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Acid android

yukihiroのソロ音楽プロジェクト ウィキペディアから

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ACID ANDROID(アシッド・アンドロイド)は、L'Arc〜en〜Cielドラマーyukihiroソロプロジェクト

概要 別名, 出身地 ...

2001年より活動を開始。このプロジェクトにおいて、yukihiroは基本的にボーカルを務め、楽曲によってはギタードラム、プログラミング、ミキシングを担当している。L'Arc〜en〜Cielなどのバンド活動と並行してプロジェクトを進めており、現在までにアルバム8作品[注釈 4]、シングル・単曲配信8作品[注釈 5]、映像作品4作品を発表している。

楽曲は、yukihiroが好んで聴いてきたインダストリアルエレクトロニカオルタナティヴ・ロックシューゲイザーから影響を受けたものが多い。特に活動初期は、メタリックなサウンドにディープなエレクトロサウンドを駆使し、ダンス・ミュージックテクノを基調としたダンサブルなナンバーや[1]インダストリアル・ロックに密接したアグレッシヴなナンバー[1]を手掛けていた。近年は、yukihiroのルーツとなっている1980年代ニュー・ウェイヴシンセポップエレクトロ・ポップからの影響を色濃く反映した楽曲の制作にシフトしてきている[2][3]

プロジェクト名の主な略称はACID。なお、2017年6月30日までのアーティスト表記は、小文字表記のacid androidとなっていた。

マネジメントはMAVERICKが担当。現在の所属レーベルは、2001年に自主レーベルとして立ち上げた、track on drugs records。

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概要

要約
視点

yukihiroL'Arc〜en〜Ciel)が、2001年より始動したソロプロジェクト。このプロジェクト名は、L'Arc〜en〜Cielのファンクラブ活動の一環で、2001年5月23日にyukihiroがソロ名義で主催したDJイベント「acid android in an alcove」のタイトルに由来している(イベントの詳細は下記参照)。

上記イベントの終演から約4ヶ月後となる2001年9月27日には、PlayStation 2用ゲームソフト『デビルメイクライ』に提供した楽曲を表題曲としたシングル「ring the noise」をyukihiro名義でリリースし、1995年に発表したライヴアルバム『「8.13」LIVE AT NISSIN POWER STATION '95.8.13』以来に約6年ぶりにソロとしての作品リリースを再開。そして2001年11月19日には、acid android名義で初となるワンマンライヴ「acid android act in november」を新宿リキッドルームで開催し、このプロジェクトが始動している。なお、このライヴでは、yukihiroがボーカルとギターを務め、ツイン・ドラムを擁したうえ、yukihiro含めギター4名という編成で行われ、新たに制作した楽曲を披露している[4]。翌2002年9月には、acid android名義で初の作品となる1stアルバム『acid android』を自身が企画するレーベル、track on drugs recordsより発売し、acid androidとしての本格的な活動がスタートした。

2003年には、レーベルをメジャーのKi/oon Recordsに移し、トニ・ハリディ(カーヴ)とのコラボレーションソングを収めた初のミニアルバム『faults』を発表。2006年にはacid android名義での初のフィジカルシングル「let's dance」に加え、2ndアルバム『purification』を発表。また、この年には、自身最長となるロングツアー「acid android tour 2006」を全国34ヶ所で開催している。さらに同年9月22日9月27日には、3会場でライヴイベント「acid android live 2006 side-c」を開催。なお、9月27日の渋谷CLUB QUATTRO公演には森岡賢(ex.SOFT BALLET)がゲスト出演しており、SOFT BALLETの楽曲「EGO DANCE」をセッションしている。また、同日の代官山UNIT公演には、noah(101A)、the k(101A)、ASAKIBUG)がゲストとして出演している。

そして2010年からは、再び自主レーベルに戻り、3rdアルバム『13:day:dream』と2ndミニアルバム『code』を発表している。以後もL'Arc〜en〜Cielなどのバンド活動と並行し、このプロジェクトを精力的に行っており、現在までにアルバム8作(内ミニアルバム2作、ボックスセット1作)、シングル・単曲配信8作(yukihiro名義の作品含む)をリリースしている。

2017年7月1日には、最新アーティスト写真と最新ロゴを発表。それに伴いオフィシャルサイトもリニューアルし、アーティスト表記を小文字のacid androidから、大文字のACID ANDROIDに変更している[5]。ちなみにyukihiroは、このタイミングでの表記変更について「プロジェクトの表記は大文字、小文字表記のどちらを用いてもいいと思っている」「もちろんこだわっていますよ。大文字のフォントも一から作ってデザインしてますし。でも小文字でもいいんですよ。そこはお任せです[6]」と当時のインタビューにて述べている。

さらに見る 外部リンク) ...

2020年からは、自身の公式SNS公式YouTubeアーティストチャンネルで、「ACID ANDROID'S PICKS」と題した企画が不定期で行われている。この企画は、yukihiroが好む音楽を紹介していくものとなっており、現在までに20曲以上がピックアップされている。

音楽性・楽曲制作

acid androidの楽曲は、yukihiroが昔から好んで聴いていたミニストリーナイン・インチ・ネイルズに代表されるようなインダストリアル・ミュージックや、コーンデフトーンズのようなギターリフが印象的なヘヴィー・ロック・サウンド[7]に影響を受けたものが多く、こういった音楽性にエレクトロニック・ボディ・ミュージック的な構成を掛け合わせていくことが基本の形となっている[7]。ただし、2006年のインタビューにおいて、yukihiro本人は「インダストリアルだけじゃなくて、マイブラ(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)みたいなシューゲイザー系のこだわりもあるし、あとゴスのこだわりもあるし、そういうこだわりも同じくらいある[8]」「インダストリアル大好きです、っていう公言はしてましたけど(笑)。でもacid androidはインダストリアルやるんです、っていう存在ではない。そう自分では思ってました[8]」と語っている。事実、acid androidでは、インダストリアルに傾倒した楽曲の他に、エレクトロ[9]ゴシック・ロック[8]、シューゲイザー[9]チルアウト[10]など、様々な要素を採り入れた楽曲が制作されている。

acid androidにおける楽曲制作に関し、yukihiroは「いまの音楽はリズムの音色やパターンがすごく大事だと考えているんです。つまり、作った音楽を現代的な形に落とし込むうえで、いまのリズムっていうのは必要不可欠なんです。だからacid androidではそれをどう格好良く聴かせるかという点において研究する場になっていますし、その結果を発表する場になっていますね[7]」「僕のソロ活動としてのACID ANDROIDは、自分が満足できることをなるべくやれる場所にしておきたいんですよ。そこから違うものに発展させたくないんですね。だからここは、自分のワガママを通せる場所、形にできる場所として、守っておきたいんです[6]」と述べている。また、yukihiro自身が「(メロディは)曲のパートの構成として必要なもの。これがAパート、Bパートです、くらいの捉え方だった[8]」というように、acid androidでは当初、メロディラインを強く意識した楽曲制作を志向していなかった。ただ、2006年に発表した2ndアルバム『purification』の頃からメロディアスな楽曲も増えてきており[8]、yukihiroは2010年に受けたインタビューで「自分のなかでは作っているものはすべてポップであるという意識はあるんですよ[11]」と語っている。さらに、2010年に受けた音楽雑誌『ミュージック・マガジン』のインタビューにおいて、yukihiroは「新しいとされる音楽を聴いても、これって前にもあったよな、と思ってしまう。この20年間でいろんな音楽が出てきたけど、あらかたのパターンは出尽くしたという気がします。あとは今ある音楽をどう解釈するか。だから今作(=『13:day:dream』)は、ぼくが今まで聴いてきたものへのリスペクトの気持ちが強いですね[12]」と語っており、先人の音楽をリスペクトし楽曲制作を行っていることを示唆している。

2010年に発表した2ndミニアルバム『code』あたりから、ギターリフ中心で制作された楽曲が減ってきており[13]、音楽性に変化がみられるようになった。2010年頃の作品から歪んだギターリフを採り入れた楽曲が減ってきた背景について、yukihiroは「(インダストリアルは)やり尽くしたとまでは言えないですけど、自分のなかでやりたいと思っていたことはやったかな[14]」「(インダストリアルは)今でも好きだし、もしかしたらまたそういう方向性のものを作るかもしれないですけど、今回はそこから1回離れてみようかな、と思ったんですよ[15]」とインタビューにて述べており、この頃からダークなエレクトロ・ポップを基調としたサウンド[16]が音源に採り入れられるようになった。

こうして徐々に音楽性が変化していき、2017年11月に発表した4thアルバム『GARDEN』は、1980年代ニュー・ウェイヴシンセポップからの影響を色濃く反映した作品として仕上げられることになった[2][3]。yukihiroはこのアルバムについて、「エレポップというより、ニュー・ウェーヴって言われたほうがしっくり来るかな。ジャパンデュラン・デュランとか、中学高校の頃に聴いていたヒットチャートの音楽。そこにあったニューウェーヴ感というか。まだエレポップって言葉も知らない頃に感じたものが、土台になってる。その印象が強いかな[15]」と述べている。そしてこのアルバム以降も、ダークウェイヴを背景に、テクノエレクトロ・ポップに昇華させたサウンドを基調とした楽曲を発表している[1]。また、2023年には、デペッシュ・モード1984年に発表したアルバム『サム・グレート・リウォード』に収録された楽曲「ピープル・アー・ピープル」の金属音をサンプリングした楽曲「idea」がリリースされている[17]

なお、acid androidにおける楽曲制作では、yukihiroが所有する実機のアナログシンセサイザーリズムマシンサンプラーが多用されており、ほとんどの作業はyukihiroのプライベート・スタジオで完結されている。これまでにacid androidのレコーディングで使われた機材は、アナログシンセではDave Smith Instruments Sequential Prophet-6[17]や、Doepfer Dark Energy[18]KORG Arp Odessey[17]MOOG Minimoog Voyager[18]、MOOG Minimoog Model D[17]Roland Jupiter-6[17]、Nord rack 3[17][18]などがあげられる。他にも、リズムマシンのRoland TR-808[19]Roland TR-909[19]、サンプラーのAKAI professional MPC4000[17]などがレコーディングで使用されている(yukihiroが所有する機材は『yukihiro#シンセサイザー等』の項目を参照)。また、2006年に発表した2ndアルバム『purification』を制作する前に、自宅スタジオをドラムも録れる環境に変更したことから、ドラム録りもプライベート・スタジオでレコーディングが行われるようになっている[20][21]。さらにミックス作業は、外部のエンジニアに委託せず、yukihiro自らの手で行われることも多い。自分でミックス作業を行うことについて、yukihiroは2023年に受けたインタビューで「ミックスは頼めるエンジニアがいたらお願いしたいと思っているんですけど、解釈を言葉で伝えるのが難しい曲が多いので、だったら自分でやろうという判断です。ミックスでシンセの扱い方を伝えるのってすごく難しいんですよ。ドラム/ギター/ベース/ボーカルの曲だったら、バランスもある程度はお任せできて、歌のレベルなどのオーダーも伝えやすいんですけど、ACID ANDROIDの曲の場合は、“このループはもう少し見えてほしい”とか“このシンセの定位はこうしたい”など、どうしてもリクエストが細かくなってしまって、エンジニアに付きっきりで“こうしたい、ああしたい”とお願いしながらミックスしなければいけなくなってしまうのは違うかなと思うので、今は自分でやるしかないんです[17]」と述べている。

ちなみに、acid androidのアルバムレコーディングでは、ゲストミュージシャンを招くことも多く、これまでにトニ・ハリディ(カーヴ)、フルカワミキLAMA、ex.SUPERCAR)、百々和宏MO'SOME TONEBENDER)、藤井麻輝SUILENSCHAFT、ex.minus(-)、ex.SOFT BALLET)、今井寿BUCK-TICK)など、多くのアーティストが作品制作に参加している。なお、2009年11月24日には、13ヶ月間の期間限定のモバイルサイトをオープンし、藤田勇(MO'SOME TONEBENDER)、O.N.O(THA BLUE HERB)、ミヤMUCC)、TK凛として時雨)、朝本浩文といった、ゲストミュージシャンがリミックスしたacid androidの音源が期間限定で発表されている[22]

ライヴ

ライヴ体制

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ライヴ体制は、プロジェクト初期から2009年までは基本的に、tomo(ex.D.T.R)、nabe(後にantz名義で参加)(ex.DEF.MASTER)、kishi(ex.remainthings)のギタリスト3名、ドラマーのyasuo、マニピュレーターのhirumaを携えた編成となっていた。そして2010年以降のライヴでは、基本的にantzとkishiのギタリスト2名とyasuo、hirumaを据えた編成を組んでいたが[23]、各公演で編成を変えることが多く、acid androidがオーガナイズするDJ&ライヴイベント「acid android in an alcove vol.5」ではyasuoとの2人体制[23]でライヴが行われていた。

概要 映像外部リンク ...

ただ、yukihiroが2010年のインタビューで「最近ギターがそこまででしゃばらない曲が出来てきちゃってるんで、そういう曲だと、今のところライヴで出来ない曲になっちゃうんですよ[13]」と述べているように、acid androidの音楽性に変化があったことから、2012年以降のライヴではサポートメンバーを一新し、体制を大きく変更することとなった。2012年に出演したBUCK-TICK主催のライヴイベント「BUCK-TICK FEST 2012 ON PARADE」、その後に行われたライヴツアー「acid android live 2012」からは、小林祐介(THE NOVEMBERSTHE SPELLBOUND)や、KENT(Lillies and Remains)、山口大吾(People In The Box)がサポートを務める新体制でツアーをまわっている[24]。なお、現在では、ドラマーとして山口大吾、ギタリストとしてKAZUYA(Lillies and Remains)、マニピュレーターとしてhirumaがライヴサポートで参加している。ちなみにacid androidでは、前述のように楽器編成の変更が多いこともあってか、ライヴごとにyukihiroが既存曲のアレンジを変えることが多く、それは現在に至るまで徹底されている[17]

また、acid androidでは、後述の自主企画イベント以外にも、様々なライヴイベントに出演している。2003年5月8日にはkenL'Arc〜en〜Ciel)が在籍するSONS OF ALL PUSSYSのライヴイベントに、2006年4月19日にはアメリカオルタナティヴ・メタルバンド、コーンのライヴツアー「JAPAN TOUR 2006」にオープニングアクトとして出演している[25]。さらに2008年11月3日には、音楽雑誌『音楽と人』が主催するライヴイベント「音楽と人 Presents MUSIC & PEOPLE」にacid androidとして出演し[26]、自身が敬愛するBUCK-TICK今井寿が率いるバンド、Lucyと、元SOFT BALLETの藤井麻輝芍薬と組んだ音楽ユニット、睡蓮の2組と共演している[26]。ちなみにこのイベントは、音楽雑誌『音楽と人』に掲載された今井寿、yukihiro、藤井麻輝の3人による鼎談がきっかけで実現したものとなっている[26]。そして2010年には、アメリカオルタナティヴ・ロックバンド、スマッシング・パンプキンズが、野外ロックフェス「SUMMER SONIC 2010」のエクストラショーとして新木場STUDIO COASTで開催したライヴに出演している[27]

他にも、D'ERLANGERやBUCK-TICK、cali≠garisukekiyoがそれぞれ主催するライヴ・イベントに出演したり、hyde(L'Arc〜en〜Ciel)が在籍するVAMPSや、BAROQUE、People In The Boxとのツーマンライヴなども行っている。また、yukihiro名義でDJとしても活動しており、これまでに2012年に開催されたライヴイベント「December's Calling」や[28]2013年にTHE NOVEMBERSとLillies and Remainsの2組が企画したライヴイベント「Sigh」[29]にDJで出演している。

さらに、2006年2017年には海外での公演も実施しており、これまでに上海台北でライヴを開催している[30]

acid android in an alcove

acid androidがオーガナイズするイベント。2001年5月23日にL'Arc〜en〜Cielのファンクラブ会員限定で1回目のDJイベント「acid android in an alcove」を行って以降、定期的に開催されており、時には様々なゲストミューシャンを迎えている。なお、このイベントがyukihiroによるacid androidプロジェクトの発端となっている[31]

このイベントは、回数を重ねるにつれ、<ライヴイベント>と<DJイベント>に分けられるようになり、オールナイトで行われることも多くなっている。ちなみに、これまでにライヴアクトとしてMUCCMO'SOME TONEBENDERminus(-)agraphTHE NOVEMBERSLillies and Remainsらが、DJアクトとして石野卓球電気グルーヴ)、砂原良徳THE LOWBROWSらがイベントにゲスト出演している。なお、2012年に開催された自主企画第5弾となるDJ&ライヴイベント「acid android in an alcove vol.5」では、yukihiroが所属するgeek sleep sheepがシークレットゲストとして出演し初ライヴを行っている[23]。さらに、2014年に開催された自主企画第7弾となるDJ&ライヴイベント「acid android in an alcove vol.7」では、VJアクトとして映像作家の斉藤洋平が組んだ不定形実験的活動ユニット、rokapenisを招聘している[32]

なお、2016年に行われた自主企画第8弾となるDJ&ライヴイベント「acid android in an alcove vol.8 × THE NOVEMBERS PRESENTS 首」は、THE NOVEMBERSとの初の共同企画で開催されている[33]。この公演では、土屋昌巳(KA.F.KA、ex.一風堂)、KENT(Lillies and Remains)、高松浩史(THE NOVEMBERS)、TOM(ex.PLASTICZOOMS)にyukihiroを加えたセッションが行われ、yukihiroが敬愛するデペッシュ・モードの楽曲のカバーが披露されている[34]

さらに見る acid android in an alcove 20181102 "ashes to ashes" dj setlist(Spotify) ...
さらに見る acid android in an alcove 20181103 "ashes to ashes" dj setlist ...

さらに2018年11月2日3日には、DJ&ライヴイベント「acid android in an alcove 20181102 "ashes to ashes"」及び「acid android in an alcove 20181103 "ashes to ashes"」を主催している。このイベントではacid androidのライヴパフォーマンスの他、yukihiroによるDJコーナーが設けられており、2016年1月に亡くなったデヴィッド・ボウイの楽曲「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」の他、様々なアーティストの楽曲がフロアでかけられている。ちなみに、yukihiroが11月2日公演のDJコーナーでかけた楽曲のプレイリストは、音楽ストリーミングサービスSpotifyで公開されている。なお、このイベントにはDJアクトとして、DJハヤシPOLYSICS)とYui Onodera(KOMPAKT)がゲスト出演している。

余談だが、yukihiroはacid androidプロジェクトを始める約6年前の1995年8月13日に、日清パワーステーションでDJ&ライヴイベント「case in Water 〜invitation from yukihiro〜」を開催しているが、この企画も<ライヴイベント>と<DJイベント>の2部構成で実施されていた。このイベントではyukihiroがソロ名義として制作した音源の他、アート・オブ・ノイズのリミックス盤やマッシヴ・アタックトリッキーなどのダンス・ミュージックのレコードがかけられていた[37]。そのため、このイベントは「alcove」企画の出発点といえるものになっている。

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メンバー

要約
視点
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サポートメンバー

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ゲストミュージシャン

(※)上記ライヴサポートミュージシャンを除く、レコーディングもしくはリミックスワークに参加したアーティストを記載

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来歴

要約
視点

2001年

  • 5月23日shibuya club asiaにてDJイベント「acid android in an alcove」をyukihiro名義で開催。このライヴタイトルがソロプロジェクト名の由来となっている。
  • 8月23日PlayStation 2用ゲームソフト『デビルメイクライ』の初回予約特典オムニバスアルバム『Dante's Selection』に、yukihiro名義で制作した楽曲「ring the noise」を提供。
  • 9月27日、シングル「ring the noise」をyukihiro名義でKi/oon Recordsより発売。
  • 11月19日新宿リキッドルームにてacid androidとして初のワンマンライヴ「acid android act in november」を開催。このライヴがソロプロジェクト、acid androidの本格的なスタートとなった。

2002年

  • 1月8日上領亘が在籍する音楽プロジェクト、CROWが主催するライヴイベント「Surround Space Perception」にyukihiro名義でゲスト出演。
  • 4月14日、上領亘が在籍する音楽プロジェクト、CROWが主催するライヴイベント「Surround Space Perception vol.2」にyukihiro名義でゲスト出演。
  • 9月25日、1stアルバム『acid android』を自主レーベル、track on drugs recordsよりインターネット販売のみで発売。
  • 9月29日、shibuya club asiaにてDJイベント「acid android in an alcove vol.2」を開催。

2003年

2004年

  • 2月19日Zepp Tokyoで行われたMUCC主催ライヴイベント「えん2」出演。
  • 2月21日なんばhatchで行われたSONS OF ALL PUSSYS主催のライヴイベント「第四回 OSAKA BUBBLE FESTiVAL」出演。
  • 2月23日、ON AIR OSAKAで行われたMUCC主催ライヴイベント「えん2」出演。
  • 2月28日横浜ベイホールにてacid android企画のDJ&ライヴイベント「acid android in an alcove vol.4」を開催。
  • 3月3日、ライヴビデオ『acid android live 2003』をDanger Crue Recordsより発売。
  • 12月25日、日本武道館で行われたライヴイベント「Danger Crue presents 天嘉-参-」に出演。yukihiroはP'UNK〜EN〜CIEL feat.P'UNK青木、L'Arc〜en〜Cielとしてもステージに立っている。

2005年

  • 10月25日10月27日11月4日、ワンマンライヴ「acid android live 2005」を行う。
  • 12月25日、日本武道館で行われたライヴイベント「Danger Crue presents 天嘉-四-」に出演。

2006年

2007年

2008年

  • 11月3日、横浜BLITZで行われた音楽と人主催のライヴイベント「音楽と人 Presents MUSIC & PEOPLE」に出演。
  • 12月27日、日本武道館で行われたライヴイベント「JACK IN THE BOX 2008」にセッションバンドメンバーとして出演。

2009年

  • 3月11日SUILENが発表したアルバム『六花ノ音』の収録曲「浸透して」「腐葉土」「根ノ音ニタユタヘ」にyukihiro名義でドラマーとして参加。
  • 5月14日VAMPS主催のライヴツアー「VAMPS LIVE 2009」のCLUB CITTA'公演にて対バンを行う。本公演のライヴタイトルは「VAMPS LIVE 2009 ~吸血鬼VS人造人間~」と名付けられた。
  • 8月15日幕張メッセ展示場1-3で行われたライヴイベント「JACK IN THE BOX 2009 SUMMER」に出演。
  • 12月17日、tomoが自身のブログにてサポートギタリストからを外れることを発表。
  • 12月23日SUILENが発表したアルバム『THE DAWN』の収録曲「浸透して Ver.2.0」にyukihiro名義でドラマーとして参加。
  • 12月27日、日本武道館で行われたライヴイベント「JACK IN THE BOX 2009」に出演。
  • 12月28日、コラボレーションアイテム第1弾「acid android x harakiri 13skulls necklace」予約開始。

2010年

  • 2月13日 - 10月24日、ライヴツアー「acid android live 2010」を開催。
  • 6月13日、恵比寿LIQUIDROOMで行われた音楽と人主催のライヴイベント「音楽と人 Presents MUSIC & PEOPLE」に出演。
  • 7月13日、3rdアルバム『13:day:dream』を発売。本作以降は、再び自主レーベル、track on drugs recordsより発売。
  • 8月11日、ロックバンド、スマッシング・パンプキンズが新木場STUDIO COASTで開催した、野外ロック・フェスティバル「SUMMER SONIC 2010」のエクストラ公演「SUMMER SONIC 2010 EXTRA」にゲストアクトとして出演。
  • 8月21日幕張メッセ展示場4-6で行われたライヴイベント「JACK IN THE BOX 2010 SUMMER」に出演。
  • 9月20日、新木場STUDIO COASTで行われたD'ERLANGER主催のライヴ「ABSTINENCE'S DOOR ♯006」出演。
  • 10月27日、2ndミニアルバム『code』を発売。
  • 11月1日、11月22日に予定されていた日本武道館公演の中止を公式ホームページにて発表。

2011年

  • 2月23日、ライヴビデオ『acid android live 2010』を発売。
  • 4月13日、ボックス・セット『alcove / #1』を発売[22]
  • 8月4日CLUB CITTA'にてワンマンライヴ「acid android live 2011」を開催。
  • 7月30日、単行本第四弾「acid android archives -extended.」をソニー・マガジンズより発売。
  • 11月13日、コラボレーションアイテム第2弾「acid android x harakiri 髑髏リング」予約開始。
  • 12月14日、ライヴビデオ『acid android live 2011』を発売。
  • 12月27日、日本武道館で行われたライヴイベント「JACK IN THE BOX 2011」にセッションバンドメンバーとして出演。

2012年

2013年

  • 1月13日LIQUIDROOM ebisuにてTHE NOVEMBERSLillies and Remainsが共催したライヴイベント「THE NOVEMBERS x Lillies and Remains presents 「Sigh」」にyukihiro名義でDJとして出演。
  • 4月20日12月13日、ワンマンライヴ「acid android live 2013」を開催。
  • 8月30日、CLUB CITTA'にてacid androidが主催するDJ&ライヴイベント「acid android in an alcove vol.6」を開催。
  • 11月13日、「ソーシャル×リアルタイム×音楽」をキーワードにしたウェブ動画チャンネル、JAMBORiii STATIONにおいて、特別番組『acid android / yukihiroの歴史を学ぶ!~KENTと大吾の勉強会~』が配信された。なお、この番組にyukihiroは一切出演しておらず、司会はacid androidのライヴでサポートを務めるKENT(Lillies and Remains)と山口大吾(People In The Box)の2人が担当。ゲストとして、ミヤMUCC)と桜井青cali≠gari)、小林祐介(THE NOVEMBERS)、hiruma(acid androidサポート)が出演している。また、KYOD'ERLANGERDIE IN CRIES)と室姫深(ex.DIE IN CRIES、ex.THE MAD CAPSULE MARKET'S)、有村竜太朗Plastic Tree)が動画メッセージを寄せている。

2014年

  • 9月25日sukekiyoのアルバム『IMMORTALIS』の初回生産限定盤付属CDに「aftermath」のリミックスで参加。
  • 6月13日弐瓶勉が手掛けたacid androidのイメージキャラクターを発表[43]
  • 8月21日、CLUB CITTA'にてacid androidが主催するDJ&ライヴイベント「acid android in an alcove vol.7」を開催。
  • 10月12日、代官山UNITにてLillies and Remains、PLASTICZOOMS、THE NOVEMBERSによる共催ライヴイベント「BODY」にyukihiro名義でDJとして出演[44]
  • 11月24日 - 2015年1月5日、公式アートブックの第二弾「collection #2」の予約受付を実施。本作には配信限定楽曲「the end of sequence code」を受け取るためのQRコードが付属する。

2015年

  • 2月2日sukekiyo主催の対バンライヴツアー「"The Unified Field" -双卵の眼-」のスカラエスパシオ公演に参加。
  • 10月30日 - 11月3日、KATAにて展示会「acid android exhibit 2015」を開催。

2016年

  • 1月20日SCHAFTが発表したアルバム『ULTRA』にyukihiro名義でドラマーとして参加。
  • 1月22日 - 1月28日SCHAFT主催のライヴツアー「TOUR ULTRA -The Loud Engine-」にyukihiro名義でドラマーとして参加。
  • 4月16日 - 11月1日、約2年4ヶ月ぶりとなるワンマンライヴ「acid android live 2016」を開催[39]
  • 5月25日SCHAFTが発表したアルバム『Deeper and Down』にyukihiro名義でドラマーとして参加。
  • 8月11日、CLUB CITTA'にてacid androidとTHE NOVEMBERSが共同開催するDJ&ライヴイベント「acid android in an alcove vol.8 × THE NOVEMBERS PRESENTS 首」を開催。
  • 10月28日 - 11月1日、KATAにて展示会「acid android exhibit 2016」を開催[45]

2017年

  • 7月1日、最新アーティスト写真と最新ロゴを発表。それに伴いオフィシャルサイトもリニューアルし、アーティスト表記が大文字のACID ANDROIDに変更された。
  • 7月8日 - 11月19日、ワンマンライヴ「ACID ANDROID LIVE 2017」を開催。
  • 9月13日D'ERLANGERのトリビュートアルバム『D'ERLANGER TRIBUTE ALBUM 〜Stairway to Heaven〜』に「AFTER IMAGE」のカバーで参加[46]
  • 10月20日、デジタルシングル「roses/ashes」を配信リリース。
  • 10月下旬、単行本第五弾「acid android archives -fin.」をソニー・マガジンズより受注生産で発売[47]
  • 11月24日
    4thアルバム『GARDEN』(2017 MIX)を配信限定で発売。
    amniotic」「violent parade」「violator:1.02」「roses ver2」の4曲をApple MusicSpotifyGoogle Play Music等で、自身初のストリーミング配信開始。

2018年

  • 4月4日
    4thアルバム『GARDEN』をフィジカルで発売。このアルバムには前年に発表した"2017 MIX"に加え、"2018 MIX"が収録されている。
    各種配信サイトにてサブスクリプションサービス(定額制音楽配信)を開始。
  • 4月20日 - 7月22日、ワンマンライヴ「ACID ANDROID LIVE 2018」を開催。
  • 6月6日hideのトリビュートアルバム『hide TRIBUTE IMPULSE』に「ELECTRIC CUCUMBER」のカバーで参加。
  • 11月2日、代官山SPACE ODDにてDJ&ライヴイベント「acid android in an alcove 20181102 "ashes to ashes"」を開催。
  • 11月3日、代官山SPACE ODDにてDJ&ライヴイベント「acid android in an alcove 20181103 "ashes to ashes"」を開催。

2019年

2020年

  • 5月27日THE NOVEMBERSが発表したアルバム『At The Beginning』に、yukihiro名義でシーケンスサウンドデザイナー、プログラマーとして参加。
  • 8月14日新型コロナウイルス感染症の拡大の煽りを受け、同年10月17日から開催する予定であったライヴツアー「ACID ANDROID LIVE 2020」の中止を発表。当初同年5月30日より全7公演が開催される予定だったが[49]、前述の感染症拡大に絡み、同年4月21日に全公演を10月以降に延期することが発表された。しかし、前述の感染症の収束の見通しが立っていない状況を受け、同年8月14日に振替公演も全て中止することとなった。
  • 11月25日、ワンマンライヴ「ACID ANDROID LIVE 2020」を関東某所にて開催。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、チケットを5枚限定で販売した有観客ライヴとなっており、開催場所もチケット当選者のみに詳細が発表された。また、同年12月28日から本公演の模様が動画配信サービス、Streaming+及びローチケLIVE STREAMINGで期間限定で配信された。

2021年

  • 2月27日、ライヴドキュメンタリー「ACID ANDROID LIVE 202011241125」を動画配信サービス、Streaming+にて配信。映像は前年に行われたワンマンライヴ「ACID ANDROID LIVE 2020」のライヴのドキュメンタリーと本編の一部で構成されている。
  • 6月12日 - 11月22日、ライヴツアー「ACID ANDROID LIVE 2021」を開催。同年7月24日に開催されたVeats shibuyaでの最終公演がアクシデントのため中断し途中で終了したため、同年11月22日にTSUTAYA O-EASTにて追加公演を実施。この追加公演では、7月24日公演のチケット購入者が無料招待されている。
  • 12月27日、日本武道館で行われたライヴイベント「JACK IN THE BOX 2021」にセッションバンドメンバーとして出演。新たに結成したPetit Brabanconのメンバーとしても出演。

2022年

  • 7月1日、渋谷Spotify O-EASTで行われたPeople In The Box主催のツーマンライヴイベント「-aapitb-」に出演。

2023年

  • 7月21日、デジタルシングル「dealing with the devil」を配信リリース[17]
  • 8月4日、デジタルシングル「pale fire」を配信リリース[17]
  • 8月18日、デジタルシングル「demonstration」を配信リリース[17]
  • 9月1日、デジタルシングル「idea」を配信リリース[17]
  • 11月13日 - 11月23日、ワンマンライヴ「ACID ANDROID LIVE 2023」を開催。
  • 11月24日、SPACE ODDで行われたライヴイベント「slice of alcove」にyukihiro名義でDJとして出演。なお、yukihiroはこのイベントに、geek sleep sheepとしても出演している。また、DJアクトとして、CARTOONとYELLOCKの2名が出演。さらに高松浩史(THE NOVEMBERS、Petit Brabancon)がゲスト出演している。

2025年

  • 8月6日、5thアルバム『fade into black cosmos』を発売。
  • 8月6日 - 12月9日、ライヴツアー「ACID ANDROID LIVE 2025」を開催。
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ディスコグラフィー

要約
視点

スタジオ・アルバム

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ミニアルバム

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BOX

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シングル

フィジカルシングル

yukihiro名義

(※)acid androidの活動を開始した2001年以降に発表したシングルのみ記載

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acid android名義
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デジタルシングル

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期間限定配信音源

2009年に期間限定で開設された公式モバイルサイトにて配信された楽曲。2011年4月13日に発売されたボックス・セット『alcove / #1』に全曲が収録されCD化された。

ライヴビデオ

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参加作品

(※)acid androidの活動を開始した2001年以降に参加した作品のみ記載

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書籍

単行本

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アートブック

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ライヴ・コンサートツアー

要約
視点
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出演ライヴイベント

要約
視点

オーガナイズイベント

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出演フェス・イベント

(※)acid androidを結成した2001年以降に出演したフェス・イベントのみ記載

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タイアップ

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ミュージック・ビデオ

監督 曲名
井上卓 faults feat.toni halliday
大久保拓朗 roses
奥和義 let's dance
近藤廣行 violator:1.02」「violator
ムラカミタツヤ violent parade

参考文献・サイト

脚注

外部リンク

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