トップQs
タイムライン
チャット
視点
泉正樹
日本の将棋棋士 ウィキペディアから
Remove ads
泉 正樹(いずみ まさき、1961年1月11日 - )は、将棋棋士。棋士番号144。東京都練馬区出身。関根茂九段門下。
棋歴
- 1980年に四段になった55年組の一人である。
- 奨励会二段の頃、第1回(1978年度)「若駒戦」で準優勝。
- 第46期順位戦(1987年度)C級2組で羽生善治と並んで10戦全勝し、同時昇級。
- 1999年6月3日に早指し将棋選手権の川上猛戦で、禁手である連続王手の千日手を指して負けた。
- 2013年7月4日、第26期竜王戦ランキング戦5組残留決定戦(対岡崎洋六段)に勝ち、八段に昇段した[1]。
- 2017年10月4日、第59期王位戦予選で木下浩一七段に勝ち、公式戦通算600勝(将棋栄誉賞)を達成した[2]。
- 第77期順位戦(2018年度)C級1組は3勝7敗で2つ目の降級点が付く結果となり、C級2組に降級となったが、C級2組で指すことを選ばずフリークラスに転出した[3]。以降、順位戦以外の公式戦参加は、最長で満65歳を迎える2025年度までとなる。
人物・棋風
- 子供の頃、実家が東映の大泉撮影所の近くだったので、東映の特撮テレビ番組にエキストラとして出演していた。
- 自称は「野獣」。「野獣流」と呼ばれる攻め将棋が身上で、冠した著作が複数ある(下記の項目を参照)。
- 愛犬家であり、かつて連載していた「近代将棋」(現在は発行休止)のコーナーには毎号のように愛犬「エルちゃん」の写真とその暮らしぶりを載せていた。
- 自身が参加しなくなった第78期順位戦(2019年度)から、もう一つの将棋雑誌「将棋世界」で「戦国順位戦」の連載を開始した。愛犬の「エルちゃんの生まれ変わり」という「える子ちゃん」について毎回、言及している。
- 脊髄小脳変性症に罹患している。2020年末に診断を受け、2021年4月号「将棋世界」内の自身の連載「戦国順位戦」にて言及した[4]。病気の影響で、2021年1月頃から椅子対局を実施しているが、将棋会館前の坂を上るのに苦労するという[5]。2021年7月29日、第7期叡王戦段位別予選の広瀬章人戦において状態悪化のため対局が行えず、不戦敗となったことが発表された[6]。
Remove ads
昇段履歴
→昇段規定については「将棋の段級」を参照
- 1973年奨励会入会 4月 1日 : 6級 =
- 1973年 9月 1日 : 5級
- 1974年 : 4級 2月 1日
- 1975年11月 : 3級 1日
- 1976年 : 2級 1月 1日
- 1976年 : 1級 3月 1日
- 1977年 9月 1日 : 初段
- 1978年 1月 1日 : 二段
- 1980年 1月 1日 : 三段
- 1980年 8月20日 : 四段 = プロ入り
- 1985年 4月26日 : 五段(勝数規定 /公式戦100勝)
- 1989年 6月23日 : 六段(勝数規定 /五段昇段後公式戦120勝)
- 1997年10月19日 : 七段(勝数規定 /六段昇段後公式戦150勝)
- 2013年[1] 7月 4日 : 八段(勝数規定 /七段昇段後公式戦190勝)
主な成績
在籍クラス
→竜王戦と順位戦のクラスについては「将棋棋士の在籍クラス」を参照
年度別成績
その他表彰
Remove ads
著書
- 相掛かりガイド2(1991年6月、毎日コミュニケーションズ、ISBN 4-89563-548-1)
- 野獣流攻める矢倉(2008年10月、毎日コミュニケーションズ、ISBN 4-83993-001-5)
- 野獣流攻める右四間(2009年5月、毎日コミュニケーションズ、ISBN 4-83993-204-2)
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads