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京成杯オータムハンデキャップ
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京成杯オータムハンデキャップ(けいせいはいオータムハンデキャップ)は、日本中央競馬会 (JRA) が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。
本競走に寄贈賞を提供する京成電鉄は、千葉県市川市(2013年までは東京都墨田区)に本社を置き、中山競馬場の最寄り駅東中山駅を通る京成本線を運営する大手私鉄[3]。
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概要
1956年(昭和31年)、東京競馬場の2月開催(現在は5月開催)で行われる『スプリングハンデキャップ』(現・京王杯スプリングカップ)と対をなす形で創設された、馬齢4歳(現3歳)以上の競走馬による重賞競走[4]。競走名は創設当初「オータムハンデキャップ」とされていたが、1959年(昭和34年)、京王帝都電鉄(現・京王電鉄)の寄贈賞を受けて「京王杯オータムハンデキャップ」に改称。中山競馬場の9月開催に移設された1980年から1997年(平成9年)までは、寄贈賞を出す私鉄が開催競馬場の沿線に路線を持たない状態となっていた。1998年(平成10年)の秋季競馬番組以降、京王杯2歳ステークスと寄贈賞を入れ替えて「京成杯オータムハンデキャップ」に改称[注 1]され、現在に至っている[4]。
施行距離は当初東京競馬場の芝1600mで、1963年から芝1800mへ変更。その後施行場・距離は幾度かの変更を経て、1980年以降は中山競馬場での施行が定着[5]。1984年から現行の芝1600m(外回り)に変更された[4]。1994年から外国産馬が、1998年から地方競馬所属馬がそれぞれ出走可能になり[6]、2006年からは外国馬も出走可能になった[7]。
2012年からサマーマイルシリーズの最終戦に指定された[4]。本競走の優勝馬からは、2014年のクラレントと2017年のグランシルク、2020年のトロワゼトワルがシリーズチャンピオンになった[8]。
競走条件
出走資格:サラ系3歳以上
- 2022年9月10日以降2023年9月3日まで1回以上出走馬(未出走馬、未勝利馬を除く)
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで)
- 外国調教馬(優先出走)
負担重量:ハンデキャップ
賞金
2023年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[1][2]。
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歴史
要約
視点
- 1956年 - 4歳以上の競走馬による重賞競走として「オータムハンデキャップ」の名称で創設、東京競馬場・芝1600mで施行[4]。
- 1959年 - 競走名を「京王杯オータムハンデキャップ」に変更[4]。
- 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 2]に格付け。
- 1994年 - 混合競走に指定、外国産馬の出走が可能になる[6]。
- 1998年
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳以上」に変更。
- 2006年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる[7]。
- 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が8頭に拡大[10]。
- 2012年 - サマーマイルシリーズの最終戦に組み込まれる[4]。
- 2020年 - 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施[11]。
- 2025年 ‐ 施行日を土曜日に変更予定(同週の紫苑ステークスと施行日を変更予定)。
歴代優勝馬
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。
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脚注・出典
外部リンク
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