私どうしたらいいの－ナヌンオトカラグ－	吉屋潤松尾和子	尹恒起	薗広昭	7A-0568
105	1987年 12月16日	A面	再会の朝	佐伯孝夫	吉田正		SV-9302
105	1987年 12月16日	B面	愛乱感謝	なかにし礼	吉田正	竜崎孝路	SV-9302
106	1990年 4月21日	01	春来川慕情	池田充男			VIDL-10023
106	1990年 4月21日	02	船が港をはなれるように	山上路夫			VIDL-10023

デュエット・シングル

さらに見る 発売日, デュエット ...

発売日	デュエット	曲順	タイトル	作詞	作曲	編曲	規格品番
1959年 11月	鶴田浩二	B面 ^{[注釈 60]}	幸福の星	村尾昭	吉田正	寺岡真三	VS-270
1960年 5月	フランク永井	A面 ^{[注釈 61]}	夜の招待	佐伯孝夫	小沢直与志	VS-332
1961年 5月	藤田功	A面 ^{[注釈 62]}	AF機（エールフランス）が呼んでいる	寺岡真三	VS-501
1962年 12月	藤本二三代	A面 ^{[注釈 63]}	東京姉妹	東次郎	吉田正	VS-870
1964年 3月	フランク永井	A面	国道18号線	宮川哲夫	SV-3
-	B面	いつもあなたと一緒に (歌：松尾和子)	川内康範
1977年 1月1日	フランク永井	A面 ^{[注釈 64]}	11時（いれぶん）過ぎから	阿久悠	吉田正	寺岡真三	SV-6309

企画シングル

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発売日	名義	曲順	タイトル	作詞	作曲	編曲	規格品番
1961年 6月	フランク永井松尾和子藤本二三代多摩幸子	A面 ^{[注釈 65]}	東京ドドンパ音頭	吉川静夫	鈴木庸一	寺岡真三	VS-508
1965年 2月	松尾和子藤本二三代神楽坂浮子	A面	朝きて昼きて晩もきて	宮川哲夫	利根一郎	SV-188
B面	三人で待ってるワ
1967年 6月	フランク永井松尾和子吉永小百合三田明	B面 ^{[注釈 66]}	思い出のレコード	佐伯孝夫	吉田正	SV-571

委託制作盤

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発売日	曲順	タイトル	作詞	作曲	編曲	規格品番	備考
1979年	B面 ^{[注釈 67]}	君のふるさと	塩崎俱子	小林亜星	高田弘	17VP-5021	中富良野町・イメージソング

アルバム

オリジナル・アルバム

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発売日	タイトル	レーベル	規格	規格品番
1960年	夜のハスキー〜松尾和子ムード集〜	ビクター	LP	LV-128
夜のハスキー第2集	LV-152
夜のハスキー第3集	LV-161
1961年	夜のハスキー第4集	LV-183
松尾和子の俗曲ムード	LV-189
夜のハスキー第5集	LV-221
1962年	夜のハスキー第6集	LV-300
1963年	夜のハスキー第7集	LV-352
1966年	夜のためいき	SJV-237
2006年7月21日	THINK!	CD	THCD-022
1967年	知りたくないの	ビクター	LP	SJV-293
1970年	愛と別離	SJX-59
2005年3月9日	CD	VICL-41190
1970年	赤坂の夜は更けて	LP	SJX-104
1971年	恍惚のスクリーン・ムード	SJV-503
1972年	松尾和子とためいきと夜	SJX-95
1973年	酒場の唄	SJX-143
2005年3月9日	CD	VICL-41191
1975年	ひとりぼっちのあなた	LP	SJX-203
ラプソディー	SJX-216
2007年2月21日	CD	VICL-62240
1976年	或る窓	LP	SJX-10125
2004年2月5日	ブリッジ	CD	BRIDGE-011
1979年	スター・ダスト	ビクター	LP	SJX-20109
2010年9月22日	THINK!	CD	THCD-146
1980年	お大事に/松尾和子イン・アメリカ	ビクター	LP	SJX-30020
1984年6月21日	サテン・ボイス	キャニオン	C28A-0340
1986年3月21日	身も心も歌に	C28A-0484
1988年9月21日	私的・昭和歌謡掌史	ビクター	CD	VDR-1547

ベスト・アルバム

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発売日	タイトル	レーベル	規格品番
1985年11月21日	松尾和子全曲集	ビクター	VDR-1094
1989年11月21日	VDRY-30015
1990年10月25日	VICL-75
1991年10月25日	VICL-209
1993年10月27日	VICL-457
1995年10月27日	松尾和子【BEST ONE】	VICL-8161
1998年11月6日	松尾和子【TWIN BEST】	VICL-41037〜38
1999年7月7日	松尾和子【NEW BEST ONE】	VICL-41053
2002年3月21日	＜RE-MASTER VOICE＞松尾和子	VICL-60857〜58
2002年9月21日	＜RE-MASTER VOICE＞松尾和子II	VICL-60923〜24
2004年5月21日	松尾和子吉田正作品集	VICL-61402
2013年11月20日	松尾和子ザ・ベスト	VICL-41318
2019年1月9日	日本の流行歌スターたち(2) 松尾和子グッド・ナイト〜夜がわるい	VICL-65102

タイアップ曲

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年	楽曲	タイアップ
1960年	誰よりも君を愛す	映画『誰よりも君を愛す』主題歌
嫌い嫌い嫌い	映画『嫌い嫌い嫌い』主題歌
女ひとり	関西テレビ系ドラマ『女ひとり』主題歌
1961年	恋にいのちを	映画『恋にいのちを』主題歌
東京の夜は泣いている	映画『東京の夜は泣いている』主題歌
愛の渦潮	朝日放送系ラジオドラマ『愛の渦潮』主題歌
女の勲章	ニッポン放送系ラジオドラマ『女の勲章』主題歌
湖畔の人	映画『湖畔の人』主題歌
1962年	愛すればこそ	フジテレビ系ドラマ『愛すればこそ』主題歌
女の園	NHKドラマ『女の園』主題歌
山麓	映画『山麓』主題歌
この地果つるまで	NET系ドラマ『この地果つるまで』主題歌
ひとりでねむる夜はいや	映画『裸体』主題歌
揺れる耳飾り	TBS系ドラマ『揺れる耳飾り』主題歌
愛人	NTV系ドラマ『愛人』主題歌
1963年	海へでる蝶	TBS系ドラマ『海へでる蝶』主題歌
涙にしてみれば	NHK『夢であいましょう』今月のうた（1963年6月）
わんわん子守唄	アニメ映画『わんわん忠臣蔵』挿入歌
1964年	国道18号線	NTV系ドラマ『国道18号線』主題歌
しのぶという女	関西テレビ系ドラマ『しのぶという女』主題歌
1965年	駅前小唄	映画『喜劇駅前金融』主題歌
1966年	愛の吐息	TBS系ドラマ『人妻だから』主題歌

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出演

ドラマ

特別機動捜査隊第310話「誰よりも愛す」（1967年、NET）
傷だらけの天使第15話「つよがり女に涙酒を」（1974年、NTV・東宝）- クラブ歌手、ララバイ・ミツコ役
けんか安兵衛（1975年、KTV）
池中玄太80キロ（1980年 - 1992年、NTV）- 飯島歌子（のち楠夫人）
月曜ドラマランド「ひまわりくん」（1985年、CX）
火曜サスペンス劇場「ウェディングベル」（1986年、NTV）
化身（1987年、KTV）
秋のドラマスペシャル「父子の対話」（1989年、KTV）

バラエティ

ライオンのいただきます（CX）- 準レギュラー
午後は○○おもいッきりテレビ（NTV）- コメンテーター

ほか多数

映画

喜劇駅前弁天（1966年、東宝）- 福丸役
夜の手配師すけ千人斬り（1971年、東映）- 九条ユリヤ役
新仁義なき戦い（1974年、東映）- 青木文子役
極道の妻たち（1986年、東映）

NHK紅白歌合戦出場歴

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年度/放送回	曲目	対戦相手
1960年（昭和35年）/第11回	誰よりも君を愛す	平尾昌章
1961年（昭和36年）/第12回	再会	水原弘
1962年（昭和37年）/第13回	昔の人	ジェリー藤尾
1989年（平成元年）/第40回	誰よりも君を愛す^{[注釈 68]}	千昌夫

脚注

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略歴