トップQs
タイムライン
チャット
視点
滋賀県警察
滋賀県に置かれた警察組織 ウィキペディアから
Remove ads
滋賀県警察(しがけんけいさつ)は、警察法第36条により滋賀県に置かれた警察組織であり、滋賀県を管轄区域とする。略称は滋賀県警。警察法第38条により滋賀県公安委員会の管理を受ける。給与支払者は滋賀県知事である。また近畿管区警察局の監督を受ける。本部庁舎は大津市打出浜1番15号に所在する。12の警察署と、定員2585人の警察職員からなる。
沿革
本部組織
- 警務部
- 生活安全部
- 刑事部
- 刑事企画課
- 庶務係
- 企画係
- 手配共助係
- 指導係
- 公判対応係
- 捜査研修所
- 研修第一係
- 研修第二係
- 捜査支援分析課
- 庶務係
- 支援管理係
- 情報分析係
- 手口係
- 統計係
- 機動捜査隊
- 第一係
- 第二係
- 第三係
- 捜査第一課
- 捜査第二課
- 庶務係
- 知能犯第一・選挙係
- 知能犯第二係
- 特別捜査第一係
- 特別捜査第二係
- 組織犯罪対策課
- 組織犯罪対策指導官
- 庶務係
- 暴力団対策係
- 犯罪収益対策係
- 捜査係
- 国際犯罪対策係
- 匿名流動型犯罪対策係
- 特殊詐欺対策室
- 企画指導係
- 特殊詐欺捜査係
- 薬物銃器対策室
- 鑑識課
- 庶務係
- 指導係
- 機動鑑識班
- 足痕跡係
- 資料係
- 指紋係
- 写真係
- 科学捜査研究所
- 庶務係
- 法医係
- 化学係
- 物理係
- 心理・文書係
- 刑事企画課
- 交通部
- 交通企画課
- 庶務係
- 企画係
- 安全渉外係
- 統計分析係
- 高齢者交通安全推進室
- 交通規制課
- 庶務係
- 協議係
- 規制第一係
- 規制第二係
- 管制・施設係
- 交通指導課
- 庶務係
- 企画指導係
- 駐車対策係
- 事件指導係
- 交通捜査・鑑識係
- 交通特別捜査第一係
- 交通特別捜査第二係
- 交通反則通告センター
- 運転免許課
- 庶務係
- システム管理係
- 試験係
- 高齢運転者等支援係
- 免許係
- 行政処分係
- 講習係
- 教習所係
- 米原分室
- 試験係
- 免許係
- 交通機動隊
- 庶務係
- 第一小隊
- 第二小隊
- 高速道路交通警察隊
- 庶務係
- 企画規制係
- 交通捜査取締係
- 被害者支援係
- 栗東分駐隊
- 小隊
- 彦根分駐隊
- 小隊
- 長浜分駐隊
- 小隊
- 南郷分駐隊
- 小隊
- 信楽分駐隊
- 小隊
- 交通企画課
- 警備部
- 警察学校
Remove ads
データ
- 警察署数 - 12
- 交番数 - 58
- 駐在所数 - 118
- 職員数 - 2185人
- パトカー - 117台(パトカーにおいての車体表記は「滋賀県警」)
- 白バイ - 30台
- 警備艇 - 7隻
- 滋1 さざなみ 水上警察隊 12m型 2014-
- 滋2 ひよどり 水上警察隊 8m型 1990-
- 滋3 おうみ 水上警察隊 17m型 2012/3-
- 滋4 ちくぶ 水上警察隊 12m型 2014/12-
- 滋5 たかしま 水上警察隊 20m型 2019/4-
- 滋6 はやぶさ 近江八幡 8m型 2013-
- こたか 水上警察隊 8m型 2006-
- (退役) 滋5 たかしま 水上警察隊 20m型 -2019/4
- ヘリコプター - 1機
警察署
警察署数は12。警察車両のナンバー地名はすべて「滋賀」である。
署長を警視正が務める警察署は、大津警察署のみ。
- 廃止された警察署
- 愛知川警察署(現・東近江警察署愛知川警部交番)
- 日野警察署(現・東近江警察署日野警部交番)
- 虎姫警察署(現・長浜警察署虎姫警部交番)
- 福井県警察に移管された警察署
Remove ads
道路情報ラジオ
- 小柿(坊袋交差点 - 大路三丁目交差点)
- 本宮(音羽台交差点 - 逢坂一丁目交差点)
- 外町(古沢交差点 - 地蔵町交差点)
- ※通常時は「こちらは滋賀県警察です。○○時○○分現在の滋賀県全域の交通情報をお知らせします」と放送され、毎時00分と30分には「こちらは警察路側○○(局名)、周波数1620kHz、出力10w」と冒頭に放送される。
水上警察隊
内陸県ではあるものの、国内最大の湖である琵琶湖を管轄することから、常設の水上警察隊を設置し、警備艇を配備している(2011年7月1日発足)。琵琶湖におけるプレジャーボートの指導・水上事故防止などの強化を図っている。2010年までは、各署で分散して水上派出所を運用し、毎年7月から8月の期間のみ関係部署・警察署の人員により水上警察隊を組織していた。
不祥事および論議を呼んだ捜査
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)
- 3月24日 - 木之本警察署の前地域課長である警部が、同月開かれた送別会の席上で女性職員にセクハラをしていたことが発覚し、県警はこの警部を同月25日付で警務部付とした。
- 11月 - 滋賀県警察学校の教官を務める40歳代の男性警部が、同校内で行われた懇親会において、生徒の警察官が酒を注いで回らなかったなどの理由で、生徒十数人に対し平手打ちなどの暴行を加えていたことが、翌2011年に発覚した。この警部は暴行容疑で同県警から事情聴取された。同県警は懲戒処分も検討している[4]。
- 12月22日 - 男性警部が知人女性の酒気帯び運転を知りつつ同乗していたとして、翌2011年3月に懲戒免職処分となった[5]。
- 2011年(平成23年)
- 1月 - 男性警部補が自身の起こした物損事故の隠蔽を企図した[6]。
- 2012年(平成24年)
- 3月30日 - 大津警察署地域第一課の警部補と巡査の計2人の警察官が、同市内で喧嘩の仲裁を行ったが、終えて戻ろうとしたところ、乗ってきたパトカーが無くなっていた。その約2分後に同市内で乗り捨てられているのが見つかり、県警は何者かが乗り逃げしたものと見ている。警部補らは、パトカーから降りる際に、エンジンを止めていなかった[7]。
- 5月19日 - 交通部高速道路交通警察隊小隊長の男性警部補が、大阪市浪速区内の知人女性の住むマンションの部屋に無断侵入した上、帰宅した女性を突き飛ばし軽傷を負わせたとして、大阪府浪速警察署に傷害および住居侵入の容疑で逮捕された[8]。その後この警部補は、守山警察署交通課に勤務していた2009年2月に、身上調査照会書を偽造して知人女性の戸籍謄本などを不正入手しようとしたとして、公文書偽造及び同行使の容疑で、同年7月25日に再逮捕された[9]。
- 6月2日 - 甲賀市職員ら3人が同市の下水道関連工事の入札で業者側に事前に設計価格を漏洩したとして逮捕される事件があったが、この際、県警は2011年7月14日から施行の公契約関係競売等妨害容疑で大津地方裁判所に逮捕状を請求し、逮捕状が出たため逮捕した。ところが、捜査対象となった入札は、同罪の施行前である前年の2011年6月28日だったため、県警は一旦3人を釈放し、改めて競売入札妨害容疑で逮捕し直した[10]。
- 2013年(平成25年)
- 9月 - 交通事故の調書を不正に記載し、県警は2017年5月17日付で警察官2人を虚偽有印公文書作成・同行使の容疑で書類送検し、所属長訓戒の処分とした[11]。
- 9月26日 - 長浜警察署の40歳代の男性巡査長が、長浜市内の飲食店で同僚らと共に飲酒した際、20歳代の男性巡査長が、名を呼んだにもかかわらず無視したなどの理由で、この巡査長の顔を殴ったり頭突きを加えた他、煙草の火を押し付けるなどし、被害者の巡査長は顔面骨折などの重傷を負った。県警は加害者の巡査長を、同年10月17日付で傷害容疑で大津地方検察庁に書類送検した上、減給10分の1の処分としたが、「勤務時間外の私的な出来事」だったとの理由で、同年12月10日に新聞報道されるまで公表していなかった[12]。
- 10月 - 大津北警察署が、覚醒剤事件で先に逮捕した男について、DNA鑑定によって、2010年6月に三重県松阪市で発生した窃盗事件にも関与していたとして再逮捕したが、当該の事件は既に三重県松阪警察署によって、別の被疑者の余罪として立件されていた。このため両署は話し合いの上で、別の未解決の窃盗事件を大津北警察署が不送致余罪を活用し検挙した形にした。検挙件数の帳尻合わせ目的の可能性があり、県警は不正に捜査資料が作成された可能性を視野に調べている[13]。
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
- 4月11日 - 彦根警察署河瀬駅前交番(彦根市)において、男性巡査(19歳)が上司に当たる巡査部長(41歳)を貸与されていた拳銃で射殺した後、交番のパトカーを使って逃走する事件が発生した。巡査はその後にパトカーを乗り捨てさらに逃走するも、翌日未明に愛荘町内で発見され殺人容疑で逮捕された[22]。→詳細は「河瀬駅前交番警察官射殺事件」を参照
- 5月 - 交通部の50歳代の男性警部と、その部下の30歳代の巡査部長と巡査長の計3人が、県内で発生した交通事故の実況見分調書を不正に書き換えたとして、虚偽有印公文書作成などの容疑で書類送検された[23]。
- 7月30日 - 特殊詐欺の被疑者(22歳男性)らの嘘の供述により、特殊詐欺グループの「上位役」として大学生が逮捕される冤罪事件が起こった。22歳男性被疑者らの供述を根拠に大学生から供述を引き出そうとする強引な手法や、取り調べ中に担当の男性刑事が居眠りをするなど、捜査の杜撰さも指摘されている。なお、滋賀県警は適切な捜査だったとしており、大学生や家族に対して謝罪を行っていない[24][25]。
- 4月11日 - 彦根警察署河瀬駅前交番(彦根市)において、男性巡査(19歳)が上司に当たる巡査部長(41歳)を貸与されていた拳銃で射殺した後、交番のパトカーを使って逃走する事件が発生した。巡査はその後にパトカーを乗り捨てさらに逃走するも、翌日未明に愛荘町内で発見され殺人容疑で逮捕された[22]。
- 2019年(平成31年・令和元年)
- 7月3日 - 県内の警察署に勤務する男性警部(53歳)が、勤務を終えて午後6時半ごろから、女性と知人男性の3人で米原市内の飲食店で酒を飲むなどし、午後9時ごろ、トイレに居合わせた女性に無理やりキスをするなどした。滋賀県警は7月25日、男性警部を強制わいせつ容疑で男性警部を大津地方検察庁に書類送検し、停職1ヵ月の懲戒処分とした。男性警部は同日付で依願退職[26]。
- 7月20日 - 女性巡査(20代)が元同僚(発覚前に退職)と不倫関係にあったとして、県警は女性巡査を所属長訓戒の懲戒処分とした。女性巡査は同日付で依願退職[27]。
- 7月30日 - 警察署刑事部門にいた警部(40代)、警部補(30代)と巡査部長(30代)、巡査長(20代)の4人が、2019年12月に起きた事件の捜査報告書など7通を2020年1~4月、シュレッダーで細断した。県警は7月30日、公文書毀棄の疑いで4人を書類送検した。
- 10月 - 生後1ヵ月の乳幼児の腕を咬んで全治約1週間の怪我を負わせたとして、傷害罪の疑いで20代の女性が逮捕される冤罪事件が起こった。その後、事件の証拠とされていた歯形が別人のものだと判明し、2020年1月の公判に証人として出廷した県警の鑑識担当者が「取り違えた可能性がある」と認めた。その後、大津地検は9月18日に女性の起訴を取り消した。弁護側は23日間も不当に勾留された上、執拗に自白を強要されたとして、刑事補償の請求も視野に入れている[28][29][30][31]。女性は2021年に提訴。2024年4月5日までに大津地裁で和解が成立した。国と滋賀県が計100万円の解決金を支払う。女性の代理人弁護士によると、県側が自白の強要があったことなどを認めたという[32]。
- 2020年(令和2年)
- 2024年(令和6年)
- 4月13日 - 近江八幡市の量販店から「稲荷寿司を万引きした人物がいる」との通報が近江八幡署に寄せられた。署では、店員による証言から、この店で売っていた稲荷寿司を持っていた70歳代女性を窃盗容疑で逮捕したが。その後の捜査で、この女性は店内にいた別の客から稲荷寿司を貰っていたことが判明し、署は3日後の16日に、誤認逮捕だったとして女性を釈放した[35]。
- 11月13日 - 県警の7つの警察署に於いて、拳銃や薬物などといった事件の証拠品など計3,800点余りを放置していたことが、この日までに判明。放置された原因は不明だが、捜査への影響はないとしている[36]。県警のその後の調査で、殺人事件など重大事件の証拠品も含まれていたことが判明した[37]。
Remove ads
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads