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羽咋市
石川県の市 ウィキペディアから
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羽咋市(はくいし)は、石川県の能登地方にある市。1958年(昭和33年)市制施行。

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地理
市は能登半島の西の付根に位置し、七尾市に向かって延びる邑知潟地溝帯に沿って広がる。西は日本海に面し、千里浜と呼ばれる砂浜が南北に連なる。 東は富山県氷見市、北は羽咋郡志賀町、鹿島郡中能登町、南は羽咋郡宝達志水町とそれぞれ接する。
自然地理
- 山:碁石が峰
- 河川:羽咋川、子浦川
- 湖沼:邑知潟
気候
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歴史

古代の能登国羽咋郡の地であり、海浜の寺家集落に『延喜式』名神大社・能登国一ノ宮気多大社が鎮座する。寺家は7世紀から14世紀にかけての祭祀遺跡である「汀の正倉院」として有名な寺家遺跡でも名高い。また周辺には全長50メートルの山伏山古墳(前方後円墳)など古墳も多く、古代豪族・羽咋君に関わるとされる。
なお羽咋の地名の由来は垂仁天皇の皇子磐衝別命がこの辺の領民を苦しめていた怪鳥を退治し、このとき皇子の連れてきた3匹の犬が怪鳥の羽を食い破ったという伝説がもととなっているとされる。それが「羽喰」の地名が起こりであり、現在の「羽咋」になったのではないかと伝えられる。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制の施行により、羽咋郡羽咋町を設置する。
- 1954年(昭和29年)11月3日 羽咋郡羽咋町、粟ノ保村、富永村、一ノ宮村、越路野村、千里浜村及び上甘田村を廃し、その区域及び下甘田村字上中山の区域をもって羽咋郡羽咋町を設置する。
- 1955年(昭和30年)8月10日 羽咋郡羽咋町字犱谷(くるみだに)の区域を羽咋郡高浜町に編入する。羽咋郡羽咋町旧字犱谷の区域を字甘田に設定する。
- 1956年(昭和31年)9月30日 羽咋郡羽咋町、邑知町、鹿島郡鹿島路村及び余喜村を廃し、その区域をもって羽咋町を設置する。羽咋町が属すべき郡の区域を羽咋郡とする。
- 1958年(昭和33年)7月1日 羽咋郡羽咋町を羽咋市とする[2]。
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人口
![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
羽咋市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 羽咋市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 羽咋市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
羽咋市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
行政
要約
視点
市長
- 岸博一(2020年11月1日就任、2期目)
市長選挙結果
- 第1回 - 1956年11月1日:投票率87.23%(前述の「大羽咋町」の町長選挙として実施)
- 上井彦之焏(元冨永村長):8,534票、西外居(羽咋町長):6,584票
- 第2回 - 1960年10月2日:投票率/%
- 上井彦之焏:無投票
- 第3回 - 1964年10月5日:投票率60.65%
- 上井彦之焏:6,734票、疋島忠順:4,236票
- 第4回 - 1968年10月20日:投票率92.24%
- 西橋義一:8,731票、岩田一朗:8,221票
- 第5回 - 1972年10月15日:投票率93.80%
- 本吉二六:10,867票、稲村建男:7,235票
- 第6回 - 1976年:投票率/%
- 本吉二六:無投票
- 第7回 - 1980年:投票率/%
- 本吉二六:無投票
- 第8回 - 1984年10月7日:投票率93.43%
- 本吉二六:11,225票、酒井甚市:8,008票
- 第9回 - 1988年:投票率88.86%
- 塩谷一雄:11,183票、本吉奨:7,113票
- 第10回 - 1992年:投票率/%
- 塩谷一雄:無投票
- 第11回 - 1996年:投票率84.10%
- 本吉達也:9,359票、塩谷一雄:8,391票
- 第12回 - 2000年:投票率/%
- 本吉達也:無投票
- 第13回 - 2004年:投票率82.38%
- 橋中義憲:8,645票、本吉達也:8,442票
- 第14回 - 2008年10月5日:投票率77.44%
- 山辺芳宣:8,135票、橋中義憲:7,479票
- 第15回 - 2012年10月7日:投票率80.51%
- 山辺芳宣:8,362票、山本泰夫:7,314票
- 第16回 - 2016年10月2日:投票率75.81%
- 山辺芳宣:7,528票、岸博一:7,017票
- 第17回 - 2020年10月4日:投票率74.62%
- 岸博一:6,835票、備後克則:6,658票
- 第18回[4] - 2024年10月6日:投票率70.28%
- 岸博一:7,446票、本吉典子:4,504票
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議会
市議会
- 定数:14人
- 任期:2021年9月30日 - 2025年9月29日
石川県議会
→詳細は「2023年石川県議会議員選挙」を参照
- 選挙区:羽咋市羽咋郡南部選挙区
- 定数:1人(2023年に2人→1人に削減)
- 任期:2023年4月30日 - 2027年4月29日
- 当日有権者数:28,127人
- 投票率:67.94%
衆議院
- 選挙区:石川3区 (七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋市、かほく市、津幡町、内灘町、志賀町、宝達志水町、中能登町、穴水町、能登町)
- 任期:2024年10月27日 - 2028年10月26日
- 投票日:2024年10月27日
- 当日有権者数:230,800人
- 投票率:62.50%
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経済
産業
主な事業所
姉妹都市・提携都市
国内
海外
地域
警察
消防
- 羽咋郡市広域圏事務組合
- 羽咋消防署
国の行政機関
医療
- 公立羽咋病院(羽咋郡市広域圏事務組合)
教育
高等学校
中学校
小学校
交通
鉄道
道路
船舶
- 滝港(地方港湾)
バス
観光



名所
- 千里浜なぎさドライブウェイ
- 長手島
- 柴垣海岸
- 擬音の彫刻(羽咋駅前)[5]
史跡・旧跡
祭礼
- 鵜祭り(国の重要無形民俗文化財)
- 唐戸山神事相撲(垂仁天皇の皇子磐衝別命の命日をしのび、相撲大会をしたことが始まりだと伝えられる)
- 千里浜砂まつり
- 羽咋まつり
施設
道の駅
名産品
UFOのまち
地域おこしとして「UFOのまち」をアピールしている。コスモアイル羽咋にロズウェル事件などUFOにまつわる展示が、羽咋駅前にはUFOのオブジェがある。十数軒の飲食店が空飛ぶ円盤や宇宙人を模した「UFO料理」を出している。きっかけとなったのは、テレビでUFO番組が多く放映されていた1980年代半ばに、羽咋青年ミステリークラブが開いたUFO展。地元に伝わる「そうはちぼん」という飛行物体の伝説もUFOに結び付けられている[6]。
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羽咋市を舞台とした作品
文学作品
映画
- 男はつらいよ 寅次郎心の旅路 - エピローグにおける啖呵売の舞台となった[7]。
- 地球星人(エイリアン)は空想する - 同市を舞台にUFOにまつわる事件(エイリアンアブダクション)を展開していく。
テレビドラマ
- ナポレオンの村 - 羽咋市で起きた出来事を一部フィクション化したうえで、架空の村に移し替えて放送。
著名な出身者
- 稲村佐近四郎(政治家、元衆議院議員)
- 上野晃(フリーアナウンサー)
- 折口春洋(国文学者)
- 西村忠兵衛(実業家)
- 芝田勝茂(児童文学作家)
- 滝口れもん(漫画家)
- 野村直吉(探検家、白瀬矗南極探検隊の船長)
- 松本筑峯(書家)
- 宮崎謙吉(医師)
- 向江璋悦(法学者)
- 山崎雲山(書家、画家)
- 米沢外秋(実業家、米沢電気工事創業者)
- 雷電震右衛門(明治初期の力士、「能登雷電」の異名をとる)
- 村本義雄(石川県トキスーパーバイザー)
- 高野誠鮮(スーパー公務員)
- 諏訪綾子(アーティスト)
- 西多昌規(精神科医)
- 深井拓斗(大相撲力士)[8][9]
- 北卓也(バスケットボール選手・指導者。川崎ブレイブサンダース初代ゼネラルマネージャー)
- 山田恭(アーティスト)
- 新田雅史(柔道家)
脚注
関連項目
外部リンク
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