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1977年の南海ホークス
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1977年の南海ホークス(1977ねんのなんかいホークス)では、1977年の南海ホークスにおける動向をまとめる。
概要
就任8年目の野村監督は、1973年のリーグ優勝時のパイレーツ型モデル(ホーム、ビジター共)を廃止する。 アスレチックス型モデルをVネックから丸首に、また新たに赤ラインを施したマイナーチェンジしたモデルを採用。野村監督自身もマスク、プロテクター、レガースを深緑から赤にするほどの熱量であった。
こうして臨んだ前期は阪急と首位を争うなど好調で、2位で終了。後期は8月までBクラス生活に甘んじ、終盤追い上げるも時すでに遅くロッテの優勝を許して3位に終わった。投手陣はそれまでの守護神だった佐藤道郎が先発に転向し、広島から移籍の金城基泰が先発入りし、山内新一とローテーションを形成するなど好調で、チーム防御率3.15はリーグ1位。一方の打撃陣は野村の衰えがあり108本塁打はリーグ5位で、盗塁数が78個でリーグ最少に終わった。
しかし、シーズン当初に野村監督の自宅マンションに泥棒が入ったことがきっかけで愛人の伊東沙知代の存在が明るみになり、さらに現場介入が頻繁に行われていることが疑われ、水面化で野村おろしの動きが加速し、シーズン残り2試合のところで監督解任を通告され、穴吹義雄二軍監督が監督代行した[1]。野村監督の解任を受け、広瀬叔功が現役を引退して来シーズンからの監督に就任。広瀬新監督のもと、ユニフォームの一新が図られ、翌年から肩のラインが復活したが一方で明るい緑はそのまま継続使用された。
シーズン終了後、野村に心酔していたゲイル・ホプキンスは引退、抑え転向の江夏豊とヘッドコーチのブレイザーは共に広島にトレードで、一塁手の柏原純一は日本ハムへ交換トレード、打撃コーチの高畠康真、野村は一選手として共にロッテに移籍。
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チーム成績
レギュラーシーズン
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 阪急ブレーブス | 35 | 25 | 5 | .583 | 優勝 |
2位 | 南海ホークス | 33 | 26 | 6 | .559 | 1.5 |
3位 | 近鉄バファローズ | 31 | 26 | 8 | .544 | 2.5 |
4位 | 日本ハムファイターズ | 31 | 29 | 5 | .517 | 4.0 |
5位 | ロッテオリオンズ | 27 | 33 | 5 | .450 | 8.0 |
6位 | クラウンライターライオンズ | 20 | 38 | 7 | .345 | 14.0 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | ロッテオリオンズ | 33 | 24 | 8 | .579 | 優勝 |
2位 | 阪急ブレーブス | 34 | 26 | 5 | .567 | 0.5 |
3位 | 南海ホークス | 30 | 29 | 6 | .508 | 4.0 |
4位 | 日本ハムファイターズ | 27 | 32 | 6 | .458 | 7.0 |
5位 | クラウンライターライオンズ | 29 | 35 | 1 | .453 | 7.5 |
6位 | 近鉄バファローズ | 28 | 35 | 2 | .444 | 8.0 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 阪急ブレーブス | 69 | 51 | 10 | .575 | 優勝 |
2位 | 南海ホークス | 63 | 55 | 12 | .534 | 5.0 |
3位 | ロッテオリオンズ | 60 | 57 | 13 | .513 | 7.5 |
4位 | 近鉄バファローズ | 59 | 61 | 10 | .492 | 10.0 |
5位 | 日本ハムファイターズ | 58 | 61 | 11 | .487 | 10.5 |
6位 | クラウンライターライオンズ | 49 | 73 | 8 | .402 | 21.0 |
*優勝はプレーオフで決定。2位以下はプレーオフの結果に関係なく勝率順で決定
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個人成績
投手成績
- 色付きは規定投球回(130イニング)以上の選手
- 太字はリーグ最高
打撃成績
- 色付きは規定打席(403打席)以上の選手
- 太字はリーグ最高
オールスターゲーム1977
→詳細は「1977年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
- 選出選手及びスタッフ
- 太字はファン投票で選ばれた選手。
できごと
5月
8月
- 8月13日 - 門田博光が対阪急戦でNPB史上103人目の通算1000安打
9月
12月
選手・スタッフ
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表彰選手
ドラフト
→詳細は「1977年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照
出典
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