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2003年の読売ジャイアンツ
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2003年の読売ジャイアンツ(2003ねんのよみうりジャイアンツ)では、2003年の読売ジャイアンツの動向をまとめる。
この年の読売ジャイアンツは、原辰徳監督の2年目のシーズンである。
概要
このシーズンは、当初から阪神が首位を独走してセ・リーグを制覇したため、巨人は終始Aクラス争いを繰り広げることになった。野手陣はペタジーニを補強[1]することによって、松井秀喜がニューヨーク・ヤンキースに移籍したことによる得点力の低下をある程度防ぎ、チーム本塁打205本はリーグ1位で他球団を見事に圧倒した。しかし仁志敏久、元木大介、阿部慎之助、清水隆行ら主力選手が故障で戦列を離れるなど主力がなかなか揃わず。投手陣もエースの上原浩治や新人・木佐貫洋の奮闘があったものの前年優勝の立役者である桑田真澄、高橋尚成、工藤公康、河原純一が揃って軒並み調子を落とし、2年ぶりに防御率4点台(4.43)に転落。このため阪神とのゲーム差を詰めることができず、中日やヤクルトとのAクラス争いとなり、3位を確保するのがやっとだった。対戦成績では中日・ヤクルトとほぼ互角だったものの、それまで得意だった阪神戦では河原をはじめリリーフが打たれる試合が多く、5月31日と6月21日の試合では1イニング10点以上を失い、7月11日には2試合連続2桁失点を喫するなど10勝17敗1分と負け越し、阪神優勝のアシスト役となった。そしてシーズン終了後に原監督は辞任。後任としてチームのV9時代のエース・堀内恒夫が監督に就任した。
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チーム成績
レギュラーシーズン
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 阪神タイガース | 87 | 51 | 2 | .630 | 優勝 |
2位 | 中日ドラゴンズ | 73 | 66 | 1 | .525 | 14.5 |
3位 | 読売ジャイアンツ | 71 | 66 | 3 | .518 | 15.5 |
3位 | ヤクルトスワローズ | 71 | 66 | 3 | .518 | 15.5 |
5位 | 広島東洋カープ | 67 | 71 | 2 | .486 | 20.0 |
6位 | 横浜ベイスターズ | 45 | 94 | 1 | .324 | 42.5 |
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オールスターゲーム2003
→詳細は「2003年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
- 選出選手及びスタッフ
- 選出回数のカッコ内は上記回数中事故のため不出場のもの。
個人成績
投手成績
- 色付きは規定投球回数(140イニング)以上の選手
- 太字はリーグ最高
主な打撃成績
- 色付きは規定打席(434打席)以上の選手
- 太字はリーグ最高
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できごと
- 4月5日 - 工藤公康が広島1回戦(広島)で金田、江夏に並ぶ5回目の毎回奪三振のプロ野球タイ記録
- 4月15日 - 清原和博が広島3回戦(東京ドーム)で林から竹之内に並ぶ通算166個目の死球のプロ野球タイ記録
- 4月29日 - 新外国人選手のクリス・レイサムと契約[3]
- 6月11日 - 高橋由伸が7日の横浜13回戦の(横浜)第3打席から、11日のヤクルト12回戦(東京ドーム)の第2打席まで、4試合にまたがり南渕に並ぶ14打席連続出塁のプロ野球タイ記録
- 6月16日 - ロドニー・ペドラザに戦力外通告と、ウエーバー公示を申請したことを発表[4]
- 8月20日 - 川相昌弘が横浜25回戦(東京ドーム)でメジャーリーグ記録を上回るNPB通算512犠打
- 9月14日 - ペタジーニがヤクルト26回戦(東京ドーム)で石堂からプロ野球8万号ホームランを放った[5]。
- 9月26日 - 原辰徳監督の辞任が発表、後任は堀内恒夫[6]
- 10月8日 - 同年限りでの現役引退を表明していた、川相昌弘が引退を撤回
- 11月3日 - ダイエーの小久保裕紀が無償トレードで巨人へ移籍[7]
- 12月5日 - 根市寛貴と近鉄の三澤興一のトレードが成立
- 12月11日 - 入来祐作と日本ハムの井出竜也の交換トレードが発表。入来は代理人交渉を要求したための嫌がらせと抗議し、ポスティングシステムによるメジャーリーグへの移籍を表明
- 12月23日 - 前ロッテのブライアン・シコースキーとの契約を発表
- 12月25日 - 前近鉄のタフィ・ローズとの契約を発表
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入団・退団
シーズン開幕前
本節では、前レギュラーシーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関係又は芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。
シーズン開幕後
本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。
入団
退団
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選手・スタッフ
首脳陣
一軍
二軍
所属選手
投手
捕手
内野手
外野手
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表彰選手
ドラフト
→詳細は「2003年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照
脚注
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