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最強王図鑑シリーズ
株式会社Gakkenが発行する空想図鑑のシリーズ ウィキペディアから
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「最強王図鑑」シリーズ(さいきょうおうずかんシリーズ)は、株式会社Gakkenが発行する空想図鑑のシリーズ。「動物界や恐竜界など各種属の猛者たちをトーナメント方式で戦わせ、最強を決めてしまおう」というコンセプトで作られた[1]。
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概要
実在の生き物と架空の存在をジャンル別に分け、24体を選抜で出場させ、トーナメント形式で戦いをシミュレーションする。全巻「第1回戦」・「第2回戦」・「準々決勝」・「準決勝・決勝」の4つのチャプターに分かれる。なお、第2回戦は全てシード戦となっている。決勝まで勝ち残った選手のうち、最後に勝利した方がそのジャンルの「最強王」となる。なお、トーナメントとは別に全巻エキシビションが2試合[注 1]組まれている。決勝で最強王が決まると、優勝者、準優勝者を含めてこれまでの戦いの結果を振り返るトーナメントを終えての総括ページがある。総括の後には、知識を深めるための用語集や、選手についてのデータを記載しているページがある。また、選手の能力をランキングで比較するページや、コラムが入ることもある。登場選手の姿や能力は、シリーズ内で異なる場合がある。
試合のルールについて
各ジャンル毎にルールは異なるが、特に断りの無い限り全巻共通のルールを記載している。
- 基本的にトーナメントの組み合わせは、厳正なる抽選にて決定する。
- 「動物最強王図鑑」のみトーナメントに出場する選手はその種の中で一般的な大きさのオス、「絶滅動物最強王図鑑」・「恐竜最強王図鑑」・「水中最強王図鑑」ではその種の中で一般的な大きさの個体としている。
- 「昆虫最強王図鑑」・「神話最強王図鑑」・「ドラゴン最強王図鑑」では独自に選手の大きさを調整した「戦闘体長」を用いている。
- 大人しく戦いを好まない場合でも、最初から戦わずに逃走することは無いものとする。
- 戦いの舞台はどちらか一方のハンデにならないように設定される。
- 戦いは基本的に昼間に行われるが、夜間に行われる場合もある。
- 戦いは時間無制限で行われる。相手に戦闘続行が不可能なほどの傷を負わせるか、力の差を見せつけて逃走させれば勝利となる。
- ベストの状態で力を比べるため、戦いで受けた傷や疲労は、次の戦いまでには完治するものとする。
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試合について
この図鑑の試合は、選手紹介のページとバトルシーンのページに分けられる。以下詳しく説明する。
選手紹介のページ
左ページの左上に、何戦目かを示している。出場選手の名前は、一般的に呼ばれているものを記載している。
レーダーチャート
出場選手の能力を10段階で評価している。同じ選手でもそれまでに出てきた「最強王図鑑」シリーズの評価とは異なる場合がある。
大きさの比較
基本は人間と選手の大きさを比較する。「絶滅動物最強王図鑑」・「恐竜最強王図鑑」・「幻獣最強王図鑑」・「異種最強王図鑑」・「異種最強王図鑑 闇の王者決定戦編」は乗用車、「妖怪最強王図鑑」・「神話最強王図鑑」・「ドラゴン最強王図鑑」は信号機、「妖怪最強王図鑑」・「異種最強王図鑑 闇の王者決定戦編」は東京タワーと大きさを比較する選手もいる。「昆虫最強王図鑑」・「水中最強王図鑑」では出場する昆虫の実際の大きさと戦闘時のサイズを同時に比較している。
見開き最下段
初登場の選手は戦闘時の能力や武器、特徴を解説している。2回目以降は前回の戦いでどのように戦って勝利したかを記している。
データ
選手の詳しいデータを記載している。
バトルシーンのページ
対戦ステージ
お互いが不利にならない場所が対戦ステージとなる。「水中最強王図鑑」においては淡水域で暮らす生物も問題なく海水域に適応できるとしている。
LOCK ON(ロックオン)!!
戦いにおいて注目すべきポイントをピックアップして解説する。
シリーズ・出場選手一覧
要約
視点
動物最強王図鑑
2015年5月28日に発売。現生動物のうち24体が登場(全てオスの一般的な大きさの個体としている)。
出場選手
エキシビション出場選手
絶滅動物最強王図鑑
2016年7月15日に発売。新生代に生息した絶滅動物より24体をエントリー。
出場選手
エキシビション出場選手
恐竜最強王図鑑
2016年12月15日に発売。恐竜や恐竜以外の古生物をエントリー。デイノニクスは体格ハンデで3体のチーム戦。
出場選手
エキシビション出場選手
妖怪最強王図鑑
2017年12月28日に発売。日本に古くから伝わる妖怪たちが参戦。選手紹介のページとバトルシーンのページで、表記が異なるものがある。
出場選手
エキシビション出場選手
「妖怪最強王図鑑」のみエキシビション出場選手は3体となっている。そのため、1試合目に勝利した方が次の戦いへと進める方式というトーナメント方式のエキシビションとなった。
昆虫最強王図鑑
2018年7月26日に発売。昆虫や昆虫以外の節足動物24体を、後述する通りの戦闘体長に換算してエントリー。
出場選手
エキシビション出場選手
古生物のメガネウラとアースロプレウラのみ実寸サイズでエントリー。
幻獣(モンスター)最強王図鑑
2018年12月27日に発売。神話や伝承、現代の映画やゲームでよく目にする幻獣たちが参戦。
出場選手
エキシビション出場選手
異種最強王図鑑
2019年7月18日に発売。トーナメントは現生動物、絶滅動物、恐竜、昆虫の4種族から各6体ずつ24体を選抜でエントリー。
2022年12月15日には本作のコンピュータゲーム化作品『異種最強王図鑑 バトルコロシアム』が日本コロムビアより発売されている(後述)。
出場選手
- カバ
- スマトラオオヒラタクワガタ
- ホッキョクグマ
- スピノサウルス
- ヘラクレスオオカブト
- スミロドン
- ティラノサウルス
- ミイデラゴミムシ
- アルゼンチノサウルス
- オオスズメバチ
- アンドリューサルクス
- ステゴサウルス
- オオエンマハンミョウ
- キリン
- インペリアルマンモス
- トリケラトプス
- プルスサウルス
- ティタノボア
- ライオン
- パラケラテリウム
- クズリ
- ペルビアンジャイアントオオムカデ
- アンキロサウルス
- アフリカゾウ
エキシビション出場選手
- アルゲンタヴィス VS ケツァルコアトルス
- イヌワシ VS オニヤンマ
異種最強王図鑑 闇の王者決定戦編
2020年7月9日に発売。妖怪7体、幻獣は選抜8体に龍を加えて9体、さらに悪魔が8体トーナメントに加わった。
出場選手
エキシビション出場選手
水中最強王図鑑
2021年2月26日に発売。現生生物7体、絶滅生物14体、昆虫3体まで水中生物が参戦。なお、水生昆虫は後述の戦闘全長に拡大している。
出場選手
エキシビション出場選手
神話最強王図鑑
2021年7月29日に発売。世界の神々と神々に敵対する悪魔や幻獣が参戦。「幻獣最強王図鑑」のエキシビションに出場したテュポーンや、「異種最強王図鑑 闇の王者決定戦編」に出場したインドラジットやベルゼブブ、ルシファーも出場している。
出場選手
エキシビション出場選手
ドラゴン最強王図鑑
2022年3月17日に発売。「幻獣最強王図鑑」・「異種最強王図鑑 闇の王者決定戦編」でドラゴンとして登場したファイヤー・ドレイクの他、世界各地のドラゴンがエントリー。
なお、出場選手の姿についてはこれまでの「最強王図鑑」と異なる場合がある。
2024年7月4日には本作のコンピュータゲーム化作品『ドラゴン最強王図鑑 バトルコロシアム』が日本コロムビアより発売されている(後述)。
出場選手
エキシビション出場選手
英雄最強王図鑑
2022年7月28日に発売。「神話最強王図鑑」のヴィシュヌの化身や「ドラゴン最強王図鑑」のドラゴンを倒した者などの総勢24体の英雄が戦う。
出場選手
エキシビション出場選手
空中最強王図鑑
2022年12月22日に発売された『最強王キャラ図鑑』に封入されており、計8種の飛行生物が戦うシステムとなっている。
出場選手
- ケツァルコアトルス
- アルゲンタヴィス
- プテラノドン
- オオスズメバチ
- フィリピンオオコウモリ
- オウギワシ
- ミミヒダハゲワシ
- オニヤンマ
恐竜タッグ最強王図鑑
2023年7月20日に発売。「恐竜たちがタッグを組む」という超絶な設定で戦いを繰り広げる図鑑。
なお、登場する恐竜のうちいくつかは『異種最強王図鑑』とはデザインが変更されている[注 7]。
出場選手
エキシビション出場選手
異種最強王図鑑 天界頂上決戦編
2024年3月22日に発売。これまで参戦した英雄やドラゴン、神のほかに、世界創生などに関わる原初の神4体が追加参戦した。
出場選手
エキシビション出場選手
「異種最強王図鑑 天界頂上決戦編」から、エキシビション出場選手は6体、計3試合となっている。
- ベーオウルフ VS クエレブレ
- アレス VS 九頭竜
- ハヌマーン VS クー・フーリン
UMA最強王図鑑
元々はプレゼントキャンペーン限定版であり非売品であったが、2024年7月30日に発売された『動物最強王図鑑PFP(パウンド・フォー・パウンド) 特別版』にて付録として導入された。計8体のUMAが登場[2][3]。
出場選手
動物最強王図鑑PFP(パウンド・フォー・パウンド)
2024年7月30日に発売。体重差のハンデをなくした動物たちが戦うというコンセプト。なお、本作のみキリンとオオカミに関しては学術的名称に変更されている[注 8]。
出場選手
- マントヒヒ
- アメリカンピットブルテリア
- ジャガー
- ワニガメ
- ライオン
- ドブネズミ
- キングコブラ
- アフリカタテガミヤマアラシ
- ビッグホーン
- ハイイロオオカミ
- アミメキリン
- マウンテンゴリラ
- カバ
- イリエワニ
- シベリアトラ
- オオヒキガエル
- ホッキョクグマ
- オオカワウソ
- アフリカゾウ
- ラーテル
- オウギワシ
- コモドオオトカゲ
- ヒクイドリ
- シロサイ
エキシビション出場選手
幻獣&妖怪タッグ最強王図鑑
2024年12月19日に発売。「幻獣同士と妖怪同士がタッグを組む」というコンセプトで戦う図鑑。
出場選手
エキシビション出場選手
ミュータント最強王図鑑エピソード0
2体の生物が合体して生まれたミュータントが闘う図鑑。
出場選手
水中最強王図鑑PFP(パウンド・フォー・パウンド)
2025年7月24日に発売。体重差のハンデをなくした水中生物が闘う図鑑。
出場選手
エキシビション出場選手
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戦闘体長について
「昆虫最強王図鑑」・「水中最強王図鑑」の戦闘体長
昆虫が人間の重さとなる60kgを目安として拡大。「体積と体重は比例する」という仮定を設け、1gあたりの体積を割り出して、人間の体重をかけて戦闘体長を割り出している[4]。
「水中最強王図鑑」3種類の昆虫とも全て3mで統一している[5]。
「神話最強王図鑑」・「ドラゴン最強王図鑑」の戦闘体長
参加選手の中には桁外れの巨体を誇るものが多く、正確な大きさが想像しにくい選手がいる。そのため、戦闘体長、若しくは戦闘身長に大きさを整えて試合を行っている[6][7]。
「動物最強王図鑑PFP」の戦闘体長
参加者の中には体格差が異なる動物が多く、前回の参加者は公平を求めており、今回は体重を1000kgにして試合を行っている。その計測方法として、体重は高さ×長さ×幅で決まるという計算方法の元、動物の実際の体重から逆算し設定を行っている[8]。
関連商品
要約
視点
カードゲーム
「最強王図鑑 最強王バトルカードゲーム」は、バンダイより発売されているカードゲームシリーズ。
各カードには原作の図鑑の生物が描かれており、左には攻撃力・防御力・持久力・速さ・頭脳・凶暴性の6つの能力値(最大値は10)が、下には特別な状況下で能力値の変化などを行う「バトル効果」が記されている。能力値のうちの1つは赤色になっており、勝負の判定に利用される。また、カードの左上にはクラブ・スペード・ダイヤ・ハートのシンボルと数字も記されており、トランプゲームにも使用できるようになっている。
- 遊び方の種類
- 最強マスターバトル - 1対1で手札を出し合って対戦するゲーム。ある程度任意にカードを選びデッキを組んで行う上級ルールもある。
- トーナメントバトル - トーナメント方式の図のようにカードを並べてカード同士の対戦を行うゲーム。
- 最強ハンターバトル - 山札から1枚めくったカードに対してカードを出し合い、能力値が一番高い人が山札のカードを得られるというゲーム。
- メモリーバトル - 伏せた状態のカードの中から2枚をめくり、種族が同じであれば手に入るという神経衰弱のようなゲーム。
- 最強エリアバトル - シリーズ第3弾「最強王図鑑 最強王バトルカードゲームDX」向けのゲーム。カードを10の種族に分け、各種族の生物を倒してカードを得るという趣向。
- シリーズ一覧
コンピュータゲーム
『異種最強王図鑑 バトルコロシアム』は、日本コロムビアより2022年12月15日に発売されたNintendo Switch用育成シミュレーションゲーム。
「異種最強王図鑑」のゲーム化作品で、原作通り、現生動物、恐竜、昆虫、絶滅動物のカテゴリからそれぞれ6体ずつ、合計24体が登場する。プレイヤーは最先端のAR技術でバーチャル生物を再現する未来の研究施設「最強王研究所」の研究員となり、育成した生物をバトルトーナメントに出場させて優勝を目指すことになる。
ゲーム内では4週間を1か月とする時間の流れがあり、4月に生物を入手して5月以降に生物の育成と各種大会への参加を実施、2年が経過するとその生物は卒業となる。卒業後の生物の能力は「生物メダル」として残り、新たな生物を迎える際に元の生物から能力値の約10分の1とアビリティの1つを継承できる[9]。
『ドラゴン最強王図鑑 バトルコロシアム』は、日本コロムビアより2024年7月4日発売されたNintendo Switch用育成シミュレーションゲーム。
「ドラゴン最強王図鑑」のゲーム化作品で、原作通り、ドラゴンと変異種のドラゴンのカテゴリからそれぞれ24体ずつ、合計48体が登場する。プレイヤーは最先端のAR技術でバーチャル生物を再現する未来の研究施設「最強王研究所」の研究員となり、育成したドラゴンをバトルトーナメントに出場させて優勝を目指すことになる。
前作『異種最強王図鑑 バトルコロシアム』と同様に4週間を1か月とする時間の流れがあり、4月に生物を入手して5月以降にドラゴンの育成と各種大会への参加を実施、2年が経過するとそのドラゴンは卒業となる。卒業後のドラゴンの能力は「魔石」として残り、新たなドラゴンを迎える際に元の生物から能力値の約10分の1とアビリティの1つを継承できる。
また、いずれもオリジナルキャラクターでありナビゲーターとしてAIの「フーロ」が登場する。
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漫画版
要約
視点
2023年より図鑑版の内容を踏襲した学習漫画版が発売されている。
動物最強王図鑑 ザ・ストーリー
2023年8月10日に第1巻[10]が、同年11月30日に第2巻[11]が、2024年5月30日に第3巻[12]が、同年11月28日に第4巻[13]が、2025年6月2日に最終巻である第5巻が発売された[14]。全50話。監修は国際[最強王図鑑]協会、ストーリーは吉田順、漫画は漫田画。
表紙はなんばきびが担当し、第1巻にはライオンとヒクイドリ、第2巻ではアフリカゾウとシロサイ、第3巻ではラーテルとシベリアトラ、第4巻ではホッキョクグマとアナコンダ、最終巻である第5巻ではライオンとアフリカゾウとホッキョクグマが描かれている。
ストーリー
20XX年、人類は核兵器により絶滅してしまい、王がいない状況となった。新たな王を決めるべく、動物最強王トーナメントが開催されることとなる。
登場キャラクター
主要キャラクター
本戦出場者
- アイルトン
- 初登場は第1話。体長190cm、体重80kgのチーターのオス。二つ名は「音速の貴公子」。頬には傷跡があり、ライオンに深い恨みを抱いている。1回戦第1試合でウカージと戦い、激戦の末にギブアップで敗北し、試合後は受けた傷を回復し試合を観戦した。
- ウカージ
- 初登場は第1話。体長185cm、体重85kgのオオカミのオス。二つ名は「伝説のリーダー」で、仲間から深い信頼を得ている。死んでも群れを守る姿勢などが特徴。外見はアルビノかホッキョクオオカミと思わしき白い体毛を持つ。1回戦第1試合でアイルトンと戦い勝利し、2回戦第1試合でレオンとの死闘の末に死亡する。
- レディ・サウルス
- 初登場は第4話。体重200cm、体重95kgのヒクイドリのメス。二つ名は「恐竜の血を継ぐ者」。子供と旦那を持つ既婚者。恐竜の血を受け継ぐとだけあり「恐竜時代を復活させる」などと話している。なお、他の鳥類の言葉も分かるらしい[16]。1回戦第2試合でレオンと戦い、激戦の末に首を折られてしまい、レオンに自分を殺すように命じるが、本人の意思によりギブアップで済み、家族に抱えられて医務室に向かい、その後は再登場し家族と共に試合を観戦した。
- ナーガ
- 体長560cm、体重12kgのオスのキングコブラ。首をちぎられてもしばらく生きるなど驚異の生命力を見せる。1回戦第3試合でリトルと戦い、死闘の末に死亡する。
- リトル
- 体長80cm、体重15kgのオスのラーテル。二つ名は「小さな喧嘩番長」。ミッツという名前のノドグロミツオシエを引き連れており、親友として慕っている。会場に遅刻しそうになったミツユビナマケモノを背中に乗せ運び客席から乱入すると言った一面もある。1回戦第3試合でナーガと戦い勝利し、2回戦第2試合でアレキサンダーと戦う際にミッツに説得され、涙を流しながら再戦を誓うかのように礼を言う。後にアレキサンダーとの戦いの末にギブアップで敗北し、その後は決勝戦でダイスたちのところへ割り込むなど相変わらずの破天荒さを見せた。
- ヒポポ
- 体長420cm、体重4000kgのオスのカバ。一人称は「オイラ」。自身曰く100万戦無敗だと言い、1回戦第4試合でアレキサンダーとの戦いの最中に自身を庇ったパー子というメスのカバにプロポーズし恋を成就させ、自らギブアップを宣言して敗北し、その後は第4巻で再登場し試合を観戦し、第5巻では台詞は無かったがパー子とのラブラブぶりを見せながら試合を観戦した。
- アレキサンダー
- 体長300cm、体重320kgのオスのシベリアトラ。二つ名は「孤高のバトルマシーン」。対戦相手であるヒポポにマーキングを仕掛けるなど、勝つためなら手段を問わない。自身の目的は殺しではないとのこと[16]。1回戦第4試合でヒポポに、2回戦第2試合でリトルに勝利したが、準決勝第1試合でレオンとの死闘の末にギブアップで敗北し、その後は試合を観戦した。
- パットン
- 初登場は第12話。体長420cm、体重3200kgのオスのシロサイ。二つ名は「ブレーキの壊れた重戦車」。関西弁を話し、ダジャレを言うのが趣味。1回戦第5試合でゼウスと戦ったが、ゼウスの攻撃で壁にぶつかった影響で角が折れ全く何もできずにギブアップで敗北し、自信を無くしていたところをメガネザルに励まされ、ミッツ捜索に協力するなど頼れる一面もある[注 9]が、やはりゼウスにはトラウマを抱いていた。その後は第5巻で台詞は無かったが試合を観戦し、ヒポポとパー子のラブラブぶりを見て引いたり、ゼウスの折れた牙を見て自身と同じ目に遭ってしまったと思いショックを受けて驚きを隠せなかった。
- ゼウス
- 体長8メートル、体重10000kgのオスのアフリカゾウ。二つ名は「難攻不落の巨大要塞」。耳には傷を負っている。レオンを見た際に「おっきくなったなぁ…」などと話していた。レジスタントの暗殺事件なども全て知っており、1回戦第5試合でパットンに、2回戦第3試合でブルジュに、準決勝第2試合でピョートルに勝利し、決勝戦でレオンと敢闘した末にギブアップを選び、天変地異が迫ったことを予言し、自身はレオンに感謝を告げられたことに応えるかのように、無言で安らかな笑みを浮かべながら息を引き取った[17]。
- カーロス
- 体長195cm、体重150kgのオスのブラックジャガー[注 10]。二つ名は「殺しのアーティスト」。奴隷としてフサオマキザルを引き連れ、自身を神だと名乗る。1回戦第6試合でブルジュとの死闘の末に彼に偽りの神を壊されたが、「これからは自分らしく生きろ」と諭されてそれに合意する形でギブアップで敗北し、その後は試合を観戦した。
- ブルジュ・サバンナ
- 身長8メートル、体重2000kgのオスのキリン。二つ名は「究極の上から目線」。背が高すぎるため、観客席から入場する。威厳のある風格だが、小動物らがブルジュに話しかけた際には立ったまま一瞬寝てしまう[注 11]など、ちょっぴり天然寄りの一面も見せる。1回戦第6試合でカーロスに勝利する[18]が、2回戦第3試合でゼウスとの死闘の末に死亡する。
- ピョートル
- 体長250cm、体重1100kgのオスのホッキョクグマ。二つ名は「北極圏のラストエンペラー」。死に場所を探しているかのような目をしている。1回戦第7試合でブルータスに、2回戦第4試合でオロチに勝利したが、準決勝第2試合でゼウスとの死闘の末に死亡する。
- ブルータス
- 体長720cm、体重2200kgのオスのイリエワニ。食欲旺盛な性格である。1回戦第7試合でピョートルと戦い死亡する。
- コング
- 身長195cm、体重250kgのオスのマウンテンゴリラ。動物園出身であり、パラソルを使って戦う。1回戦第8試合でロッキーと戦い、激闘の末に両者相討ちにより死亡する。
- ロッキー
- 体長380cm、体重1600kgのオスのアメリカバイソン。母親遺伝の青い目が特徴。1回戦第8試合でコングと戦い、激闘の末に両者相討ちにより死亡する。
- オロチ
- 「リザーバーマッチ出場者」の項を参照のこと。
リザーバーマッチ出場者
1回戦第8試合でのコングとロッキーが相討ちにより死亡したことにより2回戦の出場者に不足が出たため、バトルロワイヤルで急遽リザーバーを決めることになる。ギブアップか死亡のいずれかで決着がつく本戦と異なり、ステージの上で戦い、力尽きるか、落下して堀の池にいるシュモクザメに食い荒らされれば脱落となる[注 12]。
- ベンゾウ
- 体長300cm、体重700kgのオスのアラスカヒグマ。ヤン・ブロディを倒したが、潜んでいたオロチに絞め殺された。
- ラッシュ
- 体長380cm、体重600kgのオスのイノシシ。
- ディッキー
- 体長134cm、体重60kgのオスのカピバラ。
- エルク
- 身長310cm、体重820kgのオスのヘラジカ。なお他のキャラと違い、脱落シーンははっきりと描写されなかった。
- ワシントン
- 体長200cm、体重110kgのオスのイヌ。
- サウザー
- 体長7メートル、体重5トンのオスのミナミゾウアザラシ。脱落したもののシュモクザメを倒して生存した後は準決勝の前日会見に再登場した。
- ミスター・キック
- 体長160cm、体重90kgのオスのアカカンガルー。
- ヤン・ブロディ
- 身長190cm、体重130kgのオスのホモ・サピエンスにして、地球上で最後の生き残りとなった。年齢は30代。二つ名は「最後のホモ・サピエンス」。無敵のボクサーにしてノーベル医学生理学賞を受賞しており、10年間緊急シェルターに籠っていたという。開始早々にワシントンとミスター・キックを脱落させるなどといった実力を見せる。しかしその最中、自身もアラスカヒグマであるベンゾウの言葉を理解し、コミュニケーションを取り、自身も落下し、サメの餌食になる寸前でしがみついて耐えたが、ベンゾウの自慢の前足で思い切り叩きつけられ、自身も死を受け入れるかの表情をした後、死亡した。
- オロチ
- 体長12メートル、体重300kgのメスのアナコンダ。二つ名は「地上最長の怪物」。ブロディが脱落する直前までステージの側面で息を潜めており、ベンゾウに奇襲を仕掛け絞め殺しリザーバーとして2回戦進出を果たしたが、第4試合でピョートルとの死闘の末に死亡する。
主催者
- ダイス・マイケル・オランウータン
- オスのオランウータン。
- クズリ老師
- オスのクズリ。解説を担当。
- チンパンジー
- 性別は不明。実況を担当。
- ハゲワシ
- 性別は不明。レフェリーを担当。
- イワトビペンギン
- 性別は不明。水中の撮影を担当。
その他
- レジスタント
- オスのライオンで、レオンの父親。動物たちにとってはまさに生ける伝説であった。人類への徹底抗戦を貫いていて、複数のオスを従えていたが、ズールおよびその参謀であったブラックマンバにより暗殺された。
- ズール
- オスのライオンで、レオンの里親。レジスタントの方針に違和感を抱いていたが、彼を殺してから群れは内乱を引き起こし、如何に自身がレジスタントに忠誠を誓っていたかを再認識させられた。その後彼の息子であるレオンにレジスタントの面影を覚え厳しく育てたが、ゼウスと話をしている最中にブラックマンバがレオンを殺そうと目論み、それを守るかのように自身がブラックマンバに咬まれてしまい、レオンに看取られながら父の夢を受け継いでほしいと言い残し息を引き取る[19]。
昆虫最強王図鑑 ザ・ストーリー
2023年8月10日に第1巻が、2024年1月25日に第2巻が、同年6月27日に第3巻が、2025年2月20日に第4巻が発売された。監修は国際[最強王図鑑]協会、ストーリーは藤川努、漫画は丸谷朋弘。
表紙は『動物最強王図鑑 ザ・ストーリー』と同様になんばきびが担当し、第1巻にはヘラクレスオオカブトとヒヨケムシ、第2巻ではギラファノコギリクワガタとデスストーカー、第3巻ではスマトラオオヒラタクワガタとオオカレエダカマキリ、第4巻ではパラポネラとオオエンマハンミョウが描かれている。
登場キャラクター
グラン星人という人間に酷似した宇宙人が登場する。グラン星人は他の生物とシンクロしないと長期間の生存が出来ず、彼らの故郷である惑星グランは以前に隕石の衝突による大災害により崩壊しており、ほとんどが地球に移住している。また、グラン星の政治は大会の優勝者がなれる「最強王」による最強王絶対君主制となっている。
グラン星人は大会では昆虫とシンクロして戦うが、戦闘中に昆虫が受けたダメージは選手も同じように受けるという設定もある。
また、選手ごとに回想が描かれているのも特徴で、2回戦はこれに加えて昆虫の生態も描かれる。
- レスタ
- 本作の主人公である金髪の少年。祖父の夢である「グラン星の自分の農場の土地一面をグラの実で埋め尽くす」という夢を最強王になって叶えるために大会に参加した。一人称は「僕」。二つ名は「諦め騎士(あきらめナイト)」。相棒はヘラクレスオオカブトの「クレス」。
- 1回戦第1試合でガフィに、2回戦第1試合でメロンに勝利した。
- ファーブ
- レスタの親友で、水色の髪の少年。一人称は「俺」。二つ名は「蒼天トップバトラー」。相棒はギラファノコギリクワガタの「ギラ」。
- 1回戦第4試合でサデスに勝利し、2回戦第2試合でレアナと戦うが、激闘の末に戦闘不能により敗北した(一体化(シンクロ)していたゾックに殺されかけるが、レアナが拒絶したことによって助命された)。
- 名前の由来は昆虫学者であるジャン・アンリ・ファーブルから。
- ラッツ
- レスタの親友で、黄髪の毛の少年。一人称は当初は「オレ」だったが、後に「僕」。二つ名は「太陽スマイル」。相棒はミイデラゴミムシの「デラ」。
- 1回戦第3試合で父の仇であるゾックと戦い、同士討ちで死亡した。
- ガフィ
- 青髪の鋭い目つきをした陰気な少年。顔の傷が原因で差別を受けた過去を持ち、同じ境遇の子供と出会ったことにより見た目だけで差別されるということをさらに疑問に思うようになった。一人称は「俺」。二つ名は「幻影スナイパー」。相棒はヒヨケムシの「ケム」。
- 1回戦第1試合でレスタと戦い、序盤は優勢だったが、終盤で上空から叩きつけられ敗北した。しかし、試合後は多くの観客から称賛され涙を流す。そして「子供たちが笑顔でいられる星を作る」という自身の夢をレスタに託した後、試合を観戦した。
- メイク
- 緑の髪をした中性的な人物[注 13]。一人称は「私」で、女性的な言葉で話す。二つ名は「魅惑のオールラウンダー」。相棒はオオキバヘビトンボの「バギー」。
- 1回戦第2試合でメロンと戦うが、激闘の末に戦闘不能により敗北した。
- メロン
- 黄緑色の髪をした少年。父と母と複数の兄と姉の家族の末っ子。一人称は「僕」。二つ名は「スピードスター」。相棒はシオヤアブの「アブル」。
- 1回戦第2試合でメイクに勝利し、2回戦第1試合でレスタと戦うが、激闘の末に戦闘不能により敗北した。
- ゾック
- 覆面姿のマントを背負った屈強な赤髪の男性。かつては禁断の薬である青い薬(ブルードラッグ)を研究していた研究者で、眼鏡をかけ、やせ細った体をしていた。一人称は「私」→「俺」(変貌後)。二つ名は「覆面ファイター」。相棒はペルビアンジャイアントオオムカデの「ビアン」。
- 1回戦第3試合でラッツと戦い、同士討ちで死亡したが、後に青い薬(ブルードラッグ)の効果で人々や昆虫に一体化(シンクロ)することで生存していることが判明する。
- サデス
- 黄色の髪に覆われた男性。一人称は「俺」。二つ名は「黄砂(こうさ)の化身」。相棒はデスストーカーの「オブト」。
- 1回戦第4試合でファーブと戦うが、激闘の末に戦闘不能により敗北した。
- ホイップ
- 金髪の甘党の少女。ケーキ屋を経営しているパティシエの父を持ち、自身が最強王になったらスイーツいっぱいのスイーツ王国を作る夢を持つ。一人称は「わたし」または「あたし」。二つ名は「スイーツバトラー」。相棒はパラポネラ[注 14]の「ポネラ」。
- 1回戦第5試合でパインに勝利する[20]が、2回戦第3試合でデルマとの激闘の末に戦闘不能により敗北した。
- パイン
- 紫色の髪に褐色の肌を持つ男性。一人称は「俺」。二つ名は「猛毒スナイパー」。相棒はクロドクシボグモの「ドグロ」。
- 1回戦第5試合でホイップと戦うが、激闘の末に自らギブアップを宣言して敗北し、試合後は受けた傷を回復し試合を観戦した。
- カカ
- 先代最強王であるダダ王の息子であり、赤髪の男性。一人称は「俺」。二つ名は「闘魂賢王」。相棒はコーカサスオオカブトの「カサス」。
- 1回戦第6試合でデルマと戦うが、激闘の末に戦闘不能により敗北し、医務室に運ばれた。
- デルマ
- 緑の髪をした鋭い目つきの暗殺者の一族の少年。一人称は「俺」。二つ名は「漆黒の覇者」。相棒はオオエンマハンミョウの「エンマ」。
- 1回戦第6試合でカカに、2回戦第3試合でホイップに勝利した。
- クラーク
- カカの弟にあたる赤髪の男性。一人称は「俺」または「私」。二つ名は「錬金戦士」。相棒はスマトラオオヒラタクワガタの「スマート」。
- 1回戦第7試合でダマニに、2回戦第4試合でネーブルに勝利した。
- ダマニ
- 初登場は第21話。白髪をしたやせこけた男性で、病気になった母親を大切にしている見た目によらず優しい性格の持ち主。一人称は「俺」で、語尾に「だに」と付ける。二つ名は「変幻貌(かお)師」。相棒はオオカレエダカマキリの「カマキ」。
- 1回戦第7試合でクラークと戦うが、戦闘不能により敗北し、試合後は受けた傷を回復し試合を観戦した。
- コック
- 褐色の肌を持つスキンヘッドの男性。一人称は「俺」。シェフという息子を持つ。二つ名は「鋼の守護神」。相棒はクロカタゾウムシの「カタゾー」。
- 1回戦第8試合でネーブルと戦うが、激闘の末に彼女の説得を受けてギブアップを宣言して敗北し、試合後は受けた傷を回復し試合を観戦した。
- ネーブル
- 桃色の髪をした少女で、目元まで前髪に覆われているため普段は目元が見えない。かつて親に捨てられ、施設に拾われた過去を持つ。一人称は「私」。二つ名は「サイコバトラー」。相棒はオオスズメバチの「バーズ」。
- 1回戦第8試合でコックに勝利するが、2回戦第4試合でクラークとの激闘の末に彼の説得を受けてギブアップを宣言して敗北した。
- ジャック
- 1回戦第3試合のリザーバーマッチ出場者。緑色の髪に褐色の肌を持つ少年で、内気な性格。一人称は「僕」。二つ名は「フリーファイター」。相棒はリオックの「リオー」。
- リザーバーマッチでレアナと戦うが、激闘の末に戦闘不能により敗北し、その後は強くなり何度でも挑戦することを誓った。
- レアナ
- 第20話のラストで後ろ姿のみで初登場し、続く第21話にて本格的に登場。1回戦第3試合のリザーバーマッチ出場者。ゾックの娘である赤髪の女性。医師でもあり、偵察用ヤンマを使用して青い薬(ブルードラッグ)の素となる青い雫(ブルードロップ)を集めている。一人称は「私」。二つ名は「スカイマスター」。相棒はオニヤンマの「デーモン」。
- リザーバーマッチでジャックに、2回戦第2試合でファーブに勝利した。
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テレビアニメ
要約
視点
2023年6月12日の国際最強王図鑑の日に2024年1月期でのテレビアニメ化が発表され[21]、2024年1月6日から2025年3月29日まで『最強王図鑑 The Ultimate Battles(ジ・アルティメット・バトルズ)』のタイトルでテレビ東京ほかにて「イニミニマニモ」枠の最後に放送された。全50話。キャッチコピーは「最強の中の最強はーー誰だ!?」。
本編は2024年12月14日放送の第50話で終了した後、新シーズン制作が発表され[注 16]、同年12月21日から2025年3月29日(2024年12月28日は放送休止)の放送回にて『最強王図鑑 The Ultimate Battles(ジ・アルティメット・バトルズ) ベストセレクション』としてスペシャルマッチ、レギュラーマッチ、エキシビションマッチより過去のエピソードがランダムでプレイバックされた。全14回。
また、2024年4月6日から2025年3月29日まで『朝日小学生新聞』でアニメのシーンを使用した4コマ漫画が掲載された。全52回。基本的には第1期で登場した最強生物の能力の解説(アニメで紹介しきれなかった部分も補足している)や番外編としてMr.モーストの日常(第8回、第11回、第17回、第24回、第40回の全5回)や休日(第20回のみ)を描いているが、時期の関係かエキシビションマッチで登場したモササウルスとメガロドンは登場していない。
2025年4月6日から『最強王図鑑 The Ultimate Tournament(ジ・アルティメット・トーナメント)』のタイトルで第2期が放送開始となった[22]。続編となる本作は新たな生物が参戦するのみならず、一部回を除き試合の最中にバトルフィールドが移動したり、第1期第3話、第7話と同様に必殺技が2回登場するといった詳細なディテールアップがなされている他、エキシビションステージとしてドラゴンや水棲生物の戦いも描かれる。また、用語や各回で戦った生物の解説が行われるミニコーナー「最強OH(オー)!NEWS(ニュース)」の追加により放送時間も15分(CMも含む場合。配信版では11分)に拡大されている他、オープニングテーマの時間が90秒になり、エンディングテーマが追加され、単独番組になり放送時間は日曜日の朝7時15分に変更され、BGMは全て一新される。キャッチコピーは「地球45億年の頂点(てっぺん)は誰だ!!」。
ネットでは見逃し配信も行っているが、YouTubeのみ一話遅れの配信となる。また、Youtube shortsでは本編の切り抜きや第2期で登場した生物に関するはみだし情報などに関する動画も投稿している[注 17]。
どちらのシリーズも『最強王図鑑』シリーズの内『異種最強王図鑑』を原作にしている。
2025年7月22日には初のガイドブックである学研ムック『最強王図鑑 The Ultimate Tournament 究極マガジンVol.1』が発売され、とじこみ付録で設定資料集もあり、藤沢真行の描き下ろし漫画として『最強王図鑑 The Ultimate Tournament ゆるふわ最強島』や佐藤慎司が描き下ろした小説としてライオンとティタノボアの対決が描かれている。
登場キャラクター
- Mr(ミスター).モースト
- 声 - 川原慶久
- メインキャラクター。犬のようなマスクを被った本作の実況担当者かつレフェリー(ジャッジマン)である男性。マスクの下の素顔は未だに明らかになっておらず本人は見せることを拒んでいるが、TT曰く「中々イケメン」とのことらしい[23]。また、5階建てマンションの4階に住んでいる他、マスクには予備があり、6つの色違いのマスクもある[24]。一人称は「私(ワタシ)」[注 18]または「モースト」。体重は60kg[25]。握力は成人男性の平均握力と同じ45kg前後[24]。頭の骨はめちゃくちゃ分厚い[26]という。
- 「モースト(MOOST)」所有の「モーストモーターズ(Moosters Motors)」社という自動車会社を所有していて自身の愛車も「モーストモーターズ」社に特注でカスタムさせた車であり車種は小型のスポーツカーで二人乗り[27]。よく「Lock on」コーナーでその愛車[注 19]を乗り回しているが、ことあるごとに最強生物に破壊され、スクラップにされることも多いが、第1期第47話の「Lock on」コーナーでメガロドンの歯が折れても生え変わるという習性を紹介した際に何度破壊されても蘇るという裏設定が明かされ、恐らく破壊されても何かしら修理が行われるだけで復活しているというタフさを持つことが明らかになった。
- 第2期では第1期で行われた最強王トーナメントにより先代の自身の愛車が破損したものの特注エンジンだけは破損を免れており、愛車を「モーストモーターズ」社に特注して買い替えて車種は4WDで全天候型[28]に改良されカスタムした。解説は主にTTが担っているが、第1期の役割はほぼそのままで、「Lock on」コーナーで愛車を破壊されるのも相変わらずであり、第2期第1話でティラノサウルスに噛みつきで愛車を破壊された時には「これ以上ローンを増やすわけには…」と言っていたことからローンで買ったらしく、すぐに復活していたのもまかり通るわけであり、ローンが増え続けていることが判明した。
- 運動神経は非常にいいらしく、画面外まで飛んでからの着地もできる[29]が、走るのは苦手であり、かなり息が上がってしまう。
- 足は筋肉でカチコチだという[30]。
- また、第1期の総集編を除く第49話までは生物の入場シーンで吹き飛ばされたり、逃走したりと悲惨な目に遭っているのも特徴であり、ティラノサウルス、トリケラトプス、スピノサウルス、アフリカゾウ、カバ、パラケラテリウム、アンキロサウルス、シロサイといった大型の生物が降ってきた後に着地する入場シーンでは吹き飛ばされている。ケツァルコアトルスは空を滑空した際に発生した突風で吹き飛ばされたり、ライオン、ホッキョクグマ、シベリアトラ、スミロドン、アンドリューサルクス、ペルビアンジャイアントオオムカデ、ルブロンオオツチグモといった小型の生物が降ってきた後に着地する登場シーンやヘラクレスオオカブト、オオスズメバチといった昆虫が飛んでくる入場シーンやパラポネラの走りながらの入場シーンやメガロドンが水中観覧所に突進してくる入場シーンでは悲鳴を上げながら逃走する。ティタノボア、デスストーカー、ミイデラゴミムシ、モササウルスは解説をしながらに逃走し、インペリアルマンモス、プルスサウルス、アルゼンチノサウルスといった巨大な生物の場合は降ってくることができず代わりに歩きながらの入場シーンでは焦ってアクロバティックな動きをしながら道を譲るといった具合である。しかしキリン、ユウティラヌスに関しては紳士のように道を譲った他、オオエンマハンミョウに関しては対戦相手に反則行為を行っており、悲惨な目に遭わずに済んだ。
- なお、2024年8月に開催されたイベントから着ぐるみが登場した他、2024年12月20日よりアニメ公式Xアカウントとは別に自身のXアカウントを開設し情報発信を行っている他、2025年4月に開設されたアニメTikTokアカウントでは意外にもダンスが上手であることが判明した。
- TT(テテ)
- 声 - 園崎未恵
- 第2期から登場した新たなメインキャラクター。「モースト(MOOST)」所有の「モーストモーターズ(Moosters Motors)」社製のロボットで、小型の飛行船のような形をしており上側はミント色、下側は薄いピンク色、その間は銀色、右目は赤くて丸いセンサーと3本線のペイント、左目は青く四角いセンサーと稲妻2本のペイント、額には「モーストモーターズ」社のエンブレム、背面の3箇所には最強投影システムが付いていてクロームメッキ仕様になっている最強AI博士で解説役の女性。一人称は基本的には「私(わたくし)」だが、第7話から時々であるものの「私(わたし)」も使う。
- 敬語で話すことが多いが、時々毒舌気味な発言をすることもある。
- 気絶させるほどの電気を浴びせることもできる他、右手と左手はアームやハンマーにしたり、如何にも厳つい「スーパーTTハンマー」にしたりお皿にしたり爪にしたり槍を持ったりハンカチを持ったり差し棒を使って授業をすることもできる。
- 世界中の「最強ネットワーク」を通じ最強生物の情報を解説しており、「TT(テテ)スコープ!」と言うことで試合を振り返ることができる。
- ミニコーナー「最強OH(オー)!NEWS(ニュース)」内では感情を示すピンク色のビームを出し[27]、ビームの種類は汗やクエスチョンマークや音符記号の8分音符などがある。
- 普段は浮いているが、メインビジュアルとオープニング映像ではMr.モーストに抱えられていることがある。
- 第5話で応龍の神通力で発射した雷を喰らっても声は変わった上に一瞬煙が出たものの解説してくれたり、第10話でミイデラゴミムシのガスを喰らっても「すっごく臭かったです」と言うぐらいで、第14話ではアンペロサウルスに踏みつけられていても耐えているほどだったが、第7話にてパラポネラの噛みつきで煙が出るぐらいになってしまったり、第14話でギガノトサウルスの噛みつきでボロボロになってしまうなどしばし耐えきれないこともある。第11話ではカッコイイの意味が分からずに処理落ちが発生し、ピンクのクエスチョンマーク[注 20]を2個出し、煙を出して考え込んでいた。
なお、後述のスペシャル上映ではサポーターとして第1期の主題歌を担当したサンシャイン池崎が本人役で出演。
登場生物
原作が『異種最強王図鑑』のため、実在する生物が多数登場している。『異種最強王図鑑』には登場していなくとも登場している生物もいるのが異なる点である。第1期時点では実在生物に限定していたものの、第2期では空想世界よりドラゴンも登場するようになった。また、第2期には実在生物にも大幅な追加が決定している[注 21]が、水棲生物はドラゴンと同様にエキシビション扱いになる模様。
陸上生物
原作『異種最強王図鑑』に登場した生物の他、それ以外のシリーズ既刊から選りすぐりの猛者が登場している。なお、一部は「Lock on」コーナーや第2期のミニコーナーである「最強OH(オー)!NEWS(ニュース)」にて先行登場、ビジュアル解禁した生物もいるためそちらも記述する。
勝利した時の必殺技は太字で表記。
主な参戦種属
- 動物
- 現代の猛獣。ライオン、アフリカゾウをはじめとした我々にもお馴染みの種族。第2期からはオウギワシなど哺乳類以外からも参戦している。第1期ではライオン、ホッキョクグマ、シベリアトラ、アフリカゾウ、キリン、カバ、シロサイの7体が登場し、第2期ではオウギワシ、水棲生物からダイオウイカの2体が追加され合計9体になった。
- 絶滅動物
- 新生代に生息していた動物。インペリアルマンモス、ティタノボア、プルスサウルスをはじめとしている。第1期ではインペリアルマンモス、ティタノボア、スミロドン、アンドリューサルクス、プルスサウルス、パラケラテリウム、水棲生物であるメガロドンの7体が登場し、第2期ではカリコテリウム、プロコプトドン、水棲生物からリヴァイアサン・メルビレイの3体が追加され合計10体になった。
- 恐竜
- ティラノサウルス、トリケラトプスなどに代表される恐竜を中心とした大型爬虫類が集う種族。ケツァルコアトルスは厳密には恐竜ではなく翼竜である。第1期ではティラノサウルス、トリケラトプス、スピノサウルス、ケツァルコアトルス、ユウティラヌス、アンキロサウルス、アルゼンチノサウルス、水棲生物からモササウルスの8体が登場し、第2期ではギガノトサウルス、アンペロサウルス、ステゴサウルス、テリジノサウルスの4体が追加され合計12体になった。
- 昆虫
- 昆虫類を筆頭とした節足動物のグループで、書籍版と同様に戦闘体長に巨大化して登場している。ペルビアンジャイアントオオムカデ、デスストーカー、ルブロンオオツチグモは厳密には昆虫ではなく節足動物である。第1期ではヘラクレスオオカブト、オオエンマハンミョウ、オオスズメバチ、ペルビアンジャイアントオオムカデ、デスストーカー、ミイデラゴミムシ、パラポネラ、ルブロンオオツチグモの8体が登場し、第2期ではオニヤンマ、オオカレエダカマキリの2体が追加され合計10体になった。
- 第2期ではデスストーカーとパラポネラを除く一部の昆虫は戦闘サイズがさらに大きくなった。
水棲生物
第1期では第47話のエキシビションマッチにて登場。第2期では第16話より水棲生物に特化されたエキシビションステージである「水中最強王スペシャルエキシビション」が用意され、大幅に種数も追加される[注 92]。主に海洋生物が登場しており、彼ら専用のバトルフィールドである海中が用意されている。
ドラゴン
第1期では登場しなかったため、第2期の初登場回のみを表記する。最強島でも空想世界の次元に生息している[注 95]。
ドラゴンに特化されたエキシビションステージである「エキシビションステージ 最強王ドラゴンリーグ」という彼ら専用のステージがあり、開催される時は空が幻想的に染まり空想世界に時空が映ったことが分かるようになっている。
その他
第1期では「Lock on」コーナー、第2期ではミニコーナー「最強OH(オー)!NEWS(ニュース)」が存在し、原作に登場した生物や英雄などが一部登場している。また、第2期トレーラーや導入部にて初参戦勢の一部がシルエットなどで暗示されており、そちらも記述する。
バトルフィールドについて
バトルフィールドは以下の中から選出され、時間帯や気温差や天候変化も発生する。稀にバトルフィールドが性質の都合上または試合開始時点でどちらか一方に影響を及ぼすこともあるが、その場合においても逆転が可能な範囲で設定された。第2期よりバトルフィールドは大幅に3つ増加した他[34]、これらのフィールドを移動して戦うことも可能になった。
通常はバトルフィールドは選手入場前に発表されるが、第1期最終話である第50話のみバトルフィールドは試合開始直後に発表された。
- 岩場
- 第1期では第1話から、第2期では第3話(試合開始時は第4話)から登場。荒れ果てており荒野とした大地で、無数の巨大な岩と鋭く切り立った岩壁がごつごつしていて、死角だらけの危険なフィールドで、砂嵐も発生し、曇り空になり雷鳴も鳴り響くこともある。
- 荒野
- 第1期では第2話から、第2期では第1話(試合開始時は第7話)から登場。どこまでも広がる大地でかなり広大であり勝負を遮るものは何もなく、視界を遮るものもなく、荒れ果てており、サボテンが生えていて、砂嵐も発生する。
- 森林
- 第1期では第3話から、第2期では第2話から登場。無数の木々達がうっそうと生い茂っており、深い緑と広大な自然に囲まれているフィールド。
- 氷原
- 第1期では第4話から、第2期では第1話から登場。鋭い冷気が身を刺し全てが凍てつくほど寒く、どこまでも広がり、周囲を水域で囲まれており、吹雪も発生する白銀地獄のフィールド。
- 海中(海の中)[注 101]
- 第1期では第47話のエキシビションマッチのみ、第2期では第16話の水中最強王スペシャルエキシビションから登場。主に水棲生物専用のフィールド。水の抵抗、浮力、酸素濃度、水圧が重くのしかかるなど全てが地上とは全く異なる。第2期では深度を変えて戦うことも可能になった。
- 古代神殿の廃墟[注 102]
- 第2期第5話のエキシビションステージ 最強王ドラゴンリーグ(本戦は第9話から使用され、試合開始時は第17話)から登場。最強島の中にあり、朽ち果ててもなお荘厳で神秘的な神殿のフィールド。
- テーブルマウンテン
- 第2期第13話のエキシビションステージ 最強王ドラゴンリーグ(本戦は第21話)から登場。最強島の密林に悠然とそびえ立っており、断崖絶壁に囲まれ、周囲は密林に囲まれているフィールド。密林に落ちると即アウトになるが、下の段差に落ちたり、崖にぶら下がれば戦闘を継続できる。
- 火山地帯
- 第2期第18話から登場。危険に溢れていて、灼熱のマグマが噴き出し、溶岩の川が流れている死と隣合わせの危険なフィールド。
最強島
第2期『The Ultimate Tournament』における舞台となっている場所で、時間と空間を超越した超危険な孤島であり、現実世界と空想世界の2つの世界線がある[注 103]。
バトルのルール
バトルの進行に関してはバトルフィールドが発表された後に生物が入場。そして両者の基本的なデータおよびパロメーターが紹介され、第2期では初登場時に第1期時点、マッチアップラウンドではノックアウトラウンド時点での戦績が映された(○勝○敗と表記され[注 104]、ユウティラヌスとスミロドンのように引き分けがある場合は「1引き分け」と加わるが、第11話のプルスサウルスと第15話のオオスズメバチのように間違えて表示される場合もある)後、Mr.モーストの「モースト〜〜…、ファイッ!」という合図で試合が開始される。
試合の最中は「Lock on(ロックオン)」コーナーが挿入され、試合の展開に応じ両生物の能力が解説される他、場合によっては過去の戦いの名場面が流れることもある。
書籍版と異なり分かりやすく体力ゲージが表示されるため、これが0になったらダウン判定、残った方の勝利となる[注 105]他、第1期第29話のように同時にダウンした場合のみ引き分け判定となる。また、稀に作戦による一時的な退避などではなく相手が負けを認めその場を去った場合はいかなる理由であろうと判定勝ちとなる[注 106]他、非常に稀だが相手の反則による判定勝ちがあるが、その場合は反則をした相手側がレッドカード扱いとなり失格になる[注 107]。なお、バトルフィールドに巣穴を掘ったり[注 108]、開始前に奇襲を仕掛ける[注 109]などの場合は一時的に審議とはなるが、失格とはならない。
また、一部回を除き一部の最強生物が必殺技を放つ際に目に炎が浮かび上がる演出が入るのも特徴だが、入らない場合もある。炎の色は基本的にはオレンジ色だが、一部の生物が違う色をしている(ホッキョクグマとシベリアトラは赤、ティタノボアは青、オオエンマハンミョウは緑、ファイヤー・ドレイクは紫)。ただし、キリンは目を光らせ、応龍は目の全体を紫に光らせている。
必殺技が出た際にはMr.モーストが「名付けて…、」か「その名も…、」か「その名は、」に続けて(言わずに突然の場合もある)技名を言う場面があり、画面は色が反転になり、エコーが響く。
なお、決着の瞬間に関しては第1期での一部の回は暗転し体力ゲージのみ表示される試合もある他、第11話のように決着時の体力ゲージが表示されずに終わるパターンや、第2期では効果音が鳴らない試合もある。
また、決着後は最強王図鑑が閉じられる演出があり、敗北した生物に関しては左下(第2期の敗者復活戦は左下に加えて左上、右上、右下が加わる)に無事を示す丸いワイプが追加されるのも書籍版と異なる。
第1期では第49話までMr.モーストは自らバトルフィールドに入って選手紹介を行っていた[注 110]。最終話である第50話ではこれまでの戦いを振り返る形で紹介され、第2期では画面外からバトルフィールドの紹介と選手の入場を実況している。
ただし、第1期の最終話である第50話に限り「Lock on」コーナーと決着後のワイプは省略されている。
なお、基本的に書籍版と共通のルールを持つが、第1期における最強王トーナメントのみ体力こそ全快しているが、外傷は持ち越される状態で次の戦いへ進むという特殊ルールが適応されている。
第2期の敗者復活戦に関しては両者の基本的なデータおよびパロメーターの紹介および体力ゲージの表示は廃止され、敗北した場合は生物の画像が暗くなる。第25話の第3試合のように一度アウトになり復活した場合は生物の画像に色が戻る。
その後の進行については、第1期はシルエットで暗示される次回予告をもって終了となり[注 111]、第2期は試合を振り返る「TT(テテ)スコープ」、ミニコーナー「最強OH(オー)!NEWS(ニュース)」、エンディングテーマが流れた後、次回予告に関してはMr.モーストによって対戦カードが発表された後、本編の映像を少し見せる描写が追加されたほか、モーストによる見所の紹介予告も行われる[注 112]。
ただし、第1期の総集編である第9話と第32話予告では画面が四分割されこれまでのバトルを振り返りつつ、第42話予告は1回戦の名シーンが順番に映りつつ予告を行う。第1期の次回予告での背景の炎の色は通常は赤だが、第47話予告では次回のバトルフィールドが海の中を示すかのように青い炎になった。
エピソードリスト
勝利の決め手になった必殺技は太字で表記。
最強王図鑑 The Ultimate Battles
最強王図鑑 The Ultimate Battles ベストセレクション
最強王図鑑 The Ultimate Tournament
Lock onコーナー
Mr.モーストが「ここでロックオン!」という台詞と共に突入し、戦闘中に最強生物達の能力を解説するもの。Mr.モーストの愛車が悲惨な目に遭うのもこのコーナーであるが、愛車の代わりにMr.モーストやTTが悲惨な目に遭うこともあったり、遭わなかったりする。また、この時は3Dで映される生物を除きMr.モーストとTTはSDサイズになり、画質も2Dパートになる。
第1期では読み上げスピードが加工されていたが、外伝作『最強王図鑑360°コロシアム』および第2期から無加工になり、普通のスピードになった。
先述の通り第1期の最強王トーナメント中は過去のバトルの振り返りになっている他、第2期においても新規映像に加え回想が挟まれている場合がある。
最強王図鑑 The Ultimate Battles
最強王図鑑 The Ultimate Tournament
第1期と同様に背景がその回のバトルフィールドになっていることも多い。
最強OH(オー)!NEWS(ニュース)
第2期より追加されたエンディングテーマ前に挿入されるミニコーナー。本作の概要について語られる他、勝敗を問わず各回で戦った生物に関連する情報を解説する30秒程度のもの。
最後にTTとモーストが「See You Next(シーユーネクスト) モースト!」と決め台詞を言って終了するのがお決まりであるが、稀にどちらかが欠けたり、ロクに決め台詞を言えなかったり、焦ったり怯えたり考え込む表情や悲しむ表情を見せながら決め台詞を言うパターンもある。
スペシャル上映『最強王図鑑〜The Ultimはate Battles〜 スペシャル上映 魂の叫び!』
2024年8月23日に全国イオンシネマ系列にて公開された劇場総集編。基本的な内容はこれまでのアニメのベストバウトを振り返る内容で、Mr.モースト役の川原慶久と、主題歌に参加するサンシャイン池崎が声優として出演。新規バトルは見られないが、その他BGM・実況などはすべて差し替えとなる。またイオンシネマ港北・座間の2か所において、公開記念イベントとしてMr.モーストの写真撮影会が実施。港北においては上映前にファンと宣伝プロデューサーの伊藤が交流しており、TVシリーズに先駆けて新生物の登場についても伏せながらではあったが少しばかり明かしている。
なお、『最強王図鑑 〜The Ultimate Battles〜』は『異種最強王図鑑』が原作として表記されるが、現時点でスマトラオオヒラタクワガタ、ステゴサウルス、クズリが原作から未だ登場しておらず、原作改変問題でアンチの急増が危惧されていた。しかし伊藤の言及により2期以降の登場が待たれることは確定となった。他にも映画公開記念で配布されたカードにおいてはメガロドン、モササウルスもアニメのフォーマットでデザインされている。
スタッフ (テレビアニメ)
主題歌
なお、第1期はエンディングテーマが存在しない。
- 最強王伝説〜Be your sai-kyo-oh!〜 feat.サンシャイン池崎
- 寿司さんによる第1期テーマソング。作詞は桃戸ハル・篠崎あやと、作編曲は篠崎あやと。
- 映像には原作『異種最強王図鑑』と『動物最強王図鑑』と『恐竜タッグ最強王図鑑』のイラストが一部使用されている。
- 第10話までに初登場する18体の生物が3Dで登場し、ミイデラゴミムシも『異種最強王図鑑』のイラストのみだが登場している。
- また、Mr.モーストが映像中にサンシャイン池崎のパロディをしている。
- 歌詞表記の文字は歌っている部分は振り仮名を除き大きく表示されるのが特徴。
- 対峙するシーンではスミロドンVSアンドリューサルクスとなり、本編では実現せずに終わった。
- 登場順はティラノサウルス、トリケラトプス、ライオン、インペリアルマンモス、ティタノボア、オオスズメバチ、スミロドン、ホッキョクグマ、ペルビアンジャイアントオオムカデ、アフリカゾウ、スピノサウルス、ユウティラヌス、シベリアトラ、ケツァルコアトルス、キリン、ヘラクレスオオカブト、オオエンマハンミョウ、ミイデラゴミムシ(イラストのみ)、アンドリューサルクス(スミロドン、ホッキョクグマ、ペルビアンジャイアントオオムカデ、スピノサウルス、ユウティラヌス、シベリアトラは最初はイラスト)。
- 勝利の歌〜最強無敵ナンバーワン〜
- ROF-MAO(加賀美ハヤト・剣持刀也・不破湊・甲斐田晴)による第2期オープニングテーマ。作詞・作曲は綾小路翔、編曲は木内健。
- ミニアルバム『MOMENTIUM』に収録されているナンバーで、2025年3月20日公開のファイナルトレーラーで先行解禁された。
- 映像は第1期の生物が30体全て登場するのが特徴で、Mr.モーストにTTやMr.モーストの新たな愛車(後ろのみ)も登場し、Mr.モーストは第1期以上に動いている。
- 他にも見えにくいが第1期第32話、第34話、第41話、第47話の映像が使用されている他、アフリカゾウの走り方が修正され、後に本編でも一部適用された[注 163]。
- 睨み合うシーンではユウティラヌスVSティタノボア(背景は森林)、シロサイVSデスストーカー、アルゼンチノサウルスVSルブロンオオツチグモ(どちらも背景は荒野)となり、この内のシロサイVSデスストーカーは後に第8話で実現したが、バトルフィールドは洞窟になり、結果はデスストーカーが初勝利した。
- 登場順はティラノサウルス、ライオン、プルスサウルス、モササウルス、メガロドン(ローアングル)、ペルビアンジャイアントオオムカデ(最初はローアングル)、ヘラクレスオオカブト、ミイデラゴミムシ、パラポネラ(最初は単独だったが、後に7匹で襲い掛かっている)、パラケラテリウム、トリケラトプス、ケツァルコアトルス、アフリカゾウ、カバ、スミロドン、アンドリューサルクス、シベリアトラ、キリン、ホッキョクグマ、シロサイ、ルブロンオオツチグモ、デスストーカー、オオエンマハンミョウ、アンキロサウルス、ユウティラヌス、ティタノボア、インペリアルマンモス、オオスズメバチ、ドラゴンであるファイヤー・ドレイク(下)、応龍(上)、レインボー・サーペント(右)、ヴリトラ(左)はシルエットでの登場。
- ARE YOU READY? FIGHT!
- 加賀美ハヤトによる第2期エンディングテーマ。作詞はHayato Yamamoto、作曲はMEG(MEGMETAL)・ Hayato Yamamoto、編曲はMEG(MEGMETAL)。
- 映像は第1期の生物がオープニング映像と異なり30体の内22体が登場するのが特徴で、夜の森林に雨が降ったり、夜の岩場といった普段は見れないバトルフィールドのシーンや、サビ部分では生物の目にオレンジの炎が浮かび上がる演出があり、第1期では入らなかったデスストーカーとオオスズメバチとカバが追加されたり、第1期では緑色だったオオエンマハンミョウの炎の色がオレンジになり、青かったティタノボアはオレンジ色かつ全体に燃えている。
- 登場順はスミロドン、キリン(2体ともバトルによって傷付いている状態)、サビ部分はライオン(黒獅子に覚醒した状態)、ユウティラヌス、トリケラトプス、デスストーカー、シロサイ、オオエンマハンミョウ、ケツァルコアトルス、パラケラテリウム、オオスズメバチ、カバ、ヘラクレスオオカブト、プルスサウルス、アンドリューサルクス、ホッキョクグマ、ティタノボア、アフリカゾウ、アンキロサウルス、アルゼンチノサウルス、ティラノサウルス、スピノサウルス(ラストのみ)。オープニング映像と異なりMr.モーストとTTは登場しない。
- また、ジャケットには映像に登場していないインペリアルマンモス、シベリアトラ、メガロドン、ファイヤー・ドレイク、応龍が登場している。
なお、第2期のオープニングテーマとエンディングテーマは2025年5月3日にノンクレジット版が公式Youtubeにより公開された。
最強王図鑑360°コロシアム
初出は大阪で行われた『真夏の大阪灼熱バトル!最強王図鑑フェスティバル』であり、その後2025年より全国のイオンモールにて不定期開催されている。エアーシアターを用いて360°XR空間でのバトルを楽しむことができ、東京都・渋谷区にあるスクランブル交差点を舞台にティラノサウルスとインペリアルマンモスが戦う特別試合を見ることができ、オープニングテーマは第1期のノンクレジット版で、入場シーンではティラノサウルスが自家用車を踏み砕き、インペリアルマンモスの入場シーンは画面の奥から歩いて入場した。「Look on」コーナーでは第1期第1話と第2話の映像が流用され、Mr.モーストの解説は無加工かつ新規収録ボイスになっている。結果はお互い正面からのぶつかり合ってから離れるとティラノサウルスがインペリアルマンモスマンモスの肩に噛みつくが、インペリアルマンモスが長い鼻で叩き引き剥がす。そして再び正面からぶつかった際にティラノサウルスがインペリアルマンモスの鼻に噛みついてすくい投げ自家用車に投げ飛ばし、新技である「ティラノバイトスープレックス!」で勝利した[注 164]。本来次回予告になるシーンでは第1期風の次回予告のような見た目で対戦カードが2つ映し出されティタノボアVSトリケラトプス[注 165]とライオンVSスピノサウルス[注 165]の対戦カードが発表されて上映終了となり、上映時間は5分と1期の形式に近い状態で進行する[注 166]。
最強王フェスティバル in 東京タワー
2025年7月19日から8月31日にかけ、東京タワーにて開催されている体感イベント[54]である。DINO A LIVEとコラボしたティラノサウルス[注 167]ショーや、トリケラトプスの角、ティラノサウルスの歯の化石などに触れる化石コーナー、先述の360°コロシアムなどが楽しめる。
スマホゲーム『最強王図鑑〜The Ultimate Battles〜 ゲーム』
2024年4月4日からサービスが開始されたスマホゲーム版。5on5のチーム戦でバトルを楽しむ。
なお、以下の生物はアプリ版でのみ登場している。
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国際最強王図鑑の日
2023年より制定されたシリーズ周年記念日[55]であり、毎年6月12日である。この日には何かしらの重大ニュースが解禁されることが多く、テレビアニメ化もそちらで発表された。
脚注
外部リンク
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