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三田明
日本の歌手、俳優 (1947-) ウィキペディアから
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三田 明(みた あきら、1947年〈昭和22年〉6月14日 - )は、日本の歌手、俳優。東京都出身。本名・辻川 潮(つじかわ うしお)。太陽企画所属。
清純な風貌と美声で1960年代を中心にヒットを飛ばした。また、『長七郎江戸日記シリーズ』など時代劇を中心に俳優としても活動している。
経歴
要約
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1962年、日本テレビ系のオーディション番組『味の素ホイホイ・ミュージック・スクール』で作曲家・吉田正に認められ、芸能界入り。翌1963年に『美しい十代』で日本ビクターから歌手デビューするとともに、さらに翌1964年には同名の映画で映画初主演。同曲は、往時を知る多くの者達に歌い継がれている青春歌謡であり、代表曲である。
御三家(橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦)に比べると後発のイメージがあるが、御三家に劣らず大健闘した。また当時、この3人に彼を加えて「(昭和アイドル)四天王」とも呼ばれた。
全国歌謡ベストテンでは判明しているだけで、15曲以上が1位を獲得している。「美しい十代」「若い港」「高校騎兵隊」「若い二人の心斎橋」「明日は咲こう花咲こう」「泣かせてごめんネ」「アイビー東京」「恋のアメリアッチ」「恋人ジュリー」「恋人の泉」「夕子の涙」「数寄屋橋ブルース」「薔薇の涙」「タートル・ルックのいかす奴」「惜別のワルツ」「太陽のカーニバル」「サロマ湖の空」「あなたの涙」(参考資料:雑誌「ポップス」、新聞「沖縄タイムス」、及び実際の番組聴取による)
1964年から1969年まで6年連続で紅白歌合戦に出場。三島由紀夫は三田のファンであり、昭和天皇について「彼にはエロティシズムを感じない、あんな老人のために死ぬわけにはいかない」とこき下ろした一方、「三田明が天皇だったらいつでも死ぬ」と発言したことがあったという[1]。
1971年に所属事務所である東洋企画が倒産、マネージャーが勝手に三田名義で多額の借金を作り失踪、その返済の為に日本全国への巡業を余儀なくされる。
1972年11月に発生した日本航空351便ハイジャック事件に乗客として、江利チエミらと共に遭遇している。事件発生中に三田は熟睡中で、事件のことを語れず、マスコミから「スチュワーデスと付き合いたい」と、事実無根のことを書かれる。
1970年代、三田を支えていたものとして、バラエティ番組での活躍が挙げられる。もともと「ものまね上手」で知られた三田は自身のショーにも「ものまねコーナー」を作っていたほどだったので[2]、NETテレビの『象印スターものまね大合戦』など、当時全盛の「スターが他のスターの物真似をする番組」では、五木ひろし、森昌子らとともに大賞の常連だった[3]。
1979年12月、自宅火災で顔面に大火傷を負う。再起後はテレビの時代劇の出演が増えていくが、その中には往年のファンにとって観るのも忍びないような純粋な悪党の斬られ役も幾つかあった。
1985年、16歳年下の一般女性と結婚。
2001年、萬成プライムキャピタル証券(現・ばんせい証券)のCMに平安貴族のスタイルで出演。
2004年、第46回日本レコード大賞功労賞を受賞。
2025年5月26日に徹子の部屋に出演し、その際妻が3年前に病死したことを公表。
妹の夫は元プロ野球選手で、現:福岡ソフトバンクホークス二軍バッテリーコーチの森浩之。
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ディスコグラフィ
要約
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シングル
- 全てビクターからリリース。
- 委託製作盤
▪恋の陣馬高原 (1969年、PRB-5044)
作詞 : 井田誠一 作曲 : 吉田正
アルバム
オリジナル・アルバム
- 雲にのりたい(1969年)
- 白樺の小径(1970年)
- 三田明 ワールド・ヒット・アルバム(1971年9月)
- 来た道・寄り道・帰り道(1973年)
- 望郷 三田明演歌の世界(1974年)
- ほおずき・うそつき(1974年)
- 辻馬車幻燈(1976年)
- CD 「心の出発(たびだち)」(1993.6.23)
- CD 「三田 明 五十周年記念アルバム」(2012.10.10)
◆ ビクター 芸術祭参加作品
▪ 昭和45年度芸術祭参加 「道をひらく~新しい人生を歌う~」(SJX-56) 12曲のうち3曲
◈「椿姫」 ◈ 「さまざま」 ◈ 「風の記憶」
▪ 昭和48年度芸術祭参加 「戦国の武将」(SJX-155) 10曲のうち3曲
◈ 絶頂 徳川家康 ◈ 夢のあと 石田三成 ◈ 友情 上杉謙信
ライヴ・アルバム
- 三田明 リサイタル(1968年)
- 三田明リサイタル (1973年) [11年への出発]
タイアップ
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著書
- 三田明の手相百発百中(1996年、たちばな出版)
主な出演
映画
- 美しい十代(1964年、日活)
- 明日の夢があふれてる(1964年、松竹)
- 明日は咲こう花咲こう(1965年、日活)
- 恋する年ごろ(1966年、松竹)
- 恋人の泉(1967年、松竹)
- 街に泉があった(1968年、東宝)
- 東京⇔パリ 青春の条件(1970年、松竹)
- 刑事物語3 潮騒の詩(1984年、東宝)
テレビドラマ
- みんなでスコール(1964年、NTV)
- 美しい明日 (1965年、CX)
- 燃ゆる白虎隊 (1965年、TBS)- 梶原和馬
- あゝ忠臣蔵(1969年、KTV) - 大石主税 役
- スコッチョ大旅行 (1971年、ABC)
- 初春寄席賑 (1973年、MBS)
- 銭形平次(CX)
- 第401話「往くも還るも地獄道」(1974年) - 半次 役
- 第888話「ああ十手ひとすじ!!八百八十八番大手柄 さらば我らの平次よ永遠に」(1984年) - 福田屋多吉 役
- せい子宙太郎-忍宿借夫婦巷談(1977年 TBS)
- 彫師伊之助捕物覚え(1982年、CX)
- 斬り捨て御免! PART3 第20話「女ねずみが天井裏で鳴く」(1982年、12ch) - 庄五郎 役[注釈 9]
- 松平右近事件帳 第33話「妻恋しぐれ」(1982年、NTV) - 仁吉 役
- 新春ワイド時代劇 「寛永御前試合」(1983年、ANB) - 徳川家光 役
- 時代劇スペシャル「岡っ引どぶIV」(1983年、CX) - 卯太郎 役
- 新・松平右近 第17話「浮世絵女の怨み唄」(1983年、NTV) - 兼吉 役[注釈 10]
- シリーズ・水曜の女「ひと夏の復讐」(1983年、MBS)
- 大岡越前 第7部 第16話「見合い相手は殺人鬼」(1983年8月8日、TBS・C.A.L) - 圭助
- 長七郎江戸日記(1983年〜1988年、日本テレビ / ユニオン映画) - 沢木兵庫(そば屋の六) 役
- 年末時代劇スペシャル 「忠臣蔵」(1985年、NTV) - 倉橋伝助 役
- 水戸黄門 第17部 第17話「黄門様のおしのび指南・松山」(1987年12月21日、TBS・C.A.L) - 伊予松山藩主 松平定直 役
CM出演
その他
- 象印スターものまね大合戦(NET)
- 音楽クイズ・セクションフォー(東海テレビ、1977年 - )
- 森田一義アワー 笑っていいとも!(フジテレビ、1982年10月 - 1983年3月 ※水曜日担当)
- ライオンのごきげんよう(フジテレビ)
- 午後は○○おもいッきりテレビ(日本テレビ、2002年 - )
- 田舎に泊まろう!(テレビ東京、2007年)
- 独占!金曜日の告白スペシャル(フジテレビ、2008年6月27日)
- おもいッきりDON!(日本テレビ、2009年4月24日)
- NHK歌謡コンサート(NHK、2010年3月2日)
- 木曜8時のコンサート〜名曲!にっぽんの歌〜(テレビ東京)
- BS日本のうた(BSプレミアム)
- 武田鉄矢の昭和は輝いていた(BSテレ東テレビ、2021年11月19日)
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NHK紅白歌合戦出場歴
脚注
注釈
外部リンク
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