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こちら葛飾区亀有公園前派出所 (アニメ)
1996年から放送された日本のテレビアニメシリーズ ウィキペディアから
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『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こちらかつしかくかめありこうえんまえはしゅつじょ)は、秋本治の漫画作品『こちら葛飾区亀有公園前派出所』を原作としたアニメ作品。
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概要
要約
視点
1996年6月16日から2004年12月19日まで、毎週日曜日 19:00 - 19:30(JST)にフジテレビ系列で放送されていた。TVSPを除いた話数は全344話。当初は1996年6月23日に放送開始予定で雑誌にも告知されていたが、放送開始日の2週前の1996年6月2日に前番組『キテレツ大百科』実質の最終制作話「ルルル! 未知からのメッセージ」が予定の変更で制作中止となった影響で、スタッフはそのまま『こち亀』の第1話の制作に移行し、一週間繰り上がりで放送開始となった。
アニメ化に至っては原作から非常に多くの点が変更されており、原作で見られた暴力や暴言、お色気などの過激な場面や実在した版権商品を題材にした話などが大幅にカット、緩和される代わりに両津や大原などの人情味ある面が多く描写され、小野小町・清正奈緒子などのアニメ版オリジナルキャラクターが主役の話もしばしばあった。
前番組『キテレツ大百科』と同じく、特番やプロ野球中継のため放送休止になることがたびたびあり、月によっては一回しか放送されない時期もあった。
2004年12月19日放送の特番「アニメ大忘年会祭り!!こち亀最終回!サザエまる子ルフィと両さん8年間ありがとうスペシャル」をもってレギュラー放送の終了を迎えた。8年間の放送の平均視聴率は17%、初回視聴率は18.0%、最高視聴率はTVSP11弾「ヨーロッパ横断! 麗子救出大作戦」(2002年1月6日放映)、第277・278話「お雛さんざん誕生日 / 両津と両津!?」(2003年2月23日放映)の19.1%だった。
レギュラー放送終了後も2005年1月3日から2016年9月18日[注 1]までは不定期に放送されていた[注 2][注 3]。2009年以降は「ドリーム9」枠の新設及び同時間帯が『ONE PIECE』に一本化されたため長らく放送されていなかったが、2016年に原作連載40周年記念として8年ぶりに放送された[1]。
→詳細は「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE FINAL 両津勘吉 最後の日」を参照
アニメ終了後もYOUTUBEの公式のアニメチャンネルから期間限定配信が度々行われている。
制作状況
初代監督のやすみ哲夫は、初期の1クール分のみ担当した。『キテレツ大百科』の後番組だったこともあり、当初は低年齢層を狙ったギャグやオリジナル展開が多く、原作ファンから不満の声が挙がっていたが、やすみは元々短期の予定であり不評のために降板したわけではない。やすみは『こち亀』以前の作品では『つるピカハゲ丸くん』や『おぼっちゃまくん』などを手掛けており、幼児・小学生向け作品を得意としていた。
人気が安定してきたのはかつて『勇者シリーズ』の一部作品(マイトガイン、ジェイデッカー、ゴルドラン)や『機動新世紀ガンダムX』などのサンライズ作品で監督を手掛けた実績がある高松信司に交代したころであり、原作よりも大げさなアクションシーンやギャグなどが大いに受けた。高松は『こち亀』での功績がジャンプ編集部から評価され『銀魂』のアニメ化の際に監督に指名されている。
1997年のポケモンショック以後、各局のテレビアニメでは番組冒頭で視聴者向けに「部屋を明るくして、テレビから離れて見るように」といった趣旨のテロップを流すようになったが、本作では第92話から第191話まで登場人物が「♪テ、テ、テレビを見るときはぁ 部屋を明るくしてはなれて見てね♪」と合唱し、2001年の第192話から2003年の第299話までオープニングが「だまって俺についてこい」の際は20世紀フォックスのロゴをモチーフとした「注意ロゴ」の前で両津が視聴者に「テレビを見る時は、部屋を明るくして離れて見てくれよ!」と口頭で注意を促すという番組独自の手法を用いた。監督の高松信司はこの手法をとった理由について「テロップが本編にあまりにも無配慮に流れるのが嫌だったため、アニメキャラクターによる勧告を制作した」としている。高松の降板・オープニングの変更後は廃止され、通常の画面上に表示される注意書きになった。
当初はセル画で制作されていたが、第122話にて試験的にデジタル制作を実施。その後第145話・第146話でも行われ、第149話からデジタル制作に完全移行した。例外としてTVSP8弾[注 4]はセル画で制作された。
作画もシリーズが進むに連れ変化しており、セル画時代、特に1996年から1997年の間は作画の変化が激しかった。デジタル制作化以降はほぼ変化はなくなっている。
また、序盤のみ前番組同様完全にフィルムで制作されていたが、第7話からそれをVTRにテレシネをした上で局に納品される方式を採用した為、デジタル化するまではぼやけた色合いとなっていた。また、オープニングやエンディングに使われるテロップなども写植を紙焼きしたものから電子テロップへと変わった。VTRで納品するようになってからは演出の幅が増え、モザイク処理やワイプといったバラエティ番組のような演出が増えた。
1996年放送分は2回目のCMの前後のアイキャッチがなく、本編の最後に警察を意識して「本日の被害」と題して、その回の中で両津が壊した物品の一覧を紹介するコーナー(例外で麗子が壊した車2台、本田が壊した車18台+病院を紹介した時がある)があったが、1997年1月以降はアイキャッチが作られたため「本日の被害」は時間の都合上廃止された。
アイキャッチは当初、原作の扉絵を意識した各キャラと車のツーショットが多く見られた。デジタル化以降は放送当時の出来事を反映したもの(例:サッカーワールドカップ日韓大会など)や、その回に関係のあるアイテム(1万円札、テディベア、雛人形、コンセント、レモンなど)に両津の繋がり眉毛をつけた物のアップが映されていたこともある(レモンに関しては擬宝珠檸檬が主役を務める回で使用されていた)。また、夏季は両津の顔のデザインの花火、冬季は両津の雪像のアイキャッチが流れていた(この際、タイトルがタイトルロゴではなく黒い明朝体で「こちら葛飾区亀有公園前派出所」と表記される)。ただし、回によってはアイキャッチが無く、2回目のCM入り前に画面左下もしくは右下にタイトルロゴだけが表示されていた。
1998年下半期ごろ、麗子役の森尾由美が次女を出産するために一時産休を取ったが、番組では代役は置かずに「有給休暇」という名目で麗子の出演を減らして元々出番がない話を中心に映像化が行われ、一部をマリアに置き換え、放映順番の入れ替えと事前のまとめ撮りを行った上で麗子が登場する回もたまに放送させるという対処を行った。これにより、長期的な離脱イメージを最小限に留めた[注 5]。
アニメのサブタイトルの画像は1996年は敬礼している両津一人の画像。1997年は自転車に乗っている両津とそれを追いかける中川、麗子、大原、本田、犬の画像。1998年から2001年までは青色(短編2本や特番の際の話積み重ねの2本目では赤色)の画面で両津の顔のアップの画像。2002年から2004年までのデジタル化以降はたくさんの両津の顔の浮き彫りに加工が施された画像[注 6]。2004年はその回の画像がパズルのようにバラバラになっており、それでピースが組み合わさって完成するような形になった(話によって例外もある)。一時的に1998年の第86話から第90話まではその話に関係ある物、主に背景が画像になっていた。
特番や一部話のサブタイトルは特別なフォーマットになっていたり、タイトル読みを麗子や尾崎が行った回もある。
次回予告は第100話までEDの前であったが、第101話以降はED後に流された。基本は両津がナレーター、タイトルコールをし「よろしくな!」(第1話のみ「よろしく!」、第86話のみ「よろしくないぞ!」)といって締めるが、話の主役が両津以外の場合、そのキャラクターが担当する[注 7]。なお、2001年に放送された「視聴率を盗んだ男」(第204話)の予告映像で、ギャグとして「視聴率調査の機械がある方は必ず見てね!」とテロップを出したところ、ビデオリサーチから連絡(内容の確認要請)があったという[2]。また、最終回のエンディング後では「みんな、8年間どうもありがとう!またどこかで必ず会おうね!」と両津の言葉と共に「さようなら~!!」の一同の挨拶で亀有公園前派出所が崩れた後、両津が飛び出た後に「バイバ~イ!!」の挨拶と共に両津がどこかへ行くシーンで放送終了を迎えた。
提供ベースは第1話から第8話まではブルーバック、第9話から第191話までと第300話以降のオープニング側や特番中提供は両津、中川、麗子、大原の集合スライドにその時のオープニングテーマ、第192話から第299話までのオープニング側はオープニング側から連続した動画で両津の顔の地球、第192話からのエンディング側は次回の見どころシーンにおいでよ亀有を流して、最後に「次回もお楽しみに」のテロップ。集合スライドは配信やソフトではカットされている場合がほとんど、第343話の本放送と第344話の配信や地方局の再放送のエンディング側は次の話が存在しないので、その話の予告だった映像を再度流して「おわり」のテロップを流していた。
次回予告や提供ベースは特番で一括に放送されたものでも、配信や再放送対策で製作されていて、本放送では見られなかったものが存在する。
一時期、直前に放送されていた『サザエさん』終了後に本番組とのクロスプログラムが放送されており、サザエの出すじゃんけんに対して両津が「あいこでしょ!」と言いながらグッチョッパを出すというものであった。
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キャスト
キャスティングにネルケプランニングが関与していたため、専業の声優ではない俳優・タレントの出演が多く、ラサール石井、森尾由美、林家こぶ平、土居裕子、三浦理恵子、堺雅人などがレギュラーないし準レギュラーとして出演し、今村恵子、アメリカザリガニ、イジリー岡田、井上和香などがゲスト出演することもあった。放送初期は専業声優もそれなりに起用していたが、回が進むごとに薄れていき、一部では異業キャストに交代されたケースも存在する(寺井役の茶風林や、小町役の岡本麻弥など)。ラサール石井が所属するコント赤信号からは小宮孝泰も出演しており、劇場版第2作では渡辺正行もゲスト出演している。
もっとも、本枠で放送されていたアニメ作品はネルケプランニング設立以前より専業の声優ではない俳優・タレントが出演されることが多々あり、例えば森尾とこぶ平に関しては前々番組『陽あたり良好!』にも出演していた[注 8]。
ゲストキャラは当時の若手声優が兼役で出演することが多く、竹本英史、木内秀信、前田剛、下崎紘史などが常連で出演していた。1985年版でレギュラーキャラを担当した北村弘一、土井美加、神谷明は、今作では別の役で出演している。初期にはまだ無名だった頃の堺雅人や八嶋智人も出演していたが、いずれも放映途中で他の声優に交代している。
- 両津勘吉 - ラサール石井(初期の頃の少年時代は田中真弓[3])
- 中川圭一 - 宮本充
- 秋本・カトリーヌ・麗子 - 森尾由美
- 大原大次郎 - 菱谷紘二→佐山陽規(16話以降)
- 寺井洋一 - 茶風林→林家こぶ平(98話以降)
- 日暮熟睡男 - 牛山茂→今井敦(126話以降)
- 麻里愛 - 麻生かほ里
- 屯田五目須 - 江角英明→西村仁(329話以降)
- 本田速人 - 家中宏
- ボルボ西郷 - 岸祐二
- 左近寺竜之介 - 岩崎征実
- 擬宝珠纏 - 土居裕子
- 乙姫菜々 - 鈴木真仁
- 小野小町 - 岡本麻弥→三浦理恵子(93話以降)
- 清正奈緒子 - 三橋加奈子
- 絵崎コロ助 - 松山鷹志
- 麻里晩 - 宮澤正
- ジョディー・爆竜・カレン - 斉藤レイ
- 爆竜鬼虎 - 小村哲生
- 擬宝珠檸檬 - 齋藤彩夏
- 擬宝珠夏春都 - 小宮孝泰
→その他キャラの声優については「こちら葛飾区亀有公園前派出所の登場人物」を参照
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スタッフ
- 原作 - 秋本治 アトリエびーだま(集英社 「週刊少年ジャンプ」連載)
- 企画
- 監督 - やすみ哲夫(第1話 - 第12話)→三沢伸(第13話 - 第71話)→高松信司(第72話 - 第313話)、奈須川充(SP16)→高本宣弘(第314話 - SP21)→鴫野彰(SP22 - SP27)
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 丹内司(第1話 - SP26)、山内昇寿郎(第1話 - 第191話)→時永宜幸(SP27)
- 美術監督 - 柴田聡(第1話 - SP24・SP26・SP27)、中村千恵子(SP25)
- 撮影監督 - 小堤勝哉(第1話 - 第22話)→清水泰宏(第23話 - 第162話)→枝光弘明(第163話 - 第307話)→赤沢賢二(第308話 - SP20・SP26)→荒川智志(SP21)→風村久生(SP22)→松崎信也(SP23・SP25)→斎藤秋男(SP24)→小野剛史(SP27)
- 音楽 - 米光亮、佐橋俊彦(第13話 - )
- 音響演出 - 藤山房伸(第1話 - SP22)、高桑一(第308話 - SP27)[注 9]
- プロデューサー
- 編集 - 瀬山武司・水田経子・内田恵(第1話 - SP7)、田村眞子(第1話 - 第111話)、斉藤かおる(第112話 - 第135話)→中川晶男(第148話 - SP19・SP25 - SP27)、近藤康弘(第160話 - 第201話)、内野寿乃(第308話 - SP20)→楫野允史(SP21 - SP24)
- 音響効果 - 新井秀徳(フィズサウンドクリエイション、第1話 - SP26)→武藤晶子(サウンドボックス、SP27)
- アニメーション制作 - スタジオぎゃろっぷ→ぎゃろっぷ
- 制作 - フジテレビ、ASATSU→ASATSU-DK→アサツー ディ・ケイ→ADK
主題歌
要約
視点
主題歌は『こち亀』の世界観を意識した歌詞を含むアニメソングや、有名アーティストとのタイアップ曲まで幅が広い。なおTVSPの際は、OPEDの片方、または両方が流れない場合がある。また、同一放送日に複数話が放映された際にも、OPEDは一放送につき一回ずつであるため、OPEDが存在しない話数が発生している[注 11]。
オープニングテーマ
OPで最も使用期間が長かったのは「だまって俺についてこい」(2年8か月)であるが、「葛飾ラプソディー」は「堂島孝平version」と「ヤムヤムversion」を合わせればこちらの方が長く(3年4か月)、番宣CMでも使われていた。逆に最も短かったのは「こちら亀座の女」で、わずか9話しか使われなかった。
- 夏が来た!(Diamond Head) - 「渚の女王様」より
- 超作詞[注 12] - S中野 / 作曲 - Danny Hamilton / 編曲 - 西脇辰弥 / 唄 - 女王様
- 使用:第1話(1996年6月16日)- 第12話(1996年9月22日)。テレビ放送時のOPのクレジットでは、「夏が来た!」でなく「渚の女王様」と表記されていた。
- Everybody Can Do!
- 葛飾ラプソディー
- こちら亀座の女
- おいでよ亀有
- だまって俺についてこい
- 作詞 - 青島幸男 / 作曲 - 萩原哲晶 / 編曲 - 池多孝春 / 唄 - 天童よしみ
- 使用:第192話(2001年1月14日)- 第299話(2003年9月21日)【SP回】SP13(2002年10月6日)- SP15(2003年4月6日)。初使用となる第192話では、OPの前に天童よしみに酷似したキャラクターが派出所を訪れるミニドラマが挿入された。顔が全身の3分の2を占めるほど大きい女性キャラクターで、声も天童自身が当てているが、両津の問いには「天童よしみではない」と答えている。OPの冒頭では両津がタイトルの上で居眠りをし、表示が消えて下に落ちる。映像の途中、天童が過去にOPを担当したアニメ『いなかっぺ大将』のパロディとなるシーンが存在する。使用期間中は歌詞の1番と3番が専ら使用されており、数話のOPでは1番のみを使用する(厳密には1番のBメロ後に3番のCメロに移行する)バージョンが放送された。また、第222話では内容に絡めた演出として、OP中に両津の顔がモザイクで隠されたこともあった。冒頭で流れる「テレビを見る時は部屋を明るくして、離れて見てくれよ」と両津が言う注意と終盤の提供クレジットがOPと連動している。
- 葛飾ラプソディー 〜ヤムヤムversion〜
- 作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 堂島孝平 / 編曲・唄 - Yum!Yum!ORANGE
- 使用:第300話(2003年10月12日)- 第344話(2004年12月19日)、第343話(2005年1月3日)【SP回】SP17(2004年3月28日)- SP19(2005年3月27日)。使用期間中の数話のOPで、曲の途中を省略するバージョンが放送された。
エンディングテーマ
EDはOPとは逆に使用期間が短い曲が多いが、「おいでよ亀有」はレギュラー放送時、4度にわたって繰り返し使用された。そのため使用回数はトータルで一番多い。劇場版の公開直前には劇場版の主題歌(「気持ちだよ」、「語れ! 涙!」)が使用されていた。
- スマイル
- いいことあるさ
- 作詞・作曲 - 加藤ひさし / 編曲 - 伊藤銀次、THE COLLECTORS / 唄 - THE COLLECTORS
- 使用:第13話(1996年10月27日)- 第35話(1997年4月27日)【SP回】SP1(1997年4月13日)。
- 淑女の夢は万華鏡
- ブウェーのビヤビヤ
- “Kyun”
- 君と僕
- 毎日、ノープロブレム
- 作詞 - うえのけいこ / 作曲・編曲 - 佐橋俊彦 / 唄 - 小町&奈緒子(三浦理恵子、三橋加奈子)
- 使用:第152話(2000年1月30日)- 第191話(2000年12月17日)(第163話を除く)【SP回】SP8(2000年4月2日)。
- 使用期間中の数話のEDで、曲の途中を省略するバージョンが放送された。
- ナイスな心意気
- なんでだろう 〜両さんバージョン〜
- なんでだろう 〜こち亀バージョン〜
- Hai, Irasshai(ハイ! いらっしゃい)
- 作詞・作曲・唄 - NICEGUY人
- 使用:第291話(2003年6月15日)- 第299話(2003年9月21日)【SP回】SP16(2003年10月5日)。
- 『こち亀』のED曲の中では最短の使用期間であった。
- 唯一、警察組織でなく超神田寿司が舞台のアニメだが擬宝珠家は登場せず本田、寺井が客として注文するコントである。
- ジュゲム〜こち亀バージョン
期間限定ED
- 葛飾ラプソディー
- 作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 堂島孝平 / 編曲 - 中山努・堂島孝平 / 唄 - 堂島孝平
- 使用:SP7(地方局およびアニマックスの再放送、DVD)、SP26(2008年11月2日)
- 気持ちだよ film version
- 作詞 - 康珍化 / 作曲・唄:吉田拓郎 / 編曲 - 瀬尾一三
- 使用:第144話(1999年11月21日) - 第151話(2000年1月23日)【SP回】SP7(1999年12月19日)。
- 『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』の主題歌。第278話(2003年2月23日)では挿入歌として使われた。
- ほんのささいな恋だから 〜マリアのマンボ〜
- 作詞 - ラサール石井 / 作曲・編曲 - 佐橋俊彦 / 唄 - 両津&麻里愛(ラサール石井&麻生かほ里)
- 使用:SP8(2000年4月2日)。
- ロボ刑事番長の歌
- 作詞 - 西園悟 / 作曲・編曲 - 山崎利明 / 唄 - 両津勘吉(ラサール石井)
- 使用:第163話(2000年4月30日)。
- おいでよ亀有
- 作詞 - ラサール石井 / 作曲・編曲 - 佐橋俊彦 / 唄 - 両津勘吉とこち亀うぃ〜ん合唱団
- 使用:第192話(2001年1月14日)- 第228話(2001年12月23日)、第260話(2002年10月20日)- 第270話(2002年12月29日)、第309話(2004年1月18日)- 第326話(2004年6月13日)、第341話・第342話・第344話(2004年12月19日)、第343話(2005年1月3日)【SP回】SP9(2000年12月24日)、SP10(2001年10月7日)、SP13(2002年10月6日)、SP19(2005年3月27日)、SP27(2016年9月18日)。元はOP曲だったが、ED曲としても使用された。SP1〜SP8はDVDではこの曲に変更されている。
- EDアニメーションについて
- 「おいでよ亀有」のEDアニメーションは、1度目のED使用期間中に5回変更されている。初使用時のSP9(2000年12月24日)では「特殊刑事課 刑事ファイル」として特殊刑事たちの過去の登場シーンを順に流すアニメーション、第192話(2001年1月14日)から第198話(2001年2月25日)までは、「こち亀 言えるかな?」という過去登場したキャラのワンシーンを流すアニメーション、第199話(2001年3月4日)から第201話(2001年3月25日)までは「こち亀 言えるかな? 回答篇」、第202話(2001年4月22日)から第217話(2001年9月16日)まではネガの中に今までのエピソードのワンシーンを流すアニメーション、第218話(2001年10月21日)からSP11(2002年1月6日)までは両津の少年時代のエピソードを映画風に編集したものが使用されている。第218話(2001年10月21日)から制作のASATSU-DK(現ADK)の表記が「アサツー ディ・ケイ」となった。
- 2度目のED使用時は、260話(2002年10月20日)から270話(2002年12月29日)までは1度目と同じネガの中にエピソードを流すものが使用された[注 16]。309話(2004年1月18日)から使用終了まで、及びDVD版のSP1〜SP8では背景に流れるシャボン玉の中に、今までのエピソードのワンシーンを写したものが使用された[注 17]。また、この映像の時のみ、サビを歌い終えた直後に両津が「もーいっちょー!!」と叫び、サビがリピートされる。
- 歌詞に合わせたアニメーションはOPのみである。
- 夏が来た!(Diamond Head) - 「渚の女王様」より
- 超作詞 - S中野 / 作曲 - Danny Hamilton / 編曲 - 西脇辰弥 / 唄 - 女王様
- 使用:第253話(2002年8月4日)- 第259話(2002年9月15日)。6年ぶりに復活。初代OPのアニメーションを流用しているが、OP時代にタイトルロゴが表示されていた冒頭部分と最後(派出所を背景に派出所のメンバーが車に乗り込むシーンと夏服で両津が部長に怒られているシーン)は2代目OP『Everybody Can Do!』冒頭部分(高速道路を疾走するシーン)と最後部分(冬服でレギュラーメンバーが勢ぞろいするシーン)のアニメーションに差し替えられている。DVDでは「おいでよ亀有」に変更されている。
- 語れ! 涙!
- 作詞・作曲・編曲・唄 - SEX MACHINEGUN
- 使用:第300話(2003年10月12日)- 第308話(2004年1月11日)。『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 UFO襲来! トルネード大作戦!!』 の主題歌。DVDでは「おいでよ亀有」に変更されている。
挿入歌
- 東京ハッスル音頭
- 作詞 - 平見瞠 / 作曲・編曲 - 山崎利明 / 唄 - チャーリー小林(柏倉つとむ)
- 使用:第136話(1999年8月1日)。
- ロボ刑事番長の歌
- 作詞 - 西園悟 / 作曲・編曲 - 山崎利明 / 唄 - 両津勘吉(ラサール石井)
- 使用:第162話(2000年4月30日)。
- 少女漫画刑事の歌
- 作詞 - 西園悟 / 作曲・編曲 - 山崎利明 / 唄 - 麻生瑠理華(小檜山洋一)
- 使用:第167話(2000年6月4日)。
- 亀有は昨日も晴れだった
- 作詞 - ラサール石井 / 作曲・編曲 - 佐橋俊彦 / 唄 - 斉藤レイとこち亀うぃ〜ん合唱団
- 使用:第172話(2000年8月13日)、第199話(2001年3月4日)、第237話(2002年3月10日)、第265話(2002年11月24日)、第301話(2003年10月19日)。
- 気持ちだよ
- 作詞 - 康珍化 / 作曲・唄:吉田拓郎 / 編曲 - 瀬尾一三
- 使用:第180話(2000年10月1日)。
- オリジナルバージョン。
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各話リスト
要約
視点
ここでの「放送日」は、フジテレビジョンにおける放送日を指す。以下順番は本放送順。「話数」は前述のFODでの配信順に基づく。全344話+TVSP全27回[注 18][注 19]。「原作」は、コミックス第何巻の第何話を題材にしているかを指す(例:1-1→第1巻の第1話)。「収録」はVHS「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(全32巻)を『無印』、レンタルDVD「こちら葛飾区亀有公園前派出所 両さん奮闘編」(全54巻)を『奮闘編』、レンタルDVD「こちら葛飾区亀有公園前派出所 スペシャル」(全11巻)を『SP』と省略して記載する。
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年~2016年
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放送局
年によっては新春特番が正月午前に関東ローカルで組まれたこともあり、秋田テレビや関西テレビなどは自社番組や他系列番組を放送して放送が飛ばされた話がある。
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劇場版・その他
要約
視点
劇場版
第1作
タイトルは『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』。1999年12月23日に東宝系で公開された。亀有に出現した謎の爆弾犯に、両津が女性FBI捜査官・星野リサとコンビで挑む。監督をテレビシリーズ3代目監督の高松信司が、脚本を大川俊道が務める。
→詳細は「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE」を参照
第2作
タイトルは『こちら葛飾区亀有公園前派出所THE MOVIE2 UFO襲来! トルネード大作戦!!』。2003年12月20日に東宝系で公開された。両津が小学生時代の親友の娘・ミーナと共に、ハワイと日本を巻き込んで、UFOや竜巻・親友の死の謎に迫る。前作に引き続き監督を高松信司、脚本を大川俊道が務める。
イベント用アニメ
テレビシリーズ開始前の1985年11月23日より開催された「ジャンプ・スペシャルアニメ・大行進イベント」用に製作され、会場上映された。コミックス第43巻収録の「罰当たり! 両さんの巻」と第45巻収録の「シルバー・ツアーの巻」の2本が映像化された[9][注 28]。一部のキャラクター設定が原作と異なっている。1988年に『ジャンプ』のプレゼント景品としてビデオソフト化、当選者に配付された。[要出典]イメージソングは1985年11月発売のアルバム『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(日本コロムビア LP:CX-7251 / カセット:CAY-759)に収録された。
- スタッフ
- キャスト
- イメージソング
その他
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関連商品
要約
視点
映像ソフト
バンダイビジュアル(現:バンダイナムコフィルムワークス)では、テレビアニメのビデオ、レンタル専用DVD(両さん奮闘編)を、ポニーキャニオンではTVSP版のビデオをリリースしている。ビデオは全32巻(第1話 - 第128話)、DVDは全54巻(第129話 - 第344話)。TVSP版はビデオで6巻分が出されたまま発売が止まり、長らくソフト化されていなかったが、2010年5月28日よりレンタルDVDがリリースされた。また、ビデオに収録されていたエピソードのセレクションDVDも2006年と2016年に発売されている。
レギュラー放送時のTVSP版と、レギュラー放送終了後に放送されたTVSP版のレンタル専用DVDは、2010年5月28日よりレンタルが開始された。
- VHS「こちら葛飾区亀有公園前派出所 スペシャル」(全6巻、ポニーキャニオン)
- VHS「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(全32巻、バンダイビジュアル)
- レンタルDVD「こちら葛飾区亀有公園前派出所 両さん奮闘編」(全54巻、バンダイビジュアル)
- レンタルDVD「こちら葛飾区亀有公園前派出所 スペシャル」(全11巻、バンダイビジュアル)
- DVD「こちら葛飾区亀有公園前派出所 セレクション 1 “人情編”」(2006年12月22日発売、バンダイビジュアル)
- DVD「こちら葛飾区亀有公園前派出所 セレクション 2 “登場編”」(2006年12月22日発売、バンダイビジュアル)
- DVD「こちら葛飾区亀有公園前派出所 セレクション 3 “ドタバタ編”」(2006年12月22日発売、バンダイビジュアル)
- DVD「こちら葛飾区亀有公園前派出所 ベストエピソードセレクション DVD-BOX」(2016年12月22日発売、バンダイビジュアル。Amazon.co.jp / BVC限定商品、2017年12月21日までの期間限定生産)
音楽CD
日本コロムビアから過去に2枚のサウンドトラックが発売された。2枚とも廃盤となっていたが、2007年3月21日に「音楽集」が「ANIMEX1200」レーベルで再発売された。なお、未収録曲も多数存在するが、これらのCD化はされていない。その他、劇場版のサウンドトラックが2枚、歴代主題歌を収録したコンピレーションアルバムが1枚存在する。
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 音楽集(1997年2月21日発売(廃盤)、日本コロムビア)
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 音楽集 弐(1997年8月21日発売(廃盤)、日本コロムビア)
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE オリジナルサウンドトラック(1999年12月18日発売、フォーライフ ミュージックエンタテイメント)
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 オリジナルサウンドトラック(2003年12月17日発売、EMIミュージック・ジャパン)
- こち亀百歌選 〜主題歌ベストコレクション〜(2003年3月19日、ポニーキャニオン)
ゲームソフト
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 ハイテクビル侵攻阻止作戦! の巻
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 中川ランド大レース! の巻
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 勝てば天国! 負ければ地獄! 両津流 一攫千金大作戦!
→詳細は「こちら葛飾区亀有公園前派出所 (ゲーム)」を参照
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脚注
関連項目
外部リンク
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