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アドマイヤロイヤル
日本の競走馬 ウィキペディアから
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アドマイヤロイヤル(欧字名:Admire Royal、2007年2月10日 - 不明)は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2013年のプロキオンステークス。
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※日本軽種馬協会が運営するJBISサーチにおいては、同名の競走馬が2000年産[4]と2007年産の2頭登録されているが、本記事では2007年産の競走馬について記述する。
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経歴
要約
視点
デビュー前
2007年2月10日、北海道勇払郡安平町のノーザンファームにて出生。祖母に1984年京成杯3歳ステークスなど重賞3勝のダイナシュート、叔父に2005年高松宮記念優勝馬のアドマイヤマックス、半姉に2005年の桜花賞とNHKマイルカップのGI2勝を挙げたラインクラフト、さらに他にもブロードマインド、ソングオブウインドなど近親に多数の活躍馬がいる良血だった。2007年のセレクトセール当歳セッションに「マストビーラヴドの2007」として上場されると、「アドマイヤ」の冠名で知られる近藤利一に1億5500万円の高値で落札された[5]。
「マストビーラヴドの2007」は「アドマイヤロイヤル」と命名され、2009年に栗東トレーニングセンターの橋田満厩舎に入厩した。
2歳~4歳(2009年~2011年)
2009年8月22日、札幌競馬場4レースの2歳新馬戦(芝1500m)でデビューし2着。2週間後、再び札幌競馬場で開催された2歳未勝利戦(芝1800m)で初勝利を挙げた。
クラシックシーズンは重賞初挑戦となる2月14日のきさらぎ賞より始動したが、9着に終わった。結局クラシックには出走できず、条件クラスでレースを重ねた。
4歳4月からはダートに転向。夏の降級を挟み、10月30日の東京ゴールデンプレミアム(ダート1600m)の勝利をもってオープン入り。11月13日には武蔵野ステークスに出走し、重賞では初の複勝圏となる3着に健闘した。
5歳・6歳(2012年・2013年)
5歳シーズンは1月22日の平安ステークスより始動。単勝2番人気に支持されたが、8着に沈んだ。7月8日のプロキオンステークスは0.1秒差の2着、GI(JpnI)初挑戦となった10月8日のマイルチャンピオンシップ南部杯は3着に入ったものの、結局勝利を挙げることはできなかった。
6歳シーズンは1月12日の大和ステークスより始動し5着。しばらくは勝ちきれないレースが続いたが、シーズン4戦目となった5月25日の欅ステークスで約1年7か月ぶりの勝利を収めた。次走のプロキオンステークスは道中後方集団で脚をため直線で鋭く伸びると、最後はセイクリムズン・ダノンカモンとの接戦をクビ差制しゴール。レースレコードを更新する勝ち時計1分21秒9での重賞初優勝を飾った[6]。10月のマイルCS南部杯は5着、11月の武蔵野ステークスは2着に入った。
7歳~10歳(2014年~2017年)
7歳シーズン以降は7歳10月のマイルCS南部杯と8歳2月の根岸ステークスで3着に入ったのが目立つ程度で、二桁順位に沈むことも少なくなかった。9歳シーズンには障害競走にも挑戦した。2016年5月7日付でJRAの競走馬登録を抹消[2]、兵庫・園田の森澤友貴厩舎に転厩した。
転厩後初戦の大日本プロレスカップで約2年11か月ぶりの勝利を挙げたが、結局これが競走馬生活最後の勝利となった。10歳2月の園田ウインターカップで8着に敗れた後、競走馬登録を抹消され引退した。
引退後
引退後の行方については、全国乗馬倶楽部振興協会が公表している乗用馬名簿に記載がなく[7]、功労馬繋養展示事業の対象にもなっておらず不明。
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競走成績
要約
視点
以下の内容は、JBISサーチ[1]およびnetkeiba.com[8]、地方競馬全国協会[3]に基づく。
- 障害戦は平均1F
- タイム欄のRはレコード勝ちを示す
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血統表
アドマイヤロイヤルの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | キングマンボ系 |
[§ 2] | ||
父 キングカメハメハ 鹿毛 2001 |
父の父 Kingmambo鹿毛 1990 |
Mr. Prospector | Raise a Native | |
Gold Digger | ||||
Miesque | Nureyev | |||
Pasadoble | ||||
父の母 *マンファス黒鹿毛 1991 |
*ラストタイクーン | *トライマイベスト | ||
Mill Princess | ||||
Pilot Bird | Blakeney | |||
The Dancer | ||||
母 マストビーラヴド 栗毛 1993 |
*サンデーサイレンス 青鹿毛 1986 |
Halo | Hail to Reason | |
Cosmah | ||||
Wishing Well | Understanding | |||
Mountain Flower | ||||
母の母 ダイナシュート栗毛 1982 |
*ノーザンテースト | Northern Dancer | ||
Lady Victoria | ||||
シヤダイマイン | *ヒツテイングアウエー | |||
*ファンシミン | ||||
母系(F-No.) | ファンシミン(USA)系(FN:9-f) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Northern Dancer 5・5×4 | [§ 4] | ||
出典 |
- 主な近親についてはファンシミン#主要なファミリーラインを参照。
脚注
外部リンク
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