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2010年のSUPER GT
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2010年のSUPER GTは、2010年3月20日・21日に鈴鹿サーキットで開幕し、10月23日・24日にツインリンクもてぎで閉幕する全8戦[1]と、11月13・14日に富士スピードウェイでのオールスター戦のシリーズである。
2010年のSUPER GT | |||
前年: | 2009 | 翌年: | 2011 |
前年からの主な変更点
要約
視点
レース日程
オールスター戦の復活
2003年より行なわれていたオートポリスでのレースが無くなり全8戦となったが、2004年以来行なわれなかったオールスター戦(FUJI SPRINT CUP、FSC)が復活する[2]。
レギュレーション
車両規則
2009年のフォーミュラ・ニッポンに続き、排気管出口へ三元触媒の装着が義務付けされる。
GT500クラスの車両は、1台あたり年間3機を超えるエンジンを使用できなくなった。4機目以降を使用する場合、それらのエンジンを初めて搭載したレースでのスタート順位を10グリッド降格するペナルティーが課される。
競技規則
- 予選方式
- 2007年の第7戦(もてぎ)以降、随時実施されていたノックアウト方式の予選を、開幕戦(鈴鹿)及び第2戦(岡山)で採用した。
- ウエイトハンデ制
- 前年同様、ドライバーズポイントに比例しハンディウエイトが付加されるが、レース数が1戦減少したため配分が変更された。なお、中止された第7戦にエントリーしたドライバーは参戦したものとして取り扱われ、第8戦のウェイトハンディが決定される。
ルーキーテスト
初めてGT300クラスに参戦するドライバーなどに対し、GTAはルーキーテストを義務付けた。テストは公式テストの最中に行なわれ、10周連続で走行した際の運転技量を服部尚貴ドライビングスタンダードオブザーバーらがチェックし、適正を判断する。第2戦では6名、第3戦では3名が合格した。
- 第2戦
- 濱口弘(アップル・K-one・紫電)
- 佐々木雅弘(初音ミク×GSRポルシェ)
- ケイ・コッツォリーノ(CINECITTAタイサンポルシェ)
- イゴール・スシュコ(CINECITTAタイサンポルシェ)
- 嵯峨宏紀(apr COROLLA Axio)
- 澤圭太(石松Kosei RUNNUP PORSCHE)
- 第3戦
- 田中篤(石松 Kosei RUNNUP PORSCHE)
- 松永まさひろ(石松 Kosei RUNNUP PORSCHE)
- Takamori.com(BOMEX LIAN BOXSTER)
マシン
GT500

GT300
- 5号車は、ポルシェ・911 GT3 (996)用M96.77エンジンを搭載したヴィーマック・RD320RからRD408Rにマシンを変更した。それに際しチームオーナー兼ドライバーの玉中哲二のブログで、エンジンの無い車体の写真を公開した[5]。
- 新たに参戦するA speedは、プロドライブ製FIA-GT2仕様のアストンマーティン・ヴァンテージを使用する。スポンサーはトリプルエー出版の「でちゃう」[6]で、Car No.(66)もJLOCから引き継いだ。
- グッドスマイルレーシングはBMW・Z4からLM-GT2仕様のポルシェ996GT3RSRに変更し、同マシンで開幕戦から第3戦まで参戦していた。さらに、シーズン中盤にはFIA-GT3仕様 ポルシェ997GT3Rの2010年モデルに変更することも発表され、第5戦から参戦を開始した[7]。
- Thunder Asia Racingは、前年と同じモスラー製MT900を使用するが、FIA-GT3仕様のMT900Rから、ザイテック製 3.4L V8エンジンを搭載したJAF-GT300仕様のMT900Mに変更した。
- 前年GT500クラスにスポット参戦していた都筑晶裕と土屋武士は、FIA-GT1仕様のアストンマーティン・DBR9からFIA-GT2仕様のポルシェ997GT3RSRに車両を変更し、GT300クラスに参戦する。
- 62号車のレガシィB4は、前年のAWDからFRに変更した。さらに第5戦からトランスアクスル化も行なった。
- 31号車のカローラアクシオは、第3戦から第8戦まで「エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ」にマシン名を変更。マシンカラーリングを人気アニメのメカ「エヴァンゲリオン初号機」をイメージしたものに、レーシングスーツやレースクイーン衣装もアニメに登場するキャラクターをイメージしたものに変更。
エントラント
- グッドスマイルレーシングは体制を一新し、Studie GLAD Racingから新たにグッドスマイルレーシング with COXに参戦チームが変わり、Car No.も808から9に変更した[8]。
- 前年は第4戦にスポット参戦したThunder Asia Racingは、SUPER GT史上初めて海外チームとして正式参戦する[9]。
- 土屋武士は自らが代表を務める新チーム「SAMURAI TEAM TSUCHIYA」で第3戦より参戦する。スポンサーは都筑晶裕が取締役をつとめるZENT。監督には土屋エンジニアリングの代表である土屋春雄(土屋武士の実父)が就任し、Car No.も土屋エンジニアリングが使用していた25を使用する。
- JIMGAINERは、エントラント名とマシン名を「JIM GAINER」(ジムゲイナー)から「JIMGAINER」(ジェイアイエム ゲイナー)[10]に変更した。
- RE雨宮、ハセミモータースポーツはこの年が最後の参戦となり、翌年で撤退した。
テレビ中継
これまでテレビ東京系列の地上波で放送されてきた『激走!GT』が3月で放送終了となり、フジテレビが新たに放映権を獲得し、『スーパーGTコンプリート』を主に深夜枠に放送した。また、これに伴いBSデジタル放送での中継も、従来のBS日テレからBSフジに移っている。
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主な出来事
台風による第7戦の中止
9月11・12日に開催予定だった第7戦(富士)は、直前に日本に上陸した台風9号による豪雨の影響で、サーキットがある小山町の主要幹線道路等が大きく被害を受けたことから、9月9日に中止が決定された[11]。レースを開催することで災害復旧作業への悪影響が想定されるとして、小山町役場から中止要請もあった。同レースではタイアップイベントとして新日本プロレスの試合なども行われる予定だったが、それらも全て中止となる[12]。なお、代替レースは開催しないこと[13]が9月13日に決定した。
レースの中止が決定した後に、小山町の復興支援として複数のチャリティーイベント[14]が実施された。これらのイベントの収益は全てGTアソシエイションを通じて小山町に寄付される。
中止に伴う情報
エントリーリスト
GT500クラス
GT300クラス
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スケジュール及び勝者
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ポイントランキング
ドライバー
GT500
GT300
チーム
GT500
GT300
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脚注
関連項目
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