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日本のお笑いタレント (1982-) ウィキペディアから
とにかく明るい安村(とにかくあかるいやすむら、本名および旧芸名:安村 昇剛〈やすむら しょうごう〉、1982年〈昭和57年〉3月15日 - )は、日本のお笑いタレント。吉本興業所属。NSC東京校6期生。北海道旭川市出身。
とにかく | |
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東京ゲームショウ2023にて | |
本名 | 安村 昇剛(やすむら しょうごう) |
ニックネーム | ヤス、Tonikaku、トニー、TONY |
別名義 | MC TONY |
生年月日 | 1982年3月15日(42歳) |
出身地 | 日本・北海道旭川市 |
血液型 | B型 |
身長 | 177cm |
言語 | 日本語 |
方言 | 北海道方言(標準語に近いが僅に残る) |
最終学歴 | 私立旭川実業高等学校 |
出身 | NSC東京校6期 |
コンビ名 | アームストロング(2000年 - 2014年) |
相方 | 栗山直人(コンビ時代) |
芸風 | 裸芸、コント(コンビ時代はツッコミ(たまにボケ)) |
立ち位置 | 右(コンビ時代) |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 2000年 - |
同期 | |
現在の代表番組 | 有吉の壁 |
配偶者 | 既婚 |
公式サイト | プロフィール |
受賞歴 | |
Britain's Got Talent 2023 Finalist |
とにかく明るい安村の「TONIKAKU WORLD Channel」 とにかくワールドチャンネル | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2023年- |
ジャンル | コメディ |
イギリスのオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』で日本人初の決勝進出者[1]。英語圏では主にTonikakuまたはTONYという名称で紹介されている[2]。2000年から2014年まで、お笑いコンビ「アームストロング」のメンバーとして活動。世界のトニーという異名を持つ[3]。
ピンク色のパンツ一丁の姿で「全裸に見えるポーズ」を披露するネタを定番としている。何らかのシチュエーションを宣言した後、BGMに合わせて動きつつ「ヘイ!」の声が流れBGMが止まったところで動きを止め、そのシチュエーションでありがちなポーズを取るが、足や身体でちょうどパンツが隠れることでパンツを穿いていないように見えるようになっている。ブリッジに「安心してください、穿いてますよ」と言い、ネタの最後にダイジェストとして連発でポーズを取る[注釈 3][52]。ネタのヒントとなったのは、渡辺麻友のファースト写真集『まゆゆ』の表紙である[53]。
ピンでの活動を始めるにあたって、当初コンビ時代からやっていた高校球児ネタでやっていこうと思っていたところ[注釈 4][9]、レイザーラモンRG(レイザーラモン)から「ネタは一つに絞らない方がいい」とのアドバイスを受けた。そこで、フリップネタや全国丼連盟の会長であることを活かした「どんぶり漫談」など[9]様々な漫談などをやっていたが、後にパンツ一丁の“全裸に見える”ネタに行き着いた[12]。しかしながらこの全裸ネタも最初はストリップ劇場の踊り子風のネタで本人曰く「エロ過ぎて逆にスベった」という反面、このネタで行ける自信はあったという[9]。初めて「穿いてますよ」というフレーズが登場したのは、吉本興業のニコニコ動画の番組での太田博久(ジャングルポケット)とのやりとりにて、「安心してください」というフレーズに決まったのは『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の『絶対に笑ってはいけない大脱獄24時』のネタ見せにおけるディレクターの「それが一番ムカつきますね」というアドバイスによって、徐々にネタとして洗練していった[54]。
藤原一裕の結婚披露宴でパンツ一丁ネタを演じたところ、この披露宴に来ていた『バイキング』のスタッフの目に留まり同番組への出演から徐々にテレビなどでの出演が増えていった[12]。使用しているのは女性用ビキニのパンツであり[12]、福島善成(ガリットチュウ)の助言を受けて後ろ前に穿いている[9]。なお、このパンツにシャツを着ただけで移動することも多い[55]。
仕事が増えた後はそれまでの不規則生活から一転したなどのために5kgほど体重が減り、腹も引っ込んだためにネタをやったところでパンツが隠れ切れず、客に「パンツ見えてるぞ」と指摘されたこともあった。以後、体型には気を使っている[55]。
また、レギュラー番組の『とにかく明るい安村と紗倉まなのとにかく丸裸!』などラジオ番組でも、ネタ同様にパンツ一枚で放送に臨んでいた[55]。
2016年9月から10月にかけて、椎間板ヘルニアを患い2週間入院[56]。これ以前にも『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)の番組内などで、この裸芸の危険性を指摘され(2015年中にもすでにぎっくり腰へ2回見舞われていた)[57]。このおそれが現実になった。その後は腰に負担のかからないようなネタを優先するようになり、行司に扮して「行司風に言うと気持ちいい言葉」などのネタを演じている[58]。
この他には、ピンポン玉を口から入れてお腹から出すという芸も行っている[59]。
『有吉の壁』にレギュラー出演し、「一般人の壁」のエンディングでは毎回新キャラを用意して長谷川忍(シソンヌ)などを巻き込み一芸を披露することが多いものの、地上波ではオンエアされずHuluのみでオンエアされる。
『ブリテンズ・ゴッド・タレント』出演時は終始英語で語りを行い、決めセリフ「安心してください、履いてますよ」を「Don't worry. I'm wearing.」としており、審査員や観客から「Pants!」とレスポンスを受けるのが定番となった[60]。英語の動詞「wear」は他動詞のため目的語を置かないと文法的に成立せず、デーブ・スペクターは「それでみんなおかしく思って、それで『pants!』って言ってあげたんですよ」と自然発生したコールアンドレスポンスによる盛り上がりの背景を解説した[61]。『ラ・フランス・ア・アン・アンクロワイヤブル・タロン』においては、フランス語で「Pas de souci, j'ai mon slip!」としており、こちらは「j'ai mon slip!」(パンツを履いている)を観客がともにコールしている[62]。
パンツ一丁の時のネタ中に流れるBGMは、そのために作ってもらったオリジナル曲「とにかく明るい安村全裸に見えるポーズソング」である。作曲したのは、『オロナミンC キモチスイッチCMバトル』で音楽を担当した時に、アームストロング時代の安村に出会って以来家族ぐるみの付き合いが続いている作曲家の藤井りょうはんで、安村からの依頼で制作されて思いついたのは5・6分だったが、完成するまでには最終的に3日間かかったとのこと。決めの音もシンバルなどの音が候補にあったが、それだと締まらないということから「ヘイ!」というかけ声に決まった[63][64]。また、藤井はこのネタを作った当時は秋山竜次(ロバート)の顔パネル芸がヒットしており、このパクリと思われないようにBGMも秋山と異なる雰囲気のものにしたと語っている[65]。
安村がレギュラー出演している『有吉の壁』のコーナー「流行語大賞の壁を越えろ! ブレイク芸人選手権」にて、沢山のキャラクターを生み出している。なお、ここでは派生シリーズの「男版 THE W」「ブレイクアーティスト選手権」で誕生したキャラクターも含めて紹介する。
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