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世界卓球選手権

卓球の世界大会 ウィキペディアから

世界卓球選手権
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世界卓球選手権(せかいたっきゅうせんしゅけん、: World Table Tennis Championships)は、ITTF(国際卓球連盟)主催で1926年に始まった。卓球の世界最高峰に位置付けられる大会である。通称、世界卓球世界選手権

概要 世界卓球選手権, 大会概要 ...
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概要

国際卓球連盟の主催する最も権威ある卓球の国際大会であって、第1回大会は1926年にロンドンにおいて開催された。途中第二次世界大戦による1940年から1946年にかけての中断があった。1957年の第24回ストックホルム大会以前は原則毎年開催されていたが、それ以降は、2年おきに実施されていた。

第45回大会は当初ユーゴスラビアベオグラードで開催が予定されていたが、内戦が激化したため、急遽個人戦(1999年)と団体戦(2000年)を分けて開催することとなった。2001年の第46回大会は個人戦、団体戦が同時開催されたが、2003年の第47回大会以降は再び個人戦と団体戦が隔年で開催され現在に至っている(西暦奇数年が個人戦、同偶数年が団体(国別対抗)戦)。

最初世界選手権大会においては、ハンガリー勢の実力が圧倒的であったが、1936年第10回プラハ大会頃以降、ハンガリー勢の退潮とともにチェコオーストリアアメリカ選手勢がそれぞれ徐々に台頭を見せた。1952年に行われ、はじめてアジアで開催された第19回ボンベイ大会で、初めて日本勢が男女ダブルス、女子団体、男子シングルスの4種目で優勝して以降、世界の卓球界の勢力は圧倒的にアジア優勢へと傾いた。

その後、60年代に中国が台頭したが、文化大革命の影響で1967年、1969年の大会は欠場。日本のピンポン外交努力と周恩来の決断により1971年、3大会ぶりに復帰[1]するまでの日本の一時的復権を挟んで1970年代以降は、中国の卓球全盛時代となった。特に女子においては、中国の覇権は一貫して絶対的なものに近い。

男子卓球においては、1980年代末以降のスウェーデンの台頭が引き金となったヨーロッパ勢の黄金時代があり、中国男子は一時期、団体で表彰台にも上がれぬほど低迷した。しかし90年代半ばには再び王座に返り咲き、その後しばらくは中国とスウェーデンを筆頭にしたヨーロッパとの拮抗は続いたものの、2000年代中盤以降は男子においても中国の完全な一強状態であり、中国が全種目優勝を独占することが多い。中国以外では、ドイツ日本韓国香港などが現在の実力国(地域)として挙げられる。

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大会一覧

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優勝杯

  • 男子シングルス:セントブライド杯
  • 女子シングルス:ガイスト杯
  • 男子ダブルス:イラン杯
  • 女子ダブルス:W・J・ポープ杯
  • 混合ダブルス:ヘイドスク杯
  • 男子団体:スウェースリング杯
  • 女子団体:マルセル・コービロン杯

個人戦

男子シングルス

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男子ダブルス

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女子シングルス

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女子ダブルス

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混合ダブルス

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団体戦

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日本における放送

テレビ放送について、地上波では2005年からテレビ東京系で、衛星放送では2009年からBSジャパン(後にBSテレビ東京)で放送している。いずれも日本選手の試合を生中継、録画またはハイライトで放送する。土・日曜日は地上波のスポーツニュース番組の時差放送や、BSテレ東の卓球ジャパン!の中で放送することもある。

テレビ東京以外では、J SPORTSでも中継(2014年大会は大会終了後に放送)。2001年の大阪大会ではNHKで深夜に録画放送された。

2009年大会をBSジャパンでも放送した際は、テレビ東京系列と同時ネットにより系列局エリア外の府県も視聴できた。ただし、番組連動データ放送は地上波のみの対応だった)。2011、2014年大会はハイライト[注釈 2]のみの放送。2016年は男子の試合を中心に放送した[4]2017年大会は同時期に開催された全仏オープンテニス[注釈 3]の日本選手と試合時間が重なり生中継できない場合は録画やハイライトにより対応した[注釈 4]。2018年以降、男子団体や一部の個人戦は録画またはBSテレビ東京にて放送することが多い[5]

YouTube内に開設した「テレビ東京卓球チャンネル」でも地上波放送の時間外に行われる試合を実況付きで配信する場合がある(2012年大会から)。2017年大会ではテレビ放送と同時にテレビ東京ホームページ上でも配信された[6]。2018年はParaviで日本戦全試合と決勝をライブ配信を有料で行った。2022年大会以降は、TVerで日本戦全試合を配信している。

地上波・BSについては、原則として日本代表戦の注目選手・団体戦の試合を中心に生中継もしくは録画で放送している[7]。また、対戦相手の選手などの欠場などで試合が不戦勝になった場合は、日本代表の練習シーンの様子などを流すなどの措置を取っている[8][9][10][注釈 5]。一方で、『全仏オープンテニス』などと同様で延長オプションは設けず、試合終了まで完全中継しているため[11][注釈 6][注釈 7]、後続番組の時間繰り下げ・休止(翌週に延期)が番組編成に弊害が生じている[12][13][14][15]。なお、独立UHF局=テレビ東京の番組を購入しているテレビ局も対応が分かれている[注釈 8][16]。更に、日本代表の選手・団体が決勝進出や注目試合の場合は急遽同番組に差し替えられるケースが発生している[注釈 9]。このためか、何度か視聴者から同中継延長による時間繰り下げなどに対して苦情等を寄せるケースが起きている[注釈 10]。その一方で、地上波『テレビ東京』内での年間最高視聴率も1位を獲得している[17][18]

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脚注

関連項目

外部リンク

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