トップQs
タイムライン
チャット
視点

大橋トリオ

ウィキペディアから

Remove ads

大橋トリオ(おおはしトリオ、1978年7月12日 - )は、日本男性シンガーソングライター作曲家編曲家音楽プロデューサー[1]。本名は大橋 好規(おおはし よしのり)。兵庫県西宮市生まれ。千葉県出身[2]。所属レーベルrhythm zone、所属事務所ディケイド

概要 大橋トリオ, 出生名 ...
概要 大橋トリオ, YouTube ...
Remove ads

経歴

4歳の時にピアノを習い始め、ローズ・ピアノクラシック・ギターなど家に転がっていた色々な楽器に親しむ[3][4][5]

13歳でドラムを習い始める[2]。同時にエレクトリックベースエレクトリック・ギターアコースティック・ギターをバンド等で始める[4]

高校に入るとメタリカグリーン・デイなどのハードロックやメタルやパンク・ロックに傾倒する[6][5]。その一方で父親の仕事の関係で吉川忠英と出会ってアコースティック・ギターの魅力に取り付かれ、父親のLPコレクションを聞き漁っているうちに見つけたオスカー・ピーターソンに影響を受けてジャズに目覚める[6][4][5]

18歳で洗足学園音楽学部ジャズコースピアノ科入学[3][5]。あらゆるジャンルの音楽を聴いて音楽性の幅を広げ、作曲を始める[5]

2003年より本名の大橋好規名義で本格的に音楽活動を開始[1]。きっかけとなったのは、翌2004年公開の映画「この世の外へ クラブ進駐軍」にピアノ演奏と楽曲ビッグバンド・アレンジで参加したことだった[4]

その後、あらゆる楽器をこなすマルチプレイヤーとして、映画やCMなどの音楽制作、歌手への楽曲提供、アレンジ、ミックス、サポート演奏など音楽家として幅広く活動するようになる[4]

2004年、半野喜弘『Lido Ensemble』にピアノとキーボードで参加[2]

2005年6月、Tammyの2nd『ギターとラブレター』でアルバムを初プロデュース[5]

2006年7月、映画『colors』のオリジナルサウンドトラックを大橋好規名義でリリース。初めて本格的に歌うことにも挑戦している[7]

2007年12月、大橋トリオ名義で本人による全演奏・フルボーカルのセルフプロデュース・アルバム『PRETAPORTER』を発売し、歌手活動を開始する[5]

2008年、大橋好規名義で器楽曲アルバム『borderless』をリリース。

2009年5月、大橋トリオとしてrhythm zoneよりミニアルバム『A BIRD』でメジャー・デビュー[1]。11月、メジャー1stアルバム『I Got Rhythm?』をリリース。iTunesで総合アルバムチャートで1位を獲得[8]

2014年12月、自身初のビッグバンド編成によるライブ「OHASHITRIO and THE PRETAPORTERS year-end party live 2014」を開催[9]。以降、THE PRETAPORTERSを迎えた豪華編成でのスペシャルライブは年末の恒例行事となる[10]

2017年、活動10周年を記念したワンマンライブを東京・東京国際フォーラム ホールAで開催[11]

2019年4月、新たに発足した音楽レーベル「A.S.A.B」に参加[12]

Remove ads

人物

要約
視点

大橋トリオ」とは、さまざまな楽器をひとりで操るマルチプレイヤー大橋好規による、シンガーソングライターとしてのソロプロジェクト[11][6][3]

名は「トリオ」ながら3人(トリオ)編成というわけではなく、1人で活動している[3][13]。主に自身が歌うアーティスト活動を行う大橋トリオとして以外に、本名の「大橋好規」として映画音楽CMソングの制作、アーティストへの楽曲提供や音楽プロデュースなどの音楽活動を行っている[6][3][13]

2003年、映画『この世の外へ クラブ進駐軍』にエキストラ的ミュージシャン役で参加したことをきっかけに、本名の「大橋好規」名義で音楽活動を開始[1][6]。この作品ではピアノ演奏とビッグバンド編曲を担当しただけだったが、映画に出演していた俳優村上淳にピアノを教えることになり、その流れで村上も出演した映画「colors」で初めて映画音楽を制作することになった[6][7]

2007年より「大橋トリオ」名義で歌手としても活動を開始[1]2009年rhythm zoneよりメジャー・デビューを果たすと、映画やドラマの劇伴制作や楽曲提供、プロデュース以外にも、他のアーティストとのコラボレーションやナレーターなど幅広い活動を展開するようになる[1]

父親が音楽関係の仕事をしていた影響もあり、子供の頃から作曲家、特に映画音楽を作る作曲家になりたいと思っていた。その後、音楽大学ジャズを学んだのも、「作曲家になるためにはジャズをやっておいた方が良い」「ジャズをやれば自分のやりたい音楽を実現できる」と考えたから[6][7]

最も影響を受けたのはオスカー・ピーターソン吉川忠英[6]。オスカー・ピーターソンは中学時代に彼の「ウィ・ゲット・リクエスト」というアルバムを聴いて、編曲も音の選び方も演奏も曲の流れもすべて完璧だと感じた[6]。吉川忠英は高1の時に父親の仕事の関係で知り合ったアコースティック・ギターの達人で、非常に影響を受けた[6]

初めて作詞・作曲に挑戦したのは19歳の頃。パーソナルコンピュータ打ち込みで作った器楽曲で、最後がなぜかカントリー・ミュージック調になるなんとも形容し難い複雑な曲だった[14]。初めて人前で歌ったのは20歳の頃。小さなライブハウスに知人のライブを見に行ったとき、歌えと言われて仕方なく、ピアノ弾き語りでビリー・ジョエルの「オネスティ」を歌った[14]

名前の由来

ソロなのにプロジェクト名を「大橋トリオ」と名づけた一番の理由は、本人がジャズをやっていたこと[6]。ジャズのグループが「○○トリオ」と付ける感覚や1人なのにトリオと付けるキャッチーさがいいと思ったことに由来する[6]。また「名前の由来は特になく、なんとなくおもしろいかな、と(思った)」とも語っている[3]

音楽性

ボーカル以外にも、ピアノ、ギター、ベース、ドラム、マンドリンバンジョーなど、あらゆる楽器をこなすマルチプレイヤー[2][4]。大学でジャズピアノを専攻するなど、知識に裏打ちされた音楽的バックボーンを持ちつつ、ジャズ及びアンプラグドをベースにポップ・ミュージックソウルミュージックフォークソングロックボサノヴァAORエレクトロニカヒップホップ・ミュージック等、様々なジャンルの音楽の要素を取り入れ、本人の演奏によりサウンドを再構築している[2][13][8][15]。シンプルな中に色々な要素が混ざり合っているのが特徴[16]

ロック、メタル、ポップスなどひと通りの音楽を通過しているが、その音楽的基盤はジャズにある[7]

作曲と編曲、ほとんどの演奏、ミキシングを大橋1人で手掛けているが、歌詞だけは作詞家に依頼している[16]。イメージが固まっている場合は作詞家にその旨を伝えるが、よほどのことがない限りは完全に相手にお任せで分担作業となっている[16]

歌唱に関してはマイケル・フランクスに似ていると評価されることもある[17]

著名人との関連

著名人の中で、村上淳とは関わりが深い。同じ事務所に所属し、映画共演を機に親交があり、大橋に歌うことを勧めたのも村上である[7]。村上は作品制作にも携わることも多く、これまでにアルバム『PRETAPORTER』『THIS IS MUSIC』のジャケットのアートワークデザイン担当、アルバム『PRETAPORTER』購入者応募特典のTシャツのデザイン担当、タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」コラボレーションTシャツのロゴイラスト提供[18][リンク切れ]等を行っている。アルバム『THIS IS MUSIC』のタイトルは村上考案によって付けられた[19][リンク切れ]。ライブに参加することもあり、メジャー・デビュー後初のツアー『A BIRD TOUR 2009』ではMURA-JUN名義でDJ出演する[20][リンク切れ]他、2009年5月2日テレビ朝日にて放送された『VERSUS -iTunes Japan Sound of 2009-』のスタジオライブではギター演奏で参加した[3]。作品や楽曲も高く評価しており、「好きな人へのギフトとして大橋トリオのCD」とコメントしている[7]。また、村上自身がDJとして活動する際、大橋の楽曲をヘビープレイしたことにより服飾関係者や映像関係者の間で話題を呼んだ[21][リンク切れ][22]

柿本ケンサクの作品に音楽制作で携わった縁故により、MV監督やビジュアルワークは全てインディーズ時代から柿本が務めている。なお、「DEAREST MAN」「Happy Trail」「贈る言葉」の各MVには村上も出演している。

その他、瑛太は「大橋さんの音楽に救われてきた」[7]と語っており、廣木隆一は曲を聴いた感想を「自分だけのハッピーな映画を観た時の感じに似ている」[7]と評価している。

主なサポートメンバー


Remove ads

ディスコグラフィー

要約
視点

大橋好規名義

スタジオ・アルバム

さらに見る 発売日, タイトル ...

サウンドトラック

さらに見る 発売日, タイトル ...

参加作品

さらに見る アーティスト, タイトル ...

大橋トリオ名義

スタジオ・アルバム

さらに見る 発売日, タイトル ...

ライブ・アルバム

さらに見る 発売日, タイトル ...

カバー・アルバム

さらに見る 発売日, タイトル ...

コラボ・アルバム

さらに見る 発売日, タイトル ...

ベスト・アルバム

さらに見る 発売日, タイトル ...

シングル

さらに見る 発売日, タイトル ...

配信限定シングル

さらに見る 発売日, タイトル ...

参加作品

さらに見る アーティスト, タイトル ...

映像作品

さらに見る 発売日, タイトル ...

ミュージック・ビデオ

監督 曲名
柿本ケンサク 「A BIRD」「Be there feat.BONNIE PINK」「Bing Bang」「DEAREST MAN」「HONEY」「Happy Trail」「Winterland」「モンスター feat.秦基博」「世界で一番幸せ者になれ」「贈る言葉」
佐藤有一郎 「東京ピエロ feat.平井堅」
番場秀一 「マチルダ」
三宅唱 「MAGIC」
不明 「フラワー」「僕と月のワルツ」
Remove ads

楽曲提供・プロデュース

さらに見る アーティスト名, タイトル ...
Remove ads

劇伴・BGM・CMソングなど

映画

ドラマ

テレビ番組

CM

Remove ads

出演

映画

ドラマ

  • 「恋時雨」(2009年、フジテレビ) - ミュージシャン 役
  • 「ハングリー!」第9話(2012年3月6日、関西テレビ/フジテレビ) - 本人 役
  • 「植物男子ベランダー」第13話(2014年、NHK BSプレミアム) - 謎の男 役

バラエティ番組

ラジオ番組

ナレーション

Remove ads

主なライブ

ワンマンライブ・主催イベント

さらに見る 開催日, タイトル ...
Remove ads

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads