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発掘!あるある大事典
1996年10月27日から2004年3月28日までフジテレビ系列局で毎週日曜 21:00 - 21:54 (日本標準時)に放送されていたテレビ番組 ウィキペディアから
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『発掘!あるある大事典』(はっくつ!あるあるだいじてん、通称:あるある)は、1996年(平成8年)10月27日から2004年(平成16年)3月28日まで毎週日曜日の21:00 - 21:54(JST)[注釈 1]にフジテレビ系列で放送されていたテレビ番組である。
その後も2004年(平成16年)4月4日から2007年(平成19年)1月14日まで『発掘!あるある大事典II』(はっくつ!あるあるだいじてんツー)と題して放送されていた。
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概要
要約
視点
『花王ファミリースペシャル』の後番組としてスタート。暮らしにまつわる生活情報の提供を行い、特に健康・からだ・食に関するテーマが多かった[1]が、内容にデータ捏造があることが判明して番組が打ち切りとなった。
花王の一社提供番組であり、番組中に5分30秒間の同社CM枠を設けていた。『II』への改題以降、番組宣伝CMなどで流れるテーマ曲はPOLYSICSの「ドモアリガトミスターロボット」が使用されていた。次週予告のBGMは、東京スカパラダイスオーケストラの「STARLIGHT EXPRESS」。
2006年4月からはワンセグでの番組連動データ放送を行い、視聴者が世論調査に参加できるようにしていた。
2007年1月の番組終了時には、同社提供番組共通のテロップ[注釈 2]が入る唯一の番組となっていた。読み上げは、オープニングでは「清潔で美しく健やかな毎日をめざす、花王の提供でお送りします」、エンディングでは「清潔で美しく健やかに、花王の提供でお送りしました」であった。ヒッチハイク(番組終了後に流れるCM)は太田胃散、明治製菓、三井住友銀行が務めた。
平均視聴率は、改題前は14.8%で『II』への改題以降は15.1%であった。関西テレビの看板番組として人気を集めたが、後述するデータ捏造の発覚により急遽打ち切りが決定した。この問題はテレビ局の放送倫理に関わる件として大きな社会問題となり、関西テレビの体制にも変革をもたらした。この捏造問題は科学誌『ネイチャー』にも取り上げられ、世界中で話題になった。
→詳細は「§ データ捏造問題」を参照
その後、日曜日21時台はフジテレビ制作枠となっていたが、2025年4月からフジテレビ・関西テレビ共同制作の報道番組『Mr.サンデー』が1時間繰り上げ拡大するため、共同制作という形ではあるものの、関西テレビ枠が18年ぶりに復活する事になった。
指摘された問題点
番組内容の信憑性については疑問を呈する意見が少なくない。以前放送した内容を、その後に放送した番組内では事実上否定していることもたびたびある。
番組打ち切り前の2006年5月25日に出版された鷺一雄の著書『また「あるある」にダマされた。』(三才ブックス、ISBN 4-86199-042-4)では「問題番組」と指摘されていた。
特に実験内容については専門家が見ると明らかにおかしな実験方法があった。例えば、2005年6月12日放映「寒天で本当にヤせるのか!? 徹底検証」の回は「15人の被験者が2週間毎食前に150gの寒天を食べることによって痩身効果を得た」とするものであったが、その食材以外の食事内容はばらばらで生活条件は明示されず、実験を行う際の大前提である「同じ条件下のもとで」実験が行われていないため、番組内で行った実験は全くの無意味であったことが指摘されている。そのような科学的には無意味な実験も「血液型」「ダイエット」などの回で多用されている。また、明らかに被験者の数が少なく対照実験(似たようなものを用いて比較し有効性を確かめる実験)も行われたか定かではなく、多くの場合は個人差レベルであることも指摘されている。また「〜であると考えられる」程度の所見を断定口調で説明したりすることも多い。そのような指摘を受け、番組内でも「実験はあくまでも参考であり、実際の効果を示すものではありません」という注意書きが入る場合もあった。
ダイエットや健康などを内容とする放送で取り上げられる食品についても、過剰摂取などにより逆に健康を損なう可能性のあるものも存在する。「にがりダイエット」を取り上げた2004年5月30日放映「にがりで本当にヤセるのか!?」の回[2]では、番組を見て実際に試した視聴者が下痢などの症状を訴えることが相次いだため、後に厚生労働省から警告が出された。
豆腐の凝固剤などとして使われる「にがり」はマグネシウムを多量に含み、過剰摂取により下痢(水酸化マグネシウムは「ミルマグ」などの商品名で下剤として使用されている[3])などを起こすほか、高マグネシウム血症を起こすことがあり生命にかかわる場合もある。実際に2004年3月に神奈川県の知的障害者入居施設で、職員が女性入所者に誤ってにがりの原液400mlを飲ませたところ血管が詰まって危篤状態となり[4]、翌4月に死亡する事件が起きている[5]。
2004年10月31日放映「顔ヤセの科学」の回では、被験者の告発を元に『アサヒ芸能』が「実験日数の虚偽」、番組では放送されていない「矯正器具の使用」、映像編集による「顔画像の修正」などがあったと報道した。同誌の記事に対し、関西テレビ側は一部の内容について認めたものの「番組に問題はない」としていた。
また、番組内で取り上げられた商品が店頭で品切れが続出するという現象も多数起きている。2007年(平成19年)1月7日放送「納豆ダイエット」の回では番組の反響が非常に大きく、全国のスーパーで納豆が売り切れたり品薄となり、納豆メーカーには通常より大量に納豆の発注がされ増産態勢に追われ、新聞にお詫び広告を掲載するという異常事態に至った。これはフードファディズムの顕著な例でもあった[6]。この「納豆ダイエット」の放映に際しては、PJニュースが大手スーパーと中小スーパー、零細商店での納豆の流通量の差を問題視し、事前に放映内容が流通サイドへ伝わっていたことを記事で明らかにした。
さらにこの「納豆ダイエット」の回ではデータ捏造が発覚したため、同月14日の放送をもって番組が打ち切りとなり、関西テレビの日本民間放送連盟(民放連)除名処分にまで発展した(#データ捏造問題を参照)。番組の反響でスーパーマーケットから大量に発注された納豆メーカーは、当番組の捏造報道により発注が突然キャンセルされ、全国の納豆生産量の5割を占める茨城県では食品の廃棄処分が出る事態となった。
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出演者
堺・ヒロミはアシスタントと共に番組進行。志村・柴田は司会というよりレギュラーゲスト的扱いで、健康法などを体験したりする。
制作担当は関西テレビだが、東京のスタジオで番組が収録されるため、アシスタントは全てフジテレビの女性アナウンサーが担当していた。
I と II の相違点
主なコーナー
以下は「II」のみのコーナー。
- 世界あるある最新報告
- 世界各地で話題の健康情報を現地人の特派員が「健康にいい食べ物」を当てさせる三択クイズを出題。スタジオ出演者がトークを繰り広げながら回答する。特派員は必ず「堺さん、志村さん」と呼びかけ、クイズの解答VTRで素材に関するダジャレを披露するのが定例。
- あるある話
- テーマに準じた夫婦寸劇を志村・柴田が演じるショートコント。テーマがコントにしにくい場合などは割愛される。
- 志村けんプロジェクト
- 日本各地の健康食を発掘し紹介する。料理を披露した素人が素材の魅力を紹介する「川柳」が恒例となっている。スタジオで試食も行う。志村は通常は最後に格言(「健康のおことば」)を紹介するのみであるが、時折ロケにも参加する(柴田が参加した企画もある)。
- 食品を探す場合、インターネットなどで検索をし、関係する自治体などにて製造元などを紹介して貰っている。
各回タイトル
発掘!あるある大事典
発掘!あるある大事典Ⅱ
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データ捏造問題
要約
視点
捏造発覚とスポンサー降板・公共広告機構へのCM差し替え
2007年(平成19年)1月7日放送の、納豆によるダイエット効果を取り上げた第140回「食べてヤセる!!!食材Xの新事実」の放送後、全国各地の小売業店の店頭で納豆が売り切れ、納豆の入荷時期も全くの未定という事態が発生した。
この余りにも不自然過ぎる現象に注目した『週刊朝日』が独自で取材を開始したところ、データ捏造とみられる個所が続出したため、同誌1月26日号で「納豆ダイエットは本当に効くの?」という記事を掲載、関西テレビに質問状を送ったところ、関西テレビは2007年(平成19年)1月20日に緊急記者会見を開き、社内調査の結果として実際には血液検査を行っていないにもかかわらず虚偽のデータを放映したと発表、合わせて翌21日の放送を中止することも発表し、関西テレビの千草宗一郎社長らが謝罪した(詳細は後述)。
記者会見後、番組の根拠となるコメントを寄せた昭和女子大学の中津川研一教授は「捏造データの裏付けに自分の話が利用され驚いている」などと関西テレビに抗議したとされている。なお、中津川は花王の製品である食用油「エコナ」に関わる研究者でもある[10]。
この捏造発覚はニュースや新聞で大きく報じられ、在阪準キー局制作番組では1992年の秋に短期間で立て続けで発生した『素敵にドキュメント』(朝日放送、テレビ朝日系全国ネット)、『超近未来遭遇!! どーなるスコープ』(読売テレビ、関西ローカル)のやらせ発覚以来の不祥事となり、制作局である関西テレビやキー局であるフジテレビ、制作会社の日本テレワークなどが各メディアから非難されたほか、フジテレビ系列局(テレビ宮崎を除く)にも大きな打撃を与えた。
1月21日の放送は関西テレビアナウンサー(当時)の毛利八郎による約5分間の謝罪特別放送が行われ、通常放送は中止された[11]。『スタ☆メン』が繰り上げで放送されたが、スポンサーがつかず1時間にわたりコマーシャルが放送されなかった。遅れネットのテレビ大分では、1月23日に14:05から5分間の謝罪特別放送後、関西テレビで2006年8月放送の『快傑えみちゃんねる』に急遽差し替えられ(4月10日まで放送)、花王が同枠の一社提供降板を通告した後(後述)であったため、コマーシャルはテレビ大分の自社コマーシャルと公共広告機構(現:ACジャパン)のものが流された。
翌1月22日、『花王名人劇場』(1979年10月7日開始)以来27年3か月2週間にわたり、関西テレビ制作・フジテレビ系列日曜21時枠の一社提供を担当してきた花王石鹸→花王が、一社提供をいったん降板することを決定して関西テレビ(本社、東京支社)やフジテレビ(本社)に通告、これにより番組存続は難しくなり、打ち切りとなる可能性が高くなったと報じられた[12]。花王は長期間スポンサー番組がありフジテレビとの関係が深かったが、この不祥事の際には発覚直後にスポンサー降板を表明し、同番組を打ち切りへと追い込んだ[注釈 3][注釈 4]。また、三井住友銀行もヒッチハイク(番組終了後に流れるCM)スポンサーを降板した。
番組打ち切り
翌1月23日、関西テレビは当番組の打ち切り終了を発表した[13]。これに伴い、関西テレビの役員と制作責任者が暫定的に処分され、今後も調査委員会を立ち上げ検証し、検証後に必要な場合は追加処分を実施することとされた。
当番組制作を受注した日本テレワークは、1月24日までに古矢直義社長と古賀憲一専務が辞職(両人とも取締役には留任していたが、4月1日付けで取締役も辞職)、後任社長に末富明子代表取締役が就任したと発表した。データ捏造を理由とした番組打ち切りはテレビ東京の『教えて!ウルトラ実験隊』以来であるが、同番組の制作会社も日本テレワークである。『ウルトラ実験隊』では2005年1月25日放送分で捏造を行っており、2年も経たぬ短期間のうちに同一理由で2度不祥事を起こしたことになる。なお、日本テレワークは後に事業譲渡により業態転換、その後2011年にネクステップに吸収合併されている。
同年1月25日時点で、関西テレビやフジテレビ、東海テレビなどの系列局に、約9,200件の苦情・問い合わせが届き「処分が甘い」などといった抗議の声も相次いでいた[14]。
番組打ち切りにより、すで収録済みであった2回分は未放送のままお蔵入りとなっている。また、フジテレビ・関西テレビ双方とも番組公式サイトをいったん閉鎖した。なお司会の志村はスタッフの台本に沿って番組を進行しているとして、「裏切られた」とのコメントを残している[15]。
また当番組の捏造問題の広がりを受けて、過去の放送内容を書籍化したもの(扶桑社から出版、全6巻)の出荷中止が行われ、多くの新刊書店は店頭から自主撤去した。その後に書籍は絶版とされた。
本番組を最後に、関西テレビは『白雪劇場』以来およそ33年に渡り続いた日曜21時枠の番組制作から撤退を決定し、制作がフジテレビとなった。それに伴い、フジテレビは3月までのおよそ2か月間つなぎ番組として単発特別番組枠を放送した。
関西テレビへの処分
民放連からの除名処分
関西テレビはこの事件により、本来ならばフジネットワーク(FNS)の会員資格停止処分か除名処分を受けていたところであるが、問題になった当番組が全国放送番組であり、フジテレビをはじめ放送した全局が責任を共有して信頼回復に力を注ぐことを決めたため、おとがめなしとして会員資格停止は免れた。
しかし2007年4月19日、関西テレビは日本民間放送連盟(民放連)から除名処分を受け、営業面で大きな不利益を被ることになった。
関西テレビは2007年後半頃から、関西ローカルで「あるある」のコンセプトを引き継ぐ形の健康・情報系スペシャル番組『S-コンセプト』を、日曜夕方16時~17時25分の時間帯で断続的に放送した。ただし制作会社や主要出演者は「あるある大事典」と異なっていた。
その後、フジテレビ制作の2008年北京オリンピック中継が関西地区で視聴できなくなる事態を回避するため、民放連は2008年4月17日に条件付き再入会を認めた。同年10月27日には正式に復帰が認められている。
→「日本民間放送連盟 § 過去に処分を受けた会員」も参照
総務省からの処分
2007年3月30日、関西テレビを管轄する総務省近畿総合通信局はこの件について、同日付で放送法第3条の2第1項第3号・第3条の3第1項違反による警告の行政指導を行った[16]。
また総務省は関西テレビに対し電波法に基づく報告書の提出命令も行い、法的責任も問われることになった。同年2007年2月7日、関西テレビは近畿総合通信局に報告書を提出したが、内容については明らかにされていない。総務省は再調査を求める方針を固めたと産経新聞が報じた[17]。
第140回「食べてヤセる!!!食材Xの新事実」での捏造内容
番組は、納豆によるダイエット効果を特集した内容で
- アメリカ・ワシントン大学のデニス・T・ヴィジャレアル教授が提唱している「副腎皮質から分泌されるDHEAというホルモン物質にはダイエット効果が認められる」という見解
- カナダ・ゲルフ大学のバーバラ・L・リリンガハムによる「イソフラボンの摂取によって体内のDHEAが増加する」という論文
- 昭和女子大学の中津川研一教授の「イソフラボンの摂取には納豆が効果的である」という見解
を用いて構成した。なお、DHEAという物質自体は、デヒドロエピアンドロステロン(男性ホルモンの一種)として実在するが、ダイエット効果は立証されていない。またイソフラボンは大豆イソフラボンとして大豆に多く含まれる物質である[18]。
この番組内容について、公益社団法人日本糖尿病協会は機関紙『月刊糖尿病ライフ さかえ』2008年3月号で「似非科学の手口」として取り上げ、以下のように解説している。
昨年は、納豆ダイエットに関するテレビ番組の捏造問題が問題になりましたね。「痩せるためには努力が必要である」ということは常識です。そこで「毎日納豆を食べるだけで楽をして痩せることができる」という、今までの常識を破った画期的な方法が現れると、「本当ならいいな」と信じたい気持ちが生まれますし、他人に話したくもなります。信じたい気持ちになって続きを見てしまうと、既にむこうの思うツボ。
— 公益社団法人日本糖尿病協会、『月刊糖尿病ライフ さかえ』2008年3月号
番組は、(1) 米国の大学教授の研究から「DHEA」と呼ばれるホルモンにダイエット効果がある、(2) 納豆などに含まれるイソフラボンがその原料になる、(3)したがって納豆にはダイエット効果がある、という3段論法で展開しました。さらに、(4) 被験者に朝晩2回納豆を食べ続けさせた結果、2週間で全員の体重が減ったというオリジナルデータつきです。
権威のある話を引用し、科学用語(DHEA、イソフラボン)を用いて論旨を展開し、結論を導き出す手法は一見科学的に見えます。しかし、(1) で引用された米国大学教授の研究は納豆やイソフラボンとは無関係で、「DHEAが減少した高齢者においてDHEAを補充すると、内臓脂肪を減少させる可能性がある」というものです。(2) の根拠となった論文は「大豆抽出物がイソフラボンの含有量に関係なく性ホルモンにわずかな影響を与える」という内容で、イソフラボンでDHEAが増えるという内容ではありません。したがって、納豆でイソフラボンが摂れることをいくら強調しても、(3)の納豆にダイエット効果があるという結論を導くことはできないのです。
都合のいい話だけを曲解を交えてつなぎ合わせるやり方はまさしく似非科学の手口ですが、実際に痩せたとする(4)のデータについては実験そのものがデタラメだったのですから、もはや言葉もありません。他の科学者による批判的な検証を経ていないデータは、もとから信頼に値しないというしかないでしょう。
また番組制作の過程で、取材対象者の発言を番組スタッフが恣意的に創作していたこと、虚偽のデータや写真資料を使用していたことなどが判明した。
- アメリカのダイエット研究で、56人の被験者を2つのグループに分け、一方のグループにのみDHEAを投与し、半年間その違いを比較した実験を紹介した際に、痩せた被験者の例として3枚の比較写真を使用したが、どれも被験者とは無関係な写真であった。
- テンプル大学のアーサー・ショーツ (Arthur Schwartz) 教授のコメントで、実際には「DHEAの摂取により痩せる効果がある」という趣旨で発言したが、番組では「日本の方々にとっても身近な食材で体内のDHEAを増やすことが可能です。体内のDHEAを増やす食材がありますよ。イソフラボンを含む食品です。なぜなら、イソフラボンはDHEAの原料ですから」と発言したように日本語訳を付けて放送していた。
- 番組で行った8人の被験者の中で、中性脂肪値が高くて悩んでいた2人は「完全な正常値に戻った」とコメントし、そのデータを紹介したが、実際には血中のコレステロール値・中性脂肪値、血糖値についての検査は行っていなかった。
- 「あるあるミニ実験」として、納豆を朝2パックまとめて食べた場合と朝晩1パックずつに分けて食べた場合の比較実験のデータを放送したが、実際には血中イソフラボンの測定は行っていなかった。
- 体内でつくられるDHEAは20代をピークに減少し、食べ過ぎや運動不足によりDHEAの量が低下している可能性があるとして、22歳OL、25歳会社員、37歳会社員のDHEAの量を測定し、年齢の基準値と検査結果をテロップ表示で比較したが、血液採取は行ったものの実際には検査は行っておらず、数字は架空のものであった。
- 『DHEA分泌は加齢とともに低下する』ことを示したグラフは、慶應義塾大学出版会発行の著作物より無断で引用していた。
各種メディアでの報道
この事件は海外刊行の学術雑誌にも掲載され、2007年発行の『ネイチャー』445号 (pp.804-805) に "Japanese TV show admits faking science" と題した記事が掲載された。
各種メディアは、当番組の過去の放送でも複数回にわたってデータの捏造があったと報道した。
- 1998年10月25日放送のIの第102回『快眠』における「レタス汁を飲むと眠くなる」という調査結果[20]。この放送では、ラクチュコピクリン(催眠性を持つ物質であるが、レタスにはごく微量しか含まれず通常のレタスの摂取量では人体に影響を及ぼさない)の誤表記と思われる「ラクッコピコリン」という物質を紹介している[21]。
- 2005年6月19日放送のIIの第62回『身体の危険度シリーズ第2弾「知られざるコレステロールの恐怖」』[22]
- 2006年1月15日放送のIIの第90回『ダイエット緊急企画!食べても太らない方法』[23]
- 2006年2月19日放送のIIの第95回『衝撃!味噌汁でヤセる?!』[24]
- 2006年3月26日放送のIIの第100回『日本が生んだ最強のハーブ ワサビで10才若返る!!』[23]
- 2006年7月30日放送のIIの第118回『世界が大注目!納豆で若返る方法』
関西テレビによる調査
関西テレビはこの問題に対し、社内の対策本部による調査とともに、第三者による調査委員会の立ち上げを行い、『発掘!あるある大事典II』の前身番組である『発掘!あるある大事典』と合わせて、520回の放送全てについて徹底的に調査を行った結果、新たに7つの放送について、事実と異なる内容を放送していたことが明らかになった。
2007年1月29日に決定された外部調査委員会のメンバーは次の5名からなる[25]。
- 音好宏 - 上智大学文学部新聞学科助教授(メディア論、情報社会論)
- 熊﨑勝彦 - 弁護士、元最高検察庁公安部長・東京地方検察庁特別捜査部長
- 鈴木秀美 - 大阪大学大学院高等司法研究科教授(憲法、メディア法)
- 村木良彦 - メディアプロデューサー(元テレビマンユニオン代表)
- 吉岡忍 - 作家
外部調査委員を務めた吉岡忍は、生活情報番組を制作局といった制作部門が制作することが捏造の原因になっていると指摘した[26]。
また調査の過程で、関西テレビの発表および外部関係者の取材により、番組制作費の内情が明らかとなった。番組1本につき、一社提供スポンサーである花王から1億円が支払われ、そのうち1,500万円を電通が受け取り、4,800万円が地方局に、関西テレビが500万円を「電波料」(各社の収入)として受け取る。残りの3,200万円が番組制作費として使用されるが、VTR制作費は860万円で、残りの2300万円がスタジオ経費(大半が出演者へのギャランティ)として使用されていた[27]。
関西テレビによる訂正放送
2007年3月28日には、FNSフルネット26局で22:00から22:15まで、1月21日の謝罪特別放送と同じく毛利アナウンサーによる訂正放送が行われた。テレビ大分の水曜プライムタイムは日本テレビ系同時ネットに該当するため同日深夜に時差ネットを行い、当番組が非ネットだったテレビ宮崎の水曜プライムタイムはフジテレビ系同時ネットであるが当番組同様に未放送となり、他系列局が15分遅れの『水10!』をフジテレビから裏送りの形で通常通りの時間帯に編成された。
その際に説明された、番組内で捏造が認められたものに関して以下の通り記載する。
- 2005年6月12日放送「寒天で本当にヤセるのか!?」
- 食物繊維が豊富で、カロリーゼロの食材・寒天のダイエット効果について紹介する内容。
- 「2週間寒天ダイエット実験」において、血液検査の結果が放送されたが、被験者の一人(以下「被験者A」)の実験開始前の血糖値が放送では正常範囲外の111で1週間後には97と正常範囲内まで低下したとテロップ表示されていたが、制作会社が保存していた検査結果によると、被験者Aの実験開始時の血糖値は97で、正常範囲内であった。実験開始時には正常範囲外であったが、実験によって正常範囲内にまで低下し、効果があったとする番組構成に合わせる為に被験者Aの実験結果のデータの改竄が行われていた(実際、実験前と実験から1週間後との血糖値に変化が全く見られなったのか、実験前の血糖値より実験から1週間後の血糖値が、実験前のものより更に低下したのか、正常範囲外に増加したのかは不明)。
- また、同実験の別の被験者(以下「被験者B」)の血液検査についてもデータの改竄が行われていた。放送では、被験者Bのコレステロール値は、実験開始時322となっていたが、本当の検査結果のコレステロール値は、実験開始時291であった。
- 2005年8月7日放送「あなたの身体は損だらけ2 毒抜きで体質改善」
- 水銀・鉛・カドミウム等の有害ミネラルの排出の必要性について紹介する内容。
- ある家族を被験者とした3日間の解毒プログラムを実施し、体質改善がなされたことを示す根拠として、被験者全員の尿検査の結果、水銀・鉛・カドミウムの3種類の有害ミネラルの排出量が増加したことを示すグラフが紹介されており、ナレーションでも「全員に効果が現れた」とコメントした。しかし制作会社が保存していた資料によると、一部の被験者には効果が現れてはいるものの、全員が3種類全ての項目で改善されていたわけではなく、データを改ざんして放送していたことが判明した。
- 2005年10月16日放送「エッ?!3分でいいの!?有酸素運動の新理論」
- 一日合計3分、30秒ごとに有酸素・無酸素運動を交互に行うことにより痩せることができる新理論を紹介する内容。
- 番組では、アメリカの大学教授の見解が論拠とされていて、日本語による吹き替えでコメントされた。放送では、
- 「米国では今、1日たった3分で痩せられる画期的な有酸素運動が大ブームです。従来の3倍以上の脂肪燃焼効果が期待出来る常識を覆す新しい理論の有酸素運動なのです。」
- とコメントされていた。しかし取材時のインタビューを調査したところ、実際には教授は
- 「従来の有酸素運動での消費カロリーが150kcalとすれば、新有酸素運動での消費カロリーは250~300kcal程度である。3分間の運動をして代謝を大幅に上げることを示した研究を見たことはない」
- とコメントしており、また、
- 「この新理論を応用すれば、お腹や太もも、二の腕などの部分痩せも可能です」
- とコメントされている部分でも、実際の取材時のインタビューでは、
- 「部分痩せはできない」
- とコメントしており、両者とも教授が述べていない事実を日本語の吹き替えを利用して、あたかも教授が述べたようにするコメントの捏造が行われていた。(実際はボイスオーバー式なので、捏造を生みやすい手段でもある)。
- また、この放送回では14人の被験者を対象に、日本の専門家が作成した運動プログラムを2週間実施し、その運動によるダイエット効果を測る実験も放送されたが、制作会社が保存していた資料によると、実験に参加した一人の体重について、放送では体重減少幅が2kg減と紹介されていたが、実際の体重減少幅は0.6kgで、実験データを改ざんしていた。
- 2005年12月11日放送「2005ダイエット総決算SP」
- 『発掘!あるある大事典II』で過去に取り上げたダイエット食材について紹介していたほか、有酸素運動の効果を高める食材としてカルシウムを取り上げた。
- 番組内でカルシウムについての情報は、2005年10月16日放送の『エッ?!3分でいいの!?有酸素運動の新理論』の回で取材したアメリカの大学教授が番組スタッフ宛てにかけてきた電話によるものとされている。番組内での教授とスタッフとの電話のやり取りは以下の通りである。
- 教授「新有酸素運動の効果が倍増するモノが見つかったよ」
- スタッフ「え?何ですか?」
- 教授「どうやらカルシウムらしいんだよ」
- と、番組では教授が新有酸素運動の効果を高める物質を発見したことをスタッフ宛てに電話で報告している様子が放送された。しかし実際には、教授が電話をかけてきたという事実はなく、放送された電話の声はサクラとされる別人の声を吹き込んだもので、捏造であった。
- 2006年2月19日放送「衝撃!味噌汁でヤセる?!」
- 味噌汁のダイエット効果について紹介するという内容。
- 番組では、味噌のダイエット効果について、味噌には大豆ペプチドが含まれていること、大豆ペプチドが腸管から吸収される際に自律神経を刺激すること、とりわけ朝に味噌汁を飲むことで痩せやすい身体になることが挙げられた。これら番組で紹介された味噌のダイエット効果は、アメリカの大学助教授の見解が論拠とされ、番組で助教授は、
- 「味噌が大豆食品の中で最も高いダイエット効果が期待出来る食品なんです。朝食に味噌汁を摂る事は、ダイエットに非常に効果的です。」
- 等と日本語の吹き替えで述べている。しかし実際の取材インタビューで助教授は、味噌に大豆ペプチドが含まれている事と、発酵した場合大豆ペプチドの吸収の効率が高まる事以外は述べておらず、
- 「ダイエット効果についてはわからない」「大豆ペプチドの吸収は納豆の方がよい」
- ともコメントしている等、助教授が述べていない事を日本語の吹き替えを利用して助教授が述べたようにする、コメントの捏造が行われていた。
- 番組内で紹介した8日間の味噌汁ダイエット実験で、被験者の実験前後の体重比較について、データの改ざんが行われていた。放送では1.3kgの減少となっていた被験者は、実際には4kg減少していた。また、他の被験者についても放送では2.8kg減少したことになっていたが、実際には4.8kgの減少であった。
- 2006年8月20日放送「チョコレートで本当にやせるのか」
- 当時噂になっていたチョコレートダイエットについて、賛成派と反対派に分け、論争の形で番組は進行し、最終的には一定の条件を守ればチョコレートにもダイエット効果があるという結論を導き出し放送した。
- この中で、基礎代謝量が落ちている人の方がチョコレートダイエットに効果があるという仮説を実証する為、チョコレートダイエットを行った被験者である親子の基礎代謝量を測定する実験を実施した。この時ダイエットに成功した母親と失敗した娘の基礎代謝量の差が多くなるよう、娘の基礎代謝量を実際は1133kcalであったにも拘らず、放送では1332kcalとし、母親の基礎代謝量を実際は1020kcalであったにも拘らず、放送では1081kcalとして、それぞれ実験で得た数値を改ざんして放送していた。
- 2006年10月22日放送「あなたのダイエットフルーツはどっち?みかんorリンゴ」
- みかんとリンゴを使ったダイエットについて紹介する内容。
- その中で、紹介された2名の被験者に対して行われた実験は、1日目はパンだけを食べて血糖値を測定し、2日目は先にみかんを食べた後にパンを食べて血糖値を測定するもの。実験結果を表したグラフは、時間の経過と血糖値の増減を折れ線で表したもので、縦軸は血糖値となっていた。番組では被験者二人ともがパンのみを食べた場合と、みかんを食べた後パンを食べた場合の結果として、パンのみを食べた場合にはグラフの山型が急で、みかんを食べた後にパンを食べた場合のグラフの山型は比較的緩やかに表現されていたが、被験者のうちの一人について、制作会社が保存していたグラフでは、放送において表現されたような顕著な差を示すグラフではなく、みかんを一緒に摂取すれば血糖値の上昇を抑えられるという、番組のテーマに合致するよう実験結果を改ざんした。
この他、捏造や改ざんは認められなかったが、番組の構成上不適切な部分(演出上問題箇所)があったと認められる放送や改善すべき事項が含まれる放送回は以下の通りである。
- 2005年1月9日放送「〜今夜はお肉をもりもり食べて痩せる〜炭水化物ダイエット」
- 実験開始前後で基礎代謝の測定が不適切。
- 2005年2月20日放送「体脂肪を減らす救世主」
- 専門家の確認を得ずに、αリポ酸の折れ線グラフを作成し、研究者への敬意と配慮を欠けることになった。
- 2005年3月20日放送「冷え人間は太るし老ける!?」
- 入浴実験の開始前後のNK細胞活性の数値にデータの改ざん疑惑。確認は取れず、結論に影響なしの範囲とされた。
- 2005年4月17日放送「夢診断でわかる!本当のあなた」
- 被験者が夢を見ていないにもかかわらず、恰も火災に関する夢を見たかのように番組を放送。
- 2006年1月15日放送「ダイエット緊急企画!食べても太らない方法」
- 専門家の確認を取るべき部分が有ったにもかかわらず、確認を無視して放送。
- 2006年3月26日放送「日本が生んだ最強のハーブ ワサビで10才若返る!!」
- 結論に影響しない範囲内で肌年齢の数字を改ざんした疑いがある。
- 2006年4月30日放送「あなたの食事は間違っている?!カロリーの新常識」
- あたかも24時間実験したかのような誤解を生じさせた。
- 2006年10月8日放送「たったこれだけ!足裏刺激でヤセる」
- 「足裏刺激で減量できる」という方法に対する疑問。
関西テレビによる検証番組
2007年4月3日、22:00 - 23:09の時間帯で、検証番組『私たちは何を間違えたのか 検証・発掘!あるある大事典』が放送された。番組は事前収録形式で、コマーシャルを一切入れず、問題の納豆ダイエットなどの捏造事件の経緯・再発防止のための取り組みを全国27局で放送した(テレビ宮崎を除く。テレビ宮崎は本番組未ネットであり、同局の火曜22時台は『テレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマ』の遅れネット枠となっているため、元々放送されなかった)。
同局アナウンサーの毛利八郎と関純子(肩書は当時)が司会を務め、番組の冒頭では千草宗一郎前社長が謝罪コメントを行った。
検証番組では、『発掘!あるある大事典II』で血液型について取り上げた、2004年4月4日放送の『血液型SP』、2004年10月3日放送の『秋の芸能人血液型SP』についても演出上問題があると放送された。一般視聴者のメッセージや、フジテレビ、東海テレビ、テレビ新広島に届いた番組に対する意見が紹介され、今後同様のことがあった場合の対処についてなどについても述べられた。エンディングにはフジネットワークの組織(発局、受け局)についても紹介した。
検証番組放送後から翌4月4日午後7時までに、関西テレビやフジテレビと系列局に対し、800件を超す苦情の電話やメールが殺到した。視聴率は関東地区では5.1%、関西地区では6%であった。
この検証番組の放送に伴い、『くうねるところすむところ〜恋するニッカボッカ・ガール〜』と『鬼嫁日記 いい湯だな』の放送が延期となった。
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後継番組
前述の通り、当番組の打ち切りを受け、以降はフジテレビ制作の番組を放送する事になった。しかし、『クイズ$ミリオネア』の後番組となる予定だった『メントレG』が後番組となり、『 - ミリオネア』の後番組は『まるまるちびまる子ちゃん』となり、『まるまる - 』の告知は『 - ミリオネア』の最終回においてナレーターの木村匡也によって行われた。
2007年4月15日から2008年9月14日までは、毎週金曜日23:00 - 23:30で放送されていた『メントレG』(三菱電機ほか複数社提供)を日曜21時枠に移動して放送、空いた金曜23:00枠には『スリルな夜』シリーズ(『子育ての天才』と『イケメン合衆国』)と『理由ある太郎』を2007年4月から2008年9月まで放送した。
2008年10月19日からは『エチカの鏡〜ココロにキクTV〜』を2010年9月まで放送。同番組は『花王名人劇場』から『あるある大事典II』までのスポンサーであった花王の一社提供番組となることが決まり、後枠で2010年10月開始の『ドラマチック・サンデー』も花王一社提供が引き継がれたが、2013年10月から『全力教室 ~成功へのマジックワード~』以降からは複数社提供に変更。その後も連続ドラマ枠・バラエティ枠・単発枠を中心に入れ替えが激しく、2025年7月現在は『Mr.サンデー』を放送している。
2011年10月2日の『さんまのまんま 27年目もしゃべりまっせSP』で、約4年9ヶ月ぶりにフジテレビ系列の日曜夜9時枠で関西テレビからの送出を行った。
その後、19時 - 22時までのゴールデンタイム枠の関西テレビ制作のレギュラー番組[注釈 5]は、当番組の打ち切りからドラマ枠を除いて8年2か月間途絶えたが、2015年度の春季番組改編により、火曜日21時台に『発見!なるほどレストラン 日本のおいしいごはんを作ろう!→知らないアナタは大丈夫?! 発見!ウワサの食卓』として関西テレビ制作枠が編成されることになり、事実上復活となった。しかし、2016年10月の改編時に火曜21時台は連続ドラマ枠、火曜22時台はバラエティ枠に入れ替え・枠交換。2021年9月までの5年間放送を経て、2021年10月の改編時に、月曜22時台のバラエティ番組枠と火曜21時台の連続ドラマ枠が入れ替え・枠交換。2024年4月現在、火曜21時台は『アンタッチャブルの早速行ってみた』を放送していたが、2024年9月3日で終了し、2024年10月からはフジテレビ制作枠となる[注釈 6]。
さらに2017年4月18日放送開始の『セブンルール』で、『あるある大事典』放送打ち切りから10年ぶりに関西テレビ制作の花王の一社提供番組が2017年12月まで復活した(2018年以降も週によっては、提供クレジット上としては花王一社のみになる場合があった)。
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ネット局と放送時間
2007年1月の番組打ち切り時点におけるデータ。
補足
そのほか、青森放送では初期(無印)の『あるある大事典』を不定期で放送しており、不定期放送のためノンスポンサーであった。
テレビユー山形はさくらんぼテレビ開局まで、初回から1997年3月30日まで日曜10:00 - 10:54まで遅れネットで放送していた[28]。
日本テレビ系列とテレビ朝日系列とのトリプルネット局であるテレビ宮崎は、『知ってるつもり?!』→『行列のできる法律相談所』[注釈 11](日本テレビ系列)の同時ネットを行っていたため、最後まで非ネットであった。
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スタッフ
発掘!あるある大事典
- ナレーター:森功至/垂木勉(第115回)、山本百合子(第115回)、真地勇志(第201回)、山田美穂(第201回)、郷里大輔(第202回)、三石琴乃(第202回)、鶴ひろみ(第203・271回)、遠藤守哉(第203回)、銀河万丈(第271回)、冬馬由美(第272回)、石川英郎(第272回)、高木早苗(第272回)/葛城七穂
- 構成:高瀬真尚、古井知克、藤沢めぐみ【毎週】、関根清貴、鶴芳郎(関根・鶴→第115回)、櫻井昭宏(第201回)、森一盛(第202回)、長田聖一郎(第202回)、中本麻里(第203回)、加藤智久(第203回)、山崎純(第271回)、三島ジョー(第272回)【週替り】/松岡孝
- 技術プロデューサー:森野憲俊
- SW:島本健司
- CAM:河西純
- VE:宮本学、水野博道
- AUD:石井俊二
- 照明:長川博
- ENG:江藤新次郎、川口宏樹(江藤・川口→第115回)、今野克裕、為谷純(今野・為谷→第201回)、五十嵐昭、伊澤豪(五十嵐・伊澤→第202回)、後藤一平、佐藤智之(後藤・佐藤→第203回)、黒崎修一、長谷川浩基(黒崎・長谷川→第271回)、荒井義之、丸山ジョン(荒井・丸山→第272回)【週替り】
- 音響効果:志田博英、大久保吉久、玉井実
- TK:柳瀬美枝
- 編集:上野譲、鈴木大助
- MA:遠山正
- 美術制作:中孝造、柴田慎一郎
- デザイン:石森慎司
- 美術進行:内藤佳奈子
- 大道具:日向雄一、樋渡一夫、下地樹
- 装飾:菅野知洋
- 電飾:川島慶次郎、濱名陽子
- アクリル装飾:小松友美、村元あけみ
- マルチモニター:佐藤隆広
- 生花装飾:藤生由紀
- メイク:柴田広美、梅澤文子、久保田裕子、平岡将平
- フードコーディネート:里見陽子(第271回)
- CG:桃園隆夫【毎週】、エーデルジャパン(第201回)、Odyssey(第202回)、ODOROKI(第271回)、ピボット(第272回)【週替り】
- 技術協力:ニユーテレス、FLT、フジアール、TMCレモンスタジオ、IMAGICA【毎週】、TDKビデオセンター(第201回)、VIC、共同テレビジョン(第115回)、ソニーPCL(第115回)、六文儀(第202回)、共立(第202回)、コスモ・スペース(第201回)、ティ・ピー・ブレーン(第201回)、モーション・グラフィックス(第271・272回)、ヴィジュアル・ベイ(第202・271回)、パワービジョン(第272回)、クロースタジオ(第272回)【週替り】
- 協力:ケイダッシュ
- リサーチ:菅将仁(第201回)、川村幸子(第202回)、インフォプラント(第202回)、河井裕司、小玉かよ子(河合・小玉→第271回)、芝朝子(第272回)【週替り】
- ブレーン:奥津啓治(NET WEB)/加藤恵理子(第272回)
- 制作協力:アジト(第115回)、ジャンプコーポレーション(第201回)、ディ・コンプレックス(第202回)、ディープロジェクト(第271回)、トスプランニング(第272回)【週替り】
- 編成:重松圭一(関西テレビ、第1回 - 、第272回)、越智武彦(関西テレビ、第115回)、古市忠嗣(関西テレビ、第201回)
- 番組宣伝:松原好孝(関西テレビ、第1回 - )、大村節子(関西テレビ、第115回)、佐藤晃子(関西テレビ、第201回)、水野陽子(関西テレビ、第272回)
- AP:久佐木弘一・武田櫻子(日本テレワーク)
- ディレクター:大野透・森下景右(AJITO、第115回)、陰山竜彦・山崎陽宏・島田朋恵(JUMP、第201回)、若井啓之・河本誠司・松田こずえ・坂井真二郎(D:COMPLEX、第202回)、浜谷知典・手塚裕子(日本テレワーク、第203回)、中尾尚志・細木美奈(D組-PROJECT、第271回)、加地克也・田村真由美(TOSS PLANNNING、第272回)【週替り】、本多浩二(日本テレワーク)【毎週】
- 演出:永峰明(創造商店)
- プロデューサー:田中総一郎・毛阪一洋・永井靖・西本敦哉(関西テレビ、毛阪→第??回はAP、第???回からはプロデューサー)、古賀憲一・古城和明(日本テレワーク)【毎週】、山口一美(AJITO、第115回)、田代フミ子(JUMP、第201回)、大川英生(D:COMPLEX、第202回)、飯野一夫(D組-PROJECT、第271回)、永井恵一(TOSS PLANNNING、第272回)【週替り】
- 制作:関西テレビ、日本テレワーク
発掘!あるある大事典II
- 構成:高瀬真尚、川島浩司、中丸智司、たむらようこ、井手貴臣/松岡孝
- ブレーン:奥津啓治(NET WEB)
- 取材プロデューサー:大野透(AJITO)、飯田カズ・石渡哲也(D:COMPLEX)、舘寿永(NET WEB)、吉村岳朗(SSSystem)
- スーパーバイザー:永峰明(創造商店)
- 演出:新原宏(日本テレワーク)、中畠義之(関西テレビ)
- 総合演出:加地克也(トスプランニング)
- プロデューサー:石川よしき・浜谷知典・武田櫻子(日本テレワーク)、川村徹也(関西テレビ)
- 取材スタッフ協力:AJITO、SSSystem、オン・エアー、JUMP、D:COMPLEX、D組プロジェクト、トスプランニング、NET WEB、NON PRODUCTION(五十音順)
- 収録スタジオ:レモンスタジオ
- 制作:関西テレビ、日本テレワーク
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脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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