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卓球日本代表
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卓球日本代表(たっきゅうにほんだいひよう、英: Japan national table tennis team)は、日本卓球協会によって選出され、国際大会に派遣される卓球のナショナルチームである。愛称は「卓球NIPPON」[1][2]。
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またフル代表の他にも18歳以下のジュニア日本代表や12歳以下のホープス日本代表といった年齢別のナショナルチームもある[3]。
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概要
卓球日本代表は日本卓球協会は世界ランキングや国際大会、国内大会などに実績に基づいて毎年ナショナルチーム選手(NT選手)を選出している。国際大会派遣の選考基準は大会ごとに発表され[4]、代表選考会の成績と選考基準を考慮して、日本代表として派遣される。
愛称は2013年4月23日に発表された「卓球NIPPON」[5][6]。但しかつて男子は「最強ジャパン」女子は「サーサーサージャパン」と曖昧な名称であった[7]。
歴史
日本代表は第二次世界大戦の影響などで永く国際舞台から遠ざかっていたが、1949年に国際卓球連盟に再加盟すると、1952年世界選手権で、シングルスで佐藤博治、男子ダブルス藤井則和・林忠明組、女子ダブルス西村登美江・楢原静組、女子団体の4種目でいきなり世界の頂点に立った。その後荻村伊智朗・松崎キミ代など1979年の小野誠治までに、世界選手権のシングルスのチャンピオンを男女計13人輩出するなど世界のトップクラスだった。
しかし80年代以降の前陣速攻型の中国選手の台頭や90年代以降はスウェーデン勢を中心としたシェークハンドラケットによるオールラウンド型の普及でプレイスタイルの変更を余儀なくされ、それに伴う世代交代の失敗等により世界選手権での優勝がしばらく出来ず、1988年ソウルオリンピックから正式採用されたオリンピックでもメダルを獲得出来ず、1997年初の外国人監督であるソーレン・アーレン(前スウェーデン監督)を招聘するも結果が出ないなど停滞が続いた。
しかし「愛ちゃん」こと福原愛が幼少期から活躍し人気になり卓球人口が増えたり、2012年ロンドンオリンピックで女子団体で、オリンピックの初のメダル獲得した。また日本卓球協会としては、自国開催の2001年世界選手権で、女子ダブルスと団体の銅メダルのみで男子団体は13位の不振をきっかけに、前原正浩(現国際卓球連盟副会長[8]。日本卓球協会副会長[9])らが中心となって若年層からの強化策を出した。同年、初期の段階での指導が重要であるという観点で、小学生のナショナルチーム(ホープス代表)を創設。2002年、将来性があると思われる選手を、欧州のトップコーチであるマリオ・アミズィッチの元で指導させる、ドイツを拠点とした育成システムがスタートさせた。その中の一人の水谷隼が2009年世界選手権の男子ダブルスで銅メダルを獲得し、男子12年ぶりの個人戦メダル獲得、2016年リオデジャネイロオリンピックでオリンピックの個人で初のメダルを獲得した。さらに2008年、年少の競技者が国際競技大会にて活躍できるよう、一貫して育成するために日本オリンピック委員会が設置したJOCエリートアカデミーにも積極的に参加し、その中の一人の平野美宇が2016年ワールドカップで日本人初優勝、2017年アジア選手権でトップ10の3人の中国選手を破って優勝し若年層からの強化が成果を上げた。
そして2017年世界選手権では、48年ぶりに女子シングルスで平野美宇がメダル、混合ダブルスで吉村真晴・石川佳純組が金メダルを獲得するなど不振を脱した[10]。
2021年に行われた2020年東京オリンピックで、水谷隼・伊藤美誠組がオリンピック初の金メダルを獲得した。
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成績
オリンピック日本代表
世界選手権メダル獲得者
個人戦




団体戦


ワールドカップメダル獲得者


ワールドツアーグランドファイナルメダル獲得者


アジア競技大会メダル獲得者

アジア選手権メダル獲得者




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アジアカップメダル獲得者

東アジア競技大会メダル獲得者

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統計
団体成績一覧
金 | 銀 | 銅 | #P | QF | #R | RR |
金=優勝, 銀=準優勝, 銅=3位, #P=#位(4位以下), QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, 不=不明




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表彰
要約
視点
ITTFスターアワード

ITTFスターアワードは国際卓球連盟が2013年から毎年発表している表彰である。日本ではこれまで新人賞に該当するブレイクスルースターに3人が選出されている。
ITTF世界ランキング1位
ITTF世界ランキングは国際卓球連盟が発表している卓球の世界ランキングである。日本でこれまで1位になったのは13人である。しかしコンピュータシステムが導入された1991年10月以降はまだいない[15]。

世界卓球殿堂
世界卓球殿堂は、国際卓球連盟による殿堂である。1991年当時会長だった荻村伊智朗に提案され1993年に設立された[16]。選手の場合世界選手権とオリンピックで合計5個の金メダルを獲得していることが条件となる[16]。日本はこれまで6人が殿堂入りを果たしている。


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歴代代表
歴代監督
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総監督

男子


女子

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年代別日本代表
→詳細は「卓球ジュニア日本代表」を参照
→詳細は「卓球ホープス日本代表」を参照
通常日本代表と呼ばれるものは、日本卓球協会所属選手における最強メンバーによるいわゆるフル代表を指すが、その予備軍とされるチームも存在する。卓球では18歳以下のジュニア日本代表や12歳以下のホープス日本代表といった年齢別のナショナルチーム代表が活動している[39]。
ユニフォーム
1988年からミズノが提供している[40]。また2017年4月からのオフィシャルサプライヤー契約は男子がVICTAS、女子はミズノが締結している[41]。
ナショナルチームスポンサー
2020年現在
ギャラリー
- 2017年アジア選手権(左から倉嶋洋介、張本智和、松平健太、丹羽孝希、吉村真晴、大島祐哉)
- 2016年の世界選手権(右から水谷隼、吉村真晴、大島祐哉)
- 2016年の世界選手権(左から水谷隼、吉村真晴、松平健太、丹羽孝希、倉嶋洋介、大島祐哉)
- 2016年の世界選手権(左から倉嶋洋介、松平健太、丹羽孝希、吉村真晴、水谷隼、大島祐哉)
- 2017年アジア選手権(左から加藤美優、佐藤瞳、伊藤美誠、平野美宇、早田ひな、馬場美香)
- 2016年の世界選手権(左から村上恭和、浜本由惟、石川佳純、福原愛、若宮三紗子、伊藤美誠)
脚注
関連項目
外部リンク
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